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2020年12月

2020年もお別れ。

年末大晦日恒例の、一年間振り返り企画です。
※出演者はフルネームの場合は原則として敬称略です。

●アクセス回数統計
  2020年(令和2年) 44,099回(累計1,261,445)
                ※12月28日まで
  2019年(令和元年) 51,440回(累計1,217,346)
  2018年(平成30年) 88,004回(累計1,165,906)
  2017年(平成29年) 91,787回(累計1,077,902)
  2016年(平成28年) 86,075回(累計 986,115)
  2015年(平成27年) 93,427回(累計 900,040)
  2014年(平成26年) 149,636回(累計 806,613)
  2013年(平成25年) 171,881回(累計 656,977)
  2012年(平成24年) 97,881回(累計 485,096)
  2011年(平成23年) 71,845回(累計 387,215)
  2010年(平成22年) 115,763回(累計 315,370)
  2009年(平成21年) 39,312回(累計 199,607)
  2008年(平成20年) 40,276回(累計 160,295)
  2007年(平成19年) 21,640回
  2006年(平成18年) 30,996回
  2005年(平成17年) 66,481回
 *2007年以前はPCのみ、2008年以降はPC+携帯

 久しぶりに5万件台/年ということで、自分自身もblog更新頻度が減ったと実感していましたが、それを反映した件数になっているのかなと思います。

●月別PV数
   1位 8月(5,164)
   2位 12月(4,756)※12月29日まで
   3位 11月(4,112)
   4位 1月(3,807)
   5位 5月(3,785)
   6位 7月(3,716)
   7位 9月(3,630)
   8位 3月(3,281)
   9位 2月(3,230)
   10位 6月(3,221)
   11位 4月(2,921)
   12位 10月(2,476)

 多かったのは5,000PV越えの8月。年後半の11月・12月に更新頻度が多少戻ったことでPV数も戻した感じ。年の中間は更新頻度が低くなったこともあり伸び悩みました。

●ページビューランキング(2020年up記事)
 1位  483PV 『THE MUSICAL CONCERT
          at IMPERIAL THEATRE』(8月)
 2位  460PV 『SHOW-ISMS』(7月)
 3位  311PV 最近思うこと。(5月)
 4位  230PV 『WEST SIDE STORY』(1月)
 5位  211PV 『ロザリー』(2)(2月)
 6位  209PV 『ジャージー・ボーイズ』(5)(7月)
 7位  191PV 『星の大地に降る涙』(1)(3月)
 8位  159PV 『CHESS THE MUSICAL』(1)(2月)
 9位  155PV 『時子さんのトキ』(1)(9月)
10位  151PV 『ホリプロミュージカルコンサート』
         (12月)

 全体での上位はほぼ、この次の2019年以前up記事に寄ってしまっているので、やはり中止と再開が入れ代わり立ち代わりにあった2020年、自分の気持ちの中でもどうバランスをとっていいのか最後まで分かり切らなかったところが、文章の熱にも現れていたような気がします。

●ページビューランキング(2019年以前up記事)
 1位 3,123PV 『LA DIVA』(2019年12月)
 2位  712PV 『相棒』3rd Series最終回(2005年3月)
 3位  655PV 『ひめゆり(3)』(2018年7月)
 4位  607PV 『マリー・アントワネット』(4)
         (2018年9月)
 5位  600PV 『ZIPANG PUNK~五右衛門ロック3~』
         (2013年1月)
 6位  571PV 『DRAMATICA ROMANTICA』(1)
         (2010年7月)
 7位  521PV 『リタルダンド』(3)(2011年7月)
 8位  498PV 『東京難民』(2014年2月)
 9位  452PV 『新妻聖子コンサートツアー2019 See Ya!』
         (2019年3月)
10位  446PV 『プライド』(9)(2010年12月)

 毎年興味深いのが、過去の記事がいきなり多アクセスになること。100PV以上の記事が、1年間で58もあります。自分でさえ書いた内容をすぐに思い出せない記事が、でも、時間がたってもきっちり熱量が伝わっていると感じられるのは、すごく嬉しいです。自分も読み返すと、へぇ、こんなこと感じてたんだ、とか思って読み耽っちゃったりするんですよね(笑)。

 1位は姫(新妻聖子さん)が不調だった時のオーチャードホールコンサートの時のBLOGですね。驚異的な3,000PV越えにびっくりです。2位は今年も再放送があった、高橋由美子さん2役やった時の「相棒」の記事。再放送になるごとに確実に500PV以上をたたき出します。3位と4位はいずれも再演が決まったところからの遡りPV。5位、7位はBS・CS放送があったから、6位は今年にシリーズ勢ぞろい版(SHOW-ISMS)があったこと、とだいたい理由が分かりやすくて興味深いです。


●観劇回数から見た2020年
 舞台作品   27作品 43回(去年47作品100回)
 舞台作品以外 31作品 43回(去年42作品 52回)
 合計     58作品 86回(去年89作品152回)

 配信だけに絞ると
 舞台作品    8作品 8回
 舞台作品以外 17作品 25回
 合計     25作品 33回

 そして公演中止などで見ることが叶わなかったのは
 上記と別枠で
 舞台作品   24作品 68回
 舞台作品以外  8作品 9回
 合計     29作品 77回

