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『新妻聖子クリスマスディナーショー』

2017.12.14(Tue.) 19:00~21:30
ホテル椿山荘東京5F・オリオン

新妻聖子さん初のディナーショー、今年東京、名古屋、広島で開催されますがこの日が正真正銘の初日。
それもあってか聖子さんのMCがまずもって

「新妻聖子人生初のディナーショーへおいでいただきありがとうございます!」と超ハイテンション(笑)

前日のFNS歌謡祭で披露されたシルバーの衣装を身にまとい(正しくはこの日のための衣装を前日のFNS歌謡祭でも着たという話だそう)、ハイテンションで始まります。

「私、『お客さまの気持ちに寄り添う』をモットーにしておりまして、皆さまと同じ気持ちを味わうべく…皆さまと同じディナーをいただきましたっ!!!美味しかったですよねっ!!」(会場内笑)

「テリーヌも美味しいし、パンもおいしい。あのパンどこで売っているんですかね?(笑)それにデザートのあのゼリー、むちゃくちゃ美味しかったですよねっ!!わたし一瞬で飲み込みましたっ!!」(会場内笑)

・・・・緊張しているせいなのか、いつもと同じく美食家の血がダダ漏れております(爆笑)。

55卓10人掛けテーブルは満員。総勢550人を前にした聖子さん、テンションの上がること上がること。

「皆さんおめかししていただいて!すごい景色です!男性のみなさん、皆さんが社長さんに見えます!」(笑)

5曲目のクリスマスメドレーではディナーショーの掟第1項(推定)である客席降り。ここで「皆さんの笑顔を見られて、ふわふわとしていた感じがやっと落ち着きました」と後で仰っていました。客席をぐるっと回ってお手振りされている姿はめっちゃお茶目でした。

それにしても、ど緊張するはずの初ディナーショーの前に、ディナーをフルコースでお召し上がりになられ、それであの、喉絶好調&トーク絶好調って、やっぱり新妻聖子は新妻聖子です(あえてリスペクトの意味で呼び捨て。久しぶりに笑)


さて。

この後、名古屋・広島を控えておりますのでセットリストはネタバレ扱いで。
NGの方は回れ右でお願いします。





ではセットリストです。

●本編
1.ラマンチャの男/ラマンチャの男
2.天地の声
3.愛をとめないで~Always Loving You~
4.sweet memories/松田聖子
5.X'mas Medley
 5-1.Amazing Grace
 5-2.星に願いを
 5-3.ジングルベル
6.Anothey day of sun/ララランド
7.Beauty And The Beast/美女と野獣
8.命をあげよう/ミス・サイゴン
9.All want christmas is You

●アンコール
10.Nessun dorma~誰も寝てはならぬ~


意識的にコンサートツアー2017と曲をなるべく重ねない構成だったようで、曲としては同じM6(ララランド)も実は、ディナーショーバージョンの踊らない(爆)ジャジーな編曲になっててとっても素敵!なかなかあの曲をこうは歌えない、さすがは聖子さん、踊らなくてもただじゃ済ませない(笑)

M1は緊張のあまり曲紹介をすっ飛ばしてももはやみんな知ってる安定のブランド。
M2とM3はNHKシリーズと紹介がありました。
M3は懐かしいですね。以前はしょっちゅう聞いていた曲ですが、持ち歌も増えて選曲の幅も広がったこともあってすっかりご無沙汰の曲。全体的に前半は「新妻聖子を知らない人でも聞ける曲」が集中していた感じがあります。

ディナーショー市場初参戦の新妻さん、ここ椿山荘の今年のクリスマスディナーショーラインナップでも、リーズナブルな価格設定(下から2番目)で、満席となったのはその理由もあるとは思いますが、それ故、「名前だけなら知ってる」「名前も知らない」方を呼んで、惹き付ける作戦と想定すると中々上手い構成です。

MCも研ぎ澄まされて無駄がない構成。60分のショーに正味12曲をフルで入れて、その上に挟み込むMCがどれも秀逸。
M8『ミス・サイゴン』の「命をあげよう」はこれ以上ないほどの作品の簡潔なる説明が入り込み、「キムが息子を思う無償の愛、その気持ちこそがこの作品のコアの一つを形作っている」と表現された後のキムの歌は、もはや歌唱と呼ぶ以上の、芸術作品に相応しい風景。バックに流れるヘリコプター音、あのサイゴンの音、すべてが鳥肌でした。音響とシンクロする照明効果も素晴らしかったです。

そういえば、「命をあげよう」ではいつもの通り気持ちが入り込みすぎて、歌い終わった後、衣装とビーズが絡まるハプニングで、現生に帰ってこれないまま舞台際のスタッフさんに「うぇーん、取れないよー」と助けを求めるチャーミングさ最強。

この日の「聖子さん」話は、「ディナーショーの女王の聖子さんに敬意を表して、同じ聖子ということでもありますし」の枕詞からの「さすがに『夏の扉』というわけにもいかないので」と笑いをひとしきり取った後の曲突入。隙がない(笑)。

後半のMCではこれまでのことにも触れられていて。

「私は2003年に『レ・ミゼラブル』に出逢わせていただいて、こんな素敵な世界があるのか!と思いました。この『ミュージカル』という素晴らしい世界を知ってもらいたい、という思いでやってきて。ありがたいことに昨日のFNS歌謡祭でも、地上波のゴールデンであれほど長い(14分)時間で歌わせていただけるということに、皆でハグして喜び合いました」

「一つ一つの場を大切に向き合い、後に続く人たちのために全力を尽くしたいと思ってやってきました」

「歌える場をいただけることは本当にありがたいことで、支えてくださる皆さまのおかげで、どれだけありがとうの言葉を言っても足りないぐらいです。せめて私から歌で感謝の気持ちをお伝えすることができればと思って歌わせていただきます」

の言葉には「作った思い」をひとかけらも感じなくて。

「お忙しい12月、今日という12月14日という日が、いらしてくださった皆さまにとって、素敵な思い出の大切な1日になったことを願ってやみません」という言葉とともに締められたディナーショー。

聖子さんの辿ってきた道が、上手くいかない道もあったりしたことも見てきたけれども、最近、聖子さんから発してくれる”感謝の気持ち”のまっすぐさはとても嬉しくて。

聖子さんの言葉と気持ちが、聖子さんの人となりをより豊かに、歌をより深くしてくれている。

だからこそ、そんな聖子さんのハートが、初のディナーショーの成功につながったものと信じられる、素敵な素敵な夜になりました。

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