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『Off Broadway Musical Live 4』

2017.2.14(Tue.) 19:00~21:10
2017.2.14(Thu.) 19:00~21:10

原宿ラドンナ

「Off Broadway Musical Live」、通称「OBML」の第4弾。

オフブロードウェイ(劇場客席299席未満の劇場※後述)に乗る作品の曲で作られるライブ。
第1弾の江古田で拝見して以来なので、よく考えたら久しぶりです。

今回は2/14のバレンタインデーから3日間の日程。

「今日はバレンタインですけど、いいことありましたか?あったら今日ここにはいないか」と某キャスト(RiRiKAさん)が予想通り爆弾ぶっ込んでましたが(爆笑)。

というわけでセットリストです。
ネタバレNGの方は回れ右をお願いします。




●セットリスト
<第1部>
1.Traffic Island Song~渋滞の街~
   /Island Song(全員)
2.Kindergarten Love Song~園児のラブソング~
   /Drew Gasparini(RiRiKA)
3.The Bro Duet~友情デュエット~
   /Moment by Moment(奥山・田川)
4.Wall Loven'~うちのお隣~
   /Island Song(吉田)
5.I Will Be Loved Tonigh~今夜~
   /I Love you,You're Perfect,Now Change(三森)
6.No~No~/Chasing the day(三森・奥山)
7.Christmas Lullaby~クリスマスララバイ~
   /songs for a new world(木村)
8.One More Day Of Snow~雪の日~
   /Jasper in Deadland(全員)

<第2部>
9.Henry & Mudge~ヘンリー&マッジー~
   /Henry & Mudge(田川・吉田)
10.Snapshot in my Memory~思い出~
   /Camer & Gregor(木村・吉田)
11.The pile~動けない~/The Wreck(奥山)
12.In Short~いっそ~/EDGES(木村)
13.Give Words of Love~伝えたい~
   /The Years Between(木村・RiRiKA・三森)
14.Run Away With Me~ふたりきり~
   /Sam Brown(田川)
15.Michigan~ミシガン~/Michigan(三森・奥山)
16.I'd Give It All For You~全てをあなたに~
   /songs for a new world(RiRiKA・吉田)
17.That Smile~その笑顔~/It's Only Life(全員)

<アンコール>
18.I Love you,You're Perfect,Now Change
   /I Love you,You're Perfect,Now Change(全員)

この日、今年10月の再演(日暮里d-倉庫)が発表された通称『なうちぇんじ』(I Love you,You're Perfect,Now Change)の曲と、クリエで上演されたことがある「songs for a new world」以外は初聴の曲が並びます。

メンバーは
女性陣が
・木村花代さん(メイン進行役)
・RiRiKAさん(トークかき回し役)
・三森千愛さん(キャスター役)

男性陣が
・奥山寛さん(サブ進行役)
・田川景一さん(犬使い役)
・吉田純也さん(犬役)

という感じで(笑)

MCはこのメンバーだからわかる通りで花代さんが進行しようとするも、隙あらばRiRiKAちゃんが茶々入れる、男性陣はほぼツッコめず唯一、(吉田)純也さんが孤軍奮闘。

その中で奥山さん&田川さんも静かなわけですが、千愛ちゃんに至っては花代さん&RiRiKAちゃんに挟まれて完全に観客状態となり、初日(14日)には「地蔵」という愛称まで付いておりました(笑)

それでも千愛ちゃん、あまりに台本を棒読みするから「キャスター」という愛称が付き(爆)。
最終日(16日)は話を振られたら、ちゃんとキャスター風にイントネーションいじって台本を読んでて、キャラ作ってました。その努力大事です(笑)。実際に面白かったですしー。

