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『Alone with 2』

2016.10.23(Sun.) 13:30~15:30
 原宿ストロボカフェ

2016.10.23(Sun.) 19:00~21:00
 四谷SOUND CREEK doppo

今年4月に初めて開催された片島亜希子さん演出、内藤大希さん・岡村さやかさん出演のライブ、好評につき続演、しかも昼に加えて夜も公演です。

特記ない限りお2方のデュエットです。

○第1部
1.with you/JUJU
2.Take What You Got/キンキーブーツ(内藤)
3.リフレクション/ムーラン(岡村)
4.corner of the sky/pipin
5.Electricity/ビリー・エリオット
6.Nobody's Side/CHESS The musical(岡村)
7.Dare to dream/FORSTARS
8.Elaborate Lives/アイーダ

○第2部
9.someone to watch over me/ガーシュウィン(岡村)
10.Lay me Down/サム・スミス(内藤)
11~13.カップルあるあるコーナー
 11.Tear Jerk(映画館にて)
  /I Love you, you're perfect, now change
 12.I Can Do Better Than That/Last 5 years
 13.As Long As You're there
   /Before After
(夜のみ14.What You Mean to Me/Finding Neverland)
14(夜は15).Suddenly Seymour
   /Little Shop of horrors

○アンコール
E-1.You're music in me/ハイスクール・ミュージカル

昼の完売に伴い追加された夜公演。
昼と夜の違いは、1幕のM2-M8の7曲を一気に突っ走るのが昼。MC一切なしの通しバージョンです。

夜はM3とM4の間、M6とM7の間にMCが入っていましたので、かなり余裕を持って聞けました。
個人的な事情からして、7曲一気に発表されると頭も手も追いつきません(笑)。

だいたい3曲ぐらいが記憶の限界で、それも1曲目に入ってしまえば意識はそちらに行ってしまうので、終演後にセットリストが出ないのであれば、3曲ぐらいでインターバルが入ると、聞いている方にも、きっと歌っている方にも優しいです(爆)。

原宿ストロボカフェはキャパ全部をフルで入れた感じより心なし間を開けていて。さらだやんのときより余裕があった気がしました。80人ぐらいでしょうか。
四谷SOUND CREEK doppoのキャパは50人前後。こじんまりした夜の空気。音楽専門のお店のせいか、音は夜公演の会場の方が良かったです。席がフラットなのはネックですかね。来年1月29日のさやかさんのソロライブ「SKIP 5」はこちら四谷が会場になります。

配られたフライヤーに載っていた「Special Thanks」のお3方は、妻木さん(昼の案内係)、田宮さん(夜の案内係)、英美さん(『Before After』の訳詞許諾。昼の部観劇もされていました)でした。



「Alone with」名物の掛け合い漫才は今回も健在で、昼公演が特に笑い分多し。

前回はMC台本をさやかさんが作ってきたわけですが、
さやかさん「『今回は僕が頑張ります』って大希くんが言うから、『頼もしい』と思ったら、片島さんの台本をホチキス止めしてきただけ(会場笑)」
「しかも夜公演の台本を綴じてきた(笑)」

大希くん「なので赤で『昼』って書きました」

小澤さん「紛らわしいもの持ってきているだけじゃん(笑)」
という辺りから始まり(ここ序の口w)。

夜公演に至ってはその台本をさやかさんに丸投げ。

大希くん「なんだか司会者みたいですね(笑)」

さやかさん「司会者じゃないんだけど…歌わせてもらっていいですか(プチ怒)」

みたいなシーンも。

さやかさん「今回、第2弾を誰よりも『やります』って言ってたのは大希くんだったんですけど、開演5分前に『出たくないー』って(笑)」

大希くん「そうなんですよ」

さやかさん「あんなに『大丈夫なの?やれるの?1週間前まで本番(「恋するブロードウェイ」)でしょ』って言っておいたのに(笑)」

夜に至っては

大希くん「この時間だと携帯電話がスリープモードになるみたいに眠くなってきちゃうんですよね」

という独白まで(笑)

今回のバンドは、ピアノが小澤時史さん、ギターが成尾憲治さん。

さやかさんはお2方とも共演されていて、成尾さんとは『Before After』、小澤さんとはTipTap『Second of Life』。大希さんは成尾さんとは『Before After』(さやかさんと大希くんのペア)、小澤さんとは初共演だそうですが、小澤さんの曲は歌ったことがあったとのこと。大希くんと成尾さんは3カ月違い(1学年違い)、そして小澤さんと成尾さんは同じ授業(数学)を受けた仲、なのだそうです。

