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『birth』

2016.4.3(Sun.) 21:00~22:00
恵比寿ビートニックスタジオ

元宝塚、隼海惺さん主宰のダンスパフォーマンス公演。
去年の『ウレシパモシリ』公演で共演された縁で、岡村さやかさんがご出演ということで、行ってきました。
こちらのスタジオ、川崎悦子先生のダンススタジオなのですね。

てっきり、さやかさんは歌枠での出演かと思っていましたが、前半の1部は歌は一切なく、かなり踊っておられます。黒一色の素敵な衣装でなんと開脚もしたりされていて驚き。後半の2部は隼海さんの心情をさやかさんが歌うということで、今度は歌だけかと思いきや、2部は歌と踊り両方を担当という、結構びっくりするポジションでした。

CHICAGOの「ALL THAT JAZZ」の一員(上手側)でまさかさやかさんが踊るなんて!サプライズ以外の何物でもありません。カッコいい!

ダンサーの皆さんはやはりけっこうタッパのある方々なので、その中に入るとさやかさんはちょっと小さく見えます。ただ、逆に言うと、そうなった結果として、新しく入ってきた新人さんみたいに見えて、必死で先輩の背中に追いつこうとしている感じがとってもキャラ立ちしております。

と思えば、2部になると隼海さんの心情を歌うポジションに変わり、1部では新人だったはずが2部では主演の隼海さんの心の声を担当するという様変わりっぷり。隼海さんは去年の『ウレシパモシリ』でみどり役をされていましたが、その時に唄1をされていたのがさやかさん(唄2は平川めぐみさん)。

その時にも感じ、今回の2部の構成を見て改めて思ったのが、さやかさんの厳しい眼差しも、厳しい言葉も、さやかさんとさやかさんの歌声は、決して相手を見放しはしないということ。

2部は隼海さんが宝塚に入る前あたりから今への、変化を見せるストーリーでしたが、隼海さんの生き様を包み込むような、さやかさんの歌声や存在を拝見していると、「迷ったり悩んだりしたけれども、私には岡村さやかの歌があった」というストーリーで伝わってくるようで、その重層感がとても心地よかったです。

英語詞で歌われていたのは『コーラスライン』の1曲だそうで、拝見していると宝塚出身者の絆を感じたりして。この作品は日本では四季で上演されている作品ではありますが、この日の公演に隼海さん以外にも宝塚出身の方がいらしたこともあり、「皆が苦楽を共にし、1つの作品を作る醍醐味」といったものが見えて、その中にさやかさんが一員として自然に存在されていることが、なんだかとても嬉しかったです。

さやかさんの歌が隼海さんの背中を押しているように見えて、そして隼海さんはじめこの日の共演者みなさんがさやかさんの踊りの背中を押しているようにも見えて。さらに言えば、さやかさんだけでなく皆が背中を押し合っているように見えて。そしてその中央に隼海さんが自然に佇まれていて。

演じている皆さんの心情が伝わる踊りを堪能したひととき、自然に拍手を贈れるひとときが、とても素敵でした。

公演は今日4月4日(月)まで。

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