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2013年1月

『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ~』(5)

2013.1.21(Mon.)18:00~21:40
 1階12列センターブロック(下手側)
2013.1.26(Sat.)18:00~21:40
 1階12列センターブロック(上手側)
2013.1.27(Sun.)12:30~16:25
 1階14列センターブロック(上手側)

東京千秋楽、とうとう終わってしまいました。
東京公演は結局8回の観劇。おかげさまでずいぶん良い席で毎回堪能させていただきました。
18日に直し稽古があったとのことで、1幕が5分短縮されていましたが、日替わりネタだけで書くのは辛くてまとめてしまいました。でも楽しかったんですよ-。特に東京前楽と東京楽は拍手も揃いまくって楽しかったです。

つれづれなるままに、曲ごとのお気に入りポイント&感想なんぞをつらつらと。
えと、大阪公演待ちの方は回れ右でお願いしますね-。



1幕
♪謎は恋
初っぱなから三浦春馬氏の身体能力の高さを知るこの曲。CDではなぜかとてつもなく音質が悪いのですが。
舞踊少女探偵団からいいめぐ(飯野めぐみさん)を見つけるのが結局無理でした。どんだけ眼力ないんだ自分。
東京楽ではギヤマンの鐘がころころ転がってしまって少女探偵団が慌ててました。
劇場係員の説明に固有名詞(シアターオーブ)がなくなって、「ご案内係の中谷です」(枕がえしのおつゆ役、中谷さとみさん)に変わってました。少なくとも東京前楽では。
21日に見たときはご案内係の衣装の下からオレンジの盗人ルックが見えるようになってました。

♪ジパング・パンク
盛り上がりますな-!この曲は今回のゴエロク3の初日に初めて聞いたんですが、さすがテーマ曲、わくわくします。
夜に仕事場で一人「由緒正しきアウトロー」って呟いた時には、自分はもうダメなんじゃないかと思いました(笑)。
盛り上がりまくった最後に、一気にクールダウンさせる春来尼(高橋由美子さん)登場です。
なんであんなに「ちーん」の音が似合うんだろう。

♪おにぎり、食うかい
キャラの中の人の天然な方向を増幅したと言われる春来尼のコメディシーン。
「食うときには食え」がツボだったりしました。あの有無を言わせぬ空気が好き(笑)

♪真実はここにある
最後の歌詞が意味深でしたね。「普遍性がないと真理の究明には役立たない」というのは探偵というよりほとんど学者の言うことにしか思えないのですが(苦笑)、心九郎は自分の見たくないものは遠ざけていたわけですよね。そこが彼の弱さであったと。そこを見られるようになったことが(後半の)彼の成長なのでしょう。

そういえば「野暮」って言葉、ここでお銀から心九郎へ出るほかに、2幕ラストで春来尼から五右衛門に発せられているんですよね。リンクしてるようでしてなくて、しているようでしていないようで。

♪運は自分の手で掴め
んー、眠くなる曲筆頭だったんですが・・・さんぼちゃんの曲じゃなくて優ちゃんの曲だから残るのはしょうがないとはいえ・・・無理して曲にすることなかったんじゃないかなぁ。
そういえばさんぼちゃん、途中から「ハローワーク行こう」の後に「安定が欲しい」って付け足してましたな。

♪前田の慶ちゃん参上だぁ!
惨状と変換して困った(笑)。慶ちゃんの前になぎ倒された敵は惨状なんでしょうけど(苦笑)。

♪男!慶次郎~くれくれお仙
東京楽で、太閤閣下にくしゃくしゃにされた春画を、慶次郎が投げて物の見事に教祖の頭にクリーンヒットさせて客席から爆笑が。くれくれお仙、途中から番頭さんのナレーションが入っていて大好きでした。お仙役のエマさん、異常にキャラがフィットしてましたね。慶次郎に唾を吐きかけて、一瞬慶次郎が怯んだ後にマジギレする流れが見てて楽しい。

ここでシャルルを助けるわけですが、東京前楽、ものすごい音で頭を床に落としててみんなびっくり。その方いわく、あれはいつものことらしいのですが、東京前楽「明日が楽なのにだんどりしてるのか(笑)」、東京楽「この期に及んでだんどりしてるのか」と日替わりでした。

あ、そういえば慶次郎の後ろで教祖と某氏が親指突き出し合って心通じ合ってるのが好きでした。

♪大誤解
春来尼大活躍シーン(に全く思えない曲タイトル)。あの「石川様だ石川様だ石川様だ石川様だ~」のネジ巻き式人形出しましょうよ(大笑)ってぐらいにおもちゃと化していました。

♪ジュヴ・ジュヴ
CD買って歌詞カード見て絶句した曲(笑)。楽しすぎるんで歌詞なんか追ってなかったけどこんな歌詞歌ってたのかご贔屓さん・・・。あ、ちなみに私的にはそういうところはあんまり気にしないんですけど。
いやぁ、浦井氏と由美子さんの歌声の相性はさすが。あんなに動きながら歌うのも久しぶりだったけど、よくもまぁ毎回毎回歌声がぶれないものと感心しますお二人。

♪派手好きが世界を救う
慶次郎&シャルルの後ろで五右衛門に笑わせられる春来尼(しかも素でやってる風)がなくなったのがちょっと淋しかったですが、東京楽あたりでは出ていこうとする春来尼を手で制してましたな。「やめとけやめとけって・・・」みたいに。
それでも春来尼は出ていってメインボーカル取っちゃうんですけどね(笑)。
東京楽、歌い終わってくるっと回った春来尼が、ぴったりまっすぐに止まったことに感動。

♪商人・ザ・スーパースター
村井さんに商人役を充てたのは流石だと思いましたですね今回。村井さんの役者さんとしてのイメージと1mmもずれていない素晴らしさ。ここ、お銀と金次が豪商の家に入ってくるときに「足下お気をつけください」と番頭さんが言うのですが、東京楽では物の見事にお銀がコけて(笑)。「だから言ったじゃないですか(笑)」と。
その後、本当は「ふすま、と申します」って続くんですが、変な空気になっちゃって仁さん、「もういいですね」って放り投げて客席から拍手をもらう(笑)。

心九郎がマローネの言うことに返事しないでマローネが怒るんですが、日々グレードアップ。
「頭来るわ、返事もしない」とかやらかしてました。

♪空海の符丁
東京楽で初めて気づいたのですが、お銀の歌台詞に「奴(五右衛門)の名を騙った人間がいると言うとむきになって仕事をしてくれた」って言うのがありまして。津雲寺の前にお銀は先に種を蒔いてるんですね。五右衛門に仕事をさせるように仕向けてるのは気づいてなかったです。

♪答えは君の中にある
お銀の曲の中で一番好きなのがこれ。変に飾ってないからかな。

♪空海の符丁~謎解き編~→♪穴掘り頒歌~(以下曲名略)
ここはシャルルのアホ顔に尽きるでしょう(笑)。終わった後もアホ顔が抜けきれないシャルルのことを呆れて見てる心九郎という図式が面白すぎました。

いつも不思議だったんですが、マローネが残した残り香、シャルルは気にせずに突っ込んでいくのですが、臭くないんでしょうか(笑)。

♪春ヶ村童歌~ガキ・バージョン~
ガキ2人が歌った後、シャルルが「僕も歌うぞ!」って言った後の五右衛門の返しが日々エスカレートしていって楽しかったのですが、東京楽に至っては「ひっこめシャルル、潰すぞ!」にまで到達しました(正しいツッコミw)

ここ、ガキ2人からたまにシャルルがちょっかいだされてまして・・・身体の某シーンいじった指をシャルルに付けて、シャルル以外のみんながどん引きしてました(笑)。シャルルはどんなんやられてもめげないんだよな-。そういうキャラ設定ではあるけどあそこまで徹底するとすごいわー。

心九郎と五右衛門の途中休戦の前の台詞、「お前らともめてこれ以上上演時間を延ばしたくない」(大笑)・・・前楽で登場し、東京楽もこのパターンでした。ごもっともすぎる。

・・・休憩20分・・・

2幕
♪ヨイショ、そら
わー、SHIROHそっくり(以下自粛)

♪蜂ヶ屋・ザ・グローバル
この作品に表示されている字幕スーパーは見ない派なのですが、ふと見たときに「ジョイフルなお付き合いを」って出てたのがツボでした(笑)。あまりに多国籍な登場人物勢なので、エスパーダや果てはマローネさえ目立たないというのはある意味凄い。

♪春ヶ村童歌
由美子さん歌う春来尼のソロ。東京後半は何だか妙に子どもぽく歌ってました。ほとんど15歳って感じの歌声。

♪探偵と盗人
♪復讐
♪銃を我らに!
わー、SHIROHそっくり(以下自粛)
もうあまりにシチュエーションがそっくりすぎてデジャブ感満載。
四郎の場合は無意識に自分の力を封じたけど、心九郎は意識的に自分の力を封じたところの違いを感じるぐらい。

「奴らは寄せ集めの軍、とっとと蹴散らせ!」なんてもろにまんまですからね。
懐かしや板倉重昌。今回の前田玄以のポジションはまさにそのまんま。

♪さらば五右衛門
まさかのミュージカルシーン(人足らずw)。
・・・なんですが、これだけ人集めても、由美子さんの声が一番際だって聞こえるのが凄い。
シアターオーブの声出し講座の講師がいつでもできますよ(笑)。
この曲もなんかSHIROHで聞いたことが(以下自粛)

