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2016年12月

2016年もお別れ。

2016年もお別れ。

年末大晦日恒例の、一年間振り返り企画です。
最終的なカウントは1月1日に更新します。
※出演者はフルネームの場合は原則として敬称略です。

●アクセス回数統計(2016年は12月30日まで)
  2016年(平成28年) 85,796回(累計985,836)※PC+携帯
  2015年(平成27年) 93,427回(累計900,040) 〃
  2014年(平成26年) 149,636回(累計806,613) 〃
  2013年(平成25年) 171,881回(累計656,977) 〃
  2012年(平成24年) 97,881回(累計485,096) 〃
  2011年(平成23年) 71,845回(累計387,215) 〃
  2010年(平成22年) 115,763回(累計315,370) 〃
  2009年(平成21年) 39,312回(累計199,607) 〃
  2008年(平成20年) 40,276回(累計160,295) 〃
  2007年(平成19年) 21,640回 ※PCのみ
  2006年(平成18年) 30,996回  〃
  2005年(平成17年) 66,481回  〃

 去年の大みそかで通算90万アクセスを達成。
 今年は前年比微減でした。
 来年中には通算100万アクセスになる見通しですが、ブログ開設の2005年から干支一回りでの100万アクセス、感慨深いものがあります。

●日別アクセス数上位
(日付の後は更新日直近の記事)
  1位 3,725回/5月30日(金) 『寝盗られ宗介』(3)
  2位 1,226回/4月24日(日) 『寝盗られ宗介』(1)
  3位  780回/5月31日(火) 『寝盗られ宗介』(3)
  4位  750回/2月7日(日)  『Marry Me A Little』
  5位  668回/10月20日(木)
      『新妻聖子コンサートツアー2016~The Prayer~』
  6位  622回/11月15日(火)
      『RiRiKA Solo Live ~my words & your words~』
  7位  613回/10月24日(月) 『Alone with 2』
  8位  563回/6月13日(月) 『熱海五郎一座』(1)
  9位  553回/8月1日(月)
                 『ジャージー・ボーイズ』(2)
  10位  549回/11月14日(月)
      『RiRiKA Solo Live ~my words & your words~』

 何といっても史上最高の3000越えとなった『寝盗られ宗介』大楽の直後が凄いです。

 今までの最多は一昨年、2014年5月22日『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2014』の1,579回ですので、なんとその倍以上ということになり、さすがに驚愕しました。
 上位3位はその『寝盗られ宗介』で独占。そのパワーは凄かったです。

●キーワード検索/人物編
  1位 新妻聖子  210回(前年1位/272回)
   2位 石丸乾二  106回(前年10位外)
   3位 井上芳雄   95回(前年2位/188回)
   4位 吉良淑乃   86回(前年10位外)
   5位 中川晃教   68回(前年10位外)
   6位 岡田浩暉   53回(前年10位外)
   6位 加藤和樹   53回(前年10位外)
   6位 赤根那奈   53回(前年10位外)
   9位 ダイヤモンドユカイ 48回(前年10位外)
  10位 綿引さやか  43回(前年3位/146回)
  10位 成尾憲治   43回(前年10位外)

 人物検索キーワード経由のアクセスは減る傾向にありますが(SSL経由のアクセスだと検索キーワードが拾えないからだそうです)、去年の1~3位がそのままスライドし、その合間に前年10位外の皆さまが8人入るという形。
 和樹氏と那奈嬢が同数なのは、セットで検索されていたからで、「夢咲ねね」名義の8回を加えると、単独6位になります。
 ちょっと驚いたのが1回しか名前を出していない、劇団四季の吉良淑乃さん(平田愛咲ちゃんが『サウンド・オブ・ミュージック』のマリア役で出ていた時のトラップ一家長女・リーズル役)と、『Before After』のギタリストの成尾憲治さんのお2方。びっくり。

●キーワード検索/作品編
   1位 ジャージーボーイズ    274回
   2位 ミス・サイゴン        265回
   3位 王家の紋章         39回
   4位 ひめゆり           35回
   4位 相棒              35回(*)
   4位 GOLD~カミーユとロダン~ 35回(*)
   7位 Bitter Days,Sweet Nights 29回(*)
   8位 グレート・ギャツビー    17回
   9位 星の王子さま        16回
  10位 モーツァルト        15回(*)

 (*)印は前年以前の上演作品です。

 番外編(作品以外)
   1位 岩谷時子メモリアルコンサート 117回
   2位 I LOVE musicals        61回
   3位 カラオケバトルコンサート    56回
   4位 ミュージカルミーツシンフォニー2016 23回

 今年の作品では『ジャージーボーイズ』と『ミス・サイゴン』両作品の独走でした。
 前年以前の作品では新妻さん出演作品が目立ちます(4位の2作品、7位)。

●ページビューランキング(2016年up記事)
 ※400アクセス以上
   1位 『寝盗られ宗介』(3)     3,174回
   2位 『寝盗られ宗介』(1)     1,450回
   3位 『I Love Musical』(2)     1,093回
   4位 『ジャージー・ボーイズ』(1)  968回
   5位 『石丸幹二25周年コンサート My Musical Life』
                         957回
   6位 『ミス・サイゴン』(32)      908回
   7位 『カラオケ☆バトル コンサート』 849回
   8位 『寝盗られ宗介』(2)      768回
   9位 『岡田浩暉デビュー25周年記念コンサート
       ~I Love musical~』
                         747回
  10位 『I Love Musicals』(武道館)   729回
  11位 『1789~バスティーユの恋人たち~』706回
  12位 『RiRiKA SOLO LIVE 2016』   633回
  13位 『王家の紋章』(2)        619回
  14位 『新妻聖子コンサートツアー2016
        ~The Prayer~』
                         575回
  15位 『ジャージー・ボーイズ』(2)  564回
  16位 『ミス・サイゴン』(31)      534回
  17位 『王家の紋章』(1)       516回
  18位 『RiRiKA Solo Live ~my words & your words~』
                         499回
  19位 『ジキル&ハイド』(5)     434回
  20位 『グレート・ギャツビー』     416回

●ページビューランキング(2015年以前up記事)※400アクセス以上
   1位 『岩谷時子メモリアルコンサート』(2014/10)
                  1,200回 こちら
   2位 『新妻聖子コンサート2015
        ~musical and more...』(2015/11) 964回
               こちら
   3位 『ミス・サイゴン』(12)
          649回(2012/9) こちら
   4位 『白夜行』      513回(2011/2) こちら
   5位 『笹本玲奈 15th Anniversary Show Magnifique』
         (2014/2)   512回 こちら  
   6位 『ミス・サイゴン』(8)  484回(2012/7)
               こちら
   7位 『相棒』3rd Series最終回  481回(2005/3)
               こちら   
   8位 『サウンド・オブ・ミュージック』(2015/9)
               こちら    419回

 前年以前のupページviewが多いのは嬉しいです。
 後から振り返って見てみたいと思っていただけたことも嬉しいですし、きっと今でも読む意味がある内容が書けたんだろうな…と自惚れてしまったりもしますが。

 目を惹くのは7位の「相棒」3rdシリーズ最終回、これは高橋由美子さんが2役をやった回ですが、CSで何度か再放送されるたびにアクセスがあるようで、嬉しい限りです。実はいまだに番組を録れていない不思議な回なので、来年こそは。

●観劇回数で見た2016年

 舞台(イベントを含む)は、
   78作品111回(去年73作品108回)。
 うち舞台作品に限定すると、
   31作品62回(去年37作品63回)。

●キャスト別よく見ました順(女性編)
  1位 岡村さやかさん 20回(去年13回)
  2位 笹本玲奈さん  16回(去年14回)
  3位 新妻聖子さん  12回(去年10回)
  4位 青山郁代さん 9回(去年2回)
  4位 RiRiKAさん    9回(去年1回)
  6位 綿引さやかさん 8回(去年24回)
  7位 大塚千弘さん   6回(去年6回)
  7位 清水彩花さん   6回(去年6回)

