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『小南満佑子オペラ&ミュージカル』

2021.9.15(Wed.) 18:45~19:50
第一生命ホール(晴海)
11列20番台(上手側)

第一生命ホールで開催されている「645コンサート」(平日18時45分開演の1時間コンサート)、今回は小南満佑子さんがゲスト。今回ホールの20周年記念も兼ねたイベントになります。

仕事帰りのサラリーマンをターゲットにしているということもあり、いつもの劇場と違って仕事帰りの自分が浮かない(爆)という、年齢層高めの客席。観たところは7割方埋まっているように見えました。

このホールは晴海トリトンスクエア内にあるホールですが、思った以上に遠かった…。

普段はクラシックで使われることが多いこのホール、クラシックをあまり聞かない自分にとっては実は初めてのホールで、てっきり名前からして日比谷にあるものとばかり思っていて前日に焦るという(笑)。
結局、行きは勝どき駅から入り、帰りはホール前の晴海三丁目バス停から晴海埠頭発四谷駅行きの都バス(03系統)で有楽町に抜けました。

・・・・

まずはセットリストから。

●セットリスト
1.Sound of Music/Sound of Music
2.だったらいいな/マイ・フェア・レディ
3.踊り明かそう/マイ・フェア・レディ
4.私が街をあるけば/歌劇「ラ・ポエーム」より
5.Think of Me/オペラ座の怪人
6.私の侯爵様/喜歌劇「こうもり」より
7.Part Of Your World/リトルマーメイド
8.彼を帰して/レ・ミゼラブル
9.愛した日々に悔いはない/コーラスライン
En1.You Raise Me Up

クラシック向きのホールに響き渡る、オペラ、ミュージカル、そしてオペレッタの数々。
ジャンル違いを並べても、ほとんどシームレスに歌い継いでいくのが凄い。どのジャンルも、綺麗なソプラノがホールに響きます。オペラとオペレッタはスタンドマイク、ミュージカルはハンドマイクでしたが、ハンドマイクは歌声がくぐもって聞こえたので、このホールにはちょっと合っていなかったのかなと。700人収容のこじんまりとしたホールなので、むしろノーマイクでミュージカルの方が(インパクトもあって)良かったかもしれません。

歌の間に挟まれるMC、曲紹介はサクサクと進んでいきますが、ちょいちょい間に挟まれる、関西弁と満佑子ちゃんおなじみの派手な大笑い(初めての人にはインパクト大…笑)が独特の「Mayuko World」を形作っていきます。MCで曰く、友人に「満佑子って独特の世界あるよね」と言われるそうで、「半分納得、半分心外」みたいな空気を漂わせつつ、ファンクラブ(オンラインサロン)の名称にしてしまうぐらいなので、まぁ納得しているのでしょう(爆)。

後で振り返ったら晴海「トリトン」スクエア内のホールで満佑子「アリエル」が爆誕してて噴きました(笑)。

選曲で何より驚いたのはM8「彼を帰して」。レミゼでバルジャンがマリウスの帰りを祈り、神にささげる歌ですが、コゼット役として「バルジャンがマリウスの無事を祈ると同じとき、コゼットも家でマリウスの無事を祈っていた」というところからの選曲というのが凄い。「今ツアーで回っている仲間のことも思って歌いました」という言葉にもとても深いものを感じました。

この曲を女性が歌っているのを聞いたのはまゆちゃんが2人目で、1人目は新妻聖子さん。2015年のよみうり大手町ホールでのコンサートでした。聖子さんはエポニーヌなので、まゆちゃんの思いとはまた違うのだと思いますが、選曲にしてもMCにしても、よどみない曲紹介にしても、2人は何気に似ているような印象を受けています(笑)。SOMとかオペラ座とか、歌える方の歌いたい曲は大体似通うという。

この日はオペラとミュージカル、そしてその中間と言われるオペレッタを行きつ戻りつの構成ですが、オペレッタのうちの1曲、M6「私の侯爵様」はあの「こうもり」です。2016年の宝塚星組「こうもり」新公で演じたのは、春に宝塚を退団した真彩希帆さん。ミュージックサロンでも歌われたばかりでしたから、なるほどオペラ専門の方が歌うとこうなるのね、と興味深く拝見しました。

MCで語って曰く、実はまゆちゃんがこのホールに立つのは2度目だそうです。6年前、18歳の時にニューヨークのジュリアード音楽院の声楽のオーディションで立ったそうで(ちなみにこの時、最優秀賞を受賞→記事こちら)。

「あまた並ぶ経験豊富な皆様の中に立ってど緊張していた自分が、まさかホール20周年のイベントに呼んでいただけるなんて」と喜んでいて、人に歴史ありというか、頑張れば道が開かれることもあるんだなぁ、と実感。

「このような時にも関わらず見に来ることを選んでくださった皆様、そして今日おいでになれなくても心を寄せてくださる皆様、皆様のおかげでステージに立つことができていることを、益々感じる日々」と仰っていた姿は輝いていて、1時間があっという間の素敵なコンサートでした。

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