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『新妻聖子LIVE 2014-2015』

2014.12.18(Thu.) 18:30~20:35
中野ZERO大ホール 1階6列30番台(上手側)

2015.1.10(Sat.) 17:00~19:05
ティアラこうとう(江東公会堂)1階H列10番台(センターブロック)

2014~2015年の新妻聖子LIVE、今回は3箇所で開催。
初日の相模大野に続き、中野は平日開催です。

中野の、しかも中野駅から多少歩く(8分という表現は過剰でも過小でもない)しかも18時30分開演ということで、難要素がいくつもあるこの回、動員的にはかなり厳しそう。2階は一切使わず、1階も見たところ7割弱の入りと言ったところ。

10月のよみうり大手町ホール『musical party』がミュージカル曲のみのコンサートでしたので、そこから数曲外れて持ち歌が入るというのがセットリストの傾向です。ちなみに、江東公演で本人がおっしゃっていましたが、ミュージカル曲と持ち歌を交互にしてバランスをとっているそうです。

そういえば、この日お会いした複数の方から「なぜ中野のblogのupがなかったのか」と不思議がられましたが、単純に仕事多忙でそのまま寝てしまったからという単純な理由です(爆)。

江東公演は1階と2階ともに7割強の入りでしたので、例会として選びやすかったのかもしれません。(江東は東京労音の本体主催ですが、中野は東京労音の多摩センター主催)

では、セットリスト参ります。
なお、★印は10月の『musical party』になかった曲です。

<第1部>
1.Overture
 1-1.私の好きなもの/サウンド・オブ・ミュージック
 1-2.Memory/キャッツ
 1-3.One/コーラスライン
 1-4.America/ウェストサイド物語
 1-5.Tonight/ウェストサイド物語

2.踊り明かそう/マイ・フェア・レディ(英語)
3.愛を止めないで~Always Lov'ing You ★
4.Fly, Fly Away/キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
5.Sisters ★
6.Shall We Dance/王様と私
7.ピエタ ★
8.Let It Go/FROZEN(アナと雪の女王/英語)

<第2部>
9.Big Spender/スゥイート・チャリティ(英語)
10.アンダンテ ★
11.命をあげよう/ミス・サイゴン
12.Singing in the rain/雨に唄えば
13.X'mas Song ★
 13-1.Silent Night
 13-2.White X'mas
 ⇒江東公演は
  13.エーデルワイス/サウンド・オブ・ミュージック★
14.GOLD/GOLD~カミーユとロダン
15.夢はひそかに/シンデレラ

<アンコール>
16.New Day(新曲)★
17.ラ・マンチャの男/ラ・マンチャの男

全体的には、中野はMCに苦戦していた印象。
聖子さんがMCに苦戦なんて、そんな日が来るなんて予測すらしていませんでしたが、凄かったのは「ピエタ」の前説の時。

聖子さん「『ピエタ』の意味・・・なんでしたっけ?」

客席に問いかけますが、普通は客席は答えてくれないわけですが、そこは新妻FC席。ちゃんと答えが返ってくるんですね。

お客さん「『悲哀』って意味です」
聖子さん「よくご存知ですね。イタリアの方ですか?」
お客さん「いえ、聖子さんが以前話をされていたので」
聖子さん「じゃぁ合ってますね(笑)」

・・・二の句が継げない(爆)

それに比べると年明けの江東はMC絶好調。
たまに客席が付いていけなくなってましたけど(笑)

なんといっても白眉は2幕M9『Big Spender』でのバンド紹介。バンマスの五十嵐さんに「正月何やってました?」って聞いたら「箱根駅伝」という返事が返ってきてからの一くだり。

聖子さん「箱根駅伝!」
五十嵐さん「(なぜそこまで驚かれたのかわからない)はい。」
聖子さん「ここから5分近く(←)箱根駅伝について語っていいですか(笑)」
五十嵐さん「どうぞどうぞ」
聖子さん「2日に友人と肉パーティーしてたんです。そうしたら『箱根凄いね』とかみんなが言ってるので、『何それ?』って」
友人達「箱根駅伝だよ、知らないの?」
聖子さん「知らない」
友人達「えぇぇっ?」

聖子さん「そうなんです、私生まれて34年、『箱根駅伝』を知らずに生きてきたんです
聖子さん「バンドの皆さん、知ってます?」
バンドさん達「(みんな無言で頷く)」
聖子さん「え、日本では義務教育で『箱根駅伝』を教えるんですか」(笑)

聖子さん「『これだから帰国子女は』・・・とか言われながら、黙々と肉を焼いてて」(笑)

聖子さん「そうしたら『今日優勝決まったけど明日も楽しみだね』って言ってるんですよ。今日優勝決まったのになんで明日も楽しみなのか意味がわからない(この辺から客席の笑いが止まらないw)

聖子さん「そうしたらなんと箱根までわざわざ坂を登ったのに、『温泉にも入らずに』坂を下ってくるんですよ。意味が分からない」(笑)

聖子さん「で、そうしたら明日は午前8時からちゃんと見なさいよ、って言われて。でも年末から大掃除ずっとしてて疲れてるのに起きるの嫌、って思ってたら何と午前8時に父から電話が入りまして」

聖子さん「何の用かと思ったら『箱根駅伝を見ろ』と。『もしかして用件それだけ?』って聞いたら『そうだ』と」(笑)

