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『I Love musical~』(1)

2016.2.6(Sat.) 13:00~15:45
東京グローブ座 3階A列30番台(上手側)

この日が初日。初回公演に行ってきました。
プレイガイドで取ったので、この位置は正直、上手側がかなり見切れる席。
もう1回座りたいかと言われても断る席ですね…。

岡田さんの25周年を祝うため集まったメンバー。
岡田さんからの一人一人へのメッセージが、「この人に出てほしかった」感を強く感じさせ、とても素敵です。

高橋由美子さんへは「この方のお芝居を見るといつも『アート』を感じます。私に一番影響を与えた役者さんの一人です」という最大限の賛辞に、ご本人恐縮しつつの登場。赤の素敵なドレスです。

大塚千弘さんへは「セーラー服を着ていた頃に出会ったこの方も、今はこんなシックなドレスが似合う女性になりました」でした(スカイブルーのドレス)。

印象強かったのは紫吹淳さんへの言葉で「宝塚出身の方の中でも、これほどまでに何事にも動じない方は知りません」でした。なるほど。

そして、セットリストです。
まだ1日ありますので、ネタバレ回避の方は回れ右をお願いします。


よろしいですね?

[Act-1]
1.The Night Was Alive/TITANIC the musical(岡田)
2.I'll cover You/RENT(岡田・平方)
3.Live In Living Color/Catch Me If You Can(田代)
4.車を飛ばせば/ボニー&クライド(岡田・田代)
5.ホープ/zorro the musical(石井)
6.My Rules/グッバイ・ガール(岡田・石井・紫吹)
7.Luck Be A Lady/ガイズ&ドールズ(紫吹)
8.あんな人が/ジキル&ハイド(大塚)
9.君住む街角/マイ・フェア・レディ(平方)
10.マリア/ウェスト・サイド物語(今)
11.世界が終わる夜のように/ミス・サイゴン(今・高橋)
12.Shadowland/ライオンキング(高橋)
13.闇が広がる/エリザベート(岡田・平方)
14.夜のボート/エリザベート(田代・大塚)
15.私だけに/エリザベート(大塚)
16.最後のダンス/エリザベート(岡田)

[Act-2]
17.Smoke On The Water/ディープ・パープル
(岡田with全員)
18.およげ!たいやきくん/子門真人(石井)
19.Be My Love/マリオ・ランツァ(田代)
20.遠く遠く/槇原敬之(平方)
21.時の流れに身をまかせ/テレサ・テン(高橋)
22.ただお前がいい/中村雅俊(今)
23.慕情/サザンオールスターズ(大塚)
24.少女A/中森明菜(紫吹)
25.ラストダンスは私に/越路吹雪(とよた)
26.5:55/岡田浩暉(岡田)
27.君だけを見ていた/To Be Countinued(岡田)
28.民衆の歌/レ・ミゼラブル(岡田・田代)
29.対決/レ・ミゼラブル(石井・今)
30.Stars/レ・ミゼラブル(今)
31.夢やぶれて/レ・ミゼラブル(高橋)
32.心は愛に溢れて/レ・ミゼラブル(岡田・大塚)
33.彼を帰して/レ・ミゼラブル(石井)
34.One Day More/レ・ミゼラブル
(岡田・石井・今・大塚・田代・平方・紫吹)

[Encore]
35.遠い約束(岡田さんオリジナル曲)(岡田)

メドレーがないのに全部で35曲、すべてフルバージョンという凄いコンサート。
主役の岡田さんは12曲を歌っていますが、ゲストはおおむね5~6曲。
ソロが2~3曲で、かなりバランスのいい構成です。今さんと由美子さんの出番が1幕前半にないぐらいですかね、気になるところと言えば。

Act1は岡田さん出演を中心に、それ以外の作品も混ぜたミュージカルパート。だいたい3分の2ぐらいは知ってます。本役、そうでない役入り乱れてではありますが、皆さんハイレベルな出来で耳福です。

M3の万里生くんは本当に軸が太くなったよなぁと変化に惚れ惚れします。

M7の紫吹さんスカイはさすが宝塚男役トップの貫禄で格好いいことこの上ない。

M8のちーちゃんは持ち味のピュアさを上手く取り込んだ新しいルーシー。

M11の由美子さんは史上初、まさかのキム(エポを歌ったことあるけどキムは本邦初)。
正直なところ、もっと若いうちに聞きたかったのと、冷静なタイプの由美子さんは「熱量」を必要とするこの曲では物足りなさも感じつつ、でも今さんとの相性はぴったり、大人のサイゴンペア。

