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『青山郁代4thソロライブ「CARNET」』

2019.11.30(Sat.) 14:00~16:10
2019.11.30(Sat.) 18:30~20:40
下北沢コムカフェ音倉

6年ぶりの青山郁代ちゃんソロライブ。ゲスト出演は何度かありましたが、言われてみるとそんなに開いていたんですね。

まずはセットリストです。
サブタイトルの「昼下がりの情事」(昼公演)と「暗くなるまで待って」(夜公演)はいずれもオードリー・ヘップバーンの映画から。

●セットリスト
1.Vogue/マドンナ
 (和訳:藤倉梓さん)
2.『メリー・ポピンズ』メドレー
 2-1.お砂糖一さじ
 2-2.鳥に餌を
 2-3.どんなことでもできる
 2-4.Supercalifragilistc
   expialidocious
3.昭和メドレー
 3-1.お嫁においで/加山雄三
 3-2.街の明かり/堺正章
 3-3.乾杯/長渕剛
4.出演作メドレー(全16曲)
 4-1.zorro the musical
 4-2.ミス・サイゴン
 4-3.レ・ミゼラブル
 4-4.キューティー・ブロンド
 4-5.パジャマ・ゲーム
 4-6.サムシング・ロッテン
 4-7.ナイツテイル
5.ドリフメドレー
6.夢やぶれて/レ・ミゼラブル

◆ゲストコーナー(昼)
7.やさしさに包まれたなら
  /松任谷由実(青山・新田)
8.Megan's Hero
  /『In Touch』(新田)
9.I Still Believe
 /『ミス・サイゴン』
 (青山キム・新田エレン)

◆ゲストコーナー(夜)
7.All I Ask Of You
 /オペラ座の怪人
 (青山クリスティーヌ、神田ラウル)
8.牢番の娘(リプライズ)
 /ナイツテイル
 (青山フラビーナ、
  神田パラモン)
9.独白/レ・ミゼラブル(神田)
10.Last Night of the world
 /ミス・サイゴン
 (青山キム、神田クリス)

◆以下、夜は1曲ずつ曲番繰り下げ
10.Danny Boy/平原綾香
11.Happy Holiday
12.ラストダンスは私と

◆アンコール
13.デスペラード

・・・

圧巻なのは「怒涛の出演作メドレー」と銘打たれた、10分超16曲に亘るメドレー。

今までの出演作のスコア譜全部を持ち込んで、小澤先生呼んで「メドレー作って!」と言ったそうでその迫力すごっ(笑)
それにしても、『ミス・サイゴン』のジジの後、間髪おかず『レ・ミゼラブル』のコゼットを歌う、郁代ちゃんの振り幅の凄さよ(笑)

・・・

昼の回は『キューティー・ブロンド』で共演以来の仲良しな、えみつん。

それにつけても郁代ちゃん、えみつんファンにマウントを取るスタイル(笑)

「初めて青山郁代ライブに来られた方?」と挙手を求め、かなりいらっしゃると見て取るや、「えみつんのファンですねー!」と容赦なく追い込む(笑)
※ちなみに、夜も同じで「神田恭兵さんのファンですねー!」と容赦なく追い込む(笑)

でも、もじもじして変な空気になるぐらいなら、先に言っちゃった方が良いですからね。
その辺は久しぶりのソロライブとはいえ、さすが熟練の郁代ちゃんでこそ。

えみつん出てきてからのトークでも
「えみつんめっちゃ可愛いじゃないですか。
 
自分より可愛い人を呼ぶのは怖いじゃないですか(笑)」
「合コンで自分より可愛い人呼ばないような話で(爆笑)」
と飛ばしまくる郁代ちゃん(笑)

GW後に2人で八丈島に行かれた(Instagramなどで既報)とのことでしたが、郁代ちゃん曰く「ファンの方はご存じか分からないですが、えみつんは男っぽいんですよ」にえみつんファンの皆さん、速攻頷く(爆)。

2人ともあまり「女性同士2人で」行動しないという、タイプが共通しているそうで、2人でいると非常に楽だそうです。

「高い山(=八丈富士。伊豆諸島の最高峰、標高854m)に登りたい!」とえみつんが言い出して、「いいねー」と言いながら「雨降りますように」と願ってた郁代ちゃん、さすが黒い(笑)。
まさかそう思ってるとは今まで思ってなかったえみつん、それを受けて、「こういうこと言っちゃう郁ちゃんだから気が楽で(笑)」という返しがさすが漢です笑。

えみつんの、とあるトラブルも華麗になかったことにしようと頑張る郁代ちゃん、その振る舞いも流石は彼女!でした。

まさかのドリフメドレーコーナー用に郁代ちゃんがフリマアプリで購入した「8時だよ、全員集合」法被をアンコールコーナーで着て、サンタ帽子被ったえみつん、正に電器店店頭の電子レンジ売るお姉さんで、チャーミングすぎました(^^)。

・・・

夜の部のゲストは神田恭兵さん。

サイゴンからレミゼ、そして再びサイゴンからのナイツテイルと共演しつつも、郁代ちゃん曰く「つかずつかずな関係」(笑)←くっついたことないから離れることもない

同じカンパニーになることは多いのに、直接絡むことはほとんどない2人。今度のサイゴンではようやくわずかながら絡みがあることに気づいて郁代ちゃん、びっくりしてました。

神田さん、サイゴンは新演出になったときに一度離れたけど、「是非見にきて」と言われて行ったら新演出とっても良くて虜になって…と楽屋で熱弁したお相手が郁代ちゃん、だったそうです。今回のゲストをお願いした時点ではサイゴンで再び共演と思っていなかったので、今となってはびっくりだそうです。

2人のデュエットでとりわけ印象的だったのが、サイゴンの役を変えたデュエット「Last Night of the world」。

この曲、郁代ちゃんが男性ゲストの方に過去、何人にもアレンジを変えたバージョンをお願いしているんだそうです。
トゥイ登場のおどろおどろしいシーンを最初に繋げてからのこの曲への突入というもの。

最初その話を聞いたときには、正直言って笑ってしまったのですが、そのときの郁代ちゃんの表情を見てハッとしました。

トゥイの登場、その不気味な音楽に恐怖するキム、そこからクリスと出会えた時の本当に心から自分を許した表情への変化が、あぁ、キムは不安の中に生きていたからこそクリスと燃え上がったんだな、ということが見えて凄く良かったです。

郁代ちゃんの思いをそう受け止められたのは、郁代ちゃんと神田さんが同じサイゴンの世界で時を過ごしてきたからこそだったのだろうし、だからこそ、2人が歌う歌はお互い絶対になれ合わないのに、絶妙に引きつけ合うのだろうなと思えて。『ナイツテイル』の神田パラモン&郁代フラビーナもとっても素敵で!

ぜひ次は神田恭兵ライブに郁代ちゃんをゲストで呼んでもらいたいものです。
(ピアノの小澤さん、ギターの成尾さん、ベースの森さんは、実は神田恭兵バンドの皆さん)

ちなみに、神田さんも昼のえみつん同様、アンコールの「デスペラード」の時に舞台上手で観劇することになったのですが、同じく「8時だよ、全員集合」法被を羽織った神田さんは、商店街の福引きのお兄さんでしかなかったです(爆)

・・・

郁代ちゃん久しぶりのソロライブは準備万端で、MCが長くなって延びる(笑)以外は完璧でしたが、惜しむらくはインターバルが長い(笑)。
このクオリティで年1回以上の公演をやってもらえれば、公演以外でもファン層を広げられると思うので、是非期待しています。

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