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『1789~バスティーユの恋人たち~』(2)

2018.4.14(Sat.) 17:00~19:55 1階T列10番台
2018.4.20(Fri.) 18:00~20:55 2階G列30番台
2018.5.6(Sun.) 17:00~19:55 2階I列40番台

帝国劇場

さほど行っていないと思いきや、意外にも3回観劇。初演は1回だけだったので、再演は3回でしかもDVD購入ということなので、人並みに嵌ったのですね(爆)。

上手くキャストを割り振れなかったので、メリポピ同様に全キャスト制覇はならなかったのですが、やっぱり自分の気になるのはロナンとオランプの組み合わせ。

今回の再演では4パターン中3パターンを見られたわけですが、自分が好きなのはかーねね。やっぱりかーねね(加藤和樹ロナン&夢咲ねねオランプ)。DVDも勿論かーねね。

少女漫画ど真ん中のラブストーリーが、何の不思議もなく展開されるさま。
その対極にあるのがてぺさや(小池徹平ロナン&神田沙也加オランプ)かと思うのですが、このペアがリアリティーを感じさせる(こちらも好き)のに対して、徹底的にファンタジーなのが、かーねね。

ねねちゃん演じるオランプ(ねねンプ)って、人を見る目が凄いあると思うんです。

王宮にいるのに、人を身分で判断してなくて。主君であるアントワネットさまへの忠心は立場を越えたものを感じるし、王様の弟のアルトワ伯を欠片も信用していなかったりするし。その上ポリニャック夫人の胡散臭さも感じ取ってたりして。ま、ラマールのことは使えないなぁと思ってるだけかもだけど(笑)。ラマールに銃口向ける時の無表情がツボ過ぎて(笑)。

だからロナンに心惹かれる様が凄い自然に感じるんです。
不器用で直情な、だけど他人を思う心に溢れたロナンのことを、ねねンプは「農民だから」なんて見ることはあり得ない。自分を助けてくれた相手の男らしさ、真っ直ぐさに心惹かれることが良く分かる。「不器用」って言葉は特にかーねねだと「そうだね。」と納得してしまうお互いの不器用さ。てぺさやだと不器用なのは恋だけって面を感じるのですが、かーねねだと恋から仕事まで不器用に感じる(爆)。

それゆえ、オランプがソレーヌと出会った時に、ねねンプだとすぐ分かり合っているように見えるんですね。そもそも人を信じない、不信感の塊のようなソレーヌからさえ、「あなたは真剣なのよね。」のひと言で分かり合えるほどの関係。「人の道を外れない生き方」という父親の言葉がぴったりきます。

さやンプとちょっと違うのが、さやンプだと「自分の道を外れない生き方」って感じがするんですよね。
「公私」という言葉で言うと、「公」に徹して「私」を薄める技術を持ってるのが娘役出身のねねちゃん。「公」に徹しても「私」が出てきちゃうのがさーや(爆)。ただその反面、自分をはっきり出す役(キューティーブロンドとか)はさーやが合うんだろうなと思う。

今回の作品の特徴と言えば、キャストが今までの帝劇キャストとかなり変わっていること。ダンス中心で、オーケストラ非使用ということもあっていつもと違うキャストが多く入られているのも印象的。そんな中女性キャストではソニンちゃんの安定感が流石ですが、準プリンシパル的なポジション、リュシル役の則松さんが印象に残りました。デムーランの彼女のポジションで、立ち姿、踊り姿の華やかさが流石は宝塚出身という感じで素敵でした。

今回、DVDが出るということで恐らくは今キャストは今回限りなのかと思いますが、秋から上演される『マリーアントワネット』との共通点も感じつつ、興味深く拝見できて良かったです。

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