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「木村花代15周年コンサート・8月7日は花代の日」

2013.8.7(Wed.) 19:30~21:40
六本木・STB139 センターブロック中盤

木村花代さん15周年コンサート、ゲストが笹本玲奈さんということで行ってきました六本木STB139。
ライブハウスとして超有名なここで、花代さん自身もここでライブをするのが夢だったとか。

300人収容のライブハウスが当日券もないほどびっしり。
玲奈さん方面で見かけるお知り合いも両手じゃ収まらないぐらいいらして(笑)びっくり。

このライブハウスで来年1月、東京ヴァイオリン(*)がワンマンライブやるんですよね。大丈夫なんだろか。

(*)新妻さんのライブのバックバンドのヴァイオリン・コーラス担当の水谷美月さんがメンバーな女性ヴァイオリニストグループです。

さてセットリストからですが、知人の力をお借りしました。いつもありがとうございます。

<Act-1>
1.I Got Rhythm/Crazy for you
2.Embraceable You/Crazy for you
3.お洒落は私の切り札/アイーダ
4.Part of your world/The little mermaid
5.Think of me/オペラ座の怪人
6.Nessun dorma/トゥーランドット
7.ポピュラー(関西弁バージョン)/ウィキッド

<Act-2>
1.Miss Saigon Medley(Instromental)
2.Wedding/ミス・サイゴン
3.I Still Believe/ミス・サイゴン
(エレン:木村花代、キム:笹本玲奈)
4.May be/ミス・サイゴン
5.On My Own/レ・ミゼラブル
 (エポニーヌ:笹本玲奈)
6.私だけに/エリザベート
7.ラストダンスは私に/越路吹雪
8.Time To Say goodbye

<Encole>
1.しあわせのカケラ
 (作詞作曲:新妻由佳子)
2.For Good/ウィキッド
 (グリンダ:木村花代、エルファバ:笹本玲奈)

1幕は花代さんエンジン全開モード。

M1では踊りまくって(花代さんは元々ダンサーで四季に入ったそうです)息を切らせて(←本人がネタにして)いましたが、あれだけ踊れるのは凄いです。
この日のゲスト、玲奈ちゃんもダンスの名手なわけで、準備期間さえあれば、ぜひ2人で踊りまくって欲しかったです。それにしてもドレス姿じゃない花代さんは新鮮。・・・と思っていたら「ドレスが無駄に似合う」と自虐ネタに走っていましたが(笑)

M4はなぜだかここ1ヶ月で3人の人魚姫を聞いているわけですが、その役を演じたことのない方と、演じていてもどうしても現在の所属劇団の枠からはみ出せない方と、所属劇団の枠関係なく歌える方と、どの方が一番光って聞こえるかというと・・・結果は見えていますね・・・。

M5が圧巻過ぎて絶句。もはやライブハウスの歌唱ではない声量と、微に亘り細に亘り張り巡らされた、繊細かつ大胆な歌声に惹き込まれます。伝説のクリスティーヌが見られて既にお腹いっぱい気味。というかここまで凄いものが最初に来ると、ゲスト枠大丈夫だろうかと本気で心配してしまったり。

花代さんの歌い手としての場を拝聴するのはこの日が初めてだったので、その凄さに圧倒されて一幕は終わりました。

幕間にお知り合いと話したのですが、この1幕の空気に対してどうやって玲奈ちゃんが絡めるのかが想像できなくて、むしろこれなら某歌姫さん連れてきてガチンコ対決見てみたいという議論が(爆)

と、心配して始まった2幕でしたが、どうしてどうしてとっても素敵なひとときに。

サイゴンのインストロメンタルメドレーに浸った後、リアルキム&エレンな「I Still Believe」。
この曲が始まったときに印象深かったことを。

1幕のエンジンフルスロットルそのままに、花代エレンが上からキムをがつんと抑えに行く様に、玲奈キムは最初押されていたように見えたのですが。でも歌っていくにつれて身体に染み付いたキムの本能が反撃に転じ・・・

「このままじゃエレンに負ける!そんなの許せない!」

というオーラが全身から発せられてきて鳥肌立ちまくり。

花代さんの本気ぶりにミュージカルプリンセスの血がたぎった瞬間を見られたのが、この日一番の収穫。

ここのところストレート舞台「ジャンヌ」の稽古で、「歌」とは離れていた玲奈ちゃん。

だからこそ、このタイミングで、オフでも心通じ合っている花代さんと正面からぶつかれる機会があったこと。
そして玲奈ちゃんの心にふたたび光が、より濃く宿ったであろうことがとても嬉しくて。

この曲はクリスを取り合うライバル関係の曲で、そして直後の「May be」もキムが不在の中で叩きつけられるように歌われる歌だし、そもそもその直前は「がーっと言って、だーっと行っちゃうだけですもんね」(←玲奈ちゃん発言ほぼそのままw)という・・・

とかいう、2人のトークは本当に仲良しそのもので、聞いているこちらも微笑ましくなってしまいます。
主として「ミス・サイゴン」中の2人行動話が中心でしたが、

花代さん「温泉、ボーリングの繰り返しだったよね」
玲奈ちゃん「ちゃんと公演もやってましたよ(笑)」

花代さん「そういえば広島だっけ、玲奈ちゃんが夜の階段で一人宝塚始めたよね」
玲奈ちゃん「仙台ですね。『あーいーそれはー』と(一人ベルバラをここでも始める)
花代さん「(そんな玲奈ちゃんの暴走をその夜同様に生温かく見守る)

・・・がツボに入りまくりました(笑)

花代さん「去年も8月7日は一緒にいたんだよ」
玲奈ちゃん「え、そうでしたっけ。サイゴン中ですよね。そうでしたっけ・・・」
花代さん「玲奈ちゃん結構覚えてないよね(笑)。千葉マリン行った日だよ」
玲奈ちゃん「あ、あの日ですか!事前にルールブック買って勉強したんですけど」
花代さん「(ルールを)覚えてなかったよね(笑)飲み物やら食べ物やら買いに行って」
玲奈ちゃん「なんか色々買いに行ってました(笑)」

・・・

そして、この日の白眉はラストに控えていました。
玲奈ちゃんの出番はもう終わったと思っていたその時、花代さんが玲奈ちゃんを呼んで・・・

花代さん「今回のテーマは『夢を叶える』ということで、玲奈ちゃんの夢も叶えて貰おうと」
玲奈ちゃん「はい」
花代さん「『ウィキッド』でどっち歌いたい?って聞いたら玲奈ちゃん、『緑の方』って(会場内笑)」

というわけで、「ウィキッド」は花代グリンダ&玲奈エルファバという、夢なんだか現なんだか分からないほどすんばらしいものを聞かせていただきました。

まさかの「ウィキッド」予習となったという(笑)(←今週末に観劇予定)

アンコールのラストは噂に聞いていた、新妻さんのお姉さま作詞作曲の「しあわせのカケラ」。
この日発売のCDのタイトルにもなっていますが、お姉さまらしい曲だなぁと、なるほど花代さんにフィットする理由が分かる気がしました。

花代さんの素敵さも十分に感じられて、玲奈ちゃんの素敵さも再認識できて、その2つは”お互いがいたから”増幅されたこともあって、とっても素敵な”ゲスト出演”だったことに感謝。ある意味「奇跡」を見たかのような夜でした。

それにしても花代さんの15周年の輝き、過去の自身に誇りを持って、そして「まだスタートラインに立ったところ」という姿勢で未来を見つめる様が眩しくて、とっても羨ましくて。沢山の人が「この人のためなら」と思ってくれることが一番の財産なんだろうな、この世界。

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