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『綿引さやかソロライブ』

2019.8.25(Sun.) 18:30~20:50
六本木クラップス

同所でのライブは1年2ヶ月ぶり、
ソロライブは2月の渋谷以来6ヶ月ぶり。
びびちゃん久々のソロライブということで、「夏の最後の思い出」づくりに行って参りました。

この日は昼夜2回回しでしたが、日程の都合上、夜だけの参加です。
(昼の時間に予定していた別のイベントが抽選に外れ、その段階で昼がもう完売だったのでした。皆さんに「昼もいたんじゃないんだー?」て不思議がられました(笑))

前回の渋谷公演と同じく、第1幕が朗読劇、第2幕がコンサートという構成。
脚本は前回と同様「最高はひとりじゃない~2016~」の共同脚本・馬場巧さん。

渋谷公演の時は馬場さんが相手役として演じられていましたが、今回は「シスター」ということで「姉妹」の物語。
お相手するのは何と、びびちゃんのマネージャー、瀬戸山さんです。

最初の5分前説明の際に登壇されていて「えっ?」と驚いたのですが(しかもお上手だった)、本編も50分ほぼ出ずっぱり。

女優さんのマネージャーさんといえば、FCイベントで司会したりする方はたまにいらっしゃいますが、今回、びびちゃんたっての希望(だったそうです)とはいえ、これだけの長い時間の朗読劇に出演され、全うされたのは素晴らしかったです。

今回のテーマである「シスター」は、同じ父親を持つ、生年月日が同じ2人の女性、でも離れてから16年も経つ2人の女性。

びびちゃん演じる女性を女性A、瀬戸山さん演じる女性を女性Bと便宜的に呼称しますと、女性Aが女性Bのとある近況を耳にして、「この機会しかないかもしれない」と会いに行く。

当時を振り返って「楽しいこと縛り」で話を進めようとするも、どうにもぎくしゃくする2人。
でも話していくことで、当時は近すぎて反発するしかなかったことも、一つ一つ誤解が薄れていく。

同じ誕生日、占いをしたらいつも同じ結果、でも中身は違う2人。
分かり合わなきゃいけないと理屈ではわかっていても、感情が先行した過去。でも今出会えた時を、無にはしたくないと思う2人。

女性Aの女性Bへの気持ち、女性Bの女性Aへの気持ちには忌憚がなくて
普通なら女優さんの相手役は、仲の良い女優さんにお願いしたりするはずなのに、でもそれよりずっと相応しく見える。

女性Aの言葉と行動の節々にびびちゃんらしさが見え隠れして。
笑顔の裏に、普段は出せない苦しみを持っているように思えたり、頼ることがなかなかできなくて強がったりしがちな面だったりを、女性Bを演じる「マネージャーさん」が「頼って欲しい、力になるから」と答えてる様って感動しかなくて。

空想なのか現実なのか、その境目を感じないのがいい脚本なのかなと思いながら、感動のひとときを過ごしました。

第2部でびびちゃんがMCをされたときに、瀬戸山さんのことを紹介するとき「マネージャー」ではなく「クリエイティブスタッフの一人」と称されていたのは、「綿引チーム」として、びびちゃんが一番光るために何をすべきか、というマネジメントをしっかりされたことに対する感謝の気持ちと思えてなりません。

2幕でびびちゃんが語っていたMCで「自分が思う限界より、色んな人から勧められることを聞いてみた方が世界が広がるような気がする」という言葉が印象的で。

そんな流れで歌ってたリトマのアースラは、びびちゃん本人むっちゃ楽しそうでしたが、ホント生き生きしてた(笑)
「NBAバレエ団」からのオファーでしたね(一応ですが去年はちゃんとアリエルのオファーでしたよ(笑))。

というわけで今更ですが2部セットリスト。

●2部セットリスト
1.Don't rain on my parade/ファニー・ガール
2.Part of your world
 /リトル・マーメイド(アリエル)
3.あわれな人々/リトル・マーメイド(アースラ)
4.Before it's over/ドッグ・ファイト
5.スピーチレス~心の声~
 /アラジン(実写版)
6.locomotion/Beautiful
 ※みんなで歌おうコーナー
7.日本の唱歌(四季)
 →2019年3月、スウェーデンで披露された時の動画がこちら
  その時に披露された「オン・マイ・オウン」(英語)の動画がこちら

●アンコール
1.The Big Show
 /In This House~最後の夜、最初の朝~
2.umbrella/original

第2部はMCたっぷりでのコンサートで1時間。

5月のHollywood Bowlで「仲間として『普通』に迎えてもらったことが本当に嬉しかったと(この日に映像が流れてましたが今回はアンドリーナ役。四季では磯貝レイナさんがやってた役ですね)や、3月のスウェーデン国王・王妃の前での場の話もたっぷりと。

度胸はあるのにエピソードも必ず付いてくるのが、びびちゃんらしくてさすがです。いっぱい笑いました。

一番ツボったのは「お酒を飲むと壁とジャンケンしてしまうので皆に飲むのを止められている」でしたが(笑)

それ故、モヒートに憧れていて1部の朗読劇にちなんだオリジナルカクテルは、パインアップル風味ミント混ぜの「シスター」でして、美味でした。

「スピーチレス~心の声~」は「ブラバンディズニー」東京最終日のみで披露された曲でこの日が2回目ですが、このキャパですから、本当にすごかったです。

カーテンコールラストはびびちゃん作詞、久田菜美さん作曲の今回初披露「umbrella」。

友人の辛いことを気づいてあげられなかったことを知って、せめてわたしはあなたの「umbrella(傘)」になりたい、と歌われた曲は、びびちゃんの優しさと久田菜美さんの優しさが寄り添いあって高みに昇られていて、優しさと暖かさに包まれた、「綿引さやかライブ」に相応しいラストだったのでした。

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