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『GalaRibbon Come back Party』

2017.3.12(Sun.) 18:00~19:50
池袋ABSOLUTE BLUE

本井亜弥さん、岡村さやかさん、池谷祐子さん3人のユニット、『GalaRibbon』復活祭、最終回に行って来ました。

お3方のうち、最初に意識して拝見したのは岡村さやかさん(『しあわせの詩』)で、3年前(2013年10月)のことですから、私にとってはGalaRibbonは伝説のユニット。
今回、4年半ぶりの復活で、念願叶って拝見することができました。

まずはセットリストから。ゲスト3人回替わりでしたが、ゲスト曲以外は原則同じとのことです。
この日のゲストは小野田龍之介さん。
セットリストは特記ないものは3人のハーモニーです。

○1部
1.ごあいさつSong~『CATS』より~
2.Look At Me/イーストウィックの魔女たち
3.君の瞳に恋してる/ジャージー・ボーイズ
4.美女と野獣/美女と野獣
5.You'll be in my heart/ターザン
6.I'm Flying/ピーターパン
7.She's in Love/リトルマーメイド(3人+小野田)
8.迷いつつ(リプライズ)/アイーダ(本井ソロ)
9.On My Own/レ・ミゼラブル

○2部_
10.蜘蛛女のキス/蜘蛛女のキス
11.Sylvia's Lullaby/Finding Neverland
12.All That Matters/Finding Neverland(岡村ソロ)
13.Time Was When/マルグリット
14.Love can't happen/グランドホテル(池谷ソロ)
15.flying home/songs for a new world(3人+小野田)

○アンコール
16.Sailing my life/平原綾香・藤澤ノリマサ

お初な本井亜弥さん、そしてライブではすっかりおなじみの岡村さやかさん、池谷祐子さん。
(岡村さんと池谷さんは『さらだやん』で何度も拝見しています)

そのお3方が並ぶと、想像以上に亜弥さんがしっかり者の長女(お姉さん)、やんさんがここぞとばかり突っ走る、自由な次女、そしてさやかさんがここぞとばかり甘える三女(末っ子)。
そのバランスが絶妙で、MCも歌声も、4年半のブランクがあるとは全く思えません。

歌声の響きも3者3様。
伸びやかさが特徴的な亜弥さん。「迷いつつ」の雄大なスケール感が景色を思わせて素敵。
自由さが特徴的なやんさん。一番ピーターパンらしかった「I'm Flying」。伸び伸び感が印象的です。
繊細さが特徴的なさやかさん。「You'll be in my heart」の1パートずつ訴えかける様に紡ぐ歌声が絶品。

歌声についてはやんさんが言及されていましたが、「歌声を合わせたときの感覚、『ここで息継ぎをするよね』という同調感、そして歌を歌うときの気持ちの方向性がぴったりで」という感想がしっくり。

キャラクターも歌声もまったく被らずに、お互いを高め合うことしかしない絡み合い。
3人の共通点は、歌に対して、人に対して、ただひたすらにポジティブなところじゃないかと。
お互いを尊敬して、自分にないものを見せて引き出してくれることへの感謝が、3人の紡ぎ出すハーモニーをより濃いものにしてくれて。

酒井和子さんの奏でる音は、繊細さと優しさを併せ持って、やまだはるなさんの奏でる音は、大胆さとしなやかさを併せ持って、3人の最強ハーモニーを力強く支えて、これ以上ないほどの至福の時間でした。

それでいて、MCでは案の定(笑)、暴走から暴投から脱線から、感動まで幅広く網羅するのが流石すぎます。

たとえば亜弥さんとやんさんのこんなくだり。

亜弥さんソロ、「アイーダ」の「迷いつつ」の曲説明の時のワンシーン。

亜弥さん「この作品で私が好きな言葉が2つあるのですが、1つがラダメスがアイーダに対して、『100回生まれ変わっても、きっと君を見つける』という言葉が大好きで」

やんさん「何言ってるんだって感じですよね
      (会場大爆笑)」

亜弥さん「でもこの作品の上でのラダメスとアイーダはそれが自然で素敵なんですよ」

…と、普通にかわす亜弥さんお強い。

もう一つはゲスト小野田氏とのトークパート。

3人との関係は…ということで、さやかさんとが一番多い、という話で…

さやかさん「『しあわせの詩』という作品で初めて共演させていただいて」
小野田くん「そうですね」
さやかさん「その後『ひめゆり』で」
小野田くん「そうです」
さやかさん「私は学徒で」
小野田くん「私は鬼軍曹で。そしてさやかさん(の演じた役)は家に帰りたがってて」
さやかさん「そりゃみんな家に帰りたがってますよ」
小野田くん「そりゃそうですね」
さやかさん「で、『こわもて』な役で」
小野田くん「え、もててなかったですよ」
さやかさん「え」
亜弥さん 「え」
やんさん 「え」
会場内一同「え」