 今年のwatch1位は岡村さやかさん。作品としても『Tick Tick Boom!!』、『Birth』、『BEFORE AFTER』、『レプリカ』、『「八犬伝-東方八犬異聞-」 二章』と5作品、群を抜いて多かったです(そのほかにライブもたくさんありましたが)。

●2016年私的ランキング

 <作品部門>
  1位『ジャージーボーイズ』
   (7月・シアタークリエ)

   *研ぎ澄まされた脚本、そして中川氏を筆頭に、どこ
    を見回しても適材適所な登場人物が溢れる心地
    よさがたまりません。
    興行的にも成功し再演が決定していることも
    嬉しい限り。

  2位『Play A Life』
   (11月・すみだパークスタジオ倉)

   *初演では私的にピースが嵌らなかった作品ですが、
    今回再演していただけて、そして見られて
    良かった。
    登場人物の3人が3人でなければならなかった
    意味を感じられました。

  3位『世界を繋ぐ方法』
   (11月~12月・アトリエファンファーレ高円寺)

   *地味ながら佳作、その期待通りの作品。
    由美子さん、近江谷さん、大内さんのキャラクター
    が役にぴったり。
    「人は1人では前に進めない」を具現化した素敵な
    作品でした。

  4位『オリーブ
     ~心には花を、頭にはスクラップブックを~』
   (3月・シアター1010ミニシアター)

   *男性主人公がどこか欠けている作品が続き
    ますが(笑)、
    作品を包み込む温かい空気にとても
    癒されました。
    
  5位『ジキル&ハイド』
   (3月・東京国際フォーラム ホールCほか)

   *再演ですが、いろんな意味で突き抜けていた感じ。
    石丸さんの振れ幅の激しさ、玲奈ちゃんのただ
    ひたすらな想い、めぐさんの声にならないほどの
    呻き。そのトライアングルな関係性が絶妙な距離感
    でした。

   6位『~バスティーユの恋人たち~1789~』
   (4月・帝国劇場、5月・梅田芸術劇場)

   *いろいろな意味で帝劇ミュージカルらしからぬ感じ
    が好きでしたが、本当はもっと通い詰めたかった
    かな。
    スタイリッシュでカッコいい、帝劇ミュージカルに
    新風を吹き込んだ作品でした。

  7位『ロザリー』
   (10月・六行会ホール)

   *「もう一つのマリーアントワネット」と称せるよう
    な作品。
    罪と罰、憎しみと赦しを自然に描いた佳作。
    また再演で見たい作品です。

  8位『嵐になるまで待って』
   (9月・亀有リリオホールほか)

   *再演ですが、キャラメルボックス私的なお気に入り
    作品のベスト3に必ず入る作品。
    今回も期待通りでした。
    音響と視覚効果を最大限に使い切った、
    あの恐怖の瞬間が、いつ見ても鳥肌。

  9位『Tick Tick Boom!!』
   (2月・シアター風姿花伝)

   *登場人物3人の描き方のバランスがとても良くて、
    こちらも適材適所。

  10位『Marry Me A Little』
   (2月・早稲田どらま館)

   *実験的な作品でしたが、演出家さんの拘り方が
    どう作品に反映するか、とても参考になったので
    こちらをセレクト。

 <女性キャラクター部門>
  1位『寝盗られ宗介』レイ子役/高橋由美子さん

   *由美子さんの集大成と言っても過言でないほどの
    存在感。
    押し出しの自在さ然り、夫への愛情然り、今できる
    すべてを出し切った感のあった役。役者としての
    執念、意地を感じさせたこの役を
    文句なしの1位に。

  2位『八犬伝-東方八犬異聞-2』
    琥珀役/岡村さやかさん

   *さやかさんのこの役も色々超越していました。
    "上手くこなす"ことが多いさやかさんにとって、
    そのラインを越えさせた役に思えて。
    優しく、厳しく、そして激しく。
    "演じる"と"生きる"の境界線が消える瞬間を
    見た気がします。

  3位『王家の紋章』キャロル役/新妻聖子さん

   *王族の誇りに賭けて、持てる技術のすべてを注ぎ
    込んできた感のあるこの役。役を客観的に仕上げる
    だけの技術を会得したからこそ、作品の「好き」に
    引きずられることなく見せられたのかと。
    そのスタンスに拍手。

  4位『アイ・ハヴ・ア・ドリーム』
    ジャネット役/RiRiKAさん

   *人生初の主演だったというこの作品、ジャネットの
    力量がこの作品の肝だっただけに、
    彼女のパワフルさがぴったり。
    主演をしたことで、RiRiKAさんもまた変わった
    ように思います。

  5位『ロザリー』
    マリー・アントワネット役/清水彩花さん

   *今までのマリー・アントワネット観を変えた作品な
    だけに、彼女の演じた"幼い”マリー・
    アントワネットが物語に上手く嵌っていました。
    それでいて揺るがないポリシーがあるところも、
    上手く表現されていて素敵な存在感でした。

  6位『ミス・サイゴン』キム役/笹本玲奈さん

   *円熟のキム、史上最長の12年越し、そして期せず
    して辿りつこうとしている200回
    (21世紀キャストでは初)。
    どことなくレールの上を必死で駆けているよう
    だった今までの玲奈キムに比べ、
    今期は名実ともにキムを生きていて、
    その執念たるや凄味を感じます。
    集大成として、今年演じられて本当に良かった。
    あとは完走を祈るのみです。

  7位『ジャージーボーイズ』メアリー役/綿引さやかさん

   *あっきー演じるフランキーの奥様として、
    (出会いの)誘惑から(結婚後の)酒浸りから罵倒まで、
    あらゆる新境地に挑戦(爆)。
    この作品の物語の深みを濃くすることに強く貢献。
    ほぼ男性視線で進んでいく物語だけに、リアルな
    女性が1人いたことはとても大きかったかと。
    このポジションにびびちゃん持ってきたのが流石、
    藤田さんですね。

  8位『オリーブ
    ~心には花を、頭にはスクラップブックを~』
    /シーリア役/青山郁代さん

   *ザ・陽気という面では郁代ちゃん史上最強な気も
    するこの役。周囲に明るさをふりまきまくる、
    「陰」という空気が全くない様が強く印象的
    でした。
    仲々できそうでできない存在感でした。

  9位『1789~バスティーユの恋人たち~』
    /オランプ役/夢咲ねねさん

   *宝塚娘役から、実にスムーズに帝劇ヒロインへ
    クラスチェンジ。ザ・娘役キャラであるこの役が
    ぴったりだったこともあるのでしょうが、
    Wキャストの沙也加嬢ほど見慣れられていない
    ところも良かったのかもしれません。

 <男性キャラクター部門>
  1位『ジャージーボーイズ』フランキー・ヴァリ役
    /中川晃教さん

  2位『グレート・ギャツビー』/ニック・キャラウェイ役
    /相葉裕樹さん

  3位『オリーブ
     ~心には花を、頭にはスクラップブックを~』
    /レオ役/染谷洸太さん

  4位『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』
    /岡野貞一役/原田優一さん

  *男性キャラクターはどれも甲乙つけがたい存在感な
   4役を。
   その中でもやっぱりあっきーのフランキーは
   別格でした。

 <ライブ・コンサート部門>
  1位『新妻聖子コンサートツアー2016~The Prayer~』
    (10月~11月・オーチャードホールほか)
    /新妻聖子さん

  2位『RiRiKA Solo Live ~my words & your words~』
    (11月・ヤマハホール)
    /RiRiKAさん

  3位『親の顔が見てみたい/ポール・ゴードン編』
    (9月・銀座ボンボン)
    /上野聖太さん・岡村さやかさん

  4位『The Best Of Musical Concert』
    (12月・よみうり大手町ホール)
    /大塚千弘さんほか

  5位『綿引さやかさん Greeting event 「vivi Basket」』
    (11月・コムカフェ音倉)
    /綿引さやかさん

  6位『Alone With/Alone With 2』
    (4月・吉祥寺RJGB、
     10月・原宿ストロボカフェ、
      四谷SOUND GREEK doppo)
    /内藤大希さん・岡村さやかさん