 ただ、ここには他日程で見られたものも含まれているので、作品単位で完全に見られなかったのは、舞台作品でいうと、

 完全に公演が中止になったもの…8作品
 ・『アイ・ハヴ・ア・ドリーム』
 ・『ウエスト・サイド・ストーリー Season3』
 ・『サイト』
 ・『ヘアスプレー』
 ・『ミス・サイゴン』
 ・『リトル・ゾンビガール』
 ・『四月は君の嘘』
 ・『容疑者Xの献身』

 一部公演が中止になり、日程的に見られなかったもの
 …4作品
 ・『ホイッスル・ダウン・ザ・ウインド』
 ・『ボディガード』
 ・『リトルショップオブホラーズ』
 ・『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』

 ということになりました。

●キャスト別よく見ました順(女性編)
    ※( )内は去年の回数
 1位 綿引さやかさん 20回(15回)
 2位 新妻聖子さん   8回( 7回)
 2位 笹本玲奈さん   8回( 6回)
 4位 真彩希帆さん   7回(10回)
 5位 唯月ふうかさん  6回( 7回)
 6位 清水彩花さん   5回( 9回)
 7位 高橋由美子さん  4回( 4回)
 7位 青山郁代さん   4回(12回)
 9位 大塚千弘さん   3回( 8回)
 9位 松原凜子さん   3回( 1回)

 びびちゃん圧倒的(笑)映画・配信も含めて8作。1作は中止になったものの、映像出演があった(『EDGES』)ので結局減っておらず、ほぼ複数回見たためにこの回数になっています。実感とも合ってます。

 姫ペア(新妻さん、玲奈ちゃん)が久しぶりに回数を同じくしての同率2位。年齢降順です(爆)。新妻さんは帝劇コン、クリエSHOW-ISMSとコンサート系が多い印象(個人的にはボディーガードが日程的に見れなかったのもありますが)。配信ライブも2回ありましたし。逆に玲奈ちゃんは3作(ウェストサイド、星の大地、ハゥトゥサクシード)ともにヒロインとして出演し、全日程中止作品がないというのも舞台寄りの印象にもなっているかと。


・・・・・

それでは、2020年私的ランキング、ここから参ります!

●2020年私的ランキング
<作品部門>
 1位 『時子さんのトキ』
    (9月、よみうり大手町ホールほか)

 2位 『Now.Here.This.』
    (11月~12月、博品館劇場ほか)

 3位 『ロザリー』
    (3月、六行会ホール)

 4位 『Violet』
    (9月、東京芸術劇場プレイハウス)

 5位 『星の王子さま』
    (2月、東京芸術劇場プレイハウスほか)

 6位 『星の大地に降る涙 THE MUSICAL』
    (3月、舞浜アンフィシアター)

 7位 『劇団ノーミーツ/むこうのくに』
    (7月、オンライン上演)

 8位 『劇団らふ/CHOICE』
    (10月、オンライン上演)

 9位 『天保十二年のシェイクスピア』
    (2月、日生劇場)

 10位『#Bランチ~ヨリドリミドリな別れ道~』
    (10月、原宿ストロボカフェ(配信))

 1位はまさか見られると思っていなかった高橋由美子さん主演作。作品としても2020年にぴったり合っていましたし、相手役の鈴木拡樹さんとのバランスもとても良かったこともあってこの順位に。由美子さんが事あるごとに「生で舞台をやることの意味」に言及してくれたのも嬉しく、だからこそ主演を務められたのかなと、予想外の喜びでした。

 2位も内容的に2020年らしい作品でした。「過去」から「今」を見つめる物語が、「今」どう生きればいいか揺れる今年だったからこそ、地を固めるという意味を濃く感じました。

 3位・6位はいずれも2020年の大人数ミュージカルを何とか作り上げたという意味でこの順位に。6位『星の大地に降る涙』は東京(舞浜)も途中で中止、大阪は全日程中止ということで完遂というわけにはいかなかったものの、「あれだけの大人数の舞台の幕を開けることの難しさ」に果敢に挑んだという意味で印象深い作品です。3位『ロザリー』はぎりぎりの時期での完走。ちょうど舞台の中止が多く出始めた時期でしたし、この作品がミュージカル座さんの大人数作品で幕開きから完走までできた現状最後の作品ということでもあります。

 4位はまさに執念の幕開きと、その作品の世界観に圧倒されての順位。4月に公演中止になりながら、9月の空白の1週間に公演にこぎつけた凄さ、作品の完成度が素晴らしかったです。

 7、8、10位はいずれも配信作品。オンライン演劇ということが流行した2020年でしたが、その中でも印象に残った3作をここに入れました。
 5位は昆ちゃんのピュアな役柄がとても素敵でした。9位は(唯月)ふうかちゃん、(熊谷)彩春ちゃんが光っていました。

<女性キャラクター部門>
 1位 『ロザリー』ロザリー役
    /綿引さやかさん

 2位 『星の大地に降る涙 THE MUSICAL』ステラ役
    /笹本玲奈さん

 3位 『時子さんのトキ』時子役
    /高橋由美子さん

 4位 『Violet』ヴァイオレット役
    /唯月ふうかさん

 5位 『Count Down My Life』元彼女役
    /松原凜子さん

 6位 『野の花』ルイーゼ役
    /清水彩花さん

 7位 『むこうのくに』綾小路議員役
    /青山郁代さん

 8位 『ロザリー』ジャンヌ役
    /岡村さやかさん

 9位 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト
     -The LIVE 青嵐- BLUE GLITTER』南風涼役
    /佃井皆美さん