何とか言い終わるも、ぼそっと「上手くいかない…」って呟いたのがマイクに入ってた千愛ちゃん、会場中の笑いを誘っておりました。

ちなみにオフブロードウェイの定義について、構成の藤倉女史曰く、「客席数299人以下の劇場」とのことで、一説として確かにそれはあるそうですが、一般的には「客席数499席以下の劇場」だそうです。
「訂正しておいてください」と花代先生から事務連絡がありましたのでご連絡申し上げます(笑)。

気になった曲、気になったエピソード(主に16日)をつれづれに。

M1はOBMLの第1弾でもOPで歌われていた「Island Song」。
第1弾にも花代さんは出られていてその時もセンターでしたが、第1弾ではびびちゃん(綿引さやかさん)、藤倉女史のペアで入っていた女性2・女性3が、今回はRiRiKAちゃんと千愛ちゃん。今回のメンバーもとってもパワフル&歌うまさんで素敵です。

M2なんですけど…もう出オチ感満載なんですが、それを曲の最後まで力技で持たせちゃうRiRiKAちゃんのファンマゴ感たるや(笑)。

藤倉女史の13年前の誕生日に同志から贈られたそうな誕生日プレゼントが、今年のRiRiKAちゃんの衣装、ということで何と黄色いキャップと幼稚園児コスプレ衣装というね(爆笑)。

花代さんが楽しそうに衣装付けて去っていく姿も面白すぎる(笑)

で、14日はまだ普通だったんですよ。
問題(爆)は16日です。

舞台上手側に、実は武蔵タム(むっくん)が来てたんですね。(上手側には瑠華タムも。下手側には俊吾タムも)
たまたま曲で出てくる相手の男の子の相手のイニシャルが「M」で一緒だったんですね。
RiRiKAちゃん、あろうことかむっくんを相手に、壇上と客席とで恋愛ごっこに突入(会場内笑)。
最後はむっくんに振られて「あぁ、ダメかぁ…」って一しきり玉砕して終わってました(爆笑)

後でMCに苦戦した男性陣からさえ「あの犯罪的な人ね」呼ばわりされてたのも笑いました(笑)。

M5は久しぶりのなうちぇんじ(10月再演が決まっています)の素敵なバラードを千愛ちゃんで。
恋愛作品ではあまり見たことがない千愛ちゃんでしたが、ハートが伝わってとても素敵。初日は委縮してた感じが合った千愛ちゃんでしたが、千穐楽はいい意味で開き直っていた感じがとても良かったです。
開き直るも何も、最初から突っ走る花代さんとRiRiKAちゃんが両端に控えてますからね(笑)。

そういえば千愛ちゃんといえば、この曲の前での吉田純也氏の様(*)を「いつにも増して気持ち悪い」とボソッと言って冷ややかな視線を浴びせてたのがなかなか流石でした(爆)。

*隣との壁が薄いので音が聞こえてくる、聞きたいわけじゃないのにと悶々とする曲

ところでM4、客席にタムくんたちいる状態で上演していい曲だったんだろうか(苦笑)。

M7花代さんソロは、「A Song For A New World」からの曲。
クリエで上演されたソングサイクルミュージカルですが、実のところ個人的な記憶だと、あまり印象が残っていない作品で。ちょうどその時の自分の琴線に響かなかっただけなのだとは思うのですが、今の花代さんでこの曲聞くと、なんだか涙が流れそうになるぐらいすっと胸に伝わってきます。なんだろう、ソングサイクルだからこそ、歌に感情が入らないと物語が伝わってこないんだな、と思わされて。

それと同じことはM16の、同じく「A Song For A New World」からの曲、RiRiKAちゃんと吉田純也さんのデュエットでも感じました。
実は今回のOBML4、当初は14日の1回だけの予定でした。が、この「A Song For A New World」の2曲をどちらももう1回聞きたくて、急遽予約を入れたのです。

RiRiKAちゃんの歌の魅力って、変な言い方だけど歌だけじゃないと思うんですね。歌とその周囲の空気を「RiRiKA色」に染めて、優しい空気で包み込むところ。説得しようとせずに、相手を説得させられる歌。
「歌の世界が見える」という感じを、今まで聞いたどの曲よりも、この曲に感じて。