  7位『日常groove LIVE』
    (6月・大久保Boozy Muse)
    /岡村さやかさん・田宮華苗さん

  8位『Space Drama「ウレシパモシリ」』
    (10月・川崎市アートセンター アルテリオ小劇場)
    /岡村さやかさんほか

  9位『須藤香菜さんライブ はるがきた』
    (3月・二子玉川KIWA)
    /須藤香菜さん

 10位『笹本玲奈Premium Live』
    (1月・キリスト品川教会 グローリア・チャペル)
    /笹本玲奈さん

 多士済々の今年のライブ・コンサート部門。
 50回近かったライブ・コンサートから選んだ10選。
 ほとんどの場合、その場一回限りとなるわけで、その高揚感も記憶に強く結びつくのかと。
 舞台作品は早ければ半年前から決まる反面、ライブは直前に入ってくるので調整が大変ですが、大変だからこそ聞けたときの喜びも大きいのかなと。
 ただ、現実は予定は早い者勝ちな部分もあるので、発表は早い方がとってもありがたいです(笑)>関係各位

 <ライブ・コンサート楽曲部門>
  1位『それ以上の...(something more)』
    /ルドルフ・ザ・ラストキス
    /RiRiKAさん・藤岡正明さん
    /『RiRiKA Solo Live ~my words & your words~』

    *大好きな本役と違う完成度がとても素敵でした。
     距離感が絶品。

  2位『dangerous Game(罪な遊戯)』
    /ジキル&ハイド/岡村さやかさん・松村曜生さん
    /『松村曜生&丹宗立峰トーク&ライブ』

    *せくしーなさやかさんが激嵌り。

  3位『A Boy Like That~I Have Love』
    /ウェスト・サイド・ストーリー
    /新妻聖子さん・シエラ・ボーゲスさん
    /『I Love musicals(日本武道館)』

    *実は蓮っ葉をやらせたら右に出る人はいない
     気がします、
     聖子さん。
     萌ちゃん(『プライド』)再びって感じでした。

  4位『ミー&マイガール』/ミー&マイガール
    /相葉裕樹さん・大塚千弘さん
    /『THE BEST OF MUSICAL CONCERT』

    *ミーマイオーディションは
     もう何年越しで開催なのか(笑)
     ちーちゃんの楽しそうなデュエットが
     見られて幸せ。

  5位『When Your Heart Makes a Wish』
    /東京ディズニーシー15周年テーマソング
    /新妻聖子さん
    /『Friend Of Disney Concert 2016』

    *公式歌手ではなかったものの、
     曲にとってもハマってました。

  7位『Take Me To Heaven』/天使にラブソングを
   /大塚千弘さん・玉置成実さん
     ・貴城けいさん・久野綾希子さん
    /『I Love Musical(東京グローブ座)』

    *楽しそうな風景が今でも浮かびます。
     ちーちゃんに
     客席で煽ってほしかったですが(笑)

  8位『Bring Him Home』/レ・ミゼラブル
    /清水彩花さん
    /『清水彩花 Solo Live Vol.2』

    *コゼット役がバルジャンを歌うという
      意外性が印象的だった曲。

  9位『Easy As Life』/アイーダ
    /岡村さやかさん
    /『Alone With』

    *さやかさんのパワフル曲から1曲。

  10位『駅』/竹内まりや
    /RiRiKAさん
    /『RiRiKA X'MAS TEA PARTY』

    *歌への執念を感じたこの曲。
     いつかカラバトで歌える日が来ますように。

  11位『命をあげよう』/ミス・サイゴン
    /大塚千弘さん
    /『I Love Musical(東京グローブ座)』

    *キムを演じても不思議はない完成度。

  12位『しあわせの秘密』/ダディ・ロング・レッグス
    /岡村さやかさん
    /『親の顔が見てみたい/ポール・ゴードン編』

    *ハートフルさやかさんから1曲。
     ツンデレ万歳(爆)。

 10曲に絞れなくて12曲。
 ”持ち歌以外”で去年から始めた新部門。
 去年もそういえば絞れなくて大変だったのでした。

■番外編その1
 ・ヨルトンホテル Performance/熱海五郎一座
  /笹本玲奈さん
   劇中、大スター「桐山来亜」役でのショーの中で
   とりわけ凄かったのが深紅のドレスを身にまとい、
   歌い踊ったシーン。

   ドレス映えする玲奈ちゃんの本領発揮。
   ダンサー20人以上を従えて堂々と踊る
   来亜さま(玲奈ちゃん)は光り輝いていて、
   素敵でしたし、逆に言うとこういう個性が
   出せる機会がないのはもったいないなぁと。  

■番外編その2
  『Christmas Family(Color Of Chirtmas)』
   東京ディズニーシー2016年
   クリスマスショーテーマソング
    /綿引さやかさん

    *11月から12月まで東京ディズニーシーで上演
     されていたショー
     「カラー・オブ・クリスマス」。
     綿引さやかさんの歌声が流れていました。

     彼女の夢の叶った時間を共有したくて、
     会期終了直前に初めて
     東京ディズニーシーに行ってきました。

     光のページェントともに流れる彼女の歌は
     本当に素晴らしくて、
     見ている人がどれだけ彼女の名前を
     知っているかは分からなくても、間違いなく
     素晴らしい歌声が脳裏に焼き付いたことかと。

     今年の『クリスマス・ウィッシュ』CDに
     歌声が収録されています。
     (発売はAVEXなので、一般のCD店で買えます)

 今年も結局去年を上回る観劇・ライブ鑑賞回数となったのですが、全体的には芝居よりライブの方が比重が多くなった感じもします。
 来年は今のところ前半のペースがハイペースすぎるので、ちょっとブレーキかけなきゃとは思っています。

 劇場内外でお会いする皆さま、blogをご覧いただいている皆さま、いつもありがとうございます。
 予想以上に多くの方に見ていただいていることに驚きますが、来年もマイペースに、その時なりの感想を自分なりに書いていきたいと思いますので、よろしければご覧いただければ嬉しいです。

 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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『I Love Musical』(2)

2016.12.18(Sun.) 12:00~14:55
東京グローブ座 J列20番台(センターブロック)

岡田浩暉さん25周年記念で開催された今年2月のコンサートが好評ということで、10か月ぶり。
前回は企画・演出も岡田浩暉さんご自身でしたが、今回は石丸さち子さんが演出されています。

メンバーも大きく変わり、男性陣は岡田さんだけが残り、坂元健児さん、新納慎也さん、泉見洋平さん、相葉裕樹さんが新たに入られました。
女性陣は大塚千弘さんだけが残り、久野綾希子さん、貴城けいさん、玉置成実さんが新たに入られました。

通常、男女同数がこの種のコンサートの標準形ですが、今回は男性5名、女性4名です。岡田さんがホスト役の位置づけなので、メインという位置づけなのかもしれませんが。

ダンサー陣には男性・女性2人ずつの顔ぶれ。石毛美穂さんは「bare」でお名前をお見かけしましたが、私自身その作品未見のためお初にお目にかかります。

この中で作品で拝見したことがないのは久野さんだけ。
新納さんはルドルフの再演、貴城さんは2009ミーマイや屋根ヴァで拝見しています。

まずはセットリストからですが、この種のコンサートでは自身最多の41曲(1幕18曲、2幕23曲)。
一部「メドレー」と称されていますが、1曲丸々の時間を取られていたので、実質的にはメドレーではなく「コーナー」です。

●セットリスト
<act1>
1.ショーほど素敵な商売はない/アニーよ銃を取れ(全員)
2.バンボレオ/ゾロ・ザ・ミュージカル(大塚)
3.サラへ/ダンス・オブ・ヴァンパイア(泉見)
4.ワン・ハロウィン/アプローズ(貴城)
5.キャバレー/キャバレー(新納)
6.A Little Less Conversation/ALL SHOOK UP(玉置)
7.Corner of the sky/ピピン(相葉)
8.ゲッセマネの園
  /ジーザス・クライスト・スーパースター(坂元)
9.スーパースター
  /ジーザス・クライスト・スーパースター(岡田)
10.夜のボート/エリザベート(久野・泉見)
11.something more
  /ルドルフ・ザ・ラストキス(新納・貴城)
12.オペラ座の怪人/オペラ座の怪人(坂元・大塚)
13.水に流して/エディット・ピアフ(久野)
14-18 「ミス・サイゴン」コーナー
 14.サン・アンド・ムーン(相葉・大塚)
 15.世界が終わる夜のように(坂元・貴城)
 16.今も信じているわ(玉置・久野)
 17.ブイドイ(岡田)
 18.アメリカン・ドリーム(泉見・新納)

