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『I LOVE YOU, YOU'RE PERFECT,NOW CHANGE』(2)

2014.10.13(Sun.) 12:00~14:15
 クローバーチーム XA列1桁番台(上手側)

2014.10.13(Sun.) 16:30~18:50
 スペードチーム C列1桁番台(センター)


「なうちぇんじ」終わってしまいました。
台風接近の中、禁断のマチソワ。

複数チームの場合、個人的なメイン側で前後を固めて相方チームを中央に置くのが個人的なセオリー。
そのパターンは一番両方のチームを自然に見れるからですが。

さて、今回はパンフレットにシーンが掲載されていなかったので(アンケートに掲載希望を書いてきました)、記憶する限りの全曲レビューという禁断の道に踏み込んでしまいます。誤りがあると思いますので、お気づきの方、ご一報のほど。
(特に1回のみ観劇のクローバーチームのパートは相当曖昧です。ご指摘歓迎します)

◆Act.1
M1.プロローグ
この物語の導入部。「太古の昔から男と女はたくさんの関わりを持ち続けてきた~」で始まるシーン。

勝ち誇ろうとする男どもに対して、「ひひひひ」と黒笑顔になる女性陣(特にびびちゃんw)がイキイキしすぎて噴き出します(笑)

M2.忙しい女
スペードはびびちゃん&染谷さんのペア、クローバーは理恵ちゃん&金子さんのペア。

「1回目のデートもすっ飛ばして」、「2回目のデートもすっ飛ばして」・・・と、どんどんシーンが進んでいきますが、場面転換にくるっと回転するところ、染谷さんが回転するのをがしっと止めるびびちゃんが高レベルの運動神経過ぎて噴き出します。

それにしても、「ファミリーマート前のデート」がなぜこんなにもこのシチュエーションに合うのか(笑)。ファミマの退出時の自動ドアの音楽が流されていてさらに噴きました。なんでかセブンじゃこの味でないんですよね。

スペードペアだけ局地的に「恵みの雨」逆バージョンが存在していて、客席の笑いを誘っていましたね。このペアならこれがなくちゃ。

そういえば、局地的に両手伸ばしたJCSみたいなシーンもあったのここかな。

M3.内気なカップル
別名「マッチョマン&セクシーガール」なシーン(見た人だけ分かる話w)。スペードは大胡ちゃん&荒田さん、クローバーは貴以ちゃん&田村さん。

ちなみに前回、荒田さんも新妻さんの前事務所に所属したと書きましたが、実は大胡ちゃんもそうなんですね。
H嬢(新妻さんの前マネージャー)が劇場に来られていて、話をされていて気づきました。

M4.話す男、聞き流す女
上段に大人ペア、スペードはたみさん&染谷さん、クローバーは大月さん&金子さん。
ひたすら男性の生物学だったかの話に付き合わされて閉口する女性陣。

下段に中堅ペア、スペードはびびちゃん&キョウヤさん、クローバーは理恵ちゃん&高舛さん。

ゴルフ映画の話をするのですが、どうもその映画タイトルが日替わりだったようで、クローバーは「アナとゴルフの女王」で大ウケ。好きな俳優って誰・・・って聞かれて、男性が当てるのが「ピエール瀧」(笑)。スペードの「ゴルフ場の怪人」はややウケだったか(笑)

女性2人が同じ境遇でぶち切れて共感するのも面白いし、男性2人が「男だから」と共感するのも面白いです(笑)

M5.映画の選択は慎重に
スペードは大胡ちゃん&荒田さん、クローバーは大月さん&田村さん。
男が好きなのはアクション物なのに、女性に選択を任せると格好つけた結果、恋愛物に感動する女性・・なのに、男の方が感動してきて泣きじゃくり、しまいには女性の膝に顔うずめて泣く始末。

クローバーは女性(理恵ちゃん)が泣きじゃくる男の上でポップコーン食べて笑いを誘う、スペードは大胡ちゃんが退場時に「ねぇ、泣いてたよね?泣いてたよね?」って突っ込みまくってて爆笑しました。

M6.テニス少女はラザニアに挑む
和訳が我ながらおかしい(笑)

スペードはびびちゃん&キョウヤさん、クローバーは貴以ちゃん&高舛さん。

女性がテニスで頑張りすぎて、でも実は「おてんばテニス少女」の頭の中は別のことでいっぱい・・・
な、びびちゃん&貴以ちゃんコードに最初に触れるのがここです(笑)