 10位 『ロザリー』マリー・アントワネット役
    /尾川詩帆さん

 1~4位は推しさんのメイン役で揃えましたが、これだけ中止作が多かった2020年にあって、最低1作ずつ「これは!」と思える役が浮かぶのは嬉しいことです。1位のびびちゃんは『Now.Here.This.』のハイジ役と最後まで迷いましたが、タイトルロールとして仕上げたことの方がやはり大きかったと思うので、こちらを選びました。

 2位の玲奈ちゃんは『ハゥ・トゥ・サクシード』と迷いましたが、そちらは旧すぎる作品というか、今あえてやる作品だったのかどうかは正直迷うところで、それに比べると、ステラは2020年の今、まさに凛として立つ様が、今の玲奈ちゃんでしかできない役と思ったのでこちらに。

 3位の由美子さんは1作だけとはいえ、まさに他に代わりが思いつかないハマり役ということもあって、迷わずここに。今年、由美子さん主演でやることは相当冒険だったと思うのですが、決断してくれたことに感謝です。

 4位のふうかちゃんはかなりの挑戦という役だったかと思いますが、新境地という点でこの順位に。

 5位の凜子さまはその優しさに一票。6位の彩花ちゃんはただただカッコよかった。カッコよさにかけては9位の(佃井)皆美ちゃんも素晴らしかったです。

 7位の郁代ちゃんは今までにない役柄が新鮮でした。議員として肚に一物持ちながら、冷酷になり切れないさまが人間的で良かったです。
 8位のさやかさんはカテゴライズすると悪役なのかもしれないですが、生き抜くえげつなさがあそこまでハマると思っていなかった(爆)。
 10位の詩帆さんはびびちゃん(ロザリー)とのペアで見られたのが本当に嬉しかったです。


<ライブ・コンサート部門>
 1位 『真彩希帆ミュージックサロン『La Voile』』
    (9月、第一ホテル東京(配信))

 2位 『熊谷彩春First Streaming Live『20』』
    (10月、恵比寿天窓.switch(配信))

 3位 『つんいくライブ10735』
    (12月、吉祥寺スターパインズカフェ(配信あり))

 4位 『The Musical Concert at Imperial Theatre』
    (8月、帝国劇場(配信あり))

 5位 『Brilliant Show Theater』
    (10月、幸田町民会館さくらホール(配信あり))

 6位 『伊礼彼方の音楽会~美しきパーティー~』
    (12月、オンライン配信)

 7位 『ジャージー・ボーイズ・イン・コンサート』
    (7月~8月、帝国劇場(配信あり))

 8位 『小南満佑子クリスマスコンサート2020』
    (12月、銀座クラシックホール)

 9位 『ホリプロミュージカルコンサート』
    (12月、新国立劇場中劇場(配信あり))

10位 『ナイツテイル・イン・シンフォニックコンサート』
    (8月、東京芸術劇場コンサートホール)

 この部門は全体のバランス重視で選びました。


 全体の構成力がずば抜けていた、きぃちゃん(真彩希帆さん)の退団前ミュージックサロンを1位に。無観客でありながら配信で伝わり切る凄さ。
 同じく配信で良かったのは2位に入れた熊谷彩春ちゃんの配信1stライブ。元々は春のホールコンサートの延期に伴うものなので、ある程度準備はできていたのでしょうが、20代前半でここまで何でも歌えるのは凄いです。

 3位は仲良しコンビの2人のユニットライブですが、他ジャンルでありながら超名コンビな、つんさん(新田恵海さん)といくちゃん(青山郁代さん)の楽しいライブを入れました。

 作品を問わないコンサートが4位(帝劇作品メイン)、9位(ホリプロ作品全般)、作品コンサートが7位と10位。
 今までのホールコンサート形式で開催できた数少ないパターンが8位のまゆちゃん。後は配信か配信併用が多くて、10イベントのうち配信のみが3つ、現場と配信併用が5つ、現場のみが2つということで、2020年らしいラインアップになったかと思います。


<ライブ・コンサート楽曲部門>
 1位 「愛は死なず」
    (『ラブ・ネバー・ダイ』)
    /笹本玲奈さん
    /『ホリプロミュージカルコンサート』
    (12月、新国立劇場中劇場)

 2位 「フィナーレ」(『ダンス・オブ・ヴァンパイア』)
    /新妻聖子さん
    /『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』
     (8月、帝国劇場)

 3位 「愛してる、それだけ」
   (『ルドルフ・ザ・ラストキス』)
    /笹本玲奈さん
    /『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』
     (8月、帝国劇場)

 4位 「You'll never Alone」(『回転木馬』)
    /岡村さやかさんほか
    /『岡幸二郎が聞きたい、
      リビングルームコンサート』
     (12月、eplus LIVING ROOM CAFE&DINING)

 5位 「輪舞 - Revolution」(『少女革命ウテナ』)
    /新田恵海さん、青山郁代さん
    /『つんいくライブ10735』
     (12月、吉祥寺スターパインズカフェ)

 6位 「白日」
    /新妻聖子さん
    /『新妻聖子クリスマスコンサート』
     (12月、南青山(配信))

 7位 「ひかり」(カバー)
    /綿引さやかさん
    /『W FACE CONCERT』
     (2月、草月ホール)

