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『TipTap10周年記念ライブ~for KUMAMOTO~』

2016.11.17(Thu.) 19:30~21:30
すみだパークスタジオ倉 E列10番台

2006年3月設立のTipTap10周年を記念してのライブ。
どの駅からも遠いことで有名な、すみだパークスタジオ併設の劇場で、初めて行ってきました。
見上げるスカイツリーが綺麗です。

チケットを遅れて取ったので後方席になりましたが、段差がかなりあり(イメージ的には日暮里d-倉庫を小ぶりにしたイメージ)で、遮るものがなく、また多人数の曲が多かったので、ちょうど視界で全員が目に入るという、とってもお得なポジションでした。

まずはセットリストです。
途中まで(上田)一豪さんが曲説明していただいていたので大丈夫なはずですが、途中からちょこちょこ怪しいところがあります(笑)。

何しろ正式曲名は中々表には出てこないわけで、実際出演者の中でも「今回譜面見て初めて曲名知りました」(by島田彩さん)といったケースもありまして(爆)。稽古を進めるときは実際のところM1とかM2とかで進めるそうですからね(by一豪さん)。

○セットリスト(敬称略)
1.Songs of a Room/Second of Life
 (伊藤、染谷、岡村、稲田)
2.あと5分/Count down my life
 (伊藤、神田、島田、石田、土方、山岸)
3.もうあなたはいない/Second of Life
 (岡村、染谷)
4.時刻は8時50分/Second of Life
 (伊藤、染谷)
5.生きる哲学/Play a Life
 (平川、田中)
6.movie star/Play A Life
 (丹宗)
7.思いつづける/Play A Life
 (池谷、木村)
8.Count down my Life(島田、石田、土方、山岸)
 ~second of Life(岡村)メドレー
 ※山田葬祭/岡村
9.Play A Life/Play A Life
 (丹宗、池谷、木村、平川、田中)
10.いまを生きる/Play A Life
 (丹宗)
11.声が聞こえる/Second of Life
 (染谷、岡村、稲田)
12.bipolar/Second of Life
 (稲田)
13.いつになれば/Second of Life
 (染谷、神田)
14.ちっぽけな道/Live Original
 (熊本チャリティー応援ソング)
 (全員)
15.Count Down My Life/Count Down My Life
 (伊藤、染谷、島田、石田、土方、山岸)

Encore-1.Drug,Drug,Drug/Second Of Life
 (全員)

10周年とはいえ、曲の構成は直近の「Life3部作」と言われる、『Count Down My Life(CDML)』と『Second Of Life(SOL)』、そして現在上演中(この日休演日)の『Play A Life(PAL)』から。

メドレーを作品ずつに分解すると全部で17曲ですが、オリジナル1曲以外は、CDMLが3曲、SOLが8曲、PALが5曲ということで、現在上演中のPALよりもSOLが多かったのが意外です。

個人的には初TipTapがSOLだったので、思い入れが一番強いこともあり、さやかさんの声で山田葬祭聞けたり、伊藤さん&染谷さんでタクシー聞けたり(ちなみに曲の正式名称はM4「時間は8時50分」だそうです)懐かしかったです。

3部作の中でSOLが好きな理由は、心の抉り方に闇を感じるから。CDMLもPALも好きではあるけれど、どうしてもSOLは別格。

3作中唯一再演されていないこともあり、この日も「再演希望の皆さまが10人ずつ集めていただけると…それでもちょっと少ないんですけど」的な本音が出てましたが(爆)、ぜひまた見たいです。
さやかさんがあの役をできるうちに(本音)。

作品のカラーが少しずつ違うとはいえ、やはり同じ作詞家(上田一豪さん)・作曲家さん(小澤時史さん)ということもあり、それぞれの作品をシームレスに行き来して、時には出ていない作品へ出張しても、それが不自然さがない不思議(SOL未出演の神田恭兵さんが、SOL・A組の染谷洸太さんとM13「いつになれば」を歌われていました。神田さんのソロライブ(小澤さん・成尾さん演奏)で歌われていたからだそうです)。

ダブルキャスト制、トリプルキャスト制が主なTipTapさんですが、この日は同役を2人でデュエットする曲が複数あり、特にPALの「思いつづける」の池谷さん・木村さんデュエットがとても素敵でした。思い続け方が違うのが伝わってくる感じ。演じる役者さんのこれまでを投影するように演出されているように思える、一豪さんの演出の方向性が歌を通じて、違った方向から流れ込んでくるように感じて。

これだけのキャストさんが一同に会して、それでいて皆さんに見せ場も出番もしっかりあるライブ。
CDMLがちょっと割を食っちゃった感じは少ししますが(彩さん以外は少し出番が少なかった感)、TipTapに出演されて、作品を通じて役者さんとして多くの発見をされた喜びが、TipTapさんへの感謝の気持ちとして伝わってくるライブ、そしてその空間を客席で時を共有できたことは、とても嬉しかったです。

今回のライブは熊本支援を謳いつつも、恐らくはチケット代と椛島さん作のアクセサリーがチャリティーかなと思うと、意外にチャリティーチャリティー謳っていなかったのが意外で。

この日のみの披露と思われるオリジナル曲(通常は詩が先だそうなのですが、この曲は珍しく曲先だそうです)も含め、チャリティーCDといった形で出されても良かったのではないかと思います。

熊本出身の一豪さんがMCで話されていた、「地震が少ない熊本なのでみんな驚いた。明るく振る舞っている人も多いけど、熊本城はやはり(熊本人にとっては)特別」と仰っていたことが印象的でした。

TipTapの10周年に触れて、「あの時、CDMLのラストの曲を(違和感が感じたまま)あの曲にしておけば今、ここにいない」といった小澤先生の呟きはなるほどと思ったし、節々に感じられる一豪さん、そしてプロデューサーの柴田さん、それぞれが持つ別々の方向性の「あがき方」が、TipTapをこれだけ続け、大きくしてきた原動力なのだろうなと思えて。

作品作りに妥協がないからこそ生み出される、だからこその夢への道のりの確からしさ。
20周年、それより前の15周年にも、またこういった形でTipTapの道のりを祝える場がありますように。

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