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『トゥモロー・モーニング』(2)

2013.4.18(Fri.) 14:00~17:00
シアタークリエ 18列10番台(センター)

2日連続の観劇というか、正しくは2回連続の観劇(笑)。

午前中の会議を終わらせて、午後半休。夜は職場の歓送迎会(非主賓)に舞い戻るというハードスケジュールの中、歌声と音楽と漫談(大笑)に酔いしれてきました。

初日に続いてこの回も大きくやらかすのは末っ子こと、ジョン@万里生くん。

1幕最初のいちゃいちゃ(死語)シーンで、椅子にキャットを追い詰めたまではいいけれど、勢い余ってジョンの頭がキャットの頭にごっつんこ(死語)。

キャット「いたっ!」
ジョン「(ごめんごめん、と頭を撫でる)」

何ですか、この萌えシーンは(笑)

ジョンのごっつんこはハプニングでしたが、そのハプニングを補って余りあるキャット@聖子さんの見事な機転。
初見の方はアドリブだと分からなかったそうです。
もうこれでいっちゃえばいいんじゃない?ってぐらいに自然でした。

そういえばジョン、何か最近似たような人を見たような気がしていたんですが、クリエ3月公演「ウェディングシンガー」のグレン(@大澄賢也さん)でした。なんかプレイボーイとちゃらい感じと、でも実は悪い人じゃないってところが妙にシンクロする。(ある意味、グレンを万里生君ができそうとも言う)

●石井一孝さん/ジャック
気弱で格好良い男性を演じさせたら天下一品。歌穂さんとの相性がさすが抜群。
抗弁しようにも生来の優しさが前面に出てつい自分の言葉を押し殺すキャラクターが、カズさんのイメージと見事に重なる。
でもきっと、言わなくちゃいけないときには口に出さないと気持ちは伝わらないんだよね。

●島田歌穂さん/キャサリン
むちゃくちゃ難しい歌に役どころながら、女性客の心情を鷲掴みしているであろう歌穂さん。
こういう役を嫌われ役に見せないのは流石。素直になれない意地っ張りな彼女が、肩の力を抜くことができたからこそ見えた景色だったんだろうなぁ。

●田代万里生さん/ジョン
今までの(自分の)田代さん経験が乏しいのは前提として(ハートライト卿だけでなくスリルミーも見ていた)今回のジョンが魅力的なのはひとえに自分をさらけ出しているからだろうなと(さらけ出しすぎ(いろいろな意味で(笑)とも言いますが)。
ふわふわ生きているように見えて、実は決めるときには決める男はやっぱり格好いいです。

●新妻聖子さん/キャット
ナツコといい五月ちゃんといい、妙に本人キャラと被る役どころが出てきている昨今ですが、キャラ立ちが自然すぎて笑ってしまう(笑)。それにしても絶叫の爆笑率が高すぎる。大まじめにパワフルにあんな歌詞を歌われると・・・客の腹筋が試される(笑)。

ちなみに自分の持論なのですがクリエは4月と12月に自分的な当たりが出るんですよね。なぜか春と冬のイメージな劇場なのです。

新婚前夜のカップルにしても、キャットは「マリッジ・ブルー」と言ってしまえば容易いですが心に傷を抱えていて、父が自分と母を捨てていなくなってしまったことが「結婚」に対する不信感の根底にあるのだろうなと思えてきます。

・・・

さてこの日はトークショー。

前日に新妻さんが「漫談」と言ってましたがまさにそれ(笑)
とはいえ、台本なしであそこまで面白くできる才能は凄い。
どこぞの演劇部さん、ちゃんとこの日のトークショーは見ておかないと・・・。生きた教材ですよほんま。

進行役は予想通りのカズさん。

「家事に育児にお仕事に大変な平日の昼間、『トゥモロー・モーニング』においでいただき・・・めっちゃうれしいです」(拍手)

と掴みの時点で100点(笑)