<Act2>
19-24 クリスマスメドレー
 19.The Cristmas Song(全員)
 20.クリスマス・イブ/山下達郎(泉見・相葉)
 21.All I Want For Cristmas is You
   /マライア・キャリー(大塚・玉置)
 22.Last Cristmas/ワム!(坂元・岡田)
 23.恋人がサンタクロース/松任谷由実(久野・貴城)
 24.Happy Xmas(War Is Over)/ジョン・レノン(女性4人)

25.We Will Rock You/We Will Rock You(男性4人)
26.Fame/Fame(女性4人)
27.RENT/RENT(新納・相葉)
28.Take Me To Heaven/天使にラブソングを(女性4人)
29.君の瞳に恋してる/ジャージー・ボーイズ(男性4人)
30.マンマ・ミーア(女性4人)
31.フットルース/フットルース(全員)
32.ひとかけらの勇気/スカーレット・ピンパーネル(相葉)
33.popular/Wicked(玉置)
34.ありのままの私/ラカージュ・オ・フォール(新納)
35.ロキシー/シカゴ(貴城)
36.カフェソング/レ・ミゼラブル(泉見)
37.夢やぶれて/レ・ミゼラブル(大塚)
38.星から降る金/モーツァルト!(坂元)
39.Tonight/ウェスト・サイド・ストーリー(岡田・玉置)
40.アルゼンチンよ、泣かないで/エビータ(久野)
41.今この時/ラ・カージュ・オ・フォール(全員)

大塚ちーちゃんは2週間前の通称”大手町コン”、『The Best Of Musical Concert』以来立て続けで、来年2~3月のシアタークリエ『クリエミュージカルコンサートⅢ』も控える、コンサートの常連ですが、今回、物の見事に曲を全部変えてきました。

大手町コンでのキムソロ『命をあげよう』を再び聞けなかったのは残念ですが、両コンサートを見た人への配慮と思えば、成程とも思えます。

キムは3曲を若手3人(大塚さん、玉置さん、貴城さんの3人)で分け合ってのデュエット3曲。
エレンとのデュエットのエレンは久野さんになったわけですが、久野さんは素晴らしいですが、さすがにエレンという役柄上ちょっと気になってしまいました。
M1といい、エレンといい、前回出た由美子さんで良かったのでは?と正直思ってしまいました。
さすがにちーちゃんがエレンやるわけにもいきませんものね(いずれ聞いてみたいですが)。

ちーちゃんの曲を順に行きますと、M2は久しぶりのご披露の持ち歌「バンボレオ」。温まり切っていない客席を拍手で煽り、ソロトップバッターの役目をしっかり果たしました。
この後、女性陣の持ち歌がありましたが、別格の久野さんを除けば、コンサートで自分の”役の”歌を聞かせて光ることにかけては、沢山の経験を積んだだけあって、貫禄すら感じさせます。逆に言うと、今のちーちゃんには貫禄が必要な曲をコンサートで歌うと、より光るということでもあるように思います。
(前回の『あんなひとが/ジキハイ(ルーシー)』のように)

M11は相葉氏とのフレッシュなデュエット。相葉氏は現在29歳で既に誕生日を迎えていますから、ちーちゃんと1学年違いですが、実質的にはほぼ同い年で、とてもいいバランスです。
ちーちゃんの相葉氏への大手町コンでの呼び方は忘れようと必死になりました。個人的にはバナナ事件以来の衝撃です(爆)。

M21は先日、新妻さんが東京FMの小田原公録で歌ったばかりの曲で、季節ものとはいえここまで被るのかと(笑)。ご自身も好きな曲だそうで、玉置さんとのデュエットが本当に仲良しそうでほっこりしました。

M24、M26、M28、M30と女性4人で歌う曲が多く続きますが、上手くまとめる久野さん、貴城さんに、突破型な玉置さん、ちーちゃんというバランスがどれも仲々です。
とりわけM28のノリノリな感じとかは、どことなくシスアク本編の(宮澤)エマちゃんの後半の弾けた空気を彷彿とさせます。ちーちゃんの伸び伸び歌い踊るシーンなんて、『ダンス・オブ・ヴァンパイア』のエンディングぐらいですもんね。

M37はちーちゃん史上初披露なファンテーヌ曲。新鮮で良かったです。
個人的には、ちーちゃんの今のポジションは、何となくレミを経験してないことからくる独自路線故なのかと思っているので、積極的にレミに出てほしいわけではないのですが、ある程度の実績を積んだ今となっては、ファンテーヌもありなのかも、と思わせる完成度ではありました。
新婚さんに合う役ではないんでしょうが(爆)。

ちーちゃんはMCでも随所で大活躍。
何しろツッコミ側に「ミュージカル界のプリンス」新納さんが、虎視眈々とツッコミどころを探しているわけですが、突っ込み返されてもメゲないあたりが百戦錬磨過ぎてまして(笑)

2幕では新納さんに「いないところで悪口言うのやめてもらっていいですか。2幕はみんなで大塚千弘の悪口を言いましょう」とまで言われる始末(爆)

「マリー(・ヴェッツエラ男爵夫人)は17歳ですよね」と言ってから捌けたら、実際にその後歌った貴城さんから「出にくくて困った」ってツッコまれていたのも笑いました。

さすがと思ったのは、久野さんのクリスマスの思い出ということで、「指輪交換だけしようとNYに渡ったら、現地の友人が交渉してくれて教会で結婚式が挙げられた」という話をされていた後。「実はパンフレットに載ってて、1000円です」と久野さんが仰っていた後、ちーちゃんだけはパンフレットが1000円だったのを知っていたんですね(貴城さんと玉置さんはご存じなかったので、スタッフが連絡してはいないと思われる)。

そういう、スタッフ的な視点で出演者がいてもらえると重宝されるんだろうなと、この種のコンサートに良く呼ばれる理由の一つになっているように思います。

そういえばその時、ちーちゃんが「久野さんの旦那様、昨日来られていたんですよね。ご挨拶させていただいたのですが、素敵な方ですね」と久野さんに言ったら久野さん大動揺。

でもそこはさすが久野さんというか、「(千弘ちゃんの)旦那様がいらしたときは紹介していただけますよね」と返していてちーちゃんが答えに窮した場面が、仲々のハイレベルなやり取りでした(笑)。
ちなみにちーちゃんの旦那様は、この日の夜公演にいらしていたそうです。

・・・・

MCも随所で面白かったですが、曲数からして歌がぎゅっと詰め込まれたコンサート。

2部のクリスマスコーナー~盛り上がりコーナー~ミュージカルコーナーといった展開は飽きさせない感じでとても満足感の高いコンサート。ただ1幕が80分というのはちょっと長すぎる感じがします。

ここまでの曲数だと、後から振り返っても1幕が2分割されていてもおかしくないと思いますし、曲をもう少し絞った方が良かったように思います。
あと一般的に150分(2時間30分)ぐらいが多いこの種のコンサート、3時間になるのであれば、あらかじめ告知は必要だと思います(他に観劇する場合、2時間30分を想定してスケジュールを組む人は多いと思います)。

曲数はみなさんだいたい13~14曲で平均化されていますね。

この種のコンサートだとちーちゃんが若手曲を独占ということが最近多かったのですが、今回は事務所さんの方針か、玉置さんがいらっしゃったので、雰囲気的には事務所さん的にはちーちゃんのポジションを玉置さんに継がせたがっているのかな、という感じがしました。結果、何曲か彼女に譲ったような形になっていたのは個人的には少し残念でした。

玉置さんは個人的には初見で、観た感じ、上手く歌いこなされていて流石と思いましたが、まだ舞台歌として魅せるには色々ハードルがありそうな印象です。BA、どうしようかなぁ。