今回、何より嬉しかったのは、今回のメンバーで歌が一番伝わってきた吉田純也さん(初見)とのデュエットでこの曲、ということ。

純也さんはムードメーカーで、MCで唯一RiRiKAちゃんに立ち向かえるスキルを持った方(爆)なのですが(ちなみにあまりに五月蠅いとあのRiRiKAちゃんに「ハウス」と言われて一歩引く(笑))、歌い出すとRiRiKAちゃんと似た空気を感じるのが、「歌声で風景を作れる人」という印象。

偶然なのか必然なのか、同じ方向をもった2人で聞かせてもらえた奇跡が、今回OBML4での最大のラッキーでした。

ちなみに、台詞覚えが早い(花代さん談)なRiRiKAちゃん(*)が、この曲の作品名を思い出せず、この作品の出演経験者(客席にいらした)に教えていただいていました(笑)。

(*)ちなみに台本見るとかえって混乱するそうです

他曲では、花代さんの破壊力抜群のM12。
今回、作詞は西村淳さんと藤倉女史が分けて担当されていますが、基本は容赦がない方が藤倉女史作(笑)
「In Short」は女性の立場から元カレへの恨み節を赤裸々に綴っているのですが、文章にできないぐらい赤裸々(笑)。「ぶっ殺してやる」ぐらいは序の口でして、それでも「タンスの角に小指ぶつけてしまえ」って歌詞は、あぁ藤倉女史のセンスの方向性と、何となくホッとしました。

この曲の終了後、女性陣3人が揃ってMCがあったのですが、そこで花代さんから驚きの事実が。
この「In Short」、実は「sign」のキャストオーディション課題曲だったそうで。
藤倉女史が前に座って「歌いたいように歌ってみて、じゃ」、と言われたという(爆笑)。←怖いよ(笑)
その壁を乗り越えたキャストが、あの発表されたキャストなんだそうです。うわぁ。

そういえば、MCでM2の「園児ソング」を花代さんが「やりたい」って仰っていましたが、観る方から勝手に思うと「園児ソング」を花代さんで、「In Short」をRiRiKAちゃんで聞いてみたいのです(大笑)。

なんかある意味、今と別の犯罪方向になりそうで(大爆)

M13は3人女性の曲ですが、3者3様の歌声が、実に上手に絡み合います。
花代さんのもともと硬質な歌声は、最近柔らかさを増してきて。
RiRiKAちゃんと千愛ちゃんのデュエットがメインパートの大部分を占めますが、2人がお互いを追いかけるように、頼り合うように、でも自立するように歌いあげる様が至福の時です。
この3人は過去いずれもエレンを演じている共通点があるので歌声は似ていると想像はしていましたが、予想以上に他のキャストを消さない歌声。重層的に迫ってくる歌声に酔いしれました。

そして当然のごとく、RiRiKAちゃんは大泣きしてて、両側の花代先生と千愛ちゃんに覗きこまれてました(笑)
この次の田川景一氏のソロでもRiRiKAさんは毎回大泣きしてたそうです。

新鮮だったのはM16。
いつもはおっとり系が多くて「淋しい時にはパソコンがあるから大丈夫(本人談)(←(ネット)サーフィンしてるからね(RiRiKAちゃん談))」の千愛ちゃんにあって、驚くほどエネルギッシュな曲。パワフルでこういう曲もとても良かった!ぜひこういう系統の曲も歌ってほしいです。

ラストは、10月再演が発表された”なうちぇんじ”のED曲な「I Love you,You're Perfect,Now Change」。
やっぱりこの曲大好きだー!

色んなこともあっても、でも心をオープンにすれば幸せは来るんだよ、的なこの曲で気持ちよく締められて、OBML4、素敵に終演でした。
公式のお見送りで感想も伝えられて、2回見て良かったOBML4でした。

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