家に来てもらうのに「ラザニア食べたい」と言われて快諾するも、「じゃぁ、アレ持って行くね」と言われて大声でとある5文字の普通名詞を答える女性。

あはっ(笑)

ここのソロ、月をバックに歌うのですが、びびちゃんも貴以ちゃんもそれぞれとても良かった。ちょっとHな話の後なのに、乙女チックでほっこりします。

M7.家族会議は本音と建て前で
息子が恋人を連れてきて両親が迎えるシーン。
両親は婚約プレゼントを準備しているけど、「2人は話し合って別れることを決めた」という、修羅場なシーン。

スペードは両親がキョウヤさん&たみさん、息子が荒田さんで彼女が大胡ちゃん。
クローバーは両親が高舛さん&大月さん、息子が田村さんで彼女が理恵ちゃん。

「あなたがたの決断を尊重する」と言っておきながら、息子には「ダメ息子」「穀潰し」、彼女には「仕事女」「売れ残り」とまで言ってる(笑)

スペードですごかったのが、たみさんが理恵ちゃんの髪をわしゃわしゃかき回してもはや原型をとどめず(爆)、で、たみさん、荒田さんの頭をスリッパで引っぱたき客席大爆笑(ちなみにクローバーの大月さんがやったら、ハイヒールなので大けがしますw)。

クローバーに至っては、このチームラストだったからか、プレゼントを父親がダイビングしてぶっ潰して客席から大拍手が(笑)。大月さんもこのシーンむちゃくちゃ面白かったなぁ。ここは両チームとも相譲らずで、主に母親役の役者さん大活躍でした。

M8.夜の法律相談
この作品って、ちゃんと18禁って明示されていましたっけ(今さらw)

そう言うシーンのまっただ中なのはスペードは大胡ちゃん&荒田さん、クローバーは理恵ちゃん&金子さん。

で、もう2人の登場人物である法律コーディネーターと弁護士さんがむちゃくちゃ良い味出してて、スペードは染谷さんとたみさん。もう染谷さん、最高です。この出落ち最強感。あの赤ジャケットを着せた衣装さんに大拍手を贈りたい(笑)。それでいてまぁ上手いこと台詞切るんですよ染谷さん。大まじめが笑いを引き起こす。これ、染谷さん以外じゃこうならなかったと思います。何気にmy大ヒットですw

クローバーは高舛さんと貴以ちゃん。これは染谷さんすごいという感想しか残っていない(笑)

M9.キャッチホンのない電話なんて
デートを終えた女性、母親と話していて、ピザを注文している。で、その間にキャッチホンが入って母親だと思って出たら・・・何と今日デートした男で舞い上がるという・・・

スペードはびびちゃん、母親がたみさん、クローバーは大月さん、母親が貴以ちゃん。

女性が男から電話がかかってきたことに喜んで「He Call Me!」と踊りまくるのが面白すぎる。舞台上段まで上がって行っての大立ち回り。

2度目電話かかってきたら出た後「うざっ」という反応が・・・2人とも堂に入っていてどうしようかと(笑)

M10.恐怖は婚活の潤滑油
30代以上の未婚の人連れてきて、刑務所にいる受刑者に(結果的に)キューピッドをさせようという企画。

スペードは受刑者役のキョウヤさんが最強過ぎてもはや色んな設定が吹っ飛んでいった(笑)。なんだか宮迫さんの怖い版(爆)。客席鎮める時の1拍手からのはみ出し拍手、この日は増えてましたね(笑)。男性は荒田さん、女性はびびちゃん。プロデュースの女性アナがたみさん。

クローバーは受刑者役が高舛さん、男性は金子さん、女性は理恵ちゃん、女性アナが貴以ちゃん。

M11.結婚式
前シーンの受刑者役がそのまま神父に、女性アナが神父補になるという形。

スペードは神父がキョウヤさん、神父補がたみさん。新郎が染谷さん、新婦が大胡ちゃん。出席者がびびちゃんと荒田さん。

クローバーは神父が高舛さん、神父補が貴以ちゃん。新郎が田村さん、新婦が大月さん。出席者が理恵ちゃんと金子さん。

◆ACT2
M12.結婚式
1部から続き、1人残された「永遠の介添人」な彼女。スペードはたみさん、クローバーは理恵ちゃん。

このソロ(多すぎるウェディング)がすごくいい曲で、特にたみさんがこの曲を歌うとなんか凄い伝わってくるものがあって、他の女性の結婚を沢山見送っているからこそ伝わるものが深くて。