そういえば東京楽、由美子さんがとんでもないお下劣なアドリブをぶちかましてきました。
役者イメージの保持の関係上、書きませんが(苦笑)、
由美子さん、上品な(高田)聖子さんじゃなかったでしたっけ?(爆)。

♪世界は変わる
東京楽では、太閤が堺に向かってくるシーンで、心九郎が皆を説得するシーンで三浦春馬氏、まさかのバク宙でやんやの喝采が。すげぇ。

で、この曲、ここは高田聖子さんが流石すぎて何も申し上げようがない(笑)。

マローネが心九郎をいたぶるときに、返事もしない心九郎のことを「失礼しちゃう、返事もしないのよ最近の子は。一人っ子かしら」とかやって笑いを誘ってました。

※ちなみに三浦春馬氏は一人っ子です(笑)

♪五右衛門ロック~慶次郎×三成バージョン
この2人のやりとりがもう大好きすぎる。
反発しつつも、お互い深い部分では認め合ってる好敵手な感じが。
痺れまくります。

♪世界は変わる~ジパング・パンク
テンション上がって最後へ。盛り上がって終われるのはいいよねー。
ご贔屓さんが出てくるまでに拍手しまくりすぎてて攣りかけているのが玉に疵ですけど。
慶次郎(橋本じゅんさん)に紹介され、シャルル(浦井健治くん)に姫扱いしてもらえる今作のマドンナ(別名「裏のヒロイン」)。

・・・

東京楽は、新感線東京楽恒例と聞いているせんべい配り。
実は新感線東京楽に来たのは初めてだったので初体験です。
近くにはさんぼさんと小女さんが。

結局はビニール袋で回ってきた袋からいただきました。
メインキャストは舞台上から投げていただきますが、さすがに届かず・・・とか思いつつ、一番遠くまで飛んだので16列目越え(オーブ1階の横通路のさらに先)。誰ですかそんなピッチャーは・・・

この日のせんべい配りは、なんと五右衛門1・2・3のメドレーでの大盛り上がり大会。

むちゃくちゃ盛り上がりながら舞台全体眺めつつご贔屓さん(由美子さん)の動きを見てると、舞台の端から端まで走り回ってみんなとハイタッチしまくり(笑)。
いいめぐちゃんと上手側でやってたし。

しまいにはなんと春来尼さまお一人、何と船に乗り込んで操縦しつつ盛り上がりまくる(大笑)。
こんなにぶっ壊れてる(大笑)ご贔屓さんなんて初めて見ましたよ-。

聞くところによるとシャルルが「由美子さん、上に行きなよ-」って背中押してくれたみたいで、感謝感謝。

深読みしちゃうと、五右衛門ロックⅢ、由美子さん演じる春来尼の手のひらの上でみんなが踊らされてたと考えると、春来尼一人が船を操縦しに上に上がって動かすってのは、ある意味とっても正しいシチュエーションなんですよね。
考え方によっては秀吉はおろか五右衛門まで手玉にとったキャラだったわけだし。

その後出てきた由美子さん、隣の聖子さんと村井さんが大笑いするぐらい、よろよろになってた(笑)。
やっぱり足腰に来ましたか。でもむちゃくちゃ楽しい時間をありがとー。

東京楽、もう思い残すことはございません!

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『青山郁代 2nd Live Sabrina』

2013.1.26(Sat.)15:00~17:10
ライブハウス二子玉川KIWA
2列目センター

青山郁代さんの2ndライブ、マチネに行って参りました。
こういった女優さんのライブハウスでのライブって、時折開催されていますが自分が行くのは初めて。

郁代さん自身の1stライブもその頃はまだちゃんとは存じ上げていなかったので(zorroで拝見してはいたのですが)今回、色々と新鮮でした。

この企画が発表されたとき、既にこの日の新感線「ZIPANG PANK」ソワレ(渋谷・東急シアターオーブ・18時開演)を取っていたので、どうなることか心配しておりましたが、ライブの中身もとっても充実していて、最後にお見送りご挨拶をいただいても滑り込みセーフで、ほっとしました。

セットリストが配布されておりましたので、自分の記憶の曖昧さと戦わずに済みます(笑)

Act 1(50分)
1.Journey to the Past/映画「アナスタシア」
2.アマンダ・セイフライドメドレー~コゼット役にちなんで
 2-1.ハニーハニー
 2-2.I have a dream
 2-3.Thank You for the music
3.1970's POP'S メドレー
 3-1.Good-bye My Love/アン・ルイス
 3-2.さらば恋人/堺正章
 3-3.なごり雪/イルカ
4.Sparkling Diamond/映画「ムーラン・ルージュ」
5.サバの缶詰/「オケピ!」
6.「マイ・フェア・レディ」より
 6-1.素敵じゃない?
 6-2.踊り明かそう
7.自由の地へ/「ジェーン・エア」

Act 2(60分)
1.「レ・ミゼラブル」メドレー
1-1.幼いコゼット/リトルコゼット
 1-2.プリュメ街/郁代コゼット&優一マリウス
 1-3.心は愛に溢れて/郁代コゼット&優一マリウス
2.恋のサバイバル/布施明(原田優一)
3.till I hear You Sing/田村良太(サプライズゲスト)
4.Sun And Moon/郁代キム&優一クリス
5.世界が終わる夜のように/郁代キム&優一クリス
6.ふたたび/「千と千尋の神隠し」

Encore
1.バラ色の人生/映画「麗しのサブリナ」

・・・時間の割には曲数が抑え目と思うじゃないですか。
でもこの時間ということは・・・つまりしゃべりまくるんですね、郁代ちゃん(笑)。

なんとなく予想はしていたのですが郁代ちゃんはMC比重多いタイプですか。むちゃくちゃ面白い。

ACT1は白のゴージャスなドレスでどことなくよそ行きな感じ。
特にM1はかなりお嬢様な感じで歌っていたのですがM2に行く前のMCで・・・

郁代ちゃん「今回初めましての方~」
(会場から何人か手が挙がる)
郁代ちゃん「ありがとうございます。優一さんのファンの方ですか」(笑)

という最初からすっ飛ばしモードで客席のモードを一気にリラックスに持っていったかと思えばもうしゃべるしゃべる。

一番面白かったのは「平成24年12月24日」のこと。

前日の23日はサイゴン(浜松公演)からの帰りで東京に戻り、25日はレミのエコール(週2回で昨日が最終日)とサイゴン大阪入り日。

郁代ちゃん「24日がぽっかり空いているんですよ。23日に洗濯とかしても24日丸々空いているんですよ。こういうときこそ公演入れるべきだと力説したんですけど(大笑)。家でおでん食べながらネットサーフィンやってました。一人が気楽ですよ。」に始まり、ものごっつう世間のそういう風潮にコブシ握って力説しておられました。

・・・あ、すごく同感です。自分ですか、仕事入れて残業してますよ、当たり前じゃないですか(爆)。

もとい。

そんなエピソードから一気に流れ込む「Sparkling Diamond」の流れが上手い。

姫が歌ってたことがある007の「ダイヤモンドは永遠に」とシチュエーションがそっくりで「男がいなくてもダイヤモンドがあれば私は生きていけるの」ってのを面前でやられると結構インパクト大です(笑)。

曲が終わって制作さんがダイヤモンドを回収していくときのふくれっ面(という展開)が面白かったな-。

1幕で新鮮だったのはラストで「好きな曲」とおっしゃられてた「ジェーン・エア」からの「自由の地へ」。
上から羽織った衣装がとっても印象的で。1幕の中でも突出して「意思の強さ」を感じさせる表情だったからかなと思う。

Act1は郁代ちゃんソロで流れますが、Act2途中からゲストの原田優一さんが登場。
コゼット&マリウスペアでの2曲はとっても素敵。

・・・が、歌が終わるとまるで別世界に(笑)

郁代ちゃんもしゃべるけど、優一君はそれに輪を掛けてしゃべるしゃべる。
そいでもってボケとツッコミの黄金比率が凄すぎる(大笑)。

優一君「この人(と郁代ちゃんを指して)天然じゃないですか」
郁代ちゃん「天然じゃないですよぉ」
優一君「・・・じゃ計算なの・・・?」
郁代ちゃん「天然でいいです」

ってのが一番のMVP(笑)

ちなみにどう天然だったかという話は

優一君「blogに『倒れるときは前のめり』ってあったから、稽古帰り初めて一緒になったとき、そのことを聞いたんですけど『そうなんですよぉ』って返ってきて絶句した」からだそうです。

そんな優一氏、実は一昨日(金曜日)に携帯をなくして大騒ぎ(主に連絡を取れない郁代ちゃんが)。

この日のリハーサルの終わった後本番前に二子玉川の携帯ショップに行ってiphone5をゲットしてきたそうな。

郁代ちゃん「さすが大先輩は凄いなと思いました。そうじゃなきゃいけないんだなって(笑)」

・・・

この日の衣装、自分的には2幕の青のドレスの方がしっくり来ていた感じがして好きだったんですが、優一御大はここでも爆弾発言を放り込みますことよ。

優一君「なんか新宿サブナードで買ってきた衣装みたいだね(笑)」

郁代ちゃん「ちゃんと表参道で買ってきましたっ

・・・そこは青山で買ってれば完璧だったか(笑)

