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青山郁代live『Tiffiny』

2013.7.27(Sat.) 12:30~15:00
「Tiffiny~紅茶と歌のカクテル~」

神楽坂GLEE

●Act1
1.I Can't Be Bothered Now/CRAZY FOR YOU
2.自由への扉/塔の上のラプンツェル(映画)
3.小鳥達/スウィーニー・トッド
4.日本唱歌メドレー(日本の四季)
 故郷・春の小川・朧月夜・鯉のぼり・茶摘み
 夏は来ぬ・われは海の子・村祭り・紅葉・雪
5.海辺で/スウィーニー・トッド
6.パパみたいに/エリザベート
7.私だけに/エリザベート

●Act2
1.プリュメ街/レ・ミゼラブル(青山)
2.オン・マイ・オウン/レ・ミゼラブル(綿引)
3.夢やぶれて/レ・ミゼラブル(青山)
4.Take Me Or Leave Me/RENT(青山・綿引)
5.今も信じてる/ミス・サイゴン(青山キム・綿引エレン)
6.二人の世界/夢から醒めた夢(青山・綿引)
7.愛をありがとう/夢から醒めた夢(青山・綿引)

●Encore
1.デスペラード

青山郁代さんライブ、今回が3回目ですが、自分は2回目の二子玉川(KIWA)以来2回目。
入場時、入口横で映し出されていた映像が未見の1回目の映像で得した気分。なんか仁王立ちでびっくりしました(笑)。

この日のライブハウスは75人収容でほぼぎっしり。
1列目には「レ・ミゼラブル」のガブローシュ役、つっくんが着席。
案の定郁代さんが見つけて「見つけたよ-」っていたずらっぽくいじってて流石(笑)。

前回のライブで郁代さんのMCの洗礼(笑)は受けていましたが、MCでしゃべる量が半端じゃない(笑)。
1幕は曲数絞り目なのに、時間は実は押すという不思議な事態。

そういや2幕で時間を気にした綿引さんがPAブースに聞こうとしたら「ダメ聞いちゃ!巻いてって言われるに決まってるんだから!長い方がみんないいでしょ」という客席のハート鷲掴みなトークが流石すぎです。こういうトーク属性の方、うちのご贔屓さんにもう1人いる気がする・・・(笑)

もとい。

ACT1で好きだったのは#6の「パパみたいに」。

何しろ、個人的見解として『「パパ」を言わせたら日本一の女優』だと思っている郁代さんなので(笑)、キャラもぴったり。

今回、MC中にペットボトルを持ち込むのを止めたのだそうで、本人いわく「飲んでる量が分かるのでなんかイヤ(笑)」ということで、「zorro the musical」のコースターで水分補給。「なんでMCで喉からからになっているんだろう」とおっしゃっていましたが、世の中には「1つの台詞もないのに地方公演の屋台で夜な夜な叫び、喉が嗄れた」俳優さんもいらっしゃるようですので(兄さんのことですw)上には上がいるものです(それを「上」と評すべきかは疑問が残るところですがw)

ACT1後半で次回出演作の発表がありましたが、うん、それはぴったりすぎる役回り。

「その役に私がふさわしいと思った方・・・私のコゼットを見てそう思って・・・え、どこを見て思ったの?

と不思議がる郁代ちゃんの言い方と表情が、なかなか私のツボ中央を直撃しました(笑)

演目・内容はご本人がblog掲載をしばらく時間を置くとおっしゃっていたので、そちらの公表待ちということで。

・・・

Act2はゲストの綿引さやかさんを迎えてのライブ&トークなのですが、今回Act1がどちらかというとまったりモードだったのに比べると、Act2のスピード感の凄さときたら!曲もトークも凄いスピード。

郁代ちゃんの(自称)”原田優一師匠直伝の”MCのスピードにあっけにとられる綿引さん(ビビちゃん)

初っぱなから

郁代ちゃん「”ビビちゃん”のあだなの由来って?」
綿引さん 「”わたびき”の”び”から・・・」
郁代ちゃん「え、海外で外国の方から”ビビ”って言われたんじゃないの?家族にもそう言っちゃったよ」(会場爆笑)

ですから(笑)

レミ共演者として「ここでしかできないレミ話」も炸裂しまくるのですが、これでもかってぐらいここだけの話いっぱい(笑)
コゼットとエポニーヌが実はほとんど会わない・・・って話が言われてみるとそうですよね、って話。

綿引さんのエポニーヌといえば、帝劇で5回のみ。自分も何とか1回見られましたが、郁代ちゃんからの「綿引さんのエポニーヌ見られた方」での挙手の多さに2人とも驚いておられました。見たところ2割以上はいた感じ。日曜マチネが1回だけ、平日ソワレが1回だけ(自分はこの回で見ました)、残り3回は平日マチネですからね、みなさんさすが。

2幕の曲はどれも精鋭揃い。

#1は持ち歌ということもあるけれど、素晴らしいコゼット。
続く#2の綿引さんのエポも迫力がハンパない。帝劇で観たときも良かったけど、また進化された感じ。
その綿引さんのナンバーの完成度に火が付いたのか、#3の郁代ファンテが凄く良かった。
自分や自分の周囲がみなさん絶賛というのも納得な出来。

ここ、MCで話されていた話で印象的だったこととも絡むのですが、郁代ちゃんは「芝居から入って後から歌を始めた」、綿引さんは「歌から入って後から芝居を始めた」、要約するとこんな答えだったのですが(ちなみに郁代ちゃんは歌うにしろ芝居がかって歌うのが癖になってしまうそうな)。

ファンテーヌって、今のご時世、レミゼでは最も有名な女性キャストになりつつありますが、某歌手さんの影響もあって、「歌手の役」と思われかねないところもあって。
個人的には、2003年以降のファンテをずっと見てきて、少なくとも自分の好きなファンテはみんな”芝居心のある人”というのが共通していて。マイオリジナルファンテ(高橋由美子さん)からしてそうなのですから、今となっても当たり前の話ですが、心の動きを芝居で表現できる人が歌ってこそ、ファンテーヌの歌は素敵に聞こえるのかな、と郁代ちゃんのファンテーヌを聞いて思って。いつかファンテーヌでも見られたらいいな。

#5のサイゴンデュエットも聞けて良かったな。レミの役の持ち味からすると逆になるはずの組合せを、お2人も話されていましたが「あえて逆にした」からこそとっても新鮮。
郁代さんが良い意味で鋭くて、綿引さんが良い意味で包容力あって。凄く好きな、良い空気でした。

・・・

アンコールの「デスペラード」はバラード部分の訳詞を郁代さん自身がされていたせいもあって、歌詞一つ一つが胸に迫ってきて感動。迷ったり悩んだり苦しんだりすることもあるけれど、自分らしく前を向いて無理せず歩いて行けたら・・・という気持ちが伝わってきて、とってもじんわり。

「正しいことは時に残酷」

という言葉は、とっても深い言葉だと思う次第。

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