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『石丸幹二25周年コンサート My Musical Life』

2016.5.14(Sat.) 18:00~20:20
Bunkamuraオーチャードホール
1階12列20番台(センターブロック)

久しぶりにオーチャードホールへ。
石丸幹二さん25周年のオーケストラコンサート。
笹本玲奈さんと濱田めぐみさんがゲストです。

まずはセットリストからですが、今週末、21日に人見記念講堂での追加公演が予定されており、そのセットリストもフライヤーに公開されていますが、ほぼ変更ないとのことで、ネタバレ気になる方は回れ右をお願いします。

なお、この日の公演はWOWOWで6月12日(日)19時30分から放送される予定です。





それでは、よろしいですか?





では。

○セットリスト

[第1部]ゲスト:笹本玲奈さん
1.愛せぬならば/美女と野獣
2.愛と死の輪舞/エリザベート
3.翼を拡げて/GOLD~カミーユとロダン~
4.名もなき星になる日まで~別れの曲
5.虹の彼方に/オズの魔法使い
6.エーデルワイス/サウンド・オブ・ミュージック
 featuring with 池川寿一(guitar)
7.命をあげよう/ミス・サイゴン(笹本玲奈ソロ)
8.All I Ask Of You/オペラ座の怪人(with笹本玲奈)
9.Love Changes Everything/アスペクス・オブ・ラブ

[第2部]ゲスト:濱田めぐみさん
10.ラ・マンチャの男/ラ・マンチャの男
 featuring with 池川寿一(guitar)
11.あんな人が/ジキル&ハイド(濱田めぐみソロ)
12.ただ そばにいる/モンテクリスト伯(with濱田めぐみ)
13.スマイル/モダン・タイムス
14.君は僕の歌~You are the Song~
 /チャップリン『フリーク』(未完映画)
15.思い出のメドレー
 15-1.スキンブルシャンクス・鉄道猫/キャッツ
 15-2.マリア/ウェストサイド物語
 15-3.ワンダフル・コペンハーゲン/アンデルセン
 15-4.王国が現れる/レディ・ベス
 15-5.普通の人間/壁抜け男
 15-6.サンデー
   /サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ
16.僕の願い/ノートルダムの鐘
17.ひとかけらの勇気/スカーレット・ピンパーネル
18.時が来た/ジキル&ハイド

[アンコール]
19.マイ・ウェイ(サックス演奏付き)

2人のゲストが完全に1部と2部に分かれる構成が意外です。普通だと3人一緒での歌を期待するところ、それがなかったのはちょっと残念。もちろんカーテンコールには皆さんご一緒に出てこられていました。

石丸さんは四季を退団されてからしか拝見していないので、四季時代の話はお話でしかお聞きしていないのですが、大作揃いのセットリスト、それを苦も無く歌いつづる姿に、25周年の重さを感じます。歌以外のシーンでは、WOWOWのカメラが入っていたせいもあってか、いつもよりもかなり緊張されていたように感じましたが。

私にとっての石丸さんはやはり「ジキルとハイドとロダン」なわけで、この日聞いていても思ったのですが、「ジキル(理論)」「ハイド(欲望)」「ロダン(感性)」をバランス良く取り込んでいるのが石丸さんの強みなんだろうなと。○○周年というコンサートは何度か見ていますが、それこそ「継続は力なり」なのは、継続すること自体が、何らかのポリシーを貫き通した結果であって。無味乾燥に過ごしただけでは絶対に得られないものだからこそ、歌も説得力を帯びて聞こえてくるんだろうなと。

1部のゲストは笹本玲奈ちゃん。MCはそれほど得意ではない彼女ですが、石丸さんと一緒に話していると、心の開き方が絶対的に他の方相手と違うという。

石丸さん「初共演は『日本人のへそ』で」
玲奈ちゃん「ここの下でしたね(オーチャードホールの下はシアターコクーン)」
石丸さん「役柄が…」
玲奈ちゃん「(石丸さんを指して)とっちゃと娘っ子で(笑)」

