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『Love For Nepal』

2015.5.24(Sun.) 19:00~20:55
レストランパペラ(新宿御苑前)

去る4月25日に発生したネパール地震の復興支援ライブ。

メンバーは4人で、杉山有大さん、田村良太さん、三森千愛さん、綿引さやかさん。

2013年の『レ・ミゼラブル』をご覧になったお医者様が以前からネパールの支援をしていた縁で声がかかり、去年ネパールへ行かれた4人。今回のネパール地震に直面して何かしたい、と急遽企画されたのがこの日のライブ。
6月からは4人とも『レ・ミゼラブル』の名古屋・中日劇場公演へ出演するために名古屋へ向かうため、この日が日程的にはラストチャンスだったものと思われます。三森さんのみ、この日の『レ・ミゼラブル』出演(マチネ公演)があり、あとの3人で当日の準備をされたそうです。

まずはセットリストから。
(主催者発表で後日変更になる場合があります)

1.新しい世界へ/合唱(全員)
2.世界が終る夜のように/ミス・サイゴン(杉山・三森)
3.とびらあけて/アナと雪の女王(田村・綿引)
4.Stories/美女と野獣(三森)
5.それ以上の…
  /ルドルフ・ザ・ラストキス(再演版)(杉山・綿引)
6.Are You There/bare(田村・三森)
7.Come What May/ムーラン・ルージュ(田村・三森)
8.ブイドイ/ミス・サイゴン
   (杉山/コーラス:田村・綿引・三森)
9.One World(綿引/コーラス:杉山・田村・三森)
10.Nepal Medlay
 10-1.レッサムフィリリ(ネパール民謡)
 10-2.日本の四季メドレー
  10-2-1.ふるさと
  10-2-2.朧月夜(春)
  10-2-3.われは海の子(夏)
  10-2-4.紅葉(秋)
  10-2-5.雪やこんこん(冬)
  10-2-6.ふるさと(リプライズ)
11.A Whole New World/アラジン
  (日本語…杉山・綿引、英語…田村・三森)
12.Without Love/ヘアスプレー(田村・三森)
13.糸/中島みゆき(綿引・三森)
14.彼を帰して/レ・ミゼラブル(田村)
15.One Day More/レ・ミゼラブル
   (杉山・田村・綿引・三森+松井月杜くん)
Encore
16.Seasons Of Love/RENT(杉山・田村・綿引・三森)

会場の新宿御苑前「レストランパペラ」は開場前30分前ですでにかなりの列。ビル2階のお店の店前のファミリマート新宿通り店がたまたま店舗改装中で休業中だったため、まだ何とかご迷惑をおかけしないで並べました。

補助席まで含め満員の会場、おそらく80人ぐらいでしょうか。店員さんもさすがにここまで満員だとてんやわんや。始まってすぐ、杉山さんから「店員さんも大変なので睨んだりしないでくださいね(笑)」という絶妙なツッコミが入ってのスタート。ちなみにマンゴーラッシーとシーフードカレー、美味しかったです(余談)。

「天然さんが多い」と噂のこの4人。始まってしょっぱなはびびちゃんがスタートダッシュ。お客さんのテーブル見てピザを見て「チヂミですか?」でえらい勢いの笑いを誘い(笑)。

M2はサイゴンデュエット。今回のライブのペアはおおむね固定(ありさん&びびちゃん、良太くん&三森さん)でしたが、ここは通常でない方のペア。杉山さんがクリス、三森さんがキムでした。杉山さんのイメージはジョンぽいし、三森さんはエレンなわけですから、このペアで聞けてしかもちゃんと形になっているのは流石です。恋愛感情燃え上がりまくる感じまではないわけですけど。

M3「とびらあけて」は、私見では本役の方の次に上手なアナと信じて疑わないびびちゃんアナですが、(注:書き方がアナウンサーみたいですが違いますw)とにかくいたずらっぽいチャーミングさがぴったりなんですよね。そしたらラスト、やってくれましたびびちゃん。

ラスト、良太くんハンスが「結婚してください!」と言ったらびびちゃんアナ、「ごめんなさい」と(笑)。

びびちゃん「だって悔しいんです。毎回(エポニーヌは)振られてばっかりで(会場内爆笑)」

…びびちゃん、やるなぁ。

M5はびびちゃんで聞くのは2度目の「ルドルフ・ザ・ラストキス(再演版)」のマリー。去年11月の自由が丘で野島さんと歌ったのを聞いて以来。この曲、本編では和音さんでドレス姿とセットな印象が強いのですが、ドレスではないのに空気をまとわせるのが上手なびびちゃん。聞くたびに言ってますけど初演版が聞きたい…。

M6終わりではありさんと良太君のMC。ありさんが「最近はウォーミングアップ時に発声しない。『地獄だ、地が焼け付く』の低音が発声練習すると出にくくなって」と言ってからのMCが…良太君のMCのフリーダムさでまさかのありさん断崖絶壁(笑)。ありさんは自身が段階絶壁に追い詰められて絶体絶命状態なのに、良太くんはそれに気づかずぐいぐい責めるという(爆)。つえー(笑)。結論があまりにすごいところにたどり着いたのでありさんからネタバレ禁止令が出ました(爆)。

