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『ALONE With』

2016.4.16(Sat.) 19:05~21:10
吉祥寺RJGB

内藤大希さん・岡村さやかさんお2人のライブ。
岡村さんが2月に出演されたAKA COMPANY『tick,tick...BOOM!』演出の片島亜希子さんが演出です。

場所は吉祥寺。東急百貨店吉祥寺店の裏手、「Rock Joint GB」が正式な店名です。

まずはセットリストから。

●セットリスト
[Act.1]
1.Don't Stop Me Now/Queen

[Duet Corner]
2.Enchantment Passing Through/アイーダ
3.So Close/魔法にかけられて
4.Finally/Fergie
5.If I Told You/ウェディング・シンガー
6.What You Mean to Me/Finding Neverland
7.This World Will Remember Me/ボニー&クライド
8.Next Step/Before After
9.Therapy/tick,tick...BOOM!
10.Another Day/RENT
11.SOS/マンマ・ミーア!

[Act.2]
[Solo corner]
12.Fly Away/Never Never Land(Scott Alan)(岡村)
13.One Song Glory/RENT(内藤)
14.Moving Too Fast/ラスト・ファイブ・イヤーズ(内藤)
15.someone else's story/チェス・ザ・ミュージカル(岡村)
16.Easy as Life/アイーダ(岡村)
17.Totally Fucked/春の目ざめ(内藤)

[duet]
18.Don't Stop Believin'/glee

[アンコール]
19.愛していればわかり合える/モーツァルト!

2部構成で、休憩15分を挟むという、ライブとしてはとても意欲的な構成。
1部はデュエット中心にMCを挟みつつの1時間。MCがむちゃくちゃ面白い(後述)ですが、歌に関してこのライブの岡村さやかさんのカッコよさと来たら素晴らしいです。

私の岡村さん初見はOne On One(『しあわせの詩』)だったこともあって、One主宰の浅井さやかさんが演出されるとき、岡村さんの可愛さを引き出されるのがとってもお上手。それに対して今回の演出の片島さんは先日の「tick,tick...BOOM!」のときもそうでしたが、
岡村さんの格好よさを引き出されるのがとてもお上手

何しろM1からしてQueenですからね。
男性ボーカルと女性ボーカルのWボーカルのバンドって感じ。
バックに控えるキーボード(はんだすなおさん)、ドラム(高インボムさん)、ギター(福岡丈明さん)の音の力強さもロックハウスのこの場ならでは。
さやかさんの衣装も1部は女性ロックバンドのボーカル風で新鮮です。

デュエットパートとなった前半は男性主導型の曲と、女性主導型の曲が上手いこと混ぜ合わされていて、聞いていて心地いいです。
内藤さん、岡村さんともに歌で相手を圧倒しようとするタイプではなく、自然に相手を必要としている感じが、見ていてとても安心できますし、歌声の相性も抜群。それでいてあるべきところ以上に近づかないのが凄い。

今回のライブでMCでいみじくも語られていたことですが、さやかさん曰く「このライブには演出が入っている」と。「歌いたいように歌っている普段のライブも楽しいけれども、今回のライブは厳しく演出が入るので、芝居的な緊張感がある」と仰っていました。

ちなみに、演出の片島さんからのダメ出しはグループLINEで入るそうですが、さやかさん曰く「いきなり『ダメ』と言われるわけじゃなくて、一度は意見を聞いてくれて、でもその後『見直してみてください』って言われて気づかされるんですよ。『あ、私できていなかったんだ』って(笑)」

片や内藤さん曰く片島さんは「合う曲を見つけてくれるので嬉しい」とのこと。ご本人では「ついバラードを歌いたくなる」けれど、「ちょっと弾けた感じの方が自分には合っている気がする」と。

そんな演出的な緊張感はあろうとも、たっぷり盛り込まれるMCときたら、緊張のきの字もない(笑)。それでいて聞き逃せない感満載。さやかさんの破壊力抜群のMCが爆発しておりました。

もともと1部のパートは「カップルあるある」と別名が付いていた(笑)のですが、2人はOneOnOne中心に6作ぐらい共演していて、しかもほとんどの場合カップルなのに、

『なかなか心が近づかない』(会場爆笑)
大『そうそう』

という。

元々2人でライブをしたいという話は前から出ていたそうで

さ『2人でライブしたいって(大希くん)言ってくれたよね』
大『言いました』
さ『でもなかなか具体化しなくて』
大『ほら、役者さんで「飲みに行きましょうよ」というような感じで』
『そんな軽い意味だったの?』(会場爆笑)

