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『Musical World』

2014.11.29(Sat.) 14:00~15:30
東京芸術劇場プレイハウス H列1桁番台(下手側)

としま区民芸術祭の一環イベントとなる『Musical World』。
今回は岡幸二郎さん、原田優一さん、木村花代さん、笹本玲奈さんがゲスト。

普段はblogではあまりネガティブなことを書かないようにしている自分ですが、豊島区まで来ていただいたゲストやお客さまに対して、これはないだろうと思うことがずいぶんあったので、極力抑え目にですが書きます。

指揮者は坂本和彦さん。以前、1階のコンサートホールの方で上演された年始のコンサートで2回拝見しています。その時のゲストは2回とも新妻聖子さん。坂本さんのとぼけた感じが、聖子さんの突っ込み属性にずばり嵌って(笑)面白かったことを覚えています。

配布されたプログラムを見ると、出演者の名前に誤記を見つけてしまい(「怜奈」さんになっていました)、始まる前からテンションが下がっていたわけですが、演奏されたセットリストからまず。

<セットリスト>
1.Think Of Me/オペラ座の怪人(木村)
2.愛せぬならば/美女と野獣(原田)
3.On my own/レ・ミゼラブル(笹本)
4.民衆の歌/レ・ミゼラブル(ゲスト+豊島区民合唱団)
5.ドレミの歌/サウンド・オブ・ミュージック
         (ジュニア・アーツ・アカデミー)
6.君住む街/マイ・フェア・レディ(岡)
7.魔法使いと私/Wicked(木村)
8.カフェ・ソング/レ・ミゼラブル(原田)
9.Let It Go~ありのままで~/アナと雪の女王(笹本)
10.Maria/ウエストサイド物語(岡)
11.For Good/Wicked(木村グリンダ・笹本エルファバ)
12.闇が広がる(岡トート・原田ルドルフ)
13.すべての山に登れ/サウンド・オブ・ミュージック

このホールはコンサートでは初めてだったのですが、歌声はきちんと響くものの、演奏が異様に小さい。演奏しているとしまユングオーケストラは年始コンサートの時に拝見していて、そこまで演奏が小さい印象は無かったのでこのホールの特徴なんでしょうね。でもここで芝居見た時そんな印象無かったけどなぁ・・・

歌声は岡さん、花代さんが流石の一言。環境的に厳しい場所でもあれだけの歌を歌われるのは流石です。
玲奈ちゃん、原田さんはこの環境だとかなり大変そうにしていました。れりごーもぎりぎり歌いきったって感じでした。

坂本さん、1曲目の呼び込みで花代さんなのに笹本さんの名前しか出て来ず、1曲目終わった後花代さんにお詫びしきり。

坂本さん「『ミス・サイゴン』で木村さん、笹本さんお2人共演されていましたよね」
木村さん「はい」
坂本さん「似たような役どころで間違えてしまいまして。失礼しました」
木村さん「(どう答えていいか戸惑ってる)
坂本さん「妖艶なほうの役でしたよね」
木村さん「妖艶というか(苦笑)、大人の方の役でした」

・・・もうこの時点でミュージカルを観ている観客はぽかーんです(苦笑)。
キムとエレンで同じなのはクリスが好きってことだけじゃないんだろうか・・・

あと凄かったのはこれですね。曲紹介のところ。

坂本さん「原田さんに歌っていただく『カフェ・ソング』、この曲は「カフェに行ったら、友人が誰もいなかった」という場面で歌われる曲です」

えーと。

同志がすべて革命に散り、自分以外の友人が誰も残っていない」というシチュエーションが1mmも説明されていないのは、さすがに不勉強に過ぎるかと。

言葉通りに読めば「いつも行ってるカフェに行ったら、友人が誰もいなくて、僕淋しい」って風に読めます(苦笑)

曲目も出てこなくて譜面台まで戻るわ、いつ出演者の名前を間違えるか気が気じゃなくて、これほど落ち着かないコンサートもいままで経験がありません。

ミュージカル通のようにすらすら語ってとは言いませんが、ホストとしてプロとして最低限すべきことをしていないと言わざるを得ません。次回はちゃんとした司会者を立てて、氏には指揮者として専念していただきたいです(指揮も歌い手と合っていなかったところが多かったです)。

そんな、突っ込みどころが多かったですが、MCにはこんなシーンも。

坂本さん「さきほど気分転換はお話しすることと言う話が木村さんからありましたが」
木村さん「このメンバーの場合はそうですね」
坂本さん「気分転換は他にどういったことをされますか、笹本さん」
笹本さん「温泉行きます。大好きです」
坂本さん「どのぐらいのペースで行かれるんですか」
笹本さん「月20回ぐらいですね。家のお風呂使ってないです」
坂本さん「豊島の温泉も行かれますか。というか豊島って温泉ありますか」
笹本さん「ありますよ。『としまえん』(会場内爆笑)
原田さん「えーと笹本さん、『としまえん』は練馬区なんですけど」(笑いをこらえつつ)
笹本さん「え、そうなんですか!失礼しました。なら『ねりまえん』にすればいいのに」(会場内笑)

が特筆すべき威力でした(笑)

そういえば岡さんが流れるような立て板トークをしていて、玲奈ちゃんがツボに入るシーンも。

坂本さん「笹本さん、どうされましたか」
笹本さん「岡さん絶好調だなって」(会場内笑)

というのも(笑)

東京會舘のディナーショー話も出ていましたが、

岡さん「坂本さんも奥様とご一緒にいかがですか」
坂本さん「曲は今回と変わるんですか」
岡さん「全部変わりますね。変わると言うことはよろしいということですか」
坂本さん「(あわてふためき中)」
岡さん「2枚ご注文いただきましたー」(会場内笑)

原田さん「翌日が鳳蘭さんのディナーショーで」
岡さん「我々は鳳蘭さんのディナーショーの前夜祭と」(笑)
坂本さん「鳳蘭さんがオオトリを務められると」

(誰も拾わない)

・・・も面白かったです(笑)

ちなみにコンサートのチラシには『ミス・サイゴン』が入っていましたが何とこの日のコンサートにはなし。
前日のリハーサルで気づいたらしく(爆)、この日は即興でお1人1パートずつアカペラで。

原田さん「愛したのは、昔だよ」
笹本さん「そうよ道はないわ、殺すーーーーーー!」
木村さん「寝たのよあなた彼女と!でも愛したとは言わなかった」
岡さん「蓮ですかっ!」

4人4様(笑)

原田さんが自分で言った後「そこですか」って突っ込んで、みんなに全部同じ突っ込み入れていて笑った。

特に女性陣2人。

そこですかっ!(笑)

・・・

が、全体的に見るともやもやがずいぶん残ったコンサート。
ミュージカルコンサートって難易度高かったんだなということが分かりました(苦笑)

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