で、3人の仲間を・・・ということで、歌穂さん、聖子さん、万里生くんと呼び込みます。

セットされた舞台上の椅子に座るわけですが・・・

ちなみに位置関係は左(下手側)からカズさん、歌穂さん、聖子さん、万里生くんとなって、両カップルの真ん中にそれぞれテーブルがあり、そこにストロー付きのミネラルウォーターがあるのはトークショーおきまりの光景ですが・・・

●めざとさ全開

聖子さん「あ、万里生くん用の(汗拭き用)タオルがある!」
(会場内爆笑)

カズさん「あ、俺用の(汗拭き用)タオルもある!」
(会場内爆笑)

という、どんだけなコンビネーション。

そう、このトークショーはカズさん&聖子さんの実はソフィアコンビの、
究極の自由人が支配(爆)することとなりまして。

いわく、この4人、2人×2に分かれるそうなのですが、実はカップルで分かれているわけではなくて・・・

万里生くん「僕と歌穂さんはオンタイム組で」

カズさん「僕と聖子ちゃんはゆっくり組で(笑)」

歌穂さん「『これから始めるよ』って時に
(カズさん)フランクフルト食べてる(笑)」

・・・

●光速のツッコミ

キャストそれぞれ「似てるところある?」という話になって、主に万里生くんがヒートアップ(爆)

万里生くん「男性って収集癖ってあるじゃないですか」

聖子さん「(0.5秒置かず)ああいうコレクションあるの?
(会場内爆笑)

・・・という予想通りの展開が(笑)

万里生くん、このあたりから一部我を失いつつなんとか体勢を立て直そうとするのですが、椅子から立ち上がってなかなか戻ってこず・・・

聖子さん「ハウス!」(会場内爆笑)

こら(笑)

●言葉遣いは大事です

カズさん「聖子ちゃんホントいっつも食べてるよね。でも休憩とかになると『腹減ったー』とかって言うじゃん(笑)」

聖子さん「『お腹空いたっ!』ですっ!」(怒)

カズさん「そこは気にするんだ」

●音の正体

万里生くん「自分が控え室で着替えしていて、扇風機に煽られながら(彼はミュージカル界汗かき四天王の一人ですこちら)着替えていると、隣の(女性)控え室から『ぽりぽり』って音が聞こえるんです(笑)」

歌穂さん「なんか控え室が煎餅くさい(笑)」

聖子さん「ごめんなさーーーーい!」

●演出家さんの話

カズさん「(演出家の)荻田さんはほんとに怒らないよね。演出家さんによっては引き締めるために怒る人とかもいるじゃない。僕褒められて伸びるタイプだから今回はとても嬉しい(笑)」

聖子さん「私も褒められたいタイプです」

カズさん「じゃぁ褒められたい人手を挙げて」

・・・で、カズさん、聖子さん、万里生くんは迷わず挙手(笑)

んで、一人残った歌穂さんがなぜか居心地悪そうに後から追いつく挙手(爆)

・・・

途中まで時間切れがいつかカズさんが気にしていたのですが、何とスタッフさんがブザーを鳴らして合図。
この日のトークショーはブザー音が鳴って欲しくない、とても楽しい時間でした。
みなさんからご挨拶と言うことでしたが、

カズさん「それでは私から」(笑)

他の3人「斬新-!」(司会が最初に言うから、らしい)

が、カズさんが結構堂々巡りでしゃべってたら再度ブザーが(笑)
完全なネタ風味でタイミングが絶妙でした。

みなさんともにご挨拶は素敵でしたが、やっぱりミュージカル界の挨拶職人な新妻聖子姫が水を漏らさぬご挨拶。
挨拶そのものにネタバレが入っているのでここで紹介できないのが残念ですが、それでいて絶対に「(来た人に)また来て」とは言わずに「今日来てくれたことに感謝」してくれる彼女の挨拶にはいつも感動させられます。

東京は4月24日まで。迷ってらっしゃる方、ぜひシアタークリエへ!

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