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『ウェディングシンガー』(4)

2013.3.31(Sun.) 15:00~18:40
日本青年館大ホール 2階H列1桁番台(下手側)

公式の終演予定時間は17時55分。ということはつまり、45分カーテンコールやっていたということになります。
再再演、WSの大千秋楽が終わりました。

先日クリエで見たときに、カーテンコールでペンライトを握っていた方がいらして「あ、いいな」と思って、この日の公演前にダイソーで買っていきました。

開場時間ちょうどに現地に着いて作品公式Twitterを見ると、この日はペンライトを配るそうで(笑)

そういえば2年前の同じ場所での打ち上げ公演でもペンライトは配られたなぁと家に帰ってみてみたら、その時は持ち手が赤のもの、今回は持ち手が青のもの。今日の配布も赤と青を半分ずつで配っていたので、2年越しで2パターン完集(笑)

この日、アンサンブルの安井さんが体調不良で休演。後で聞いたら偽マイケル・ジャクソンとかをされていた方で、この日は坂元さんがピンチヒッターでの特別フォーメーション。

というかそもそも、アドリブ百番勝負みたいなこの日の公演が、丸々特別フォーメーションですけど(笑)

・・・

一曲目「君の結婚式」から拍手の厚みが半端ない。許可されたら1曲目から総立ちしそうな感じさえします。
ここではウェディングシンガーさんは新婦さんと妙に良い感じだったりするんですよね。肩に手を当てたりとか。

この日は花嫁さんのブーケ投げ、あやうくジュリアが拾い損ねて、珍しく逆側で拾ってた(普通は上からすとんと落ちるのに、珍しく花が下側になって落ちてきてた)。

翌日に自分の結婚式を控えて作曲しか頭にないロビーと、それに茶々を入れに来る悪友2人。
ラブソングは苦手だろうに、リンダに嫌われたくなくて必死に作曲するロビーが可愛い。
男が男に可愛いって言ってどうなるものだかとも思うけど(笑)、まぁそれはそれ。

ジョージが作ってきたキッシュをロビーの顔に押しつけまくったので、さすがにロビーがぶち切れて(笑)、キッシュを放り投げる。それを拾って足でトスする(しかも2回)なサミーに、足トス1回成功させるロビー(いずれも会場内やんやの大喝采)。もうこの時点で訳が分からなくなり始めてます。

えろいんだよ」って言って先に出ていったサミーに、「てもみんなら行くよ-」とか言ってるジョージ(会場内大笑)で、完璧あきれ顔なロビーが面白すぎる。
まさかニュージャージーで自分の行きつけの整体さんの名前が出るとは(笑)

ロビーの結婚式が不慮の事故(訳:リンダの気まぐれ)でぶちこわしになったときの神父さんの動きはいっつも面白いけど、この日はべたーんと地べたに寝っ転がったら結婚式の出席者がばちーんと平手打ち(笑)。神父さん何が起こったのか分からず狼狽。面白い。

リンダに振られたロビーを慰めるべくおばあちゃんが自らの男性遍歴を赤裸々に語る(爆)シーン。この日、いつもの通り何人も外人の名前を言った後、『サマーキャンプでジャパニーズ、ムライクニオとも関係があったのよ』って言ってて客席爆笑。ちなみに、この日客席に当のご本人がいらっしゃいましたとさ(笑)

「あなたはハンサム」→「それはそうだけど」→「調子乗ってるんじゃないわよ!」の3点セットはもはや芸術(笑)

アンジー&ジュリア&ホリーのシーンで、アンジーが「伊達に歳とってないわよ」って言ったらホリーが「ごもっとも」と返して舞台上が1秒間微妙な空気に(笑)

そういや、ここでジュリアはアンジー(お母さま)に「グレンはパパよりずっと頭が良いのよ」って言ってますが、「アンジーが(私の)お父さんをノセたようにはいかないのよ」って言ってるんですよね。さすがジュリア、しっかり者。

「愛の犠牲者」ではあろうことか新郎までもがみんなに同調し始めて、前半はまさかの新婦さん孤立(笑)

そんな中、ロビー君は「最後だから何をやっても良いぞ」「お客さんの上にのっかるとか新しいな」とか言いたい放題(爆)

※最前列の人はこの日、キャストに座られたり「boy×3」やられたり、しまいには朦朧としたロビーが降りてきそうになったり(上手階段の場所)、ずいぶんお得感あり。

引き出物を選びにジュリアに連れてこられるロビー君。
同じ立場の見ず知らずの男性と意気投合するんですが、この男性、相手の女性の鞄を地面に叩きつけていてロビー君が慌てて拾ってあげてたのが流石。というかアドリブ回収係ですね、ほとんど>ロビーさん

「泣くから」の言い方をジュリアが男声にしていてむちゃくちゃ格好いい。アドリブ入れる余裕があるのね。
でも「むちゃくちゃ怖い、夢に出る」と怖がるロビーにも共感(笑)

ジュリアと言えば酔っぱらいぐでんぐでんジュリアが、お立ち台に上がったときにジョージのポケットにちょっとした粗相を・・・というか、ジョージが助けてあげているんですよね。へぇ。