M8の「ブイドイ」はありさんジョン。ありさんの迫力もすごいですが、3人のコーラスがそれに全然負けてない。女性2人男性1人のコーラスなのに、さすがレミ現役キャストの迫力。

M9はびびちゃんのCDの曲ですが、気づいたら生で聴くのは初めてなのです。銀座駅のライブは行けなかったし、トーク&ライブでは歌われなかったので、「自分が知らないびびちゃん」時代の曲なだけに聞けて良かったです。帝劇でCD買ってからいい曲だなと思っていたので、ご自身の説明付きで聞けてうれしかったです。

M11は恐るべしダブルデュエット。デュエット曲なのになぜか4人が舞台上に残り、最初はありさん&びびちゃんで日本語で歌いだしたら、なんと2番からは良太くん&三森さんで英語で歌う、最後は日本語でWデュエットという、だれが考えたのかわかりませんが物凄い充実感なWデュエット。

この辺のMCが局地的にすごいことになっていて、良太くんの「仲間割れも始まったところで」というのも凄かったけど(単純に手順がわやくちゃになっただけなのにそのツッコミ来るかとw)、次の進行のメモをずっとみてたありさん、見終わったところで「で、次何の曲でしたっけ」で会場内の笑いを誘い、びびちゃんすかさず「あれだけ長く見た割にはコメントが薄い」と突っ込む始末(笑)。

ここだったか三森さんがなぜか噎せて、びびちゃん「すいません三森さんマイクオンしたまま噎せるのやめてくれますか」とそれはそれは楽しそうに突っ込む(笑)。

M13もびびちゃんセレクトと思われます。トーク&ライブの時に歌われていました。びびちゃんのMCで「人と人のつながりは、少しずれただけでも出会っていなかったかもしれないもの。だからつながれたことは奇跡で、ネパールの人とも出会えた奇跡を大事にしたい」と仰っていたのが印象的でした。

M14は良太くんバルジャンというお宝選曲。ここで良太くんが言及した一言が、自分のレミ観を変えるぐらいの一言である意味すごく納得した一言でした。ここはレミの時に書きたいと思います。ここにその言葉を持ってくるとは、良太くん流石です。

本編最後のM15はこの日、応援に来られていた松井月杜くん(2013年レミのガブローシュ役)も参加。この日のライブの支援グッズのバッジやマグネット、キーホルダーにポストカードは、月杜くんのお母さま(イラストレーターをされているそうです)のデザイン。

曲目は「One Day More」ということで本役2人(良太くんマリウス、びびちゃんエポニーヌ)と経験者1人(ありさんアンジョルラス)。そして残りの役は、当然三森さんがコゼットやることになるとして、月杜くんはまさかのテナルディエ!

役者が足りないのでありさんがバルジャンを兼任、良太くんがジャベールを兼任、そして三森さんがテナルディエ妻を兼任し、月杜くんと夫婦役(爆)。迫力のイチラス(この日は本編楽)でした。

アンコールはネパールに行ったときに「何か歌って!」とリクエストされた時に歌うことを決めた曲だそうで、向こうは英語が喋れるので、英語でコーラスができるように教えたりしていたと。

最初は2人ぐらいしかいなかったのに、この会場ぐらいの人たちが「下から降りてきたり、上から降りてきたり」(びびちゃん談、3人&会場に突っ込まれてましたw 正しくは「下から上がってきたり、上から降りてきたり」)で集まってすごく感動したとのことでこの曲を。当初はネパールメドレーに入っていたのを、外出ししたそうです。

この曲の話をされていた時にありさんがおっしゃっていたことで印象的だったことがあって。「一緒に行った、お医者さんは病気の治療ができる。美容師さんは髪を切れる。見た目にわかることができるけど、僕たちは歌うことしかできない、だから自分たちが何ができるか不安だった」と。でも、「ネパールに行って歌って、自分たちが勇気づけられる以上に自分たちが勇気づけられた。それは今日も同じ。自分たちの趣旨に賛同してくれて来ていただいた皆様、行けないけれど募金という形で自分たちを後押ししてくれた皆様、その気持ちに自分たちが勇気づけられた。そのパワーがネパールに届けばいいと思う」という言葉が印象的。

ラストで皆口々に仰っていましたが、今回、ネパール大地震に直面して、「何かをしなくちゃ」と4人が思っていた”思い”、それがこの会場をとても温かいものにしていて。ネパール大地震をきっかけに始まったこの日のライブが、「人が人を思う気持ち」の再認識になっているように思えて。そして4人の出演者の皆さんが持っている、「なぜ自分は演じるのか」のおそらく大事なパーツがネパールの出来事なんだ、ということを知ることができたように思えて。

「ネパールに行ったから」だけではなくて、「ネパールで大事なことを知ったから、お礼を気持ちで返したい」という気持ちが伝わってきたからこそ、この日の空間はとても意味のあるものになったように思います。

「いずれはまたネパールに行きたい」とびびちゃんはじめ口々に言われていたそのことが叶う日が来ますように。

それにしても、4人は名コンビネーションでした。「しっかり者」の三森さんが事務関係をきっちり仕切り、表側の精
神的な幹のありさん、内面の精神的な幹のびびちゃんがいて、そして癒し系の良太くん。たぶん、1人だけじゃできなくて、2人だけでもできなくて、3人だとぎりぎりで、そして4人だからこそできたライブだったと思います。参加できたことに、ただただ感謝を。

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