 8位 「ランベス・ウォーク」(『ミー&マイガール』)
    /望海風斗さん、真彩希帆さん
    /『望海風斗 MEGA LIVE TOUR
     『NOW! ZOOM ME!!』』
     (9月、宝塚大劇場)

 9位 「守ってブレンド」(『シャボン玉飛んだ、空まで飛んだ』)
    /井上芳雄さん、彩吹真央さん、J'Kimさん、
     新妻聖子さん、知念里奈さん
    /『SHOW-ISMS復活祭』
     (8月、シアタークリエ)

10位 「ダンスはやめられない」(『モーツァルト!』)
    /真彩希帆さん
    /『真彩希帆ミュージックサロン『LaVoile』』
    (9月、オンライン配信)

特別枠 「いのちの歌」
    /野島樺乃さん
    /『第3回AKBグループ歌唱力No.1決定戦』
    (12月、赤坂ACTシアター)

 毎年迷って、絶対に10位で収まらないのがこの部門。
 blogに載せておいたセットリストを引っ張り出して、あれがいい、これがいいとやるのが年末の楽しみです。

 1位、2位はどちらもサプライズ枠。

 1位は、ご本人がコンサートでもテレビでも歌っていて、初見ではないのですが、事務所コンサートで本腰入れて歌い切った、玲奈ちゃんの未来の役(と言っていいと思います)へのチャレンジングに敬意を表して1位に。
 2位はカッコいい歌を歌わせたらミュージカル女優で横に出る人がいない、姫の新たな持ち歌になりかねない(爆)疾走感に圧倒されての2位。

 3位は念願の復活ということもありこのポジションに。『ガイズ&ドールズ』曲が復活できたことも感慨深いものがありました。

 4位の岡村さんは今年、2作も出演作がキャンセルになった(『アイ・ハブ・ア・ドリーム』『サイト』)ということもあり、配信作1作のみということで、なかなか歌声を聞く機会もなかったですが、この曲での歌唱は流石の一言。あと、MC部門があったら文句なしにぶっちぎりのトップです(笑)

 5位以降は意外性を中心に選びましたが、一番気になるのは、8位・10位に入れた、半年遅れで来年4月に退団する真彩希帆さん(雪組トップ娘役)の退団後のポジションですね。10位のコンスタンツェ役の歌唱も本役を今すぐできるほどの完成度でしたので、半年ずれがどういう影響を及ぼすのか気になっているところです。ミュージカル業界全体で作品のタイミング変更も大きく行われているところでしょうし。

 特別枠は将来のミュージカル女優さんとしての期待度を込めて、SKE48の野島樺乃さん。まだ10代(来年9月で成人)で若く、ミュージカルに関心がある歌うまさんなので、ミュージカルにぜひ来てほしいと願っています。

・・・

 2020年は、舞台に関して言うと、「2月25日まで」と「2月26日から」で大きく変わる1年になりました。

 ライブでの舞台がほぼできなくなり、配信が数えられないほど出てきて、それはもちろん有難いことでもあったわけですが、いざ生の舞台の再開フェーズになると、配信のままになるもの、生で行うもの、生と配信が併用になるものに分かれ、今までの情報解禁サイクル(例えば6か月前に公表、3か月前に先行開始、2か月前に一般発売)といったものが大きく崩れ、見る側からすると「今までよりも多くを追いかけられない」状況になっているように感じます。

 私に関しては、推しさんが複数いるからというせいもあるのだと思うのですが、今が過渡期なのか、少し落ち着きが見えていない時期になっているように思います。半年分の売り上げが飛んでいるわけですから、悠長なことは言っていられないのは分かるのですが、作品作りについても少しく短期的な視点の比重が多くなっているように感じ、その意味で「まだ戻り切っていないんだな」と思わされます。

 おそらく2021年も年の半ばまでは、新しい上演形態への試行錯誤が続くものと思われ、それに無理のない範囲で付いていくような状態になるかと思っています。

 2021年こそ、落ち着いて舞台観劇ができる環境が整うことを願っています。
 来年もどうぞよろしくお願いします。

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『ホリプロミュージカルコンサート2020』

2020.12.13(Sun.) 12:00~14:10
新国立劇場中劇場 2階2列20番台(下手側)

2020.12.13(Sun.) 17:00~19:00
配信(e+)

ホリプロ創立60周年記念のミュージカルコンサート。
昼夜2回公演ですが、昼は劇場で、夜は配信での鑑賞です。

この日は配信が大渋滞の日で、16時からの新妻聖子さんの配信クリスマスライブがあったため、夜は劇場ではなく昼にしたのですが、昼は昼で大塚千弘さん主演の『レディ・トゥ・レディ』舞台あいさつも被るという非常事態。結局新妻さんのライブはアーカイブありで後半は後で見ることにはしたものの、ちーちゃんの舞台挨拶はさすがにどうしようもなく、このホリプロミューコンを軸にこの日は動くことになりました。