優一君ソロが終わって、若干の衣装替えして返ってきた郁代ちゃんに

優一君「表参道って感じだね」

とちょっと手遅れのフォロー(爆)をしていましたが。

・・・

2幕のスペシャルゲストは今回のレミでマリウス役となる田村良太さん。
自分は2列目だったので、1列目上手側にある「関係者席」という表示とそこに座った方に想像は付いていたのですが、結構気づいていた方いらっしゃいましたね。

壇上に上がられて1曲披露。おー、オペラ座の怪人続編じゃないですか。なんでこの曲を私は日本人の歌うのを3人も聞いたことがあるんだろう・・・(玲奈ちゃん、芳雄君と来て3人目)。

郁代ちゃんと優一君で「このコゼット&マリウスペアで観に来てください」って言ってましたが、田村氏が上がったときは「優一さんじゃないときはこのコゼット&マリウス(田村さん)で観に来てください」ってW宣伝でした。「Till I~」良かったです。ノーマークだったんですが田村マリウスもちょっと気になるかも。

その後は待っていましたサイゴンデュエット。来たらいいなと思っていた郁代キム&優一クリス。終わってから郁代ちゃんは「私でも光景が浮かびましたか」って優一君に言ってましたが、いえいえ素敵でございました。当たり前ですが今までのキムのどなたとも違う色で新鮮。きっとキムの大変なところって、この2曲だけじゃなくてほとんど出ずっぱりということにあるのだろうなぁ、というのをふと思ったり。

・・・

最後の曲が始まる前に郁代さんが今回のライブについて語られていましたが、「無理な日程だけど、ここを逃すと(レミ終わりの)11月までライブが開けない。無理を承知で頑張ってみたい」とこの日の開催に漕ぎ着けられたことに言及されていて。
「できないできないってネガティブになるより、それこそ『前のめり』でやってみたいと思った」とおっしゃられたことに感銘を受けて。

すごく分かる気がするのが、生の舞台とかこういうライブとかって、普段日常を過ごす自分が「後ろ向き」になることに対して、前向きな人からエネルギーをもらう場だと思うんですね。

舞台上から見る客席もそう見えていたらとても嬉しいけれど、客席から舞台を見たときに、自分とは全く違うエネルギーや魅力をダイレクトに体感できることが日々のエネルギーになるんじゃないかと思えて。
前向きさの塊のような郁代さんのライブを見られて、思った通りの、そして思った以上の刺激を受けられたのは嬉しかったり。

それにやっぱり、こういった形でライブを開くということは周囲に後押ししてくれたり、助けてくれる人がいてこそなのだと思うのですね。いつも笑顔な郁代さんだからこそ、周囲も笑顔で後押ししている様があるように思えて、それが凄く心地好い感じがしました。

この回はお昼ということで、「ミス・サイゴン」で共演されていた杏珠ちゃんもお母さまとご来場。そのお隣には同じくサイゴンで共演されたさやさん(木南清香さん)、中央にはTMA同期でレミ出演の山岸さんもいらっしゃっているという話がご本人から。お知り合いの皆さまと、ファンの皆さまと、そして優一君ファンの皆さまと上手い具合に混じった(笑)色々面白い空間で楽しかったです。

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『ミス・サイゴン』(15)

2013.1.16(Wed.) 13:00~15:55 3階2列目センター
2013.1.16(Wed.) 18:00~21:05 1階16列目センター
2013.1.17(Thu.) 13:00~16:10 1階11列目下手側

岩手県民会館大ホール

「ミス・サイゴン」2012~2013年シリーズ、終わってしまいました。

順に、
16日マチネ 玲奈キム千穐楽
16日ソワレ 泉見トゥイ300回
17日ソワレ 大楽(聖子キム千穐楽)
です。

新演出版、去年7月のめぐろパーシモンホールから始まって82公演。

自分がこの作品に出会ったのは、2004年の聖子キム&玲奈キム&由美子エレンの時からですから、つまり2004年から301公演ということになります(プリンシパルキャスト中唯一のシングルキャスト、泉見君が300回(2004年10月の公演中止1回は数えない)ですからそういうことになります)。

新演出版は結局13回(青山5回、岩手3回、厚木2回、浜松2回、めぐろ1回)で、新妻キムが7回、笹本キムが6回と真っ二つ。旧演出版、何回見たか記録を残していないのですが、同じぐらいは見ているはずだから300回中30~40回は見ているんだろうから、多分自分が一番回数を見ているミュージカルはモーツァルトかサイゴン。次がレミでその次がSHIROHかな。

2009年2月の博多座楽を見届けられなかったことがいつまでも自分の中に後悔で残っていて、今回のツアーが発表になったときから岩手には絶対行こうと思っていて。
平日2日という日程でしたが、迷っても行って良かった。そして玲奈キムの楽も見届けられて、感無量でした。



芝居、作品という観点で言うと凄かったのは16日ソワレ。この日のキム、聖子さんは何かが憑いたかのようなキム。ただただ激しく愛するキム。激しく愛したからこそ、実らないことが分かったときの反動がもの凄くて。

トゥイを撃ってしまったあたりから、この日の聖子キムは凄かった。ただひたすらに後悔という気持ち。

トゥイが乱入したとき、実は聖子キムはトゥイに「止めて!」と言うんですね。
玲奈キムはクリスに「止めて!」って言うんです。
多分、新演出版の正解は玲奈キムの方なんだと思うけど、確か玲奈キムも一度だけトゥイを止めた記憶があるし、この辺はその時の気持ちの流れ次第なのかな。

玲奈キムはトゥイに対して、「あなたのことを嫌いになりたくない。だから私のことはもう忘れて」と言っているように思えて、トゥイを好きだった過去を、思い出として取っておきたいかのような雰囲気を感じて。
それに対して聖子キムはトゥイに対して「あなたのことは嫌い。親がした約束なんて関係ない。私に触らないで」的な・・・
なのに、聖子キムはトゥイを撃ったときに、時に玲奈キム以上に激情を吐露するんですね。
なんだか、トゥイを嫌いになることでトゥイへの感情に今まで目を背けていた-それを後悔するかのような。

玲奈キムは「撃ちたくないのに撃ってしまったことへの後悔」、聖子キムは「撃ってしまって初めて分かったトゥイへの本当の気持ち」という感じがして、16日ソワレの聖子キムは、エンジニアの隠れ家に来たときがトゥイを撃ったショックから立ち直れていない様がありありで。

ちょっと前の聖子キムって、ここではエンジニアがタムをいたぶる(苦笑)ときにむちゃくちゃクールな視線で呆れたように見てたんですが、この回はもうそんな余裕なんてどこにもなくて、エンジニアを構っている余裕さえ欠片もないのが強く印象に残って。
だからこそ、キムにはタムしかいない、という「命をあげよう」が真に迫ってきて。

2幕、エレンと向かい合って現実を知り絶望に暮れるキム。
もう精も根も尽き果てたかのように、柱にもたれかかって呟く聖子キムが、もう泣けて泣けて。
ここ、柱にもたれかかるなんてことは今までなかったと思うのですが、前楽も大楽も、聖子キムは柱にもたれかかって。大楽に至っては柱をさするまでしていて。それがクリスであるかのように・・・

そういえば、クリスとエレン、ジョンのシーンで気になったことがあるのですがクリスは「キムはどうする」ってジョンに言ってるんです。ここ、今まで意識していなかったんですが、普通の言葉であれば「キムはどうなる」じゃないですか(確か前演出版では「どうなる」だったはず)。

クリスにとってキムはどういう位置にいるんだろう・・・というのはこのホテルのシーンでいつも疑問だったのですが、「キムはどうなる」ならキムを心配する気持ちだけど、「キムはどうする」ならクリスにとってキムは少なくとも今愛している相手じゃないわけですよね。
だって愛してる相手に「どうなる」と心配することはあっても「どうする」って完全に他人事じゃないですか。しかも上から目線(爆)。

クリスにとってキムは過去の存在なんだな・・・と思えた分、キムの悲劇性がますます増したような印象。

キムの違いで言えば、
聖子キムが「激しく愛するキム」と称するなら、対する玲奈キムは「深く愛するキム」。
ありていに言ってしまうと聖子キムが「Dramatic Kim」で、玲奈キムが「Romantic Kim」という印象。
玲奈キムを見るとゆったりたゆたうというか、川の流れみたいな印象を感じるのですが、聖子キムを見ると激しく上下するというか、滝の流れみたいな印象を感じたりするのでした。

そういえば16日ソワレ、聖子キムがホテルの部屋で勢い余って飾りを椅子の上に落っことしていなくなっちゃったんですが、そこに座って違和感を感じさせなかった育三郎クリスって凄い。普通はあれっ?って思うところだろうに。



ちょっと気づいたことを1つ。

1幕「ドリームランド」で、ジジを射止めるのがジョンじゃないですか。
これ、今まで何の不思議もなく見ていたのですね。ただの偶然かと。
でも良く見てみると、ジョンからエンジニアがくじをひったくってそのくじを当選にしてるみたいなんですね。
(周りが抗議してる理由が今までよく分からなかったんですが)