皆さんの個人的ベストを。

岡田さん→M17:ブイドイ
坂元さん→M15:世界が終わる夜のように
新納さん→M18:アメリカン・ドリーム
相葉さん→M32:ひとかけらの勇気

久野さん→M40:アルゼンチンよ、泣かないで
大塚さん→M12:オペラ座の怪人
貴城さん→M35:ロキシー
玉置さん→M33:popular

男女デュエット→M14:サン・アンド・ムーン
男性デュエット→M20:クリスマス・イブ
女性デュエット→M23:恋人がサンタクロース
男性全員→M25:We Will Rock You
女性全員→M28:Take Me To Heaven
全員→M1:ショーほど素敵な商売はない

アメドリを2人で構成するアイディアは凄いと思ったなぁ。

大好きな曲『something more』(しかも歌詞は初演版)をちーちゃんで聞かなかったのは、初演の記憶が上書きされなくて良かったのか…(まぁ先月、藤岡くんとRiRiKAちゃんで聞いているんですが)。

色々思うところはあれど、盛りだくさんなコンサート、素敵な今年のコンサート納めになりました。

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『世界を繋ぐ方法』(2)

2016.12.7(Wed.) 14:00~16:00 F列1桁番台
2016.12.11(Sun.) 17:00~19:00 F列1桁番台
アトリエファンファーレ高円寺

5回チケット取って3回観劇。
今までにない低打率となったこの作品ですが、無事に千穐楽まで見届けることができました。

千穐楽となりましたので、内容的なネタバレは緩和して書きたいと思いますが、お気になさる方は回れ右を。



この作品は、近江谷さん演じる正平が、妻を喪い無気力かのようにテレビを見ている場面から始まります。ここで流れるテレビの音が、実は社交ダンスの練習風景の声だったりして、作品の後半の出来事(正平は妻としか社交ダンスを踊ったことがない)とリンクしていたりする演出が細かい。

胸を突かれたのは、その次のシーンで「がんというのは実は良い病気なんです」という音声。曰く「余命○ヶ月と言われれば、その期間で人生を充実させようと思うじゃないですか」という言葉の途中で、正平がテレビの電源を切るんですね。

それを見て、あぁ、ただの無気力じゃないんだと。
妻に何もしてあげられなかったと思って前に進めない人間にとって、そんな発言は、他人事な視点からの無責任な発言でしかないですからね。

兄である正平と弟である隆(大内さん)には、どことなくぎくしゃくした面があって、その一因となっているのが、正平の妻の主治医が隆であり、がんの治療のために抗がん剤と放射線治療をしたこと。
隆は医者の信念として、その治療を勧めたけれど、正平はその苦しみを隆自身が味わっていないだろうと指摘するんですね。

「プライドを持って仕事をしている」と自分自身を語る隆。だけれども、自分の患者の家族でもある兄・正平は自身の妻を喪ったことについて、自分を一度たりとも責めない。責めてくれれば楽になれるのに、というかのように正平に叫ぶ隆の姿が胸に突き刺さります。

兄は自分を実は責めているんじゃないかといらだつ弟。
責めていないけれども、言えない部分、どう言ったら自分の本心が伝わるか困っている兄。

その2人の膠着した状態に風穴を開けるのが、由美子さん演じる柚子。
彼女の主治医も隆であり、正平の妻と同じ病に侵されていた。

正平の妻と同じ立場になった時、柚子は別の選択肢を選び、正平も「柚子さんのしたいようにしてほしい」と隆に懇願する。病に気力を奪われた柚子にとって、正平の言葉がどれだけ嬉しかったかは、由美子さん演じる柚子の心からのほっとした表情に見て取れて。
その願いを主治医として隆が受け入れたときに、
すべての世界は繋がったように思えたのです。

作品のタイトルの一部である『繋ぐ』と言う言葉の主語は、この作品では1か所の例外を除いて、すべて「世界を」なのです。
ただ1か所の例外というのが、隆が主治医として語った「あの時『命を』繋ごうと必死だった」という言葉。

たしかに隆は主治医として全力を尽くしたし、正平もそれを責めてはいない。けれど、抗がん剤と放射線治療の副作用で苦しむ妻に、何もしてやれなかった自分は悪かったと責めている。
弟曰く「いつもは他人のせいばかりにしているのに」。
愛する妻に、妻の思うようにしてあげられれば、結果は同じであっても、妻は幸せだったろうと。

だからこそ、同じ場面が自分の目の前に現れたときに、愛する女性である柚子に対して、柚子の思うようにしてあげたいと願い、隆も承知してくれたことで、かつての「妻へしてやれなかったこと」へ一つの区切りがつけられた。

命は繋がっていってほしいのは確かだけれども、それ以上に自分が生きた意味が愛した人に伝わっていくこと、それが「世界を繋ぐ」ということなんじゃないか、と。

・・・

水曜日のトークショーで、客席からの質問が募集されたので、僭越ながら挙手して質問させていただきました。

「素敵な言葉が作品中に沢山ありましたが、皆さまが劇中でご自身か他の方でも結構ですが、好きな台詞は何でしょうか」

この質問、登壇されていた演出の笹峯さんから「素敵な質問」と言っていただきとても嬉しかったのですが、キャストの皆様の中でとりわけ由美子さんのお答えが印象的でした。

それは、
劇中ほぼ最後の「隆くん、ありがとう」だそうです。

「この台詞に命を懸けている」とまで仰っていました。
「泣きそうになるけど、涙は必死でこらえてる。涙を流すとこの言葉は軽くなってしまうので」という言葉に、笹峯さんも全面的に同意されていました。

作品中よくよく見ると、柚子と隆は価値観という点では全然合わないんですよね。
柚子が求めている(きゅんとくる)幸せは、実のところ隆は全面的に否定しているんです。
正平が奥様に贈った贈り物に、柚子は共感したけれど、隆は「自分ならもっといいものを贈る」と言っていますが、柚子はその意見には同意していない。
「幸せって実はそんなものかもしれないよ」とそっけなくでも本心を伝えているけど、実は隆には伝わっていない。

じゃぁなぜ「ありがとう」かと言えば。
主治医として自分のポリシーを曲げてまで患者の意思を尊重してくれたこと、それはあると思いますが、それ以上に「自分の生きてきた意味を分からせてくれてありがとう」じゃないかと思うんですね。

父母に忘れられたかのような幼少時代を送り、田舎町でホステスとして生き、そこで出会った人との思い出を頼りに、正平と隆が暮らす街にやってきた。
かつて出会った大切な人とは叶えられなかった幸せを、正平の存在に映して生きられる幸せなひと時。
妻への後悔から離れられない正平に対して、柚子の選択が正のエネルギーを与えられた。
自分の愛する人を前向きにできた、それこそが自分がそこに生きていた意味であり、繋がっていく世界。

そんな物語の最後に鮮烈に表現されたラストシーンは、ただただ眩しくて、ただただ綺麗で。
願い続ければ奇跡は起こる、そんなラストシーンを見られたことは幸せな限りでした。

今回の作品は、つくづく3人のバランスが絶妙で、誰一人欠けても成立しないウェルメイドな作品だったと思います。

夢しか持たない正平を演じた近江谷さん。”出来ない男”に見えて、実はみんなに愛され、助けられる男性を自然に表現されていました。この表現が適切か分からないのですが、近江谷さんのポジションって、今回もそうですが、巧みに収まるズルさ(褒めてます)みたいなところがありますよね。
なんだか「完璧じゃないところが完璧」な感じがするんです。

出来る男、隆を演じた大内さん。白衣似合いすぎだったわけですが、できる男にしてあの慟哭。最高じゃないですか。どれだけ勉強ができようが、でもなぜか兄に敵わないコンプレックスぶりが絶品でした。彼も柚子の存在により救われたわけですよね。ダンスステップ、とても綺麗でした。