聖子さん「で、見てたんですよ。そうしたら感動しちゃって」(会場内拍手)

聖子さん「10分以上遅れたら繰り上げになるじゃないですか。前にランナーが見えてるのに、たすきを渡せないわけじゃないですか。その駆け込んでくる人の、『みんなの役に立ちたい、足を引っ張ったらいけない』という思いがびんびんに伝わってきて、むちゃくちゃ感動しました」

・・・感動するぐらい綺麗なオチ付きのMCに会場が大いに沸きました(爆)

聖子さんMC的にはもう一つ

聖子さん「調子に乗ってるとか思わないでくださいね、生まれたときからこんなです

・・・注記は省略します(爆)

この日のMC、もう一人の同率MVPはヴァイオリン・コーラスの水谷美月さん。
(今回のツアーから聖子さんから「mizuki」さんと呼ばれるようになりました)。

M11『命をあげよう』のときに感情入りまくってしまった聖子さん。終わってからもなかなか戻って来られません。
1回目のポイント(終了10秒後前後)で普通はだいたい立て直しますが、この日はそこでも戻せず、「ベトナムから台湾あたりで止まっています」と。
そしてついに、「誰かMCで楽しい話してください」と、聖子さん(私が知る限り史上初の)初めてのMC降伏宣言。

そこで立候補したのが水谷美月さん。
(このメンバーの中では美月さんか五十嵐さんしか考えつきませんが・・・)

美月さん「年明けにライブやったときに(その前に別のお店で)オムライス食べたんですよ。そうしたらお年玉付きって言われて、それ私当たったんですよ」
聖子さん「へぇ、すごいじゃない」
美月さん「で、実は賞品が現金つかみ取りで」
聖子さん「えっ!それは札束?」(笑)
美月さん「(笑)・・・いえ、小銭だったんですけど、でも実はランクが3コースあって、1等が『500円と100円』、2等が『10円と5円』、3等が『5円と1円』だったんです」
聖子さん「へぇ、で、美月ちゃんどうだったの?」
美月さん「それが3等で」
聖子さん「それは残念。いくら取れたの?」
美月さん「316円取りました」(会場内どよめき)
聖子さん「美月ちゃんその華奢な手でそんなに取ったの?
  凄い!

 うわー、すごい温まったわ、戻ったわ、ありがとう」(笑)

・・・というGJの巻(笑)
そして美月さんガッツポーズ。

MCの話はこのぐらいにして、曲の話を。

すこぶる喉の調子が良さそうだった江東公演、
出色は『Fly,Fly Away』。
物語の説明をしていたらその時点で役のブレンダちゃんに入り込んじゃって、いつもは派手に歌い上げるところも、本当に丁寧にメロディーをなぞるように、語るように歌っていて。芝居歌はこうでなくちゃ!の完成形を見た気がしました。

『GOLD』も毎回凄い。憑依型の究極。「私はこのようにしか生きられなかった」というカミーユ・クローデルの人生、と語っていたけれど、よく考えると、『ファーストデート』で、自分の生き方をあえて変えたケイシーって、根っこはカミーユと一緒でも、それだけ融通が利いたというか、むしろ変えて欲しがっていたように思えたりして。そう考えると、あの強がりも蓮っ葉も、すべては自分を助けて欲しかったSOSだったのかと思えて、なんか腑に落ちた部分がありました。

フライヤーにあって歌われなかったのは1曲、『On My Own/レ・ミゼラブル』のみ。理由は不明ですけれども。
なお、相模大野公演ではラストのアンコールに『ラマンチャの男』がなかったそうです。

で、れりごーです。
大晦日を挟んでこの曲を英語で歌うことが何を意味するか、想像しなかったのかなぁ・・・。
うん、「新年明けたから今日は日本語で歌います」と言って欲しかったのが本音だなぁ。
英語の方が歌いやすいのは分かっているし、他の曲も含めて滑らかな英語はいつもうっとりするけど、会場みんなが英語をネィティブに聞き取れる訳じゃないし(ちなみに自分も一部しか聞き取れません)。

『踊り明かそう』みたいに明らかに英語の方が滑らかな曲もあるけど、客層(労音例会なので、明らかに熟年層が多い)を考えると、英語曲を多発するのも、ちょっとそろそろ見直す時期にきているような気が個人的にはします。

『Big Spender』のようなイケてる感じとか、すっかりエンディングソングの座を確保したかのような『夢はひそかに』とか、新しい曲も出てきてはいるので、『新妻聖子LIVE』がどのように変わっていけるのか、続けるのが大事なことと同じぐらい、変わることも大事だと思いますので、期待していたいです。

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コメント

行けなかった2公演の情報ありがとうございます。相模大野のコンサートがちょっと物足りないところがあったのですが、江東のコンサートは、MCが面白いし、ツアーの最後ということで聖子ちゃんもいろいろ思うところがあったのでしょうね。
「みんなのお茶会」が今月あるので、一応の帳尻は合うかなということで、今回観に行けなかったのは納得しています。

投稿: 今村 正 | 2015/01/10 23:28

今村さま>
コメントありがとうございます。
年明けて最初のお披露目ということで、色々と思うところはあったのではないでしょうか。客入りも良かったですし、気分的にも乗っていたということはあると思います。

2014-2015シリーズの楽に相応しい感じではあったかと思います。

投稿: ひろき | 2015/01/10 23:43

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