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『新妻聖子コンサート2022』

2022.6.10(Fri.) 18:30~20:55
Bunkamuraオーチャードホール 17列1桁番台(下手側)

3年ぶりの東京ソロコン、すでに金沢・大阪公演を経ているので、薄々セットリストは聞こえてきてはいましたが、東京はこの回1回だけの公演。平日の夜というのに、1階はほぼ埋まり、2階・3階もそれなりに埋まる盛況ぶり。聖子さんのホームともいえる、Bunkamuraオーチャードホールでの公演です。

まずはセットリストから。

●第1部
1.ラ・マンチャの男/ラ・マンチャの男
2.新妻聖子持ち歌メドレー
 2-1.夢の翼
 2-2.天地(あめつち)の声
 2-3.愛を止めないで
3.I've never been to me/シャーリーン
4.I will always love you/ボディーガード
5.あの人の手紙/かぐや姫
6.長崎の鐘/藤山一郎
7.ひまわり"SUNWARD"/中島みゆき
8.命をあげよう/ミス・サイゴン

●第2部
9.SWAN LAKE
10.角/スマホゲーム『メメントモリ』
11.オン・マイ・オウン/レ・ミゼラブル
12.Beauty And The Beast/美女と野獣
13.アイドルコーナー
 13-1.Dynamite/BTS
 13-2.クリスティーナ・アギレラメドレー
 (Lady Marmalade~バーレスク)
14.Smile/チャーリー・チャップリン
15.GOLD/GOLD~カミーユとロダン~

●Enc
En1.ダンシング・クイーン/マンマ・ミーア!
En2.Nessun dorma

第1部1曲目はいつもの「ラマンチャの男」でスタート。
歌い終わった聖子さん曰く「私の出囃子のようなもの」という表現に相変わらずの新妻節が(笑)。

1曲目を歌い終わった後のMCで喋りまくり、「初めて来られた方~」に拍手が起きると「いらっしゃいませ、こちらの世界へようこそ(笑)」ですし、「よくしゃべるんですよ私」で「ゆるゆるとついてきてください」と一人MCで歌い継ぐ構成はもはや伝統芸(笑)

「3年ぶりということで皆さんにお会いできたことが本当に嬉しくて」「元気にお会いできたことが何より嬉しいです」と仰りながら、「3年経って皆さま拍手の技量も上がられて(笑)」とMCも絶好調です。

ここ渋谷Bunkamuraオーチャードホールでの新妻聖子コンサートは、2016年10月が初めてで、2017年11月に2days、2019年5月に2daysで、今回が4年目で6回目。それもあって「自分にとってもホームのようなステージで」と仰っており、いつも以上に伸び伸びと歌っていることが感じられます。

とりわけ第1部ラストの「命をあげよう」の感情の憑依した様はいつも以上に響きましたし、「オン・マイ・オウン」を歌い終わって魂が抜けている様や、まさに持ち歌と化した「I will always love you」の完成度、「GOLD」の、まさに”今までの生きざまに後悔はない”と歌い上げるような様、どれも素晴らしかったです。

そんな思い出深いBunkamuraオーチャードホールも、隣接する東急百貨店本店の取り壊しに伴い、閉館する、だから思い出のホールに立てる機会も明日が最後かもしれない、と前日にツイートで仰っていた聖子さん。

ところが・・・・アンコールで聖子さん、言いたいことがあるんです、と仰います。

遡ること1時間ほど前のこと。
第1部ラスト「命をあげよう」を歌い終わって楽屋に入られた聖子さんのもとに、会場のスタッフさんが来られたそうです。

会場スタッフさん「新妻さん、本当に気にしないでいただきたいのですが」
聖子さん「何でしょう」
会場スタッフさん「当ホール、閉館しないんです」
聖子さん「えええええええええええええ!そうなんですか!」
会場スタッフさん「ええ、東急本店建て替え中は休館はいたしますが」
聖子さん「改装はされないんですか」
会場スタッフさん「はい、いたしません。休館のみです」

・・・・その話をアンコール中に話された聖子さん、ちょうどアンコール1曲目でスタンディング状態だったこともあり・・・・会場に爆笑が巻き起こり、会場内が一つになりました(笑)。

あまりのことに、その話をしてステージでへたり込んでしまう聖子さん、めっちゃチャーミングでした(爆)。

が、ただでは起きない聖子さん。

聖子さん「またオーチャードホールでお会いしましょう!」

に満場の拍手をもらうあたり、伊達に20年役者さんやってませんね!(笑)

参考までにプレスリリースこちら
・2023年1月31日限りで東急本店は閉館
・Bunkamuraは大規模改修のため2023年4月から長期休館

新しく会場に来られた方に多く言及されつつも、昔からのファンにも面白さを残しておくところが聖子さんの聖子さんたるところで、2幕1曲目「知る人ぞ知る新妻聖子のオリジナル曲」と言及された『SWAN LAKE』。
自身で歌詞を書くことになったものの、恋愛をテーマにした歌詞はことごとく没になり、困ったときにふと見た「白鳥の湖」のバレエを見て閃いたのだとか。

「白鳥は王子なんか待ってないで自分から外に出ればいいじゃない!」(笑)

という思いで書いたのだそうです(笑)

「攻めの姿勢で生きてた頃です」(笑)とか
「今はもう少し丸くなりました」(笑)とか、いちいち面白くてたまらない(笑)

「思ったことが口にすぐ出ちゃうんですよ」と言い、曲前MCで「ミュージカル『オン・マイ・オウン』」と言ってたのを本人珍しく気付いてなかったけど、周囲の聖子さんファンはみんな気づいてたという(笑)

MCが走りに走り、終演予定をなんと25分もオーバー(うち5分は休憩の延長分)という珍しい事態でしたが、あれほどまでに絶好調な聖子さんの歌声、そしてMCを拝見できたことが、何よりの至福だったのでした。

ミュージカルデビュー20周年(来年です)には間に合わないけど、ぜひ、またここオーチャードホールで新妻聖子コンサートが見られることを願っています!

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