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『SHOW-ISMS』

『SHOW-ISMS』

2020.7.22(Wed.) 13:00~15:15
 シアタークリエ 3列20番台
2020.7.24(Fri.) 11:30~14:15
 配信(Streaming+)
 シアタークリエの復活作品となったのがこの『SHOW-ISMS』。
 7月公演予定だった『マトリョーシカ』が中止になったものの、短縮バージョンとして復活することになり(Bプログラム)、それに先立って過去2回上演されている『DRAMATICA/ROMANTICA』チームが再結集して前半部を担当するのがAプログラム。
 Aプログラムの上演予定は7月20日から25日まででしたが、25日の公演は出演者に体調不良者が出たとのことで開演1時間前に急遽中止が決定。
 係員の方に感染者が出た帝劇は無観客上映のみに切り替え(『ジャージー・ボーイズ・イン・コンサート』)、出演者に体調不良者が出たシアタークリエは配信を含めて全て中止、というのは事前に対策を検討してあった感を抱かせます。
 私の場合は25日の観劇予定が中止となったため、20日に劇場で観劇(これが3月20日『星の大地に降る涙』以来、実に142日ぶりの劇場での観劇でした)、24日に配信で鑑賞と2回拝見したことになりました。
 セットリストですが、セットリストを取る瞬発力が戻りきっておらず、フォロワーさんにお願いして快諾いただき、お借りしました。厚く御礼申し上げます。
 では、セットリストです。


●セットリスト
※曲目につき、フォロワーのみやびさんの全面協力をいただきました。感謝です。

■第1部:DRAMATICA/ROMANTICA
 ※カッコ内はメインボーカル
1.The Show Must Go On
 /ムーラン・ルージュ
2.Cinema Italiano/ナイン(知念)
3.A Question Of Honour
  /サラ・ブライトマン(新妻)
4.Vメドレー2020
 4-1.Circle Of Life~
  /ライオン・キング(Jkim)
 4-2.ラ・マンチャの男(新妻)
 4-3.You Can't Stop The Beat~
 (彩吹)/ヘアスプレー
 4-4&4-5.それ以上の/それは私
  /ルドルフ・ザ・ラスト・キス
  (井上・Jkim・知念)
 4-6.雲の上のお城(リトル・コゼット)
  /レ・ミゼラブル(新妻・知念)
 4-7.夢やぶれて~
  /レ・ミゼラブル(Jkim・彩吹)
 4-8.Memory~/CATS(Jkim)
 4-9. Don't Know~/next to normal
  (JKim)
 4-10.種を蒔こう~/キャンディード
  (井上・新妻)
 4-11.守ってブレンド
  /シャボン玉とんだ宇宙までとんだ
  (井上)
 4-12.サタデー・ナイト・イン・ザ
  ・シティ/ウエディング・シンガー
  (彩吹)
 4-13.STAY~/ラディアント・ベイビー(知念)
 4-14.Fly, Fly Away
  /キャッチ・ミー・イフ・ユー
  ・キャン(新妻)
 4-15.1812年の大彗星
  /ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート
  ・コメット・オブ1812(井上)

5.Listen~/ドリームガールズ(彩吹)
6.V(クインクエ)/※オリジナル歌詞
7.ガブリエラの歌/歓びは歌にのせて
 (井上)
8.The Rose/ペット・ミドラー
 ※オリジナル歌詞(彩吹)
9.Where You Are/ジョシュ・グローバン
10.Joyful Joyful~/天使にラブ・ソングを2


■第2部:ユイット(∞)
11.マンボ・イタリアーノ
 (井上・彩吹)


■第3部:マトリョーシカ
12.月明かりの下で(美弥)
13.Empathy1(今・平方)
14.Empathy2(美弥・保坂・樋口・夢咲・下村)
15.翼をください(チーム全員)

■第4部:フィナーレ(公演全員)
16.漕げよマイケル(Hallelujah)
 ※オリジナル歌詞
 『DRAMATICA/ROMANTICA』、通称『ドラロマ』は初演以来見ていますが、初演から10年、再再演以来7年経っても、そこにあるのはプロの仕事でした。

 5人のバランスが絶妙で、黒一点の(井上)芳雄さんが回し役とはいえ、最強の女性陣を前にたじろぐこと度々。歌では一切の隙を見せないのに、MCでは隙あらば突っ込もうとする対決が、主に(新妻)聖子さんとの間で繰り広げられ、残り4人が生暖かく見つめる(ある意味放置する)のも、『あぁこれぞドラロマ』って感じ。

 天然MCでかき回しながら心は熱いJkimさん、誰よりも自由に泳ぎ回る新妻さん、すべてのまとめ役彩吹さん、その間で緩衝材となりつつ美味しいところをなにげに持って行く知念さん、という絶妙なバランスに酔いしれます。

 「センターに立ったことしかなくてハーモニーが皆できなくてびっくりした」とは24日の本編前配信で新妻さんと対談した演出の小林香さんの言葉でしたが、5人にとっても大きな大きな場だったことを伺わせます。

 この作品の前では、舞台ではどちらかというと引っ込みがちだった知念ちゃんが、例えば『Cinema Itariano』でガンガンに踊りまくったり、新しい面を見せてもらえたことを懐かしく、今回も拝見できたことは幸せでした。

 とりわけ『ルドルフ・ザ・ラストキス』曲が聞けたのは嬉しかったです。知念ちゃんステファニーは本役とはいえ、びっくりでしたが。

 Aプログラムでは新作の『マトリョーシカ』は劇中の4曲だけの披露でしたが、物語の触りを見て感じるのは、小林香さんの描きたいことは『個々の多面性』なのかな、と思えてきます。
 ドラロマが5人それぞれの個々の多面性を引き出して輝いたように、美弥さんが教師として赴任した定時制高校に通う「それぞれ問題を抱えた生徒たちに寄り添い、それぞれの個性を引き出す」という『マトリョーシカ』の物語も、そんな『SHOW-ISM』の系譜を確かに踏む物語なのだろうな、と感じさせられました。


 前半日程の最終日7月25日が休演になり、今後予断を許さない情勢ですが、Bプログラムが上演できることを祈っています。

※7月26日東宝さんより発表あり。7月25日体調不良者含む全員がPCR検査「陰性」だったとのことで、当初予定通り7月28日から公演再開となるとのことです。

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