その2人の関係を指して、
大希くん「仲いいですね」
さやかさん「大変ですね」
が同時に発せられる、何でしょう、”歌以外”は微妙にずれる2人の空間(笑)

その”歌”も紹介になるとまたもや笑いが続発。2幕ラストの曲は大希くんからの要望だったそうですが、
さやかさん「グループLINEで『サンドリー』って大希くんが言ってて…『サドンリー』だよって言ったら、また『サンドリー』って返ってきて(笑)」

成尾さん「サントリーシーモアってお酒みたいだね(爆笑)」

というのも昼に出てました。

歌に関して言えば、『Alone With』の時の岡村さやかさんは、他のどんなライブよりも女性らしさを感じます。大人の自立した女性を見せる様もあれば、大人の女性としてこの先どうしていいか迷うような様も、等身大の女性という感じ。

大希くんとのペアで恋愛話をやったときに、この印象は失礼なのかもしれませんが『今日は会社休みます。』の花笑さんと田之倉くんみたいに見えたのは、何だか興味深かったです。

しっかり者な女性で恋愛には疎い女性が、同じ職場の若い後輩(漫画上では大学生のアルバイト)に自分の本心を見抜かれて恋に落ちる感じが、なんだか。

M11-M13の「カップルあるある」は今回も最高でした。

唯一片島さんの訳詞ではない『Before After』のホンモノ感半端ないし(本役だから当たり前)、通称『なうちぇんじ』(M11)の映画館見たいものすれ違い感は懐かしかったー。映画の題材に興味ない時に、さやかさん演じる女性がポップコーンをまさに”興味なさそうに”食べている様のリアル感ときたら癖になります(笑)

M12で実家に交際相手を連れていくのでハイテンションなさやかさん、呆れる大希くん演じる交際相手が、でも曲後半でさやかさんの頭をぽんぽんと撫でたときの、さやかさんの表情がイキイキと笑顔に変わるの素敵だったー。萌えです、はい。





ここでしか聞けない歌(さやかさん、大希くんの歌う姿含めて)に浸れる空間は『Alone with』ならでは。
あえて苦言を呈するなら、昼公演は本編のラストの曲『Suddenly Seymour』が、終了直後に大希くんの申告で途中からの歌い直しになったんです。

正直、はっきりと歌い直しするようなものには聞こえなかったし、本編最後は気持ちよく終わりたいもの。
それなのに、なぜ歌い直すのか、その上、曲の途中から歌い直しにするのか、釈然としませんでした。

本編は終わらせたうえで、アンコールの1曲目に「『ごめんなさい、先ほどの曲はどうしても納得がいかなかったのでもう一度歌わせてください』で、”曲の最初から”歌う」のなら、理解はできるんです。(どなたか覚えていませんが、他のライブでそれをやった方がいらっしゃいましたが、さほどの違和感は感じませんでした。)

途中から歌い直しになったことで、それはそれで興味深いものは見られたんです。
小澤さんが提案して、さやかさんがあわあわしながら小澤さんと調整してる。
成尾さんが上手いことお客さんの気を散らすようにMCを即席で入れて。

成尾さん「リハーサルがこんな感じなんです。
彼が『的確な指示』を入れるんです」
(少しして)
小澤さん「A/Dだよ」
成尾さん「(反応しない)」
小澤さん「お前(成尾さん)に言っているんだよ。
『的確な指示』入れているじゃないか(会場爆笑)」

というくだりは面白かったわけですけれども(笑)。

曲途中から歌い始めて、きっちり仕上げたさやかさんは流石でしたけど、聞いている方からすれば、やっぱり釈然としないんです。

聞き手としてライブには感動をいただきに伺っています。そして今回のライブに感動はしています。
でもこのシーンだけは観客として我に帰っちゃったんです。
「さやかさん大丈夫かな」という思いを抱かざるを得なかった。
ただ『納得』しはしました。歌い直しも必要だったのかなと。

でも『感動』と『納得』は違うんです。
『感動』は次への原動力になるけど、『納得』はそうじゃない。
「あの時綺麗に終わらなかった」ことはずっと記憶に残る。

普段、ネガティブなことは書かないようにしている自分ですが、やはりこのことだけは書いておかないと、正直眠れません。

話は戻って。

昼公演の開放感、夜公演の密着感(前回公演は、今回の夜公演の方が印象は近かったです)。
歌での絶妙な相性の良さ、トークでの絶妙な相性のずれ(笑)

どれもが他で味わえない空間であることは事実で、2人での空間が続いてくれることを願いつつも、次の機会には準備期間が十分な状態で、最初から最後までその空気に浸れる空間であることを、願っています。

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