だからジョンはエンジニアがどういう人となりか分かっているから、信用していないんだな、というのが腑に落ちて。
最後のシーンでジョンがエンジニアの前に立ちはだかって、エンジニアとタムを引き裂くわけですが、あぁなるほどと。



1幕のドリームランドは最近はすっかりミミちゃん(青山郁代さん)追っかけが定番になってますが、腰が引けてるキムのお尻触っていたりするんですよね(笑)。キムに中指立ててたり、もはや勝ち気を隠す気もないのが、そりゃそうだよなぁと。

もう一つ注目してたのがキムの結婚式の時に、頭下げないクリスの頭を下に押すのがミミの役目ですが、なぜかいっくんクリスの方が異常に力が強かったりするのがツボ。それでいてキムがトゥイのことを「ベトコン」と言ったときにいの一に気づいて警戒するあたりの気の敏さとかもmyツボです。ま、それでもナイトメアで連れて行ってもらえないわけですけど・・・

以前も何度か書いているんですがナイトメアは玲奈キムの叫びがもの凄く好き。このサイゴン、場面によって聖子キムが好きな時と玲奈キムが好きな時と結構毎回ぶれるんですが、ナイトメアの叫びだけはいっつも玲奈キムに泣かされます。



一旦本編話はここまでとして、ひとまず忘れないうちにカテコレポを。

●16日マチネ
司会は市村さん。今回千秋楽・・・と紹介された玲奈ちゃん。

◆キム役/笹本玲奈さん
「終わっちゃいましたね(笑)(←安堵なほっとしたような表情が、なんか客席にまでほんわか伝わる)。去年5月から稽古が始まって7月から今日まで、演じ続けてきました。キムという役は人間としても女性としても沢山のことを教えてくれる役です。そして、『ミス・サイゴン』という作品は、これからも上演『され続け』なければならない作品だと思っています。そのために、皆さまこの作品をずっと愛し続けてください。ありがとうございました。」

●16日ソワレ
司会は市村さんで、この日最後となったお2人からご挨拶。

◆クリス役/山崎育三郎さん
「ご観劇いただきありがとうございました。
自分自身、念願のクリス役でこの作品に出演できましたこと、支えてくださった多くの皆さまに本当に感謝しています。カンパニーの皆さま、そして浜松公演以来東京に帰れないスタッフの皆さま、そしてもちろんお客さまに支えられてこの場に立てていることを深く感謝申し上げます。ありがとうございました。」

この後、タム役の杏珠ちゃんからもご挨拶。
「えっ、女の子だったの?」って声が客席のあちらこちらから上がっておりました。
聖子ちゃんといっくん両方から、ヘッドマイクが差し出されるのですが、2人とももの凄く大変そうな姿勢でした(特に聖子ちゃん)。

杏珠ちゃんの頭をぽんぽん、と撫でてた聖子ちゃんが可愛かったり。

●17日マチネ(大楽)
司会は岡さん。

◆ジョン役/岡幸二郎さん
「本日1月17日はとても大切な日です。18年前のこの日起きたことを、忘れてはなりません。そして3月・・・もう少しであの日から2年になります。・・・そんな岩手の地で、この作品『ミス・サイゴン』が上演できましたこと、そして私たちが舞台に立てていることにカンパニー一同、感謝の気持ちでいっぱいです。本来でしたら全員からご挨拶をさせていただきたいところですが、朝になってしまいますので、代表して前列の役者よりご挨拶させていただきます。しかしながら、前列の役者・・・プリンシパルと申しておりますが、我々だけでは舞台は成立いたしません。特にこの作品、アンサンブルなしでは成立しない作品でございます。そんなアンサンブルを代表しまして、丹宗立峰よりご挨拶をさせていただきます」

◆クラブオーナー役ほか/丹宗立峰さん
「アンサンブルを代表してご挨拶させていただきます。・・・今回、演出家のダレンはじめスタッフさんからはメンタルに至るまで本当に色々支えていただき、だからこそ私たちは舞台を務めることができました。ダレンが良く言う言葉に「bonza!」という言葉がありまして、調べてみたのですが「素晴らしい!」・・・etcといった意味の言葉で、私たちアンサンブルの間では合い言葉になっておりまして、アンサンブル一同から声を揃えて皆さまにご挨拶させていただきたいと思います。」

・・・その揃った「bonza!」には客席・プリンシパル一同から大きな拍手が贈られたのでした。

◆キム役/新妻聖子さん
「キ・・・ム役・・・あ、また噛んじゃったどうしよう(本気でまた困ってる聖子嬢)・・・キム役を演じました新妻聖子です。キム役は知念里奈ちゃん、笹本玲奈ちゃんと二人三脚ならぬ三人六脚でやってきました。この『ミス・サイゴン』では「アメリカン・ドリーム」をいつも袖から見ているのですが、みんながきらんきらんに輝いて『楽しさ全開で(お客さまに)楽しんでいただけるように』全力で演じられている姿を見るのが大好きです。素敵なカンパニーのみんなと『ミス・サイゴン』をこの岩手の地でお届けすることができたことを誇りに思います。各地に足を運んでいただいた皆さまへも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」

この日は、既に楽を迎えられた上原理生さん(ジョン役)、笹本玲奈さん(キム役)、山崎育三郎さん(クリス役)も呼ばれて登壇。

キムズは新妻さんのところに玲奈ちゃんが駆け寄ってひっしと抱き合い、3年1ヶ月ぶり(「プライド」千秋楽以来)の姫ペア抱擁にテンションが上がります(!)。で、何でそんなに背が違うんですか・・・

◆笹本玲奈さん/キム役
「キム役を演じました笹本玲奈です。昨日千秋楽を迎えました。今回新演出版ということで、演出家のダレンが稽古の最初に話をしたのですが『ベトナム戦争は本当にあったことです。ベトナム戦争による苦しみを味わった人たちへの敬意を忘れずにこの作品に向かい合ってください』と言われたことがいつも心にありました。演出家のダレン、新演出版の作者ローレンス、そしてエンジニア役の市村正親さん、この3人の最強タッグが揃えば『(ミス・)サイゴン』は永遠です。ありがとうございました。」

◆山崎育三郎さん/クリス役
「同じく昨日千秋楽を迎えましたクリス役、山崎育三郎です。サイゴンに関わってくださる皆さま、この舞台を使っても乗り切らないぐらいいらっしゃいます。またサイゴンで演じられるよう明日からも精進していきたいと思います。ありがとうございました。」

・・・

大楽最後の出し物は、何とアメリカンドリーム特別編。

いっちゃんがいつものミス・チャイナタウンポジションで、運転手役が岡さん(笑)。

そしてそのアメリカンドリーム、聖子ちゃんがむちゃくちゃ楽しそうに足伸ばして踊ってたんですが、お隣の玲奈ちゃん、聖子ちゃんが促すのに、クールにスルーしてたのが面白かったです。

なんだかやっぱり聖子ちゃん妹、玲奈ちゃんお姉さん(笑)。

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『ダディ・ロング・レッグス』(5)

2013.1.8(Tue.) 19:00~21:45
シアタークリエ 21列20番台中盤(実質最後列)

たった5日間しかないアンコール公演のこの日が3回目の観劇でmy楽です。

日曜日公演を除いては、一般発売後に譲っていただいたのですが、やはり年始公演は皆さま予定が立ちにくいのか、完売公演の割には、それなりに入手できる状態でした。

この日はジルーシャの坂本真綾さん、ジャーヴィス坊ちゃまの井上芳雄さんともに脂の乗りきった万全の掛け合い。

この日、真綾ジルーシャ嬢が、ロックウィロー農場で一張羅の靴を某所に突っ込んでしまったときに、その後、右足(の靴)を舞台上に2回もこすりつけているのが笑えました(アドリブということもあって、ウケてました)。

溜めに溜めまくった「いいやつっ!!!」も最強でした(「!!!」と付けるほどに)。

しかしながら、音響さんが1幕で複数回ノイズをかぶせるいささかありがたくない状態。
最後列ということもあって焦ってる声まで聞こえてくるし、進行表めくってる音まで聞こえてくるのが玉にキズ(まぁ、アンケートに書いてはきませんでしたが)。

今回せっかく3回目を見るのだからということで、前日に原作を買いに行って読破。色々な出版社さんから出ていますが、自分が選んだのは講談社青い鳥文庫「あしながおじさん」。選んだ理由は一人称が「ジェルーシャ」ということで舞台版と近いから、だったのですが、ちょっと進んだら他の出版社さんのと同じように「ジュディ」になっていて玉砕しました(笑)。

そんな、原作見た後での舞台だったので、思ったよりずいぶんと原作非準拠なんだなぁと意外でした。
もちろん、ジルーシャの素直で可愛らしくていじらしいところは全然違いませんが、原作では何頁もかけているシーンを1曲で済ませたり、正しい曲の使い方だなぁと感動。

「一番上のみなし児」(M1)の真綾ジルーシャの1人3役が絶好調な時点でこの日の公演が素敵なものになるのは想像が付いたけど、その中でも一番好きなのがジルーシャを呼びに来る男子学生のトミーのパート。
ジルーシャの魅力の一つにいたずらっぽいところがありますが、あの手と目の動き、そしてあの声色が大好物です(笑)。
あ、リペット先生の嫌味っぽさも最強に好きですけど。ここ、舞台版だけ見ていたら気づかなかったのですが、原作だとジルーシャはもう寄宿舎にいられる年限を過ぎてて、既に居心地が悪い立場になっているのですね。そういうことも合わせながら見るのも楽しいです。