出来すぎる女性、柚子を演じた由美子さん。相変わらず声色から動きからどうしてこうってぐらい決めてきます。一番好きなのは正平から前職のホステスについて「高いお金で酒ついで話してさ、楽な仕事だよな」とか揶揄された時の一言「(あんなもの)偽物だよ」の言い方。どこか茶化すように、決して最初は彼を責めることなく、でも最後は「でも、楽な仕事じゃないから」で締めた件(くだり)は、痺れるほどにカッコよかったです。

ウェルメイドな作品が、でも実のところは集客的には苦戦していたのが実態のようで、なかなかこういう作品で「売り」をどうアピールするかの難しさは痛感します。blogで感想を書かれる方が減ってきて、ツイート140字で感想が完結することが多い昨今。SNSが集客にどうつながっていくのか、まだまだ試行錯誤というのが実態なのかと、そこは少し切なかったです。

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『世界を繋ぐ方法』(1)

2016.12.4(Sun.) 17:00~18:50
アトリエファンファーレ高円寺
2列目1桁番台(上手側)

11月30日が初日の3人芝居。
元・演劇集団キャラメルボックスの近江谷太朗さんと、現・演劇集団キャラメルボックスの大内厚雄さん。
紅一点は高橋由美子さん。3人とも他の作品で拝見している安定の皆さまです。

実のところ、初日と2日目と続けてチケットを取っていたのにも関わらず、30日は銀座の(新妻)聖子さんと時間がぶつかって断念、2日目はシステム障害対応が長引いて(自分のチョンボも重なって)断念。ようやく念願のmy初日となりましたが、由美子さん出演の新作では、ここ数年では一番遅い、5日目の観劇となります。

作・演出は元アイドルの笹峯愛さん。アイドル当時は「笹峰」さんでしたね。とても懐かしいです。

この劇場は去年できたばかりの綺麗な劇場ですが、一応注意事項として、お手洗いが1つしかありませんので(男女共用)、ご来場の方は来場前にご用を済ませておくことをお勧めします(主催的ご連絡ごと)。そもそも舞台袖下手側に入口が張りついているため、上演中は使用できませんし、掲示も剥がされています。

素敵な舞台を見ると、皆さんに見てほしいと思うものですが、とはいえどこまでネタバレしないようにするかはいつも頭を悩ませるところで、ネタバレを省いて言うのだとしたら、

「芝居に嘘がない3人が、人生で嘘をつく人間を生きる物語。でも、嘘をつきたくなくなる相手と出会うって、きっとあるよね」、そんな物語でした。

近江谷さんのダメなのに愛らしいさま、大内さんのカッコいいのにどこか欠けてるさま、そんな兄弟と絶妙な距離で関わる由美子さんの明るいのに翳りを隠せないさま。
大人だからこそのもどかしさがたっぷりで、「大人もいいよね」って感じて帰路に着けるような温かい作品です。

それでは、若干のネタバレを含めた本編感想に参ります。

・・・

3人の登場人物のうち、メイン的なポジションなのは今回「yatapro」プロデュースという形で旗振りもされている近江谷太朗さん。演じるは夢ばかり追い掛けてきた、大人になり切れない大人。兄、中島正平役。

そしてその兄の弟を演じるのが大内厚雄さん。キャラメルボックスでは近江谷さんの後輩にあたるわけで、空気感ぴったりです。お医者さんということで、できる弟、といった空気を醸し出しています。ビバ白衣。弟、中島隆役。

その2人に関わるのが高橋由美子さん演じる岸部柚子。かつて東京でホステスをしており(正平曰く「ナンバーワンホステス」と言っているが、本人は否定している)、とあるお客さんとの出会いで中島兄弟が住むこの田舎町にやってきて、正平の隣室に住んでおり、隆が主治医である。

酒浸りな正平に対して、「酒やめなさいよ」と柚子が言って取り上げるわけですが、まぁ由美子さんがそれを言うとなかなか面白かったりはしますが(爆)、甲斐甲斐しく食事を差し入れているあたり、本人も語ってますが「惚れちゃうとどうにもならない」あたりの可愛さもあって。

由美子さんがホステス役をやるのは初めてではないですが、「口に出せないこともたくさんしましたよ」と語るのにも関わらず、心のピュアさが絶対消えないんですよね。これは最初に舞台でホステス役をやった『真昼のビッチ』(シアターアプル)以来一貫して消えないんです。

正平が言うに事欠いて「簡単な仕事だよな」と言い放った時に「簡単な仕事じゃないから」ときつい表情でいう辺りのプライドはもちろんあって、それでいてホステスで出会ったとあるお客さんとの思い出が、自分と他者を繋げる唯一の方法になっていたりする、不器用なところもあったりする。笑顔と明るさの裏にある、実は明かさない翳り、といった役どころは由美子さんの役の十八番の一つではありますね。

そしてそのお客さんと正平の、正平は意識していない共通点こそが、柚子にとっての今の唯一の他者との繋がり。

正平を叱ってみたり、すかしてみたり、ちょっとだけ甘えてみたり。喜怒哀楽がたっぷりです。
社交ダンスを隆と習ってみたりで上手いコンビネーションを見せたりしつつも、柚子にとっての視界の先には正平しか見えていないんですよね。

ただ、正平は妻を末期がんで亡くしており、その傷からまだ癒えていない。その時の主治医も弟である隆であり、声には出さないとはいえ、妻を救えなかったことを今でも悔いている。
兄は弟を思って口に出さないのかもしれないけど、それ故に兄弟の関係でありながら、2人の間には繋がりがあるようでない。

本当は心が繋がっているはずの兄弟が、どことなくぎくしゃくしているところに、2人に関わる関係性で柚子が入ってくる。柚子は正平とも繋がろうとし、隆とも繋がろうとする。正平とは能動的に、隆とは消極的にという違いはあっても。

この作品にとっての繋がりは「過去」と「現在」と「未来」のそれぞれでの繋がり、また「過去」と「現在」と「未来」それぞれの繋がりでもあって。

過去の妻との繋がりを忘れられない正平と心で繋がろうとする柚子にとって、その「過去」を否定しないことでしか正平と繋がることはできないのだろうなと思うし。
そうでないと正平はまた昔と同じ道を歩んでしまうのだろうなと思うし。

正平と亡き妻の「繋がり」は今も続いているし、
正平と柚子の「繋がり」は続けたいと柚子は願っているし、
正平と隆との「繋がり」が本当にできることを柚子は願っているし、
そのために柚子が何ができるかを願ったことが、少しずつ「繋がり」を太くしていくさまがとても印象的でした。

人が人を思うことに正解はなくて、
でも人が人を思うことそのものが大切で、
大人だからこそ目を逸らしたくなる現実はたくさんあって、
眼をそむけるからこそ生きていける面も実際はあるんだけど、
1人じゃ出せない結論は、2人では出せたりして、
弱音を吐けなくなった大人にとっても、弱音を吐ける相手は大切で、
血の繋がりと心の繋がりはきっとどちらも大切で、
願い続けることで叶うかもしれないことは大人になってもあって、
大人になるほど高望みはできなくなっても、
望みが叶うことで人間は生きていけるのかもしれない、
そんなことを思ったりしました。

ラストに進むにつれ、辛くなるシーンもあったけど、でも、最後のパートの由美子さんのあの姿は、願い続けて叶った一つの夢の現実化した姿でもありました。

約90人の小劇場、3人の生きざまがたっぷり伝わってくる素敵なお芝居でした。
11日まで、高円寺南口駅下車2分のアトリエファンファーレ高円寺にて。平日はまだお席に余裕があるそうですので、よろしければ是非に。

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『The Best Of Musical Concert』

2016.12.3(Sat.) 13:00~14:55
よみうり大手町ホール 18列10番台(センターブロック)

グランドミュージカル編、最終日です。
1週間の会期を前半「ポピュラーミュージカル編」(四季作品メイン)、後半「グランドミュージカル編」としての開催です。

ホリプロさん主催でありながら、キャストにホリプロさん所属の方が出られていないのが特徴で、ポピュラー編は沼尾みゆきさんが妊娠のため木村花代さんが代役、グランド編は昆夏美さんが声帯結節のため大塚千弘さんが代役となりました。