まずはセットリストです。

●セットリスト
1.チム・チム・チェリー/メリー・ポピンズ(大貫・小南)
2.Supercalifragilisticexpialidocious
 /メリー・ポピンズ(May'n・唯月・大貫・小南)
3.Home/アリス・イン・ワンダーランド(唯月)
4.君のヒーロー/アリス・イン・ワンダーランド(石川)
5.恋する覚悟/デスノート(唯月)
6.ゲームの始まり/デスノート(高橋)
7.後悔/フランケンシュタイン(柿澤)
8.ネバーランド/ピーターパン(吉柳)
9.I'm flying/ピーターパン(唯月・吉柳)
10.これでいいの/アリージャンス(小南)
11.Electricity/ビリー・エリオット(ビリー4人)
12.ワクワクを探そう/生きる(May'n)
13.二度目の誕生日/生きる(鹿賀)
14.君の歌をもう一度/ラブ・ネバー・ダイ(市村)
15.愛は死なず/ラブ・ネバー・ダイ(笹本)
16.群衆/エディット・ピアフ(安蘭)
17.With One Look/サンセット大通り(安蘭)
18.サンセット大通り/サンセット大通り(平方)
19.バタフライ/ストーリー・オブ・マイ・ライフ(田代)
20.全ては幻/ウーマン・イン・ホワイト(田代)
(夜のみ
 21. 僕がついている/スウィーニー・トッド(武田))
▼夜は曲番号1ずつ繰り下げ
21.この目に/ジキルとハイド(香寿・笹本)
22.あんな人が/ジキルとハイド(香寿)
23.砂に刻む歌/ラ・カージュ・オ・フォール(鹿賀・市村)
24.ありのままの私/ラ・カージュ・オ・フォール(市村)
25.Thank you very match/スクルージ(全員)

 昼と夜との曲目の違いは、夜のみ武田真治さん参加ということで1曲増えていますが、それ以外は全く同じ。MCパートも昼は田代さん&平方さんだったM18/M19間だったのが、夜は田代さん&武田さんのM20/M21間に変わったぐらい。それ以外のMCパートはM9/M10間のふうかちゃん&咲良ちゃんのピーターパンペア、M13/M14間の鹿賀さん&市村さん&May'nちゃんの『生きる 出演者、M23/M24間の鹿賀さん&市村さんペアでした。

 今回、若手女優陣のMCはふうかちゃんがメインを担当していたのですが、今までずっと年下キャラだったふうかちゃんが、(吉柳)咲良ちゃんがピーターパンの後輩(10代目)ということもあり、お姉さんぶりを発揮していたのが新鮮でしたが、緊張している咲良ちゃんの気持ちをほぐそうと、共通点から聞き始めて咲良ちゃんからしっかり引き出したうえで、自分のエピソードも絡めてたのが流石です。ピーターパンとして飛ぶシーンではふうかちゃんは酔い止めを飲みながら飛んでいたそう。三半規管が弱いので、と言ってました。「(ピーターパンは男の子なので)男ぽくする工夫した?」の問いに、あまり意識せずできた、と咲良ちゃんは言ってましたね。

 曲目では若手女優陣は出番が前半に集中していたので、まゆちゃん(小南満佑子さん)が珍しく明るい曲(M1)を担当して茶目っ気を発揮していたり(大貫さんを翻弄するあたり地ですか爆)、スパカリ(M2)は同い年コンビのふうかちゃん&まゆちゃんに、『生きる で仲良しのふうかちゃん&May'nちゃんの組み合わせでめっちゃ楽しそう。この曲はこうでなくちゃ、って感じでした。

 May'nちゃんは初ミュージカル(唯一のミュージカル出演)の『生きる』繋がりですが、ホリプロ所属ではないのに関わらず堂々としたとよっぷり(←新語)。とよはふうかちゃん派な私ですが、はじけまくってるMay'nちゃんとよ(M12)も面白かったです。

 ビリー(M11)の4人ビリーのアクションは本当にすごくて、劇場中の大拍手に大共感。凄いなぁ。

 今回、ホリプロさんは事前にセットリストを公開していたのですが(歌い手さんは非公表)、個人的には見ないで行く派なので、一切見ていかず、でも市村さんの渾身のファントム(M14)を聞き始めたら、市村さんファントムが求める音楽の天使(Engel  Of Music)は、「あの方」しかいないよね、と期待が高まり。

 そう、M15「愛は死なず」のクリスティーヌは笹本玲奈さん。
 『ラブ・ネバー・ダイズ』初演で、ショーガールのメグを務めていた彼女。メグは役中、クリスティーヌの登場により実質的にヒロインの座を追われる役ですが、2014年の初演から6年。去年、BS-TBS「Sound Inn “S”」で披露され、自身の20周年コンサート「Breath」でも歌われて、いずれも聞いてはいたのですが、今回はその時と段違いの覚悟を感じて、劇場でも配信でも本当に素晴らしかったです。間違いなく、ソプラノを鍛錬を積んだであろうというのが分かるとともに、市村さんのファントムの想いをしっかりと受け止める覚悟をもったクリスティーヌでした。ホリプロさんが60周年という記念の舞台で、この役の曲を歌わせるということは、それに値する存在となれるかの試金石。そのハードルと期待にしっかり応えたことで、「市村さんがファントムのうちにクリスティーヌになる」という、別の意味でも叶えられそうで、期待が高まります。

 その曲があったからこそ、『ジキル&ハイド』で直近の役のルーシーを、先輩のたーたん(香寿さん)に譲っても全く違和感がなく、むしろ、ルーシーの気持ちも知ったエマという、ある意味最強の笹本エマと、香寿ルーシーの、「優しさと優しさのハーモニー」が絶品で素晴らしかったです。