この作品でジルーシャは2回「大嫌い」と言っていて、1つは孤児院、もう1つはペンドルトン家なのですが、とても興味深いのはその2つを2つとも、自分が中に入って変えようとするんですよね。ジルーシャの前向きさを一番示しているようで、印象的。

ジルーシャがメインのこの作品ですが、この日はあえてちょっとジャーヴィス寄りでも見てみましたが、新しく見えたことがいくつもあって。結構ジャーヴィスの歌詞にヒントがあったりするんですね。

ジャーヴィスは自分のことを「目標が持てない人」と自嘲していて、だからこそしっかりした目標を持ったジルーシャを「応援する」ことでしか自分の存在意義を持てない。
ジルーシャは自分に自信が持てないって言っているけれど、でも後ろは振り向かずに前をしっかり見据えてる。ジルーシャの魅力を感じられればられるほど、ジャーヴィスは自分がみじめになっていったんじゃないかというのが、よく見えてきます。

ジャーヴィスは2幕で「自分はお金を出しただけ」とこれまた自嘲しているわけですが、多分ジャーヴィスにしてみれば、ジルーシャから神格化されたダディに対して、常に劣等感を感じさせられているわけで。
「チャリティー」は、援助する側とされる側、つまりダディとジルーシャの間の壁と思っていたのですが、ある意味ダディとジャーヴィスの壁でもあるのかなと。

この日見ていてふと思ったのですが、ジルーシャにとってのダディは「あしながおじさん」なのは当たり前なのですが、ジャーヴィスにとってのダディも実は「あしながおじさん」だったんじゃないかなって。

今の自分に自信が持てない”社交界の中の孤児”なジャーヴィスにとって、ダディは実は自分が背伸びをした存在なんじゃないかなと。「足に地が付かない」さまとはよく言ったもので、お金を出しても、ジャーヴィスにとってその行為は、ただ空しいものにしか過ぎなかったんじゃないかなと。

というのも、ジルーシャは自分の全てをダディにぶつけてきてくれる。
全身全霊で涙ながらに「会わせて欲しい」とその気持ちの丈をぶつけてくれる(この日の真綾さん、本当に凄かった)。なのに自分はジルーシャに何のリアルも見せていない。「自分のために」嘘をつき、ジルーシャをたくさん傷つけている。

この作品の中で歌われる「幸せの秘密」の中の歌詞にある「幸せの秘密は、相手を思うこと」という言葉を、ジルーシャはずいぶん早く身をもって体現できていた。

そのジルーシャの魅力に惹かれながら、いつまでも「自分のために」嘘を付き続けていたジャーヴィス。
だからこそ最後の最後まで、「自分がジルーシャにとってダディとして思われる価値のある人間なのか」を迷い続けたのだと思う。

一言で言えばジャーヴィスは全てから逃げ続け、ジルーシャは全てに向かっていった、そういう好対照な2人。
でもジャーヴィスの気持ちをも変えたのが、ジルーシャだったんだと思うと、ジャーヴィスの「勇気」とジルーシャの「寛容」がハッピーエンドに導くこの作品の温かさを存分に感じさせてくれます。

今回、後方席で遮る様がないのをいいことに、ラストをオペラグラスで見てみました(今までは大抵この辺では涙になってたのでオペラグラスで見る余裕がなかった)。

ジャーヴィスが「嫉妬した」とジルーシャに吐き出したときに、ジルーシャが「はっ」とするんですね。

ジルーシャにとってダディは、返事こそくれないけれど、何を考えているかは分かる存在だったはずなのですが、それでも恐らく唯一といっていい違和感は、「理由も言わずにタイプライターの便せん1行で『(アディロンダックに)行くな』と言ってきた」ことかと。
ここ、舞台版だと「ジルーシャ・・・アボット・・・より!」ってぶちぎれて、その後「なぜ自由をくれたりしたの」と怒っていますが、原作だと「その指図に人間らしさがないのが納得がいかない」と。

でもジャーヴィスの言葉によってジルーシャは知るわけですね。
「人間らしさを出すとみっともなくなりそうなほど嫉妬していたのだ」と。

ジルーシャが怒りにうち震えながらも、本気の怒りではなくすっと許してくれたときのジャーヴィスの心からのほっとした表情がとても印象的。あぁ、これで尻に敷かれる一直線だね(笑)・・・というのは冗談ですが。



この日のカーテンコールはこんな感じ。

井上君「本日は『ダディ・ロング・レッグス』ご観劇いただきありがとうございました」(真綾さんとともに一礼)

井上君「アンコール公演ということで、もう明日が楽ですよ」
真綾さん「早いですね」
井上君「せっかく色々思い出したのに(笑)」
真綾さん「(大ウケして顔を俯せに)」
井上君「三度(みたび)お会いできると嬉しいです(会場内大拍手)」

井上君「さてこの作品『あしながおじさん』ということで、この「足」(と、定番の右足)ではないのですが」
 (ここの時に真綾さんもそのタイミングに合わせて右手で芳雄君の足を指すあうんの呼吸が楽しい)

井上君「この足伸ばすのには大した意味はないんですけど(笑)」
真綾さん「(またも大ウケして顔を俯せに)」
井上君「ここから言うことは大きな意味があるんです」・・・と告知へ。

・・・という、微笑ましすぎるカーテンコール&未来のジルーシャ募金募集告知でした。

大変な日程で、見るのも大変でしたが、この名作がこんな短期間で見られたことにただただ感謝です。
今週の「ビタミンM」(金曜深夜)では真綾さんから裏話が聞けるかな?

あと1日、有終の美を飾っていただいて、是非この後も、クリエの定番作品としてずっと上演され続けることを願っています。

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『ダディ・ロング・レッグス』(4)

2013.1.6(Sun.) 18:00~20:40
シアタークリエ 13列10番台(センターブロック)

アンコール公演、チケット確保に苦戦してフォロワーさんにお願いさせていただいた回。
びっくりするぐらいの席で本当に感謝感激です。

席が昨日に比べてセンターに移ったせいもありますが、それを差し引いても、安定感が9月当時の状態に戻っていて、かつ感動は更に増していて。1日でここまで戻してくるとは、予想の更に上を行っていました。

昨日は特に真綾さんのジルーシャは、ジルーシャを演じることの怖さを感じたけど、この日はジルーシャを演じられる喜びに満ちていて、それすなわちジルーシャそのものに見えて。
それだけでこの日の公演が素敵なものになると確信できて。

真綾ジルーシャはこの作品で1人何役も声色を使い分けて演じています。そもそも1曲目の時点でジルーシャ本人の他に、寄宿舎の男の子と、寄宿舎の女性管理人さんと3人。
で、この声の演技の落差が大きいときは真綾ちゃんの調子が良いとき。
ジルーシャの魅力の一つである「いたずらっぽさ」は「複数の声色で客席を煙に巻く」というところに大きく作用しています。

でネタバレあります ご注意ください




今回、見ていておぉっ、と思ったのはジルーシャが夏休みに農場に行ったときのテンプル夫妻とのエピソード。
「神に祈る」というテンプル夫妻の行為について、ジルーシャは「荒唐無稽」と切り捨てています。「自分は神を創造(想像)できる。自分に信仰がなくて良かった」って言って、いくつかの要素を挙げています。で、実はこの5つほどの要素、実はジルーシャにとっての「Daddy Long Legs」への視点とシンクロするのですね。

ジルーシャにとっての「Mr.smith」とは、「ジルーシャ」という存在を”1人の個人として”認めた、物心がついた時点のジルーシャの人生にとって初めての人。それこそ「アダムとイヴ」ではないけれど、「(自我を持った)ジルーシャという”存在”の創造主(=神)」なのだなと。

だからこそ、返事は来ないのにもかかわらず、包み隠さず自分のことを何でも手紙に書く。
「神」であり「師」でもあるのだと思います。

で、ジルーシャから「Daddy Long Legs」へのあまりの包み隠さぬぶりに困惑するのが、ジャーヴィスぼっちゃま。

何の因果か、ジルーシャの本心を全部聞くことになってしまったわけですから、逆に困りますわな(笑)。

もちろん悪い子じゃないのは分かっているけれども、ジルーシャの悪賢い(でも悪にはなりきれないところがチャーミング)ところも全部見ているわけですからね。そりゃジルーシャも後から振り返れば「あれも・・・これも・・・全部バレてたの???!!!」ってそりゃそういう反応になるわ(爆)。

最初の手紙でジャーヴィスは「(ジルーシャとの間に)誤解が生まれた、面白い」と言っているのですが、ジャーヴィスが最後に陥ったのは「誤解を面白がっているうちに、本当の自分を『理解』してもらえなくなりかねない」ジレンマですから皮肉すぎます。ま、自分が蒔いた種そのものですが(笑)。

もう一面のジルーシャの面から見ると、昨日は書かなかったのですが、ジャーヴィスからの求婚と、ダディからの求婚への対応の違いは、「孤児院出身の自分」を明かしているかどうかなのですね。上流貴族であるペンドルトン家に、自分が嫁ぐことが果たして許されることなのかということ。