M14のちーちゃんは新婚さんでこの曲歌っていいのかという疑問を感じつつ(笑)。
M15も含めて、まさかのちーちゃんシシィ!個人的には本日一番のサプライズ。

M16、岡田さんは変幻自在で1幕だけで6曲ですが、その中でもこの曲が一番の迫力でした。

Act2は全員登場のM17のロック曲でスタート。

M18からM24は「ゲストそれぞれの思い出の曲」ということで舞台上に置かれた椅子に皆さん座りつつ、1人ずつ出てきて思い出を話すMCコーナー。バラエティ番組でよく見る、通称「ひな壇方式」ですね。

M18の石井さん、飛び道具かと思いきや意外や意外盛り上がりまくる(笑)。カズさんといえば宴会部長ですからね。盛り上げ上手。

M21の由美子さん、直前のM20の途中でいなくなったかと思いきや、ゴージャスなマフラーを纏って舞台上部から登場。いやはや、今日からでもスナックのママさんに転職可能なぐらいの完成度(笑)。曲調もぴったりで伸びやかな声を響かせます。ちなみにこの曲を知ってるのは「両親がスナックで歌うのが好きなので、小学生入る前に自分も覚えた」からだそうです。

M24の紫吹さん、「15で宝塚に入ったから思い出ないのでパス」といいつつも、実際歌った時のグレードの高さが圧巻すぎです(笑)。むちゃくちゃカッコよかったです。

M27は改めて聞けて嬉しかったなぁ。岡田さんといえばこの曲。
「君だけを見ていた、まっすぐな瞳と飾らない心で」という歌詞は、客席にいらした岡田さんのファン1人1人に向けられているように思えて、その暖かな空気感と、絶対的な信頼感を拝見できたのは嬉しかったです。

M28からはレミコーナー。2003年レミがマイオリジナルな私にとって、出てくる人みんながマイオリジナルキャストという至福の時。
M31は本当に久しぶりな由美子ファンテ。伸びやかな歌声はそのままに、フラッシュバックしてくるかのような完成度に酔いしれました。
本当はM34でエポをやってほしかったけど、この完成度のファンテを見せられてしまうと、それは難しい相談なんでしょうね(なお、M32とM34のエポパートはアンサンブルの小島亜莉沙さんが担当)。

M32でちーちゃんはコゼットを担当。ちーちゃんがコゼットをやらなかったのは後年、東宝七不思議になりそうな気もしますが(笑)、お嫁に行ってもコゼットの空気が出せるのってすごいですよね。

万里生君の「頼れるアンジョ」も素敵だし、本家マリウスの岡田さんも痺れる。石井さんのバルジャンも今さんのジャベールも、どれもこれもが素敵で圧巻でした。

ほぼ3時間近い長丁場でも、飽きさせない構成。1曲1曲のクオリティの高さはもちろんですが、根底にあるのは「岡田さんのお人柄に共鳴する大切な仲間」なんだろうなと思います。

岡田さんがパンフレットやインタビューでもおっしゃっていますが、「ミュージカルの現場は愛に溢れている。音楽に溢れている。そして仲間からの愛に溢れている」からこそ、「1人コンサート」ではなく、「みんなで集まるコンサート」にしたかったと。

岡田さんを取り巻く皆さんのMCも、いい意味でゆるふわ(爆)で、全く尖っていないのがとても素敵で。
そんな素敵な仲間の中の一員としてゲストに呼んでいただけていることを拝見できたことが、嬉しく楽しい時間でした。

公演は明日2月7日(日)まで。当日券あるようです。

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コメント

ソワレの、皆さん楽しんで、歌っていてちひろちゃんの、ところでは、五郎丸なんて振ってました。レミゼの歌がまた聞けてうれしかったし、エリザベートの歌も良かったですね。見たくなりました。岡田さんがレミゼをやりたかった中で、一緒に演じた他の人じゃなく由美子さんを選んでくださったのはうれしいです。出待ちをしてみたのですが、時間がなく帰ってきました。由美子さんがご機嫌だったので良かったです。

投稿: てるてる | 2016/02/08 01:47

てるてるさん>
ちーちゃんの五郎丸の件は聞きました。
もう何でもありですね(笑)。

岡田さんのミュージカルの原点、2003レミでご自身影響を受けたからこそ今回呼んでいただけたということが岡田さんご自身の言葉で聞けて嬉しかったです。温かい空気で由美子さんも楽しそうで、そんな姿が見られて良かったです。

ちーちゃんエリザの特に「夜のボート」は良かったですね。本当は新婚さんが歌う曲ではないのですが(笑)。

投稿: ひろき | 2016/02/08 01:58

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