さやかさん「もしかして『こわもて』って”もてる”ってこと
       だと思ってます?」
小野田くん「え、そうじゃないんですか(会場内爆笑)」
さやかさん「違いますよ、顔ですよ」
小野田くん「え、ずっとそう思ってました(笑)」

…と、小野田氏に笑いの神が舞い降りました(爆)。

面白かったのはさらに後半の小野田氏登場シーン。

小野田くん「(GalaRibbonの後ろに)そっといるという
       のができないんですよね。
      前世に置いてきちゃったんです」
さやかさん「その返しいいですね(←気に入った模様)」
小野田くん「できないこと言われるとそう返すんですよ。
      『おじいちゃんの遺言でできないんです』
      いうのもあります(会場内笑)」
一同   「なるほどー」

小野田くん「GalaRibbonと同じ日にGesuRibbonって
       やろうかなと。同じ駅で」
さやかさん「同じ日やめてください(笑)」
小野田くん「じゃ隣の駅で」
さやかさん「だから同じ日やめてください(笑)」

…という仲良しペアが見ててとても楽しかったです。

3人のコーナーでは
「3月なので、今年の目標」というお題で。

さやかさん「今年の目標は『食生活を充実させること』で。
      私あまり料理が得意じゃなくて」
やんさん 「え、家行ったときに作ってくれた『やん』って
       ケチャップで書いてくれたオムライス
       美味しかったよ」
さやかさん「え、嬉しい(本当に嬉しそう)」
亜弥さん 「いいなー。私も『あや』って書いて
      作ってほしい(笑)」
さやかさん「あ、もちろん。
      というか、ただの3人話ですねこれ(笑)」
     「家の隣に大将さんがやってる料理屋さんが
      あって、週1ペースで行ってるんですけど、
      行かないと『元気にしてる?』とか気に
      かけてくれるんですよ。
      でもその大将さんも結構なお歳なんで、
      これからは自分でもちゃんと料理するように
      しなきゃって」
亜弥さん 「え、それ矛盾してない?(笑)」
やんさん 「だね(笑)」
さやかさん「じゃお店にも行って、自分でも作るって
      ことで。
      あと仕事の上では、ミュージカルにも出たいし
      ストレートにも出たいです」

ときて、やんさんのパート。
やんさん 「貯金したいです」

それで終わる(笑)

亜弥さん 「(いろいろ悩んで)【強く生きる】ですね。私と
       池谷さんの共通の恩師の方が去年年末に
       亡くなられたこともあって、
       いろいろ考えることがあって。
       恩師の方、その方は(今日のピアノの)
       酒井さんと(今日のドラムの)やまださんと
       出会わせてくれた方でもあるんですけど、
       その方に恥じないような生き方をしたいと
       思っています」

そんな三者三様のお話から、再び3人のハーモニーへ。
主にハーモニーの構成は亜弥さん、やんさんで、それに対してさやかさんがとっても感覚的な注文をなさるそうで(笑)、「それでもわかる2人は凄い!」とさやかさんが感動してました(爆)。

そのやり取りを拝見していて、ハーモニーを聞いていても思ったのですが、お3方それぞれが持っている長所を、お互いが感覚的に分かっていて、音楽を通した気持ちの通じ合いが、1人ずつではなしえない音楽の空気を作っているのだろうなと。

「心地よい音楽」「刺激的な音楽」のために、3人のメンバー、そして酒井さん・やまださんそれぞれが持ち寄ったピースが、時には言葉なしでも噛み合っていくのだろうなと思いながら、客席で受け取れる「しあわせの音楽」の心地よさが伝わる奇跡に、ただ酔いしれました。

2人が3人になり、演奏メンバーまで加えると5人にまでなり、よりスケジュール調整が難しくなりそうではありますが、定期的に音楽を聞ける機会がありますこと、心から願っています。

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