このジレンマは「ミー&マイガール」とかでもおなじみのジレンマで、ハートフルミュージカルでは定番中の定番ですが、ここがハッピーエンドになる大事な要素は「悪意がないこと」なんですよね。嘘があっても行き違いがあっても、「好きな人の前では自分のいいところだけ見せたい」と思う気持ち同士のすれ違いなら、どこかでは交われるという話で。

ラストのジルーシャの「ぷんすか」は(自分的なイメージの)真綾さんど真ん中、少女漫画ヒロインど真ん中だし(真綾さんは声優さんではどちらかというと男性的な役のイメージが強いのに)、ヘタレなジャーヴィス坊ちゃまのまさかの逆ギレ逆襲とか大好きすぎる(笑)。「キミが魅力的だからいけないんだ!」ってどこの中学生ですか(笑)

この作品、見るたびに涙スタートポイントが変わるのですが、この日は真綾ジルーシャの感情いっぱいの(泣き出し直前の)表情にやられました。前日は「卒業式」の曲でした。結末が分かっていても感動できる作品ってすごい。

わずか1日で本来のジャーヴィス&ジルーシャの名コンビ復活。
公演期間が短いのが本当に淋しいです。
ラストシーン、最後の演奏が終わるまで拍手が起こらない客席も好き。
でもそれが成立しているということはみなさん9月からのリピーター組ってことですよね(苦笑)。
初日に真綾さんもカーテンコールでおっしゃっていましたが「以前来ていただいた方も、今回初めて見ていただく方も」この素敵な作品に触れられる方が一人でも多くいられれば素敵と思うのでした。

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『ダディ・ロング・レッグス』(3)

2013.1.5(Sat.) 18:00~20:40
シアタークリエ 21列20番台後半(上手側)

去年9月再演の作品が、好評につき異例のアンコール公演。
この日が初日です。

日比谷界隈では、この日プレビュー初日を迎えたのがお隣、日生劇場の『シラノ』。
日比谷駅から歩いてくると劇場前にお知り合いがいらしたのでご挨拶。

最近は観劇で知り合いにお会いしない日の方が珍しくなりつつあるのですが(笑)日生は18時30分、クリエは18時なので少しご挨拶を交わした後、クリエへ向かいます。

2人ミュージカルのこのお芝居、ジャーヴィス坊ちゃまこと井上芳雄さんは『組曲虐殺』の東京(天王洲銀河劇場)公演と地方公演の間、ジルーシャお嬢様こと坂本真綾さんは年末のご自身のカウントダウンライブ終了後のタイミングでのアンコール公演。

舞台稽古は前日の1日だけ。クリエ自体も1月3日まで『5th Anniversary ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL』をやっていたのでセット搬入も前日の1日だけという、神業スケジュールで初日に漕ぎ着けたわけですが、見終わった感想はといえば「よく初日を開けられてここまで持っていったなぁ」が正直な感想。というかむしろ隣の日生同様、この日はプレビュー初日で良かったんじゃないだろうか、という印象(苦笑)。

観客側も初演の空気さめやらぬ状態で、初演からのリピーター組多数と見受けられる中、初演よりは多少なりとも危なっかしいお2人の様子に気が気でなく、

「ぼっちゃま頑張ってくださいまし」

「ジルーシャがんばー!」

という空気に満ち満ちていました(笑)。

元々ジルーシャの負担はハンパない舞台だけど、それもあってか1幕では台詞飛びもあったし、2幕も噛みまくったところもあって、カーテンコールの真綾さんはどことなく恥ずかしげに俯いていた感。

「どうでしたか?」って芳雄君に聞かれて「どうでしたかって・・・」って二の句が継げてなかったのが、真綾嬢のキャラとはちょっと違って興味深かったですけれども(無論、可愛かったですよ、もちろん)。

台詞飛びのシーンでは芳雄君が真綾さんを待ってたのが印象的。
恐らくこの後何年もやっていくであろうこの作品、このコンビで、きっと手を差し伸べちゃいけないシーンだと芳雄君は思ったんだと思う。その結果、確かに1秒近い時の空白(ホント恐ろしいくらいに静寂だった)が出来たけど、でも芳雄君はやっぱりさすがだと思った。
真綾さんへの信頼、そしていざとなれば自分が何とかする覚悟を持っての「待ち」に思えた芳雄君の様は、やっぱり凄い役者さんだなと思えて。

そんなんあっても、やっぱり大好きな作品にこんなに早く再会できたことには心から感謝。

1幕と2幕、新入生が入ってくるとここまで本性が露わになるのか(笑)と思える変化とか、ジャーヴィスはジルーシャの変化についていけないからこそ、焦りでドツボに嵌るところもあるんだなとか。

この日は台詞、歌にいっぱいいっぱいということもあってか、初演でありえない程面白い、例のシーンも、ちょっと普通なシーン。
でも客席はリピーター組多数だから笑いは起きるけど、笑いどころを知りすぎているという感じはあったかな。
そもそもほとんど演出変えている感じはなかったから、笑いどころが変わるわけもなく、「アンコール公演」である以上、前の公演のそのままであるのは当たり前ではあるわけですけどね。

この辺からはちょっとネタバレ入りますのでご注意くださいませ(ちなみに別に初演と変わってるわけではないので、初演観劇済みの方はさほど問題ないとは思います)




演出が変わらない代わりに、ちょいちょい新技という名の小ネタを入れてたのがジャーヴィスぼっちゃま。
ジルーシャに手紙で「同志」って書かれて「よっしゃぁ」って握り拳作ってたのが一番ツボでした(ウケてました)。

1幕から2幕前半まではハラハラが先行したこの日のお芝居ですが、それでも2幕「卒業式」あたりからは感動一直線。ジルーシャの今にも泣き出しそうな表情と、どうしていいか分からないジャーヴィス、そのコントラストがくっきりしていて。

この作品で”ジャーヴィスぼっちゃま”と”あしながおじさん”はある意味1人2役なわけですが、ジルーシャがジャーヴィスぼっちゃまに惹かれるのはある意味当たり前ではあるわけですよね。
自分の前に姿を見せない「Mr.Smith」の実体でもあるわけですから。
とはいえジルーシャはジャーヴィスからの求婚に対して、そういう返事をする。

結局、「Mr.smith」にとって「あしながおじさん」こそが実体で、「ジャーヴィスぼっちゃま」は自分の都合の良いように脚色を加えた存在、というかジルーシャに会いに行くための方便なわけで。
ジルーシャがジャーヴィスのことを最後のところで受け入れられなかったのは、結局その「嘘」の部分に自分なりの納得が得られなかったからなんだろうな、と思う。

だからこそ、その「嘘」が取り去られた「あしながおじさん」は、自分にとって「言いたいことを何でも伝えられる、理想のパートナー」となり得たわけで。

ジャーヴィスは「チャリティー」の曲で「チャリティーは施す側と施される側に壁を作る、意図するせざるにかかわらず」と言うわけですが、その壁を利用してきたのもまた自分自身であるわけで。

ジャーヴィスが「卒業」と称するものは、きっと「自分の都合のために作り出した『嘘』、『壁』からの卒業」
結局そこに嘘偽りがないことがわかったからこそ、ジルーシャはなじりながらも、最後は素直な気持ちでジャーヴィスにラブレターを書けるわけで。

ラストのなじりあいという名のじゃれ合い(笑)はこの作品ならではの温かさ。
あれは何度見ても微笑ましくて嬉しくなりますね。しかもこの日はあまたの苦難を乗り越えてここにたどり着いたので感無量という(笑)。




この日は初日ということでお2人からご挨拶。とはいえ完全に井上君ペース。

井上君「あけましておめでとうございます。新年からご観劇くださりありがとうございます」
「新年から新年気分もなくスタッフキャスト一同やって参りました。初日開きましたね。どうですか」

真綾さん「どうですかと言われましても(俯く)・・・開きましたね」

井上君「今回はアンコール公演ということで、再演とも追加公演とも違う感じで」

真綾さん「そうですね」

井上君「今回、この足(と、初演以来恒例となった右足をすらっと伸ばすシーン)が縮みやしないかと心配でした(笑)」

真綾さん「なつかしーーーー(笑)」

井上君「久しぶりですから」

という同志漫談(爆)後、初演時のあしなが育英会募金の総額発表(確か674万強)に拍手が贈られていました。

井上君「今回も、その数字でプレッシャーというわけではないのですが(笑)、もしよろしければということで舞台上に募金箱を設けさせていただきます。未来のジルーシャとなる子供たちのために、ご支援いただければ嬉しいです。本日は誠にありがとうございました」

・・・ということで終演。この作品は追い出し音楽も素敵なんですよね。最後までじっくり聞くのが至福です。
実は今日ソワレも観劇なので2日連続、今期はこれで観劇終了の予定。
1日だとどこまで変わるか分かりませんが、楽しみです。

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『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ~』(4)

2013.1.4(Fri.) 14:00~17:50
東急シアターオーブ 8列14番

もう今日は席番書いてしまいます。
座席表見ていただくとわかりますが、東急シアターオーブ1,972席中、恐らく5本の指に入る良席。
というかこの作品に関して、ですけどね。