たった1週間の会期で2人も交代になるのは近年ではあまり記憶になく、心配になるほどでしたが、拝見したグランドミュージカル編では、ちーちゃんが獅子奮迅の大活躍で立派に務めを果たされていました。代役感が欠片もなく、ご本人が前日まで映画撮影していたとは到底思えない、その大変さを一言も発されない様はさすがです。

惜しむらくは、両パターン共通だったパンフレットの部数が足りず、12月2日ソワレでは終演後には完売、私が行った12月3日マチネに至っては開場後15分で完売となり、その時購入することはできなかったこと。私以外にもかなりの方が購入できていませんでした。

想像ですが、前半に数が出すぎたか、リピーター率の比率を見誤ったか、製作数を絞ったか、その辺りだとは思います。が、回ごとの冊数が限られているのであれば、会場だけで告知するのではなく、twitterや公式HPで告知して、早めの来場を促すといった策がとれたはず。何のためのtwitter公式アカウントなのか、理解に苦しみます。

・・・

さてまずはセットリストから。一部日替わりです。
休憩なしの95分予定でしたが、実際には110分(+開演5分押し)でした。

○セットリスト
1.Seasons of Love/RENT(全員)
2.One Song Gloly/RENT(藤岡)
3.パレ・ロワイヤル/1789~バスティーユの恋人たち~(上原)
4.私のお気に入り/サウンド・オブ・ミュージック(大塚)
5.アンヌと腕を/ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち~(相葉)
6.This Is The Moment/ジキル&ハイド(石井)
7.Falling Slowly/Once ダブリンの街角で(藤岡・大塚)
8.闇が広がる/エリザベート(石井・相葉)
9.星のさだめ/アイーダ(上原・大塚)
10.GO THE DISTANCE/ヘラクレス(藤岡)
11.A Whole New World/アラジン(石井・大塚)
12.愛せぬならば/美女と野獣(上原)
13.君の瞳に恋してる/ジャージー・ボーイズ(藤岡)
14.ミー&マイガール/ミー&マイガール(相葉・大塚)
15.ブイ・ドイ/ミス・サイゴン(石井・上原)
16.世界が終わる夜のように/ミス・サイゴン(藤岡・大塚)
17.命をあげよう/ミス・サイゴン(大塚)
18.星よ/レ・ミゼラブル(上原)
19.彼を帰して/レ・ミゼラブル(石井)
20.民衆の歌/レ・ミゼラブル(全員)

En.Take Me to Heaven/天使にラブソングを~シスター・アクト~(全員)

今回のメンバーは男性4人、女性1人。
石井一孝さん、藤岡正明さん、上原理生さん、相葉裕樹さん、大塚千弘さん。

男性4人は持ち歌が1曲以上入っている(石井さん:M11、M19、藤岡さん:M2、M16、上原さん:M3、M15、相葉さん:M5)に対して、ちーちゃんは持ち歌ゼロ。昆ちゃんならM16とM17が持ち歌になるので、曲変更はなかったのでしょうね。そうなると、セトリ変更なしで代役となると、ちーちゃんしか無理だったのでしょうね(昆ちゃんとちーちゃんは同じ東宝芸能所属、通常、代役の場合は同事務所が手配するので)。

ちーちゃんは紅一点ということで、見事に全員とデュエット。ZORROで尻に敷いた(爆)カズさんとのデュエットはカズさん本役のアラジン。あらあらちーちゃんジャスミン。まさか実現するとは…、さすが相性ばっちり。ジャスミンのちょっと強気なところもぴったりです(なんだかデジャブが(爆))

そして気心知れた手下(爆)マサくんとは日本未上陸作品のM7のラブバラードデュエットをしっとり歌い上げ、かと思えばマサくん本役のクリスと、これもまさかのちーちゃんキムとのラブデュエット「世界が終わる夜のように」(M16)を相性抜群に歌で寄り添います。ちーちゃんの今の年齢ですから大人キムで落ち着いた雰囲気を感じさせながらも、とても素敵なデュエットでした。半ば幼馴染のような関係性とは思えない(笑)

初共演の理生氏とはこれもまさかの四季デュエット。ちーちゃんは濱めぐさんパートということですね。以前もコンサートで「連れてきて/ジキル&ハイド」を歌われたことがありますが、意外とちーちゃん歌い上げ系得意にしてて、濱めぐさん曲って合うんですよね。次はぜひDG@ウィキッドをお願いしたい。

で、出色だったデュエットがM14のミーマイ!
本役の玲奈ちゃん以来、久しぶりに踊れるサリーを見た(笑)。せっかくだからタップシューズでやってもちーちゃんなら出来るでしょ、って言っちゃいそうになるぐらいに踊りまくってて、ちーちゃんに不得意なところってあるんだろうかと不思議になってしまいました。

どうしても踊りが気になって下を見ちゃう人が多いこの曲ですが、玲奈ちゃんにしろちーちゃんにしろ、踊りの基礎がある人は笑顔で前見ながら歌うんだよねー。意外に明るい役が少ないちーちゃんだから、サリー見てみたかったなー。

これ踊った後ですぐMCになる展開は鬼だよね(さすがのちーちゃんも息を切らせてた)。
「年上のサリーですいません」って謝ってましたが(爆)。

そしてその上、M16→M17のサイゴン鬼パート、本役でさえしんどそうな、「世界が終わる夜のように」からわずかのインターバルでの「命をあげよう」。
もう少し何とかしてあげられなかったかと思う2曲ぶっ続けでしたが、ちーちゃんは見事にこの難関を飛び越えて歌いきって流石です。レミもサイゴンも無縁のキャストというのが、全くもって不思議です。

・・・

はてさて。ここいらでトークレポに入ります。

そもそもこのコンサート、最初のトークからしてテンションが変でした。
センターの石井さんが口火を切り、「グランドミュージカル編へようこそ」ってあたりから普通にマサくんと会話しだしているのを見てちーちゃんが一言。

ちーちゃん「自己紹介は?」

会場内がこれで一つに(笑)。

そしてこの日の話題は前日ちーちゃんがツイートした「家族みたい」という話題での、家族構成の話で持ちきりに。

カズさん「ちーがみんなの家族の役割をツイートしてて。俺が…」
ちーちゃん「お母さん(会場内爆笑)」
カズさん「なぜ俺がお母さんなの(笑)」
ちーちゃん「だって包み込む感じがそんな感じかなって」
カズさん「私の中の女にどうして気づいたの(会場内爆笑)」

カズさん「で、理生が…」
ちーちゃん「お父さん(笑)。だって理生くんのお父さん感ハンパないじゃん(笑)」
理生くん「結婚もしてないのにね(笑)」

マサくん「で、俺が…」
ちーちゃん「長男」
マサくん「ま、普通だよね」

ちーちゃん「で、私が長女」
カズさん「ま、そだね」

カズさん「で、ばっち(相葉くん)が…」
ちーちゃん「ポチ(会場内大爆笑)」
カズさん「なんでポチなの(笑)」
ちーちゃん「だってなんかダックスフンドみたいじゃないですか(笑)。猫って感じともちょっと違うし」

・・・とかいう会話を繰り広げていて。

マサくん「これでソフ○バンクのCMやればいいじゃん」
ちーちゃん「あれはパパが犬だからダメ(笑)」

カズさん「なんか家族歌合戦みたいになってまして(笑)、グランド家の物語、ごゆっくりお楽しみください」

・・・という、不思議なまとめに落ち着きました(笑)。

このMCって最後までずーっと引きずってて、家族感満載の空気感だったわけですが、レミ特集パートの時の話。

カズさん「やっぱり『レ・ミゼラブル』は特別な作品ということもあって、マサもレミが舞台デビュー」
マサくん「そうです」
カズさん「理生もそうだよね」
理生くん「そうです」
カズさん「俺もサイゴンの後、(名前の付いた)役を貰ったのはレミが初めてだし。そしてこの度レミに加わることになった相葉くん」
相葉くん「ありがとうございます(会場拍手)」
カズさん「アンジョの曲は今日歌うの?」
相葉くん「まだ僕のアンジョは作り始める前なので、今日は先輩にお任せします」
マサくん「じゃぁアンジョの歌を歌うか、俺に『お手』をするか選んで(笑)」
相葉くん「(躊躇わず)『お手』(会場内笑)」
マサくん「ちーはレミは出てたっけ」
ちーちゃん「(一瞬絶句した後)、もー、性格悪いんだから!!!」←出てない
マサくん「そーです、性格悪くてすいません」
理生くん「俺はお前をそんな風に育てた覚えはない(会場内大拍手)」

