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『The Best Of Musical Concert』

2016.12.3(Sat.) 13:00~14:55
よみうり大手町ホール 18列10番台(センターブロック)

グランドミュージカル編、最終日です。
1週間の会期を前半「ポピュラーミュージカル編」(四季作品メイン)、後半「グランドミュージカル編」としての開催です。

ホリプロさん主催でありながら、キャストにホリプロさん所属の方が出られていないのが特徴で、ポピュラー編は沼尾みゆきさんが妊娠のため木村花代さんが代役、グランド編は昆夏美さんが声帯結節のため大塚千弘さんが代役となりました。

たった1週間の会期で2人も交代になるのは近年ではあまり記憶になく、心配になるほどでしたが、拝見したグランドミュージカル編では、ちーちゃんが獅子奮迅の大活躍で立派に務めを果たされていました。代役感が欠片もなく、ご本人が前日まで映画撮影していたとは到底思えない、その大変さを一言も発されない様はさすがです。

惜しむらくは、両パターン共通だったパンフレットの部数が足りず、12月2日ソワレでは終演後には完売、私が行った12月3日マチネに至っては開場後15分で完売となり、その時購入することはできなかったこと。私以外にもかなりの方が購入できていませんでした。

想像ですが、前半に数が出すぎたか、リピーター率の比率を見誤ったか、製作数を絞ったか、その辺りだとは思います。が、回ごとの冊数が限られているのであれば、会場だけで告知するのではなく、twitterや公式HPで告知して、早めの来場を促すといった策がとれたはず。何のためのtwitter公式アカウントなのか、理解に苦しみます。

・・・

さてまずはセットリストから。一部日替わりです。
休憩なしの95分予定でしたが、実際には110分(+開演5分押し)でした。

○セットリスト
1.Seasons of Love/RENT(全員)
2.One Song Gloly/RENT(藤岡)
3.パレ・ロワイヤル/1789~バスティーユの恋人たち~(上原)
4.私のお気に入り/サウンド・オブ・ミュージック(大塚)
5.アンヌと腕を/ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち~(相葉)
6.This Is The Moment/ジキル&ハイド(石井)
7.Falling Slowly/Once ダブリンの街角で(藤岡・大塚)
8.闇が広がる/エリザベート(石井・相葉)
9.星のさだめ/アイーダ(上原・大塚)
10.GO THE DISTANCE/ヘラクレス(藤岡)
11.A Whole New World/アラジン(石井・大塚)
12.愛せぬならば/美女と野獣(上原)
13.君の瞳に恋してる/ジャージー・ボーイズ(藤岡)
14.ミー&マイガール/ミー&マイガール(相葉・大塚)
15.ブイ・ドイ/ミス・サイゴン(石井・上原)
16.世界が終わる夜のように/ミス・サイゴン(藤岡・大塚)
17.命をあげよう/ミス・サイゴン(大塚)
18.星よ/レ・ミゼラブル(上原)
19.彼を帰して/レ・ミゼラブル(石井)
20.民衆の歌/レ・ミゼラブル(全員)

En.Take Me to Heaven/天使にラブソングを~シスター・アクト~(全員)

今回のメンバーは男性4人、女性1人。
石井一孝さん、藤岡正明さん、上原理生さん、相葉裕樹さん、大塚千弘さん。

男性4人は持ち歌が1曲以上入っている(石井さん:M11、M19、藤岡さん:M2、M16、上原さん:M3、M15、相葉さん:M5)に対して、ちーちゃんは持ち歌ゼロ。昆ちゃんならM16とM17が持ち歌になるので、曲変更はなかったのでしょうね。そうなると、セトリ変更なしで代役となると、ちーちゃんしか無理だったのでしょうね(昆ちゃんとちーちゃんは同じ東宝芸能所属、通常、代役の場合は同事務所が手配するので)。

ちーちゃんは紅一点ということで、見事に全員とデュエット。ZORROで尻に敷いた(爆)カズさんとのデュエットはカズさん本役のアラジン。あらあらちーちゃんジャスミン。まさか実現するとは…、さすが相性ばっちり。ジャスミンのちょっと強気なところもぴったりです(なんだかデジャブが(爆))

そして気心知れた手下(爆)マサくんとは日本未上陸作品のM7のラブバラードデュエットをしっとり歌い上げ、かと思えばマサくん本役のクリスと、これもまさかのちーちゃんキムとのラブデュエット「世界が終わる夜のように」(M16)を相性抜群に歌で寄り添います。ちーちゃんの今の年齢ですから大人キムで落ち着いた雰囲気を感じさせながらも、とても素敵なデュエットでした。半ば幼馴染のような関係性とは思えない(笑)

初共演の理生氏とはこれもまさかの四季デュエット。ちーちゃんは濱めぐさんパートということですね。以前もコンサートで「連れてきて/ジキル&ハイド」を歌われたことがありますが、意外とちーちゃん歌い上げ系得意にしてて、濱めぐさん曲って合うんですよね。次はぜひDG@ウィキッドをお願いしたい。

で、出色だったデュエットがM14のミーマイ!
本役の玲奈ちゃん以来、久しぶりに踊れるサリーを見た(笑)。せっかくだからタップシューズでやってもちーちゃんなら出来るでしょ、って言っちゃいそうになるぐらいに踊りまくってて、ちーちゃんに不得意なところってあるんだろうかと不思議になってしまいました。

どうしても踊りが気になって下を見ちゃう人が多いこの曲ですが、玲奈ちゃんにしろちーちゃんにしろ、踊りの基礎がある人は笑顔で前見ながら歌うんだよねー。意外に明るい役が少ないちーちゃんだから、サリー見てみたかったなー。