前半は歌詞がちょいちょい面白いんですけどね。
「新郎の不倫がばれて大騒ぎ、新婦の妹と付き合っているのがばれて新婦が拳銃ぶっ放す」とか、いかにもアメリカの作品ですよねぇ。

M13.家庭訪問
結婚して一子(娘)をもうけた夫婦、そして夫婦共に知り合いの旧友(男性)が尋ねてくる場面。

スペードは夫婦が荒田さんとびびちゃん、旧友がキョウヤさん。
クローバーは夫婦が金子さんと大月さん、旧友が田村さん。

旧友がお土産に持ってきたぬいぐるみを「目は飛び出さない?」と奥さんが言って、旦那さんが目に噛みつくところとか、「綿は飛び出さない?」と奥さんが言って、旦那さんがぬいぐるみを放り投げるところとか、さすがにシュール(笑)。

そういえば初見では存在しませんでしたが、旦那さんが玄関に出ている間、「旦那が浮気したらぶん殴る」とシャドーボクシングしてるびびちゃん見て、色々な方面で背筋が凍りました(笑)。

旧友が夫に「お前もやわになったなぁ」と言ってパンチングしてるといつのまにか夫婦の「アルプス一万尺」になるのも笑えました。

ここの男性のソロも好きでした。
「腑抜けの男の唄」みたいな感じでしたけど(爆)

M14.疲れた夫婦
これ、よく日本でやったなと(爆)

子育てに疲れた夫婦が、日々のマンネリから脱出するために考えたイベントとは・・・

スペードはびびちゃん&染谷さん、
クローバーは貴以ちゃん&高舛さん。

それにしても上手いところに紐があってあんな風に使えたなと(笑)

そしてびびちゃんは黒ドレスに赤ハイヒール、貴以ちゃんは黒ドレスに黄ハイヒール、どちらもお似合いでございました。

ちなみにあのシーン、びびちゃんには理性の欠片の残存を感じました(それ以上は言及を省略w)

M15.ドライブは命がけ
家では威張れない父親だけど、ドライブでは王様・・・なのに助手席から妻が色々と注文をしてきてドライブは命がけというシーン。

スペードは運転手がキョウヤさん、助手席がたみさん、息子に染谷さん(背中には日暮里繊維街で発掘された水色リュックがw)、娘が大胡ちゃん。

クローバーは運転手が田村さん、助手席が大月さん、息子が金子さん、娘が理恵ちゃん。

M16.時間
フットボールを見ている男、フットボールを勉強しているけど相手にされない女。なぜか終了まで32秒となった後時間が進まない。

買い物に付き合わされる男、トイレに行けず我慢できそうにない女。

順に(笑)、スペードはキョウヤさん、たみさん、荒田さん、びびちゃん。
クローバーは高舛さん、貴以ちゃん、金子さん、理恵ちゃん。

・・・この曲もそういえばびびちゃんコードに触れています。

びびちゃん、そういう率がやたらに高いです(笑)

M17.老後は二人で
熟年の域に達した夫婦が、お互い会話することもないのに、そして夫は過去の過ちを振り返って妻と別れるかと歌っているのに、でも妻は何も聞こえないかのように、ただお茶を運んでくる・・・

曲のメロディーが優しくてとても好きなのですが、このシチュエーションもすごくいい。
本当の安らいだひとときというのか、重ねてきた年月の重さを感じます。

なぜか分からないのですが、M16まで正直落ち着きを見せないのがこの作品の作風なのに、なぜかいきなりこの曲とM19だけ飛び抜けて晩年なんですよね。作品的には違和感は感じつつも、実はなんかほっとします。ずっと動きが激しすぎたせいもあるのかもしれません。

スペードはキョウヤさんとびびちゃん、
クローバーは高舛さんと理恵ちゃん。

M18.失敗するビデオ
お見合い募集のビデオなのに、自分のことをただひたすらバラして失敗しまくるビデオ。

スペードはもちろん(爆)たみさん。カメラマンは荒田さん。
クローバーは貴以ちゃん。カメラマンは金子さん。

まぁ、凄いです色々(笑)

M19.葬式でナンパを
お葬式に来て出会う2人。
お互い既に最愛の相手を喪っている2人が、方や誰の葬式かわからず、方や葬式の方の名前を忘れている・・・

そんな2人が出会い、これからのことを語っているという光景。前回も書きましたが、ここはこの作品で一番好きかもしれません。

最愛の相手に先立たれ、知人もどんどんこの世を去っていく。生きていることは幸いだけども、必ずしも幸せとはイコールじゃない。

最愛の相手の墓に入る前提同士で、でも生きる間は一緒にいたいという思い。
多分、倫理的に言えばいくらでも何でも言えるんだろうけど、少なくともこの2人にとって、豊かに生きるための出会いなわけで。