「サタデー・ナイト・イン・ザ・シティ」の狂乱の盛り上がりで1幕は終了。

・・・

2幕のオーバーチュアから大拍手大会で始まって、「誰にとっても大事なのよん、、、よん、、」で上手側に捌けていくホリーですが、この日はまさかのリバースで戻ってきて会場内大喝采。「戻ってこなくて良いんだよ!」ってロビーに突っ込まれてた。いやぁ、ロビーは何でも拾うねぇ。

ホリーとサミーの仲直りsong、通称「馬鹿歌」(←勝手に命名)ではサミーが階段最上段でまさかのコケ(笑)
滑り落ちるまでには至りませんでしたが、数瞬、痛そうにしてごまかしてました。圭吾さん、きーつけてくださいましー。

毎度恒例のお楽しみ。グレンとジュリアの結婚式妨害大会、公称「ベガスの砂嵐作戦」。
いつも去就(爆)が注目されるナンシー(レーガン大統領夫人)は上手から下手へこそーっと、グレン・ジュリアの背後を抜け出し、まさかの上段、ウェディングシンガーバンドの目の前へ!(会場内拍手)

グレンが焦りまくり、階段を駆け上り扉を開けようとするも開かず。そもそもあの階段、ジュリアがロビーの地下室に入ってくるためにあるので、奥からは押せば開くのですが、手前からは押しても開かないわけで・・・
グレンが余りに強く押すので扉が揺れた(笑)。結局気づいて扉を引いてナンシーを引っ張り出し・・・

で、グレンが戻ってきたらきたで、レーガン大統領がふるってまして。

「むかしむかしあるところに、ロビーという男性がおりました(ここで、芳雄君fanの方がプレゼントしたというロビー君人形が登場)。そして、ジュリアという女性がおりました(同じくジュリアちゃん人形が登場)。2人はいつまでも幸せに過ごしましたとさ」で会場内やんやの大喝采(笑)

しまいにはジュリアがむちゃくちゃ喜んでいるという。
「ジェリービーンズいかがですか」って大統領に言われて素で貰いに行って、グレンに「ジェリービーンズならいくらでも買ってやるよ!」って引き戻されてた(爆)

で、ここで遅れてきたロビーが客席から登場してMYギターで歌うんですが、ここでまさかのロビーのギターミスで、一瞬の静寂の後、大拍手&大爆笑
舞台上のジュリアはどうしようって感じになってたら、ロビーまさかの最初からやり直し(笑)

泣きじゃくりまくるジュリアと、それでも歌だけはちゃんと歌う様に感動してたら、ロビーの答えが超ロングトーンの「いえーーーーーーーーーーーーーす!」で会場の導火線にまたも火がつく(笑)。

ラスト、もの凄い盛り上がり方になりました。

・・・

キャストの皆さまからのご挨拶は動画で上がるそうですので、かいつまんでですが、口々におっしゃっていたのが「今回で最後と思いたくない、またこの最高のカンパニーでやりたい」ということ。「それには皆さんのお力が必要です」とはこの日舞台に上がった演出の山田和也さん。

この日休演となってしまった安井さんのことにご挨拶で触れた愛ちゃんは凄いなと思った。
普通なら座長しか触れないはずだろうに、「全員一丸で」って言葉は、リーダーとして組織をまとめたことがあるからこそ出てくる言葉だろうなと思う。本当に素敵なヒロインさんでした。

そして言いたいことを全部言われてしまったように思えても、それでもきちんと言うことが出てくる座長さん。
「ミュージカルコメディはお伽噺だと思う。こんな世界があったらいいな、って。それを望むことによって実現しそうに思える、それがミュージカルコメディの素敵なところ」とおっしゃっていたのは、流石に全員のアドリブを一手に跳ね返しているだけのことはある存在感でした。

一番いいところで間違えたけど(爆)、結局全部を持っていきました(笑)

そういえばカテコで、ジュリアが投げたブーケが舞台上に戻されてました。結局再度投げて、その次の列の方に無事拾われて何より。「もらってくれてありがとー」@ジュリア談

カーテンコール「君の結婚式(リプライズ)」では2階にも4人。大盛り上がりまくりの後は、なんでだか広々と広がった日本青年館のステージを、下手から上手へただただ踊っていくメインのみなさま方。ジュリア、ロビーがそれぞれ出てきた空間が面白かったな-。

なんやかんやで2回しか見られなかった今期のWSだったけど、面白さが一番凝縮されてて美味しい気分でした。

幸あれ~。

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コメント

遅くなりましたが、アドリブネタいっぱいありがとうございます。
博多で見た時を思い出しながら
あそこでこんなことが!って
笑いながら読ませていただきました。

井上君はラストかもしれないけど…
アンコール公演でもリターンズでも大歓迎ですよ東宝さん、って気分です。
またいつかこの作品に会いたいですものですね。

投稿: judy | 2013/04/07 00:31

judyさん>
コメントありがとうございます。

アドリブがありすぎてもはや普通が何なのかわからなく
なってました(笑)。

あまたのアドリブよりも、マジのギターコード
のところの方が当然盛り上がっていたという(爆)。

「ファイナル」と銘打っているとはいえ、
まだまだ出来る役ですから、
30代の間ぐらいは「ご褒美ミュージカル」続けて欲しいですねー。

投稿: ひろき | 2013/04/07 11:09

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