これ踊った後ですぐMCになる展開は鬼だよね(さすがのちーちゃんも息を切らせてた)。
「年上のサリーですいません」って謝ってましたが(爆)。

そしてその上、M16→M17のサイゴン鬼パート、本役でさえしんどそうな、「世界が終わる夜のように」からわずかのインターバルでの「命をあげよう」。
もう少し何とかしてあげられなかったかと思う2曲ぶっ続けでしたが、ちーちゃんは見事にこの難関を飛び越えて歌いきって流石です。レミもサイゴンも無縁のキャストというのが、全くもって不思議です。

・・・

はてさて。ここいらでトークレポに入ります。

そもそもこのコンサート、最初のトークからしてテンションが変でした。
センターの石井さんが口火を切り、「グランドミュージカル編へようこそ」ってあたりから普通にマサくんと会話しだしているのを見てちーちゃんが一言。

ちーちゃん「自己紹介は?」

会場内がこれで一つに(笑)。

そしてこの日の話題は前日ちーちゃんがツイートした「家族みたい」という話題での、家族構成の話で持ちきりに。

カズさん「ちーがみんなの家族の役割をツイートしてて。俺が…」
ちーちゃん「お母さん(会場内爆笑)」
カズさん「なぜ俺がお母さんなの(笑)」
ちーちゃん「だって包み込む感じがそんな感じかなって」
カズさん「私の中の女にどうして気づいたの(会場内爆笑)」

カズさん「で、理生が…」
ちーちゃん「お父さん(笑)。だって理生くんのお父さん感ハンパないじゃん(笑)」
理生くん「結婚もしてないのにね(笑)」

マサくん「で、俺が…」
ちーちゃん「長男」
マサくん「ま、普通だよね」

ちーちゃん「で、私が長女」
カズさん「ま、そだね」

カズさん「で、ばっち(相葉くん)が…」
ちーちゃん「ポチ(会場内大爆笑)」
カズさん「なんでポチなの(笑)」
ちーちゃん「だってなんかダックスフンドみたいじゃないですか(笑)。猫って感じともちょっと違うし」

・・・とかいう会話を繰り広げていて。

マサくん「これでソフ○バンクのCMやればいいじゃん」
ちーちゃん「あれはパパが犬だからダメ(笑)」

カズさん「なんか家族歌合戦みたいになってまして(笑)、グランド家の物語、ごゆっくりお楽しみください」

・・・という、不思議なまとめに落ち着きました(笑)。

このMCって最後までずーっと引きずってて、家族感満載の空気感だったわけですが、レミ特集パートの時の話。

カズさん「やっぱり『レ・ミゼラブル』は特別な作品ということもあって、マサもレミが舞台デビュー」
マサくん「そうです」
カズさん「理生もそうだよね」
理生くん「そうです」
カズさん「俺もサイゴンの後、(名前の付いた)役を貰ったのはレミが初めてだし。そしてこの度レミに加わることになった相葉くん」
相葉くん「ありがとうございます(会場拍手)」
カズさん「アンジョの曲は今日歌うの?」
相葉くん「まだ僕のアンジョは作り始める前なので、今日は先輩にお任せします」
マサくん「じゃぁアンジョの歌を歌うか、俺に『お手』をするか選んで(笑)」
相葉くん「(躊躇わず)『お手』(会場内笑)」
マサくん「ちーはレミは出てたっけ」
ちーちゃん「(一瞬絶句した後)、もー、性格悪いんだから!!!」←出てない
マサくん「そーです、性格悪くてすいません」
理生くん「俺はお前をそんな風に育てた覚えはない(会場内大拍手)」

という見事なオチが決まりました(笑)
理生くんすげぇ。レミのカテコで小声挨拶に定評があった氏と同一人物とは思えない…(爆)

本編の曲間でそれぞれ皆さんがMCをするのですが、理生くんの「1789」での「5人のティボルト」の話が面白かったです。
初代が理生くん、2代目が1789でロナンをやった(加藤)和樹くん、(来年の)3代目が1789に出演してた渡辺(大輔)くんと広瀬(友祐)くん。そして1789でマリー・アントワネットだった鳳稀かなめさんは宝塚時代にティボルトをやってて。
で、1789でオランプをやってた夢咲ねねちゃんは宝塚時代にジュリエットをやってたので、『5人もティボルトがいれば運命変えられるんじゃね?ジュリエット手に入れられるんじゃね?』みたいな話をしてて(笑)、でもダントンとしてはソレーヌ(ソニンちゃん)がいるからそれはダメだよね、と落としてました(爆)

ちーちゃんのMCは先述の通りミーマイでがんがん踊った後なので、「あれだけ踊った後にMCというのも」って息切らせてはーはー言ってましたが、ちなみにちーちゃんはMCで「考えない派」なのだそうです。

パンフレットに「他の人にやってほしい役」というのでそれぞれ挙げたそうで、一番笑えたのが「カズさんに『レベッカ』のダンヴァース(夫人)」。「カズさんがあの役やったら私殺されそうだもん」が冗談に聞こえず」(爆)

藤岡くんに『ウィキッド』のエルファバ。理由が「だって緑色似合いそうなんだもん(爆笑)」

…という、最後までMCは自由なのでした。

・・・

出演者の連携もとてもよく、カズさんも仰っていましたが客席も舞台上も『ミュージカルが好き!』で揃った空間。ラストのアンコールのシスアク曲もぴったりで、グルーブ感あふれるちーちゃんのノリノリぶりもツボでしたが、最後のバンド紹介、出演者1人ずつが紹介していったとき、ちーちゃんからの紹介が全員中間違いなく一番漢前でカッコよかったことを特筆事項としておきます(爆)。

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