1幕の捕り物おつゆ(自称シアターオーブのご案内係)もここの目の前で、舞踊少女歌劇団の皆々様が衣装替えをお手伝い(←ちょっと違う)しますし、2幕でご贔屓さん客席降りの時も目の前でわたわたされてますし。

階段降りにえらい苦労してましたが、あの衣装とてつもなく走りにくいんですね。
五右衛門、前田慶次郎がもの凄い勢いで走っていく後ろを、シャルルと春来尼が付いていくのですが、尼さんが「あなた走るの速いわねぇ」って突っ込んだ揚げ句(笑)、シャルルは紳士様でございますのでちゃんと尼さんを待っていてあげたのでした。さすが王子。姫扱いありがとうございます(爆)。
さすがに「おにぎりいります?」のアドリブは消えてました。自主規制ですか、ちっ(笑)。

あっ、ネタバレありますんでいつものごとくご注意ください。




この日は三が日のはしゃぎすぎ一段落の日のせいか、みんな噛む噛む(笑)

噛まなかったのはメインどころじゃ、シャルル&尼さん&慶次郎&三成ぐらいじゃないのってぐらい。
お銀ちゃんに至っては一瞬台詞が飛んだ(笑)。この日、何人が罰ゲームポイント貯まったことやら・・・
いのうえひでのり銀行さん、残高増えましたね(爆)。
そういえば開演前に男性お手洗いで同行頭取こと演出家さんとすれ違いました。今作2回目です。

実質3列目(この舞台は6列目が最前列です)ということで、舞台下の演奏スペースも見えますし、舞台上のほとんどのものが肉眼で見えるのも嬉しい。
大音響で耳つんざくというこの劇場のネックもこの席ではあまり感じられず。サイドブロックがスピーカー直撃なので最初のジューダスとかただの修行ですもんね。

上手側に行ったときに春来尼さんはおにぎりくるくる回して握ってるし、ホント油断ならんお人ですわ。
物語の軸になるお方ですが、遊べるところは遊び放題遊んでるし、ちゃんと笑ってもらえて嬉しい。
(本人いわく「笑ってもらえないと凹む」って言ってますが、そりゃあのポジションならそうだよなぁ・・・)

アドリブが増えたって噂だったけどそんなに増えてるかなぁ?

はっきりアドリブだったのは慶次郎@じゅんさんの「ヒカリエには蚊がいるんだよぉ、ほんとだよぉ」ぐらいか(笑)
「福の神右京とないないお仙」も定番かな(他のパターンもあるらしいけど自分はこれしか聞いてない)。
五右衛門のシャルル弄りはとうとう「うるせぇシャルル、出しゃばるな」に到達したのですが、めげないシャルル。
古田さんも言ってたけどシャルルに「影」ってないよね。ただひたすらに「明」。

今回、ゴエロク3は4回目ですが、見てて何となく感じたこと。
新感線の舞台ってあてがきって良く言われますが、作品的にフィットする人の比重を意図的に調整している感じがして。

筆頭は明智心九郎役の三浦春馬氏。今回彼のオンステージのようになっていますが、どうも見ていると「思ったより凄くできるから出番の重み増やそう」的な印象を受けたりするんです。
というのも、主役のはずの石川五右衛門役の古田新太さんの気張りどころがかなり絞られているからで、”春馬氏にずいぶん任せられるから、古田さんの負担が減らせる”ようにシフトしたように思えます。

劇団員組では石田三成役の粟根まことさんと、前田慶次郎役の橋本じゅんさんがその関係かなと。お2人とも役どころ的にヒットしているとはいえ、ストーリー的なマッチングとしてはやっぱり三成に一日の長がある感じ。じゅんさん、腰痛められているという話も聞きましたし、ここは重きを三成側に置くようにしたかなと。

シャルルはシャルルだから、もはや何の理屈もないかと思いますが(笑)、シャルル+アンヌが表側の軸になってくれるから、春来尼さんは安心して正体不明な役ができるわけですが、尼さんの場合はあえて登場場面を絞って謎キャラにしている感じがあります。あれだけ役にもストーリーにも馴染んでいるなら出番がもっと多くても不思議はないのに、それでも「いざという時にしか現れない」感じが真のボスキャラ感を感じさせます。アンヌもボスキャラですけど表だっては出てこれないですからね。

天海さんがキャスティングされていれば前回と密接に関わっていることを公演前時点で明らかにしてしまう、という面もあるでしょうし、この作品世界で言えばアンヌを身動きできないようにするのがマローネの策かな。

今回、前方席ということもあって春来尼と太閤殿下のシーンの表情の変化をじっくり見られたのですが、春来尼が言う「五右衛門様が差し上げると言うことでしたら私には止められません」の言葉が深いなぁって。

『止められない』ってことは本心は『あげたくはない』わけですよね。春来尼は正体不明の尼さんですけど、恐らくはずいぶんと長い期間生きている(下手するとあの薬を飲んでる)存在。

『太閤がこれを食べるということはこの世の中がこの後も続く』ことを『本当は止めたい』ということ。
尼さんにしてみれば『太閤を止められるのは五右衛門しかいない』と見抜いているってことなんですよね。

尼さんは太閤の命の恩人だけれども、この世をこのようにしてしまったのはもしかして自分なのかもしれない、って思いはあるんだと思うんですよ。で、太閤はその戦利品を結局は受け取らないわけですよ。
『今の姿のまま生きながらえて何になる』って。この秀吉の表情を見て春来尼さんはゆっくりと微笑むんですよ。

『それでこそ太閤秀吉様、大きな人間になられましたね』と言うかのように。

その時の微笑みは、その前に春来尼さんが発された『立派になられましたね』という言葉よりも雄弁に、『さすがは天下を取られるだけのことはあるお方ですね』ということを表現していたように思えました。

この作品の興味深いところは天下の大泥棒な石川五右衛門がいちばん性根が綺麗(笑)

秀吉にしたところで悪い人間には描かれてない。太閤にしても「お前が嫌いじゃ」と五右衛門のことを言いつつも、それでも「絶対に潰す」という様にはならない。
石川五右衛門の盗んだ物は「堺との戦」ではなく「太閤の本心」でしたけどね結局。

春来尼さんの手の上で五右衛門が意識して踊り、五右衛門は手の上で太閤を踊らせ、太閤は手の上で蜂ヶ谷を踊らせた今回のピラミッドに個人的に満足です。ビバ、フィクサーさん(大笑)。

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『ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL』(2)

2013.1.3(Thu.) 12:30~15:50
シアタークリエ 17列1桁番台(センターブロック)

2013年(平成25年)の観劇初めはシアタークリエ開場5周年記念フェスタの千秋楽。
チケットが1回も取れない・・・って嘆いていた割にはこの日2回目。
ミーマイの時に使うタオルはやっぱり売り切れていました。
でもあれ振り回すとどう見ても危ないよ(まぁ上に放り投げるのが基本だそうですが)。

というわけで日替わりセットリストです。
もう公演終わったのでネタバレも何もないですね。

とある日の公演で、公式にセットリストを出すという話もMCで出たらしいですが、公演終了後すぐHPをクローズするのがお得意な主催様なのでちょっとだけしか期待せずということで。

〔第1部〕
1.ハムレット「愛があれば」

<オープニングムービー:山口祐一郎様(町内会餅つき大会編)>

2.レベッカ「今宵マンダレイで」(アンサンブル)
3.レベッカ「レベッカ」(涼風)
4.レベッカ「永遠の瞬間」(大塚)
5.レベッカ「持ちつ持たれつ」(マテ/大塚)
6.レベッカ「何者にも負けない」(シルビア)
7.GOLD~カミーユとロダン~「天使の園」(伊礼)

<MC:伊礼>

8.デュエット「They Are Playing Our Song」(石井/池谷)
9.デュエット「Fill In the words」(石井/池谷)
10.スーザンを探して「One Way Or Another」(小野田/入野)
11.スーザンを探して「Dreaming」(香寿)
12.スーザンを探して「call me」(香寿)
13.この森で天使はバスを降りた「ひかりよ照らして」(大塚)

<MC:大塚>

14.ブラッド・ブラザーズ「長い長い日曜日」(武田/岡田)
15.ブラッド・ブラザーズ「あいつに」(武田/岡田)
16.ブラッド・ブラザーズ「言わない気持ち」(岡田)
17.ハムレット「今こそ、ためらわずに」(昆/平田)
18.ハムレット「妹」(伊礼/昆)
19.ハムレット「不実」(涼風)
20.ハムレット「この世界を越えて」(チョン・ドンソク/昆)
21.アイ・ガッド・マーマン「I Got Rhythm」(シルビア/全員)

〔第2部〕

1.We Will Rock You「We Will Rock You」(マテ/岡田/石井/アンサンブル)
2.プリシラ「Go West」(武田(♂♀)/伊礼♀/入野♀/小野田♀)