 夜の部では武田真治さん乱入(乱入ではない笑)で、そのまま終わるはずのカーテンコールで、客席を巻き込んでの自撮り会。

 真治君が気づいて、前日にホリプロスカウトキャラバンでグランプリになった彼女を呼び込もう!ということで、前日のキャラバンで司会を務めたふうかちゃんが先頭きって「(山崎)玲奈ちゃん!」と呼び込み。(笹本)玲奈さんが優しく先導して迎え入れる様が本当に素敵で、さすがホリプロ30年の男、武田真治氏の凄み、そして若手のデキる女性・唯月ふうかちゃんのナイスアシストと、女優代表での笹本玲奈さんの優しさがぴったり、素敵な時間でした。

・・・

 ホリプロが上演した作品は過去(再演を除き)73作品ということで、その作品だけでコンサートを作れることに圧倒されながら、楽しいひと時を過ごしました。この日の披露曲を含むスタジオ録音版のCD(来年3月発売予定)の収録曲も楽しみです。

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『Now.Here.This.』(2)

2020.12.6(Sun.) 13:00~14:45
2020.12.12(Sat.) 13:00~14:45
 博品館劇場 R列1桁番台(センターブロック下手側)

 あっという間に東京公演も今日(13日)で終演。
 スケジュール上、東京公演の最後を見とどげることはできませんでしたが、Team Water、何とか3回観劇することができました。
 チケット難で当初はどうなることかと思いましたが、幸い当日券枠を主催のチケットスペースさんが数席持っていてHPで販売していただいていたため、何とか日程調整が叶い、2回目・3回目と希望の日程で見ることができました。

 これから旅公演(埼玉・大阪・愛知)ですが、ネタバレを含みますので気にされる方は回れ右でお願いします。




 よろしいですか?

 では、参ります。

 3回見て思った”キーになるシーン”、4人組の中のキャリアウーマン、Team Waterでは小此木麻里ちゃんが演じたスーザンが携帯電話の電源を切るシーンです。
 彼女は生まれ育った環境に大きな劣等感を持っている女性で、だからなのか人一倍、私心を抑えてまで仕事に生きているように見えるわけですが、その象徴が携帯電話。旧友の4人が古代史博物館にやってきたこの日に至っても、携帯電話の着信には応えるし、メールの受信も気になって仕方がない。
 ノリだけで動いているように見えるハンターが、実はしっかりと、さりげなく諫めているんですが聞く耳を持たない。

 この作品は、古代から現代にいたる歴史、その中における人類の進化を、登場人物それぞれの歩みと重ねながら振り返らせるかのような趣向になっていますが、【スーザンが携帯電話を切る】というのは大きなトピックスになっているということを、2回目見たときに感じました。

 携帯電話というグッズは、電話をかける側の都合でできているものなので、受ける側の都合は基本的に考えられていないもの。スーザンは「携帯電話を受けないと自分は仕事で失格の烙印を押されてしまうのではないか」という強迫観念ゆえに携帯電話の電源を切れないのだと推察されるわけですが、他の3人から集中的に電話を切るように促されると、観念したかのように携帯電話の電源を切ります。

「私が電話に出なくても誰かが死ぬわけじゃないしね」

そう言ったスーザンの表情はとってもすっきりしていて、それを受けてびびちゃん(綿引さやかさん)演じるハイジが言う

「いい日だね」

という言葉は、すごく優しくて、すごく心に入ってきて。

 携帯電話を気にし続けるスーザンのことを、他の3人は気になってはいたわけで。意地悪く言うのであれば、「自分たちよりも仕事を気にしている」ことは、きっと心の片隅に棘として刺さっていただろうし、それ以上に【他者に振り回される自分】を鏡写しにされているような様って、3人にとってはいたたまれないさまだったんじゃないかと思うんですね。

 それでも、いくら親友でも、自分の間違いは他人が直すべきじゃなく、自分が分かるしかないと3人は感覚的に分かっていて、スーザンが携帯電話の電源を切ったとき、初めて【スーザンが自分たちと本当の意味で向かい合ってくれた】という思いと、【自分たちも他者に振り回されてきた】という思いが同時に浮かんだんじゃないかと思えたんですね。

 人は自分が望むようには望むものを手に入れられなくて、でも他方、他人から見れば、その人の持っているものは羨ましくてたまらなかったりする。ハイジが【お金があっても幸せになれるとは限らない】と言ったのに対して、スーザンが【それはお金を持っている人だからこそ言える台詞】と返しているのは、仲良し2人の中にも、果てしなく広がる闇があるんだなと思えて残酷だなと思えたり。

 それぞれの立場の違いはあるけれども、同じように自分の過去を振り返る1日を過ごせた【かけがえのない仲間】の気持ちの通じ合い。

 他者に振り回されない、【かけがえのない自分】になるために必要なのは、【自分らしさを持って】【かけがえのない仲間】とともに今を生きること。

 過去のDNAからは逃れられない、未来の運命があるのなら逃れられないかもしれない。
 人間という観点でいえば、環境の変化に応じて変容しなければ、エコサイクルからはじき出されてしまうかもしれない。

 いつかは博物館の鳥のように剥製の中に囚われる未来が、人間にもあるのかもしれないけれども、そうならないように【人間として】も、【自分として】も、今を生きることが大事なのだろうなと、そう考えさせられる作品だったのでした。

 音楽はどれも素敵で、とりわけ、びびちゃんがラストで主旋律(「今ここで夜明けを迎える♪」)を担当する「This Time」が好き。
 (英語版音楽→youtube

 あ、女性3人がお立ち台ダンスする「GET INTO IT」も大好きです(音楽もダンスも)。
 (英語版音楽→youtube

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『小南満佑子クリスマスコンサート2020』

2020.12.6(Sun.) 17:30~19:15
銀座クラシックホール
(銀座ライオン6階)

