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『ラブ・ネバー・ダイ』(5)

2019.2.18(Mon.) 18:30~20:55
日生劇場 GC階A列35番

日生劇場で一番好きなGC(グランドサークル)階、A列ど真ん中の席。ねねちゃんメグの視線がまっすぐ飛んでくる(^^)この席、追加公演の発売初日に狙って取りました。

あまりに良い席すぎてオペラグラス構えるのが申し訳ないほど(笑)。

my bestキャストで心置きなくmy楽です。

以前はWキャストを制覇しなきゃ、みたいに思うことも多かったですが、なかなか日程の制約上それも叶わず。

最初は2公演で全キャストの予定が発売後(いっくんコンサートに玲奈ちゃんゲストで急遽遠征したため)に崩れ、人気公演だけに無理できずに2回目のこの回がmy楽。

絶好席だったのもあるけど、芝居もとっても良かった!

絶対見たかったのが(田代)万里生くんのラウル。

初演でも見ていますが、正直、今の万里生くんが、『マリー・アントワネット』のフェルセン役を途中で抜け、笹本玲奈王妃様から「クリスティーヌの元に行っちゃうのよね」と可愛く拗ねられても(笑)、それを振り切ってまでいく理由がどこにあるのか、本心では分かってなかった気がするんですね。

勿論、玲奈ちゃんにしても気心知れて、かつ沢山助けてもらった万里生くんを、本心から引き止めて困らせる気持ちはなかったろうし、むしろ上手く抜けられるようにアシストされていたよう今は思えます。

というのも、玲奈ちゃんは前任のメグなわけで、万里生くんがクリスティーヌの元に行ったとて、幸せにはなれないだろうことを知っているわけですよ(笑)。まぁ、MAのフェルセンとて愛するマリーを救えず絶望するのでどっちもどっちではあるのですが。

で、そう考えるとあえてマリーを振ってクリスティーヌの元に行ってもほぼ同じ役回りなので(笑)、尚更理解できなかったんですね。

でも、この日の石丸幹二さんファントムとの対決を見て心から腑に落ちて。

私見ではありますが、万里生くんはクリスティーヌの元に行ったのではなく、ファントムの元に行ったのではないかと。彼もファントムという「才能」に魅せられた一人だったと思うと、何だか色々なことが腑に落ちたのです。

クリスティーヌもファントムの音楽に魅せられ、メグもファントムの存在に魅せられ、そして結局何も得られずに果てていく。

ねねちゃんメグのメグは途中で「壊れた」ように見えて。ファントムを求め続けたけれど、見てもいてくれなかった事実を母から聞かされ、辛うじて自分を支えていたものが壊れたように思えて。

玲奈ちゃんのメグは思えば「狂った」ように思えて。クリスティーヌとの大きな差を自覚していて、辿り着けない自分に発狂するようなところをがあって。

ねねちゃんメグは最後まで自分がクリスティーヌに叶わないことを理解しないで壊れたように思えて、それは力の差を自覚して狂っていったように見えた玲奈メグより、もしかするとまだ救われるのかもと。

この作品を見ていると、才能や天才って、無自覚に他者を傷つけるんだなと感じて。だからこその芸術なのかなと、そう思いもしたのでした。

・・・

この日の絶好席でねねちゃんメグの踊りと歌を堪能。コニーアイランドっぽい、失礼ながら一線から少し引いたところでこそ輝ける、そのポジショニングが抜群。

だからこそ、そんなところまで主役を奪いにくるクリスティーヌ・ダーエの罪深いこと(笑)

ある意味、自分の罪に無自覚という点で、ファントムとクリスティーヌは似ているんだなぁと、そんな感想を持ったのでした。

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