石丸さん「あのときどうでした」
玲奈ちゃん「とにかく石丸さんの東北弁がお上手で!
 東北の方ではないですよね?
石丸さん「いえいえ、違います(笑)」

石丸さん「玲奈ちゃんも東北弁出来てたじゃない」
玲奈ちゃん「私は音符に起こしたりして必死に覚えたんですけど、石丸さんは読み合わせの時から完璧で、私焦りました」

石丸さん「その後の共演はジキハイですね」
玲奈ちゃん「婚約者ということで、昇格ですね(笑)」。

「東北の方ではないですよね?」と自然に素で聞いている感じが、彼女のMC史上最高レベルでラフだったという(笑)。

ジキハイ話に全く行かずに終わってしまったのは単純にMC時間がなかったからでしょうね(爆)。

石丸さん「玲奈ちゃん、今はお稽古中なんですよね」
玲奈ちゃん「そうなんです。触れていただいてありがとうございます。6月に新橋演舞場で『熱海五郎一座』というド・コントに出ます。その後は秋から『ミス・サイゴン』に出演します」

ということでソロはサイゴンからキムのソロナンバー「命をあげよう」。
華やかなドレスでのキムは何だか不思議でしたが、オーケストラをバックにこの歌唱が聞けて、しかもそれが映像に残るのは嬉しいです。

デュエットは「オペラ座の怪人」ということで、玲奈ちゃんはクリスティーヌです。
ソプラノ音域じゃない玲奈ちゃんですが、前共演作『ジキル&ハイド』でのエマでの高音が素晴らしかったものを上手く引き継いだかのような、恐らく玲奈ちゃん史上最高音まで出していました。

エマの時も思ったのですが、高音を「出す」だけじゃなくて、高音を出すことによる感情の纏いがこの日も素敵で。「思い」を纏った高音というか、相手に対する癒しであったり温かさであったり包容力であったり、そんな面は玲奈ちゃん以外なかなか出せない強みなんじゃないかと、そう感じました。

2部のゲストは濱田めぐみさん。
めぐさんのトークは最近各所でお聞きするようになりましたが、それと比べて史上最饒舌なこの日のめぐさん(笑)。

登場時、「ラマンチャがカッコよすぎて痺れちゃいましたー」って出てきてから超マシンガントークで、石丸さんが受けるときに「この内容、放送に出せるのかなぁ」という感じで受けを考えている風があって面白かったです(笑)。

石丸さん「濱田さんとは劇団四季時代にコンビを組んでいて、同じ釜の飯を食い合った仲間です(笑)」
濱田さん「一度コンビを組むと結構その後長く続いたり、地方とかだと月単位で変わらなかったりするので、メイクしててもその日のコンディションとかわかるんですよ」

その後放送でカットされそうな話が続き(笑)

石丸さん「濱田さん、今お稽古中なんですよね」
濱田さん「そうなんです。お優しい(客席に同意を求めるめぐさん)~。石丸さん、これだけは言わせてください、『25周年おめでとうございます』(深くお辞儀されるめぐさん)」

…あ、玲奈ちゃんがお祝い言ってないことに、その瞬間、客席が気づきました(笑)

石丸さん「次は一人ミュージカルということで、始めるかどうかは自分次第だよね」
濱田さん「でもお客さんが来られて待っているので、時間になったら始めてみようと思います

…この掛け合いが抜群に面白かったです。さすが同じ釜の飯を『食い合った』仲間(笑)

濱田さん「そして次は8月、帝国劇場で『王家の紋章』という作品に出ます」
石丸さん「お得意のエジプトですね」
濱田さん「そうなんです。お得意な感じのメイクです」
石丸さん「彼女は劇団四季時代『アイーダ』でタイトルロールをやってまして」
濱田さん「当時は王女とはいえ奴隷だったのですが、今回は『ガチで王女』です(笑)」

…「ガチで王女」と「ガチでヒロイン」のガチンコ対決を熱望しております(爆)

そんな感じで、トークはお2人とも滑らかでいつも以上にラフでしたが、それも石丸さんのお人柄あってこそ、を感じさせるとっても温かいひととき。

全編に亘る石丸さんの歌声に、石丸さんを想う2人の女性がそれぞれの空気で寄り添った空間。
石丸さんの今のポジションを思わせるかのような、バランスが良いとっておきの空間。
素敵な2時間でした。

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