今年はNHK朝の連続テレビ小説『エール』の夏目千鶴子役で鮮烈なドラマデビューを果たした小南満佑子さんのクリスマスコンサート、2回公演の2回目です。
まずはセットリストから。
●セットリスト
<第1部>
1.ラスト・クリスマス/ワム!
2.古関裕而メドレー
 2-1.船頭かわいや
 2-2.高原列車は行く
 2-3.長崎の鐘
 2-4.星屑のエール/Greeen
3.おひさま/平原綾香
4.Over The Rainbow/オズの魔法使い
5.私だけに/エリザベート

<第2部>
6.素敵なホリディ/竹内まりや
7.クリスマスソングメドレー
8.The prayer~この祈り~/新妻聖子
9.いのちの歌/竹内まりや

<アンコール>
Enc1.星の夜に/ドビュッシー

 銀座クラシックホールって初めて行きましたが、銀座ライオンの6階のホールなんですね。YAMAHAホールのすぐ隣で、マチネ(博品館劇場)から2街区5分という近さで、微妙に時間が余りました(笑)

 結構ぎりぎりの開催発表で、しかも配信はなく会場限定の開催というのは最近では珍しいですが、NHK朝の連続ドラマ『エール』の夏目千鶴子役で顔を売った今、急遽開催ということなのでしょう。

 実際、「千鶴子さん」と街中で声をかけられることもあるそうで、役で声をかけられるのは嬉しくて満更でもないんだとか(笑)

 それでいて、トークはいつものまゆちゃんペースなので、「千鶴子見て来ていただいた方は『え?』とか思ったりしますかね。終わった後(Twitterの)フォロワー減ってたら地味に傷つくんで(笑)」とか笑いを取りまくります。

 「今まではお陰様で可憐な役をやらせていただいてきたんですが、今年の目標は【ギャップ萌え】でして(笑)、関西弁も解禁しまして、そしたら皆さん『可愛い』と言っていただいて、これもありだなと(笑)」

 「何しろ24歳なんですが、ちょいちょい『小さいおっさん』が出てきちゃうんですよ」って笑いまくるもんで、ピアニストの米田さんを笑い落ちさせるあたり関西の血(笑)

 今回はクリスマスコンサートということで「去年のクリスマスの思い出」を話されていたのですが、実は去年のクリスマスイブが『エール』の千鶴子役のクランクインだったのだそうで、前日は夜も眠れず、クランクイン初日の台詞があろうことか、音に言い放つ「あの」強烈な台詞だったそうで、表情に出せず内心ガクブルだったとか(笑)、コート掛けてもらって「これがロケなんだー」とテンションむっちゃ上がっていたりしたそうです。

・・・

そんな滑らかなMCとともに歌声も滑らか。ミュージカル曲は控え目でしたが、
今までと違ったジャンルの曲も聞くようになったとのことで、そういう曲も候補に入れたんだとか。

ミュージカル曲では「私だけに」がまさかの私的には生歌2日連続という「ミュージカル女優ライブあるある」に吹き出したり(昼の部は第1部ラストが「The prayer」、第2部ラストが「私だけに」だったそうです)。最後の音上げこそなかったものの、安定安心の歌唱力です。

そしてびっくり第2弾が、知る限り史上初な、新妻聖子さんオリジナル曲が他の方に歌われたこと。
まゆちゃん自身、どなたの曲と仰ってはいなかったのですが、曲聞いてびっくり。実際、ファンテーヌとコゼットぐらいに役年齢離れてる2人だから、そういうことがあっても不思議はないんですが、聖子さんの曲を「ミュージカル女優の曲」としてではなく歌ったまゆちゃんが印象的でした。

私的びっくりがまだあって、第2部ラストに歌われた「いのちの歌」。
まゆちゃん自身、「たくさんの大変な思いをされたであろう皆さん、それを思うときに今年どうしても歌いたい、と思ってこの曲を選んだ」として歌われたこの曲は、まゆちゃんらしい、他の人を思う温かさに溢れていて、とても素敵でした。

思い返すとこの曲は4年前(2016年)の9月、RiRiKAさんがテレ東系『カラオケ★バトル』で歌われて、100点を出された曲。当時は今年のような事態ではなかったので素直に曲の持つ思いと、それを伝えきるRiRiKAさんの歌唱に酔いしれた思い出があります。
さらに実はこの曲、私は今週聞くのが2回目だったのですね。

12月1日に赤坂ACTシアターで行われた『第3回AKBグループ歌唱力No.1決定戦』を現地で見ましたが、決勝ファイナル6番目で野島樺乃さん(SKE48)がこの曲を歌われていました。

彼女はこの大会の初代優勝者で、今回は2回目の優勝を目指したものの2位という結果になりました。が、現地で聞いたこの歌唱はもう「歌でメッセージを伝える執念」としか形容しようがない歌唱で、ただただ素晴らしかった。
(余談ですが、彼女はミュージカル好きなので、いずれはミュージカルに来てくれないかなと期待してたりします。)