という見事なオチが決まりました(笑)
理生くんすげぇ。レミのカテコで小声挨拶に定評があった氏と同一人物とは思えない…(爆)

本編の曲間でそれぞれ皆さんがMCをするのですが、理生くんの「1789」での「5人のティボルト」の話が面白かったです。
初代が理生くん、2代目が1789でロナンをやった(加藤)和樹くん、(来年の)3代目が1789に出演してた渡辺(大輔)くんと広瀬(友祐)くん。そして1789でマリー・アントワネットだった鳳稀かなめさんは宝塚時代にティボルトをやってて。
で、1789でオランプをやってた夢咲ねねちゃんは宝塚時代にジュリエットをやってたので、『5人もティボルトがいれば運命変えられるんじゃね?ジュリエット手に入れられるんじゃね?』みたいな話をしてて(笑)、でもダントンとしてはソレーヌ(ソニンちゃん)がいるからそれはダメだよね、と落としてました(爆)

ちーちゃんのMCは先述の通りミーマイでがんがん踊った後なので、「あれだけ踊った後にMCというのも」って息切らせてはーはー言ってましたが、ちなみにちーちゃんはMCで「考えない派」なのだそうです。

パンフレットに「他の人にやってほしい役」というのでそれぞれ挙げたそうで、一番笑えたのが「カズさんに『レベッカ』のダンヴァース(夫人)」。「カズさんがあの役やったら私殺されそうだもん」が冗談に聞こえず」(爆)

藤岡くんに『ウィキッド』のエルファバ。理由が「だって緑色似合いそうなんだもん(爆笑)」

…という、最後までMCは自由なのでした。

・・・

出演者の連携もとてもよく、カズさんも仰っていましたが客席も舞台上も『ミュージカルが好き!』で揃った空間。ラストのアンコールのシスアク曲もぴったりで、グルーブ感あふれるちーちゃんのノリノリぶりもツボでしたが、最後のバンド紹介、出演者1人ずつが紹介していったとき、ちーちゃんからの紹介が全員中間違いなく一番漢前でカッコよかったことを特筆事項としておきます(爆)。

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『新妻聖子ミニライブ~The Prayer~』

2016.11.30(Wed.) 19:00~19:30
銀座山野楽器本店 7F Jamspot

今年の新妻聖子さんミニライブの最後を飾る、銀座山野楽器本店さんでのリリース記念イベント。
CD購入者の中から抽選で招待となった約150名(推定)が参加してのミニライブ&サイン会です。

銀座山野さんには何度かイベントで来ていますが、この日は初めての最前列。何しろ整理番号が有効桁1桁の前半でしたから…。集合時間の18時25分には遅れるわけにはいかない、と焦りました。

以前は当日開店時に整理券を受け取り…の方法でしたが、いかんせん仕事帰りで来る自分なんかには職場がこの辺じゃないので難しいわけで、運が左右するとはいえ、この方法が有難いです。
というか、当選と整理番号含めて、今年の運は今年を1ケ月残して使い切ってしまったような(爆笑)。

というわけで、最前列ほぼ中央から、
聖子さんの全力の歌唱と全速力のMCを堪能してまいりました。
何しろ、歌っている時と喋っている時と水を飲んでいる時を全部足すと、ほぼイベント時間ですから(笑)。

まずはセットリストです。

1.ラマンチャの男
2.自由の鳥になれ、風になれ
3.My Heart Will Go On
4.この祈り~The Prayer~
5.糸

セットリストは全国ミニライブツアーとM1~M4までは同じ。
登場する音楽がラマンチャで、自己紹介もそこそこに歌唱に入るという物凄さ(笑)。

M1終わってから初MCになだれ込みます。

「背広の方多いですね~。さすが銀座ですよね。でもなんか会社の説明会みたいですよね(笑)」

というジャブから始まり(笑)
ちなみにそのコメントを背広で最前列で聞けたのはなんか嬉しかったです。

何とこの日、このイベントの前後にバラエティ番組の収録があると。つまり1本終わって銀座山野、そして終わってからまた1本という。

バラエティ番組のはしごなんて考えられなかったですよね」

の言にごもっとも。

「最初はミュージカルの人というと、『どんな感じの反応をするのか』とスタッフさんも遠巻きに見てる感じだったんですけどね。おかげさまで数出していただいたおかげでだんだんわかっていただけるようになりまして」

「ミュージカルをもっと知っていただきたいと微力ながら思っていまして、ミュージカルのためならコ○ネチもやります(会場内爆笑)。いずれはミュージカルが地上波の実況になるぐらいになればいいなと思っています」

というあたりは、現在発売中のAERAになぜか載っていなくて、先日の玲奈ちゃんとのシネマテークでのトークに沿ったコメント。

そういえば
「なんか笑い声が高いって話で特徴的らしいんですけど、デビューから13年、以前から見ていただいているファンの方もここにいらっしゃると思うんですけど、前からあんな引き笑いでしたっけ(笑)」
という話も出てましたが、言われてみればここ数年(4~5年)かもしれないですね。あの笑い声(笑)。

M2はMC定番の「バックがアニメで私の曲が流れていたのが、ある日突然私のミニスカートになったCMでご存知の(笑)」という枕詞からの曲。
ちなみにご本人曰く「大丈夫です、見えませんよ」だそうです(「何を」は省略)

M3は選曲理由について語られていました。
今回、コンサートツアーで回る地方でミニライブもセットで行うとはいえ、やはり新妻聖子を知っている人ばかりではないので、知らない皆さまにも立ち止まってもらいたい、ということで選んだのが『タイタニック』主題歌のこの曲。各地やはり反応は良かったそうです。

M4に入るにあたっては「今日おいでいただいた皆さま、そして周りの皆さまがご健勝でありますよう、この祈りを捧げます」の前振りでのメイン曲。
綺麗に決まったかと思いきや、実は歌に入る直前に手をグランドピアノにぶつけてしまい「いたっ」って普通に声を上げていたのが可愛い(爆)。

M4を歌い終わった後、「この曲で終わりだと思っている皆さま、そしてこのバックにグランドピアノが置かれているのが不思議だった皆さま、実はこれで終わりじゃございません」(会場内どよめき)

「Jamspotさんに入ったこのグランドピアノでぜひ1曲歌っていただきたいと、山野さんからお話しいただきまして、選曲しました『糸』を聞いていただきたいと思います(会場内拍手)。ピアノは園田涼さんです」

というご説明の後に歌われたこの曲。

『アンダンテ』のアルバムに入って以来、コンサートで何回か聞いた曲ではありますが、この日のライブでの伝わり方は、またそれとも違うとても深いものに感じました。

というのも2番の歌詞の「夢追い掛け走って、転んだ日の後のささくれ」が、不意に聖子さんの歩みに聞こえてしまって。「縦の糸はあなた、横の糸は私」は、なんだか自分たちファンと聖子さんの交わりに聞こえてしまって、なんだかうるっと。

実際、終わった後に聖子さんは「皆さま方と私は糸(という思い)で繋がっていて」と仰っていて。

聖子さんが舞台デビュー以来、きっと大部分を語らずに来た、悔しさや挫折や、色々な苦しい思いも、ファンとして応援している人たちがいたから、乗り越えられてきた部分もあったのかなと思えて、何だかとっても胸が熱くなりました。
ただ、驚くほぼ客層は変わりましたね。初期からの方はかなり比率が減ったのがよくわかります(つまり、顔見知りの占める率が低い)。

ライブ終演後はサイン会。ハードスケジュールなこともあって、やはりお疲れな感じも多少見えはしたものの、楽しそうに歌い喋った後の、一種クールダウンのようなひととき、実のところこのCDにサインをいただくのは初だったので、ラストチャンスで叶って嬉しかったです。

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