スペードは染谷さんとびびちゃん、
クローバーは田村さんと大月さん。

自分が印象的だったのは、熟年2シーンとも、スペードはびびちゃんだったこと。

47歳シーン(ちなみに刑務所の未婚の時の年齢です)で驚いていたら年齢的にはさらに上に来たわけですが・・・(爆)

何でしょう、円熟としての味というのか、良い意味で落ち着いているからなのだとは思うのですが、おばあちゃんの声色含めて、中々興味深い趣向でした。
年齢順からすればたみさんが来てもおかしくないと思うのですが。

M20.エピローグ
プロローグの時の円に戻って、一言ずつ言うこのコーナーは、「『愛』について自身で語る」というコーナー。各キャストのアドリブだったそうで、出色だったものをいくつか。

「あいあい、あいあい、お猿さんだよ」
 (麻田キョウヤさん、11日M、13日S)

「上杉達也は朝倉南を愛しています」
 (高舛裕一さん、13日M)

「風の音が胸をゆする、泣けとばかりに、
 あぁ、津軽海峡冬景色」

 (田宮華苗さん、11日M、13日S=こぶし付

「愛してる、愛してる、
 でも一人さ、でも泣かないさ
 (綿引さやかさん、13日S)


・・・

13日ソワレ(スペード)は大楽ということで、各キャストからご挨拶が。

・・・というのをキョウヤさんがいきなり言い出して、各キャストが呆然とする一幕も。

不意打ちだったそうです。

上手から順でいきなり指名されたびびちゃん。

綿引さん「終わってしまいました。
 ずっと稽古をやってきて、劇場に入って初めて感じられたことが沢山ありました。劇場での皆さんの笑い声に沢山のパワーをいただきました。ありがとうございました」

大胡さん「こういう(自分をさらけ出す)作品は初めてでしたが、楽しんでやることができました。ありがとうございました」

染谷さん「楽しんで演じることができ幸せでした。ありがとうございました」

キョウヤさん「さきほど綿引さんも言ってましたが、劇場に来て初めてこの作品は完成したと思います。お客さまのお陰です。またぜひこの作品でお会いしたいですが、それには皆さまのお力が必要です。ぜひscoreさんをこれからもよろしくお願いします」

荒田さん「先輩方に囲まれてどうしようと思いながらやってきましたが(キョウヤさん助け船:彼はまだ19歳なんですよ。これからこの物語の本当の中身を知ることになると思います・・・笑)・・・ありがとうございました」

村井さん(ピアノ)「いやこの(挨拶の)順番おかしいでしょ(笑)。ありがとうございました。みんなと一緒に作り上げてきましたが、演奏が少しでも皆さまの心に作品の一部として残れば幸いです。」

原田さん(ヴァイオリン)「ありがとうございました。稽古に遅れて入ったのですが、皆さんと、そして村井さんと協力しながら、実は大人っぽい(エロティックな)演奏を試したりしていたんです。そんな空気が伝われば幸いです)

・・・

昼のクローバーチームはご挨拶がなかったですが、夕方のスペードチームはあったのでざっくりと。

さてさて。
2日間で3公演、2チーム無事に見終わって。

初日の反響の大きさから感じはしたけど、ここまで盛り上がるとは想像外でした。
面白い作品だろうなぁと思ってはいたけど、とにかく各役者さんのキャラクターが映えまくっていて。
変に押さえることなしに開放してあげた感じが、作品のパワーをそのまま増幅させたのかなと。
とっても若いカンパニーで、失敗なんて恐れない、成功なんて気にしない、ただ突っ走ることだけ考えたようなエネルギーの大きさを感じて、わくわくする気持ちを感じさせてくれる作品でした。

役者さん皆さんがこの作品に出ている喜びを隠せずにいて、きっと不安も苦労もあったのだろうけど、それを作品の力が消してくれたんじゃないかなと。

初日から行ってたら明らかにもっと増やしていかねなかったこの作品。土祝と拝見したので、満員御礼の回しか拝見していませんが、願わくば次の再演はもう少し長く、できれば今の2チーム(今のメンバーのまま)にプラス1チームみたいな感じで拝見してみたいです。あと次回はシーン一覧、パンフレットに載せてください(切実)。

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