…という経験を1週間以内の間にしているのは、きっと世界広しといえど、きっと私しかいないので、私の振り幅の広さは相変わらずなんだなぁ、と苦笑してしまいました。

・・・

閑話休題。

先ほども触れましたが、どうしても最近配信中心になってしまうライブ事情の中、無理してでも開催した意義の大きさを感じて、今までのライブより伸び伸びと歌い喋るまゆちゃんを拝見できて、来年の活躍がますます楽しみになったのでした。

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『つんいくライブ10735』

2020.12.5(Sat.) 19:00~20:40
吉祥寺スターパインズカフェ

 新田恵海さん(つん)と青山郁代さん(いく)、『キューティー・ブロンド』で共演以来、すっかり仲良しで八丈島まで行ってしまった(笑)、2人の初めてのジョイントライブ。2部制で、この回が第2部。会場と配信のダブルです。

 ライブタイトルの「10735」は、この日のライブで初のネタばらし。昼間に郁代ちゃんが「10753」と間違え、つんさんが突っ込んだことで年齢だということが既にバレてましたが(笑)、「いいおんな35(歳)」の略だそうで、ちなみに会場チケット代も同じく10735円。

 つんさん「来年はチケット代が1円上がります(笑)」

 ファンの方(郁代さんファンコミュティの方=イク民さん=)からは「自由な女35歳」という声もでていたそうで、「それいいね!」とキャッキャ盛り上がる自由なお2人(笑)

 では、セットリストから参ります。

●セットリスト
1.やさしさにつつまれたなら
  /荒井由実
2.つんいくバースデーメドレー
 (1985年、11月27日、12月10日メドレー)
 2-1.タッチ
  /岩崎宏美
 2-2.Can You Celebrate?
  /安室奈美恵
 2-3.上を向いて歩こう
  /坂本九
 2-4.悲しみにさよなら
  /安全地帯
 2-5.We're the world
   /USAフォー・アメリカ
3.えみつんアニソンコーナー
 3-1.Agape
  /メロキュア
 3-2.それでもあしたはやってくる
  /忍空
 ※第1部
 3-1.ロマンティックあげるよ
  /ドラゴンボール
 3-2.Agape
  /メロキュア
4.つんいくアニソンコーナー
 4.輪舞 - Revolution
   /少女革命ウテナ
5.郁代ちゃんミュージカルコーナー
 5-1.美女と野獣
  /美女と野獣
 5-2.私だけに
  /エリザベート
 ※第1部
 5-2.夢やぶれて
  /レ・ミゼラブル
6. クリスマスメドレー
 6-1.きよしこの夜
 6-2.ジングルベル
 6-3.もろびとこぞりて
 6-4.クリスマス・イブ
  /山下達郎
7.つんいくミュージカルコーナー
 7.夢から醒めた夢メドレー
  7-1.二人の世界
  7-2.愛をありがとう
8.花は咲く

<アンコール>
Enc1.ロマンスの神様
 /広瀬香美

 この日より前にも、お互いのライブにゲスト出演しあっていて、えみつんが郁代ちゃんのライブにいらしていただいたときは拝見しているので、その相性は折り紙付きで心配が何もいらなくて。

 表情に驚くほど似た印象を持つときもあるけれど、似ているようで似てなくて、メインの印象はつんさん彼氏と郁代ちゃん彼女(笑)

 夜の部では、
つんさん「指先が冷たいよ」
郁代ちゃん「こうやってオトそうとしてくるんですよ」
 というラブラブ(爆)なシーンもあったりで、「Can You Celebrate?」に至っては、つんさん曰く「結婚発表じゃないんですけど」(笑)な空間。

 因みに郁代ちゃん曰く「LINEに既読がつかなくても気にしない」→つんさん「もうその段階は過ぎました」も笑いました。「ビジネス仲良しじゃない」という言い方(笑)

 郁代ちゃんの曲はミュージカルでいつも聞いているけど、実際スタバのキャパでえみつんと一緒に聞くと、高音でも厚みがあって、良い意味で重くて新鮮で、この場でまさかの「私だけに@エリザベート」を聞けてぶっ飛びました。

 えみつんの歌声はミュージカルではキューティーで、ライブでは郁代ちゃんライブのゲストで既に聞いているけれど、さすがアニソンになったときの感情歌の伸びがすごくて、一番自分を解放できる場なんだろうな、というのが実感できました。Agape最高。

 で、えみつんと郁代ちゃんの声が重なったときの奇跡がすんごくてですね、前に伸びる感じのえみつんの歌声と、縦に伸びる感じの郁代ちゃんの歌声が、お互いを求め合って、でも決して頼らない、2つの至高の歌声の絡みが本当に最高で。「輪舞-Revolution」や「愛をありがとう」の歌唱は素晴らしかったです。

 普段のフィールドがアニソンとミュージカルで違うのに、いや、違うからこそ、親友になれたのではという2人。
 きっと同じフィールドだと、いくら仲が良くても、同年代なら限られた役を取り合う”狭い意味の"「ライバル」にならざるを得ないけれど、"広い意味の"(いい女になる)「ライバル」になれているんじゃないかと、聞いていて思わされて。

 35歳というと今までのキャリアを積み上げていないとこの後の進路が不安になる年齢ですが、アニソンとミュージカル、それぞれの場できちんと実績を積み上げて居場所を確保できている2人だからこそ、全力で自由を楽しむ場を提供することが出来ているんだなと思い、そんな場で音を楽しめる至福な時間に酔いしれたのでした。

 次回はチケット代が1円上がって(笑)「10736」になるとのことですが、今から楽しみです。

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