みたいな話も出るという空気感。

あぁ、さやかさんが片島さんに話を持ち込まなければこの日のこのライブは実現しなかったわけですね(独り言)。

大希くんに突っ込めるのはライブ中はさやかさんだけなわけですが、さやかさんのツッコミがもう漏れなく隙なく、ツッコミストライクゾーンど真ん中という状態で、客席がどっかんどっかんウケまくる。

大『僕に来る役ってダメな人の役が多くて』
さ『意外ですね。明るいオーラのイメージがあるんですけど』
大『底抜けのバカか、すごく病んでるか、カッコよく決まらない役ばかりなんで』
『芸風が広いっていいですね』(会場爆笑)

…その後、大希くんの反応がパターン化したところに
『違うの見つけて行こうか?』(会場爆笑)

とか、

大『オーディション受けに行くときって媚びてもしょうがないから、自分のままで見てもらおうと思って行くんですけど』
さ『それって「準備不足」ってことですよね』(会場笑)

とか、

大『(前半の曲紹介で1タイトルごとに英語曲名を読み上げる)』
さ『(うなづく)』
大『(不安げに)大丈夫ですよね?何か問題でも?』
『強いて言えば醸し出している空気ですかね』(会場激笑)
大『今すごいパンチ食らった気分です(笑)』

とか。

唯一さやかさんがやらかしちゃったのが

さ『(Tick,tick...BOOMの「Therapy」の曲の説明。男女カップルが長電話で喧嘩する曲。さやかさんスーザンの怒りが絶品だったアレ)こういう長電話みたいなことありますか?…あ、こういうこと聞いちゃいけなかったんだ(あせあせ)』(会場笑)

そして会場中に小銭の落とした音が響き渡る(笑)

大『ほら、スタッフさんも驚いてるし』

…という、さやかさん唯一顔面真っ赤という貴重なシーンもございました。

そういえば大希くんのMCで噴いたのが
大『(MCはこんなですけど)僕たち歌は大丈夫ですよ。
それで今までやってこれましたから』(笑)
でした。

第2部の1曲目は、『BEFORE AFTER』プロデューサーの吉田英美さんがさやかさんに歌ってほしいとリクエストされ、片島さんが訳詞された曲(このライブ、基本的に片島さんが全部訳詞をし直されています)。

大「歌詞覚えるの責任重大ですね」
さ「そうなんです」
大「間違えられませんもんね(楽しそうにw)」
「でも間違っても皆さんわかりませんし」
…土俵際までさやかさんを追い込んだはずの大希くん、まさかのうっちゃりで返された挙句…

次の曲、
大「今度は僕が責任重大ですね」
「さっきそうなること考えないで煽ったよね」←(笑)
という返し技(でもそれ以上追い込まないさやかさんの優しさたるや)。
というオチまで付いていました。

MCで清々しく笑い(笑)、歌では別人のように心地よく歌い上げる2人。
後半のソロはそれぞれ伸び伸びと歌い上げていて。

大希くんのソロ、どれも捨てがたかったけどどれか選ぶならRENTだなぁ。やっぱりやんちゃ心というか、反骨心みたいなものが彼の魅力だと思うし。

さやかさんはなんといってもアイーダソロ「Easy As Life」。
あのパワフルさ、どこまでも伸びる叫び。
どなたかがさやかさんをめぐさん(濱田さん)に喩えていらした方がいらして、この歌い上げを聞くと何かわかるような気がします。ほわほわとした感じを持ちつつも、譲れないものは1ミクロンも譲らないような芯の強さが。

かといってアンコールではまさかのモーツァルトデュエットで、theチャーミングにコンスタンツェなさやかさん。そして大希くんも確かに井上氏を思わせるはじけぶり。

大「気分はイノウエヨシオです」
大「僕にはプリンスロードが見えます」

って仰っていましたが(笑)
そだ、去年共演されたんでしたよね。
凄いチャレンジャーって感動したんですが(爆)

2時間に亘るあっという間のひととき。

場所に比べて椅子を入れすぎた感じがあった(かなり窮屈でした正直)のと、ライブ終演後にはやはりセットリストが欲しいなと(フライヤーにQRコード付けてホームページに飛ぶだけでいいと思うんですけど)いう、ちょっとした希望はあったものの、全体通して満足感たっぷりのライブ。

ふと気になったのはタイトル「ALONE With」の語源。
「1人1人が出会うことで作られる空間」という意味かなと思ったのですが、この日のライブでは触れられず。
このタイトルが、今回のお2人、大希くん・さやかさんのペアのことになるのか、それとも出演者を入れ替えての第2弾になるか、読めないところではあるのですが、今後どうなる(どうする)にしても、定期的にこの2人でのライブは拝見したいです。

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コメント

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投稿: video sex clips | 2016/04/22 05:01

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