<MC:石井/マテ>

3.Wiz「Ease On Down The Road」(大塚/岡田)
4.TATOO14「Steppin’Out With My Baby」(シルビア/上島)
5.ミー&マイ・ガール「ランベス・ウォーク」(入野/昆)
6.ミー&マイ・ガール「ヘアフォード家の歌」(涼風/入野)
7.MOZART!「僕こそミュージック」(チョン・ドンソク=韓国語)
8.MOZART!「愛していれば分かり合える」(小野田/平田)
9.ダンス・オブ・ヴァンパイア「サラへ」(伊礼)
10.ダンス・オブ・ヴァンパイア「恋をしているのなら」(伊礼/マテ)
11.ルドルフ・ザ・ラストキス「私という人間」(チョン・ドンソク=韓国語)
12.ルドルフ・ザ・ラストキス「愚かな英雄」(香寿)
13.エリザベート「闇が広がる」(チョン・ドンソク/マテ)
  =ハンガリー語/ドイツ語/韓国語/日本語)

<MC:シルビア/大塚/香寿>

14.三銃士「一人はみんなのために」(石井)
15.ZORRO THE MUSICAL「ジョビジョバ」(シルビア/大塚)
16.ウェストサイドストーリー「Tonight」(涼風/石井)
17.スウィート・チャリティ「今の私を見せたいわ」(昆)
18.ジキル&ハイド「あんなひとが」(香寿)
19.MITSUKO「愛は国境を越えて」(マテ/全員)

千秋楽特別カーテンコール(当番:涼風)

・・・

この日はハプニング大会でした。

ただでさえ千秋楽とあってか曲数も多いのに、やらかしてくれます>主にマテ(笑)

まずはちーちゃんつれない属性絶賛発揮のM4「持ちつもたれつ」。

ファヴェル役のマテ、わたし役のちーちゃんの回りをうろちょろ(笑)踊ってたら・・・何と言うことかちーちゃんの帽子を落としてしまい・・・。
マテ、「これは失礼しました!」と言って拾ってちーちゃんに渡してましたが、ちーちゃんはただでさえ踊りにくいあのシーン、帽子の行き場にむちゃくちゃ困ってました。

「帽子まで落としてくれたからに!」ってもっと怒ってくれる展開を期待したんですが、ご本人は半分素に戻っていてそれどころじゃなかったみたいで(笑)、後のMCで「さっき帽子落ちたじゃないですかぁ。びっくりしましたー」って言ってました、はい。

マテ大会その2。
2幕の伊礼アルフ追っかけ大会で、あろうことか歌詞全飛び(笑)
「何だっけ、どうだっけ。歌詞飛んじゃった」とかマテが言ってるんですが、助けるかけらもない伊礼氏(大笑)
とはいえ、シチュエーション的にどうしようもないですけどねアルフは。

2~3分じゃれ合った末に歌詞が戻って事なきを得ましたが、何とその間に焦ったマテが何かを上手側に吹っ飛ばしてしまい・・・どう見てもあれはマイクぽかったですが、すんごいスピードで吹っ飛んでいきました(顔面に当たったら相当痛いレベルの速度)。上手側お客さんに拾ってもらったかと思えば・・・直後に下手側袖に放り投げてました。もう使い物にならないって意味ですかね。何が起こったのか、客席と伊礼氏がみんな唖然としてました(笑)。

それにしても伊礼アルフのあの歌い方は誰の真似なんですか(笑)。別に普通に歌えばいいのになぁ。

そして女装大会。
もう自己紹介しないと誰がだれだかわからへん(笑)
曲終わりで客席降りしてうちの1人が客席に座って曲が終わった時点で、あれは伊礼社長だとわかりましたが(爆)。

3人で足見せ合うんですが、控えめに出す入野君、何かを諦めてる小野田君、そしてありえない程あけっぴろげな伊礼氏・・・というしっちゃかめっちゃかさに、あの武田真治様でさえ収拾付けられず、まさかのマテの高速ツッコミ「それは新しい芸ですか」で収束(大笑)

横にいる石井さんがマテに「違うからそれ」って冷静に突っ込んでいるのが笑えすぎた。

あぁ、げいだねぇ(別の意味で)。

真治氏「マテのツッコミ鋭くなっているんですよ(笑)」

・・・

そしてMC。

伊礼君があいかわらずでして
「私は歩かないとMCできません(笑)。歩くと脳が活性化されるんですよ」

だそうです。

で、前回見られなかったちぃちゃんMCを初体験です。

1幕は「この森~」の直後でシングルMC。

「千秋楽だから10分しゃべってても良いよ(会場内拍手)とも言われたんですよ。千秋楽だから何しゃべっても怒られないよ(会場内笑)とも言われたのですが、MCは苦手だしそんなしゃべることもないので曲紹介します」という無難なMCでした。この時に帽子吹っ飛ばされ話もしてました。

2幕はレベッカシスターズこと、シルビアさん&ちーちゃん、プラスたーたん(香寿さん)の組み合わせ。
お1人3つずつお年玉を持って登場(ちなみに紅白袋に入ったお煎餅だったらしいです)。
で、客席から立候補を募って配って歩くのですが、最後の1つを渡すときのテーマが三者三様。

たーたん「私の作品見たことある人ー」
ビアさん「私のファンの人ー」
ちーちゃん「一番声が大きい人ー」←会場からこれが一番ウケてた(笑)

(笑)

その後の3人のMC

ちーちゃん「ビアさん『ファンの人ー』って言ってましたけど、強制してなかったですか
ビアさん「いえいえ。大丈夫よね-(と、あげた方ににっこり)」
ちーちゃん「ダンヴァース夫人じゃなくて良かったですよね。(そうだったら)『ファンです』って言わざるを得ないですもんね(笑)」
ビアさん「そーよ、(ダンヴァース夫人は)家に火付けちゃいますからね

・・・というやりとりにたーたんがツッコミどころを失う始末(爆)

ビアさん「私たち(ビアさんとちーちゃん)は『レベッカ』でも共演していますがお2人(ちーちゃんとたーたん)は」
ちーちゃん「『MOZART!』のとき、お稽古だけ一緒にさせていただいたんですよ」
たーたん「そうなんですよ」

2007年のM!ですね。
ちーちゃんコンスが名古屋・博多(男爵夫人は一路さん)で、香寿男爵夫人が帝劇でしたから、実は共演してはいないんですね。

この3人のMCは完全ノー打合せだったんだそうで最後のまとめどころに困りつつ(場所はセンターブロックの通路の場所でした)。

ビアさん「次はスリーストーンの方のコーナーですが(←ここで会場が笑うあたりリピーターの山なんでしょうね)」
ちーちゃん「最初はストーンサークル(石丸さん)、次はストーンリバー(石川さん)、そして最後は・・・あれ何の英語でしょう」
たーたん「『井』ってどうすればいいのかしら」
ビアさん「『戸』って付けて「well」、ストーンウェルってことで」

そして幕が開き

カズさん「どーも、ストーンウェルですっ!」(会場内拍手)

・・・やっぱりそうなったか。カズさんだもん拾うわな。

・・・・

この日は「ランベス・ウォーク」で皆さん客席降り。前回に引き続きなっちゃんサリーはすぐそこまで来てくれたし、走ってきたちーちゃんがなっちゃんににっこり微笑んだおこぼれを戴いて嬉しいーーー!

ちなみになっちゃんはやってきたマテに、帽子の頭に指を当てられてくるくる回されてました(笑)。マテの笑いのセンスが秀逸過ぎる。

・・・・

という、何というかもはやセットリスト以外の進行は全て無視されている感じがするのですが(笑)、それでも時は過ぎゆき終演。つか既にこの時点で予定から20分以上押してたんですけどね。

「本日は『ONE HEART MUSICAL FESTVAL』にご来場いただきありがとうございます。
本日千秋楽の当番(会場内笑)を仰せつかりました涼風真世でございます(拍手)」

という引き金で始まりました特別カーテンコール。
何しろアンサンブルさん含むキャスト全員にコメントもらうわけですからもう何が何やらえらいこっちゃに。

なにしろ、かなめさんの振りが「今年の抱負、今回の感想、
今後の告知などよろしくお願いします」だった(笑)

その中で印象的だった皆さまをピックアップ。

アンサンブルさんからは池谷京子さん。
「私アンサンブル内最年長でございまして。よって踊りませんでした(笑)。素敵な歌を歌わせていただいて幸せでした」

ドンソクさん(通訳付き)「今回初めて日本の舞台に立たせていただきましたが、皆さまに本当に優しくしていただき嬉しかったです」

マテさん「今回はありがとうございました。去年はエリザベートで呼んでいただいて、感謝しています。日本に『来る』ではなくて『帰ってくる』という言葉を使いたいぐらいです。ありがとうございました」

・・・ちなみに通訳さんがいて、かつ通訳に伊礼君が立候補したんですが、全部日本語で挨拶したマテ(笑)
凄いなぁ。

小野田くん「クリエで実は舞台に出たことがありません(ステージ上から「へぇ」の声が)。ショーは出たことがあったのですが、そんな中で10曲も歌わせていただいてとても楽しかったです」

昆さん(なっちゃん)「懐かしい曲(ハムレット)も歌えたし新しい歌も歌えたしで嬉しかったです。『来年』もどうぞよろしくお願いします。」←ステージ上全員から即ツッコミで本人が「あー、やっちゃったぁ」ってしてたのが可愛かった(謎)

入野くん「素晴らしい先輩方と一緒に出させていただいてとても勉強になりました」的な優等生ご挨拶で終わるかと思いきや「『来年』・・・でなく『本年』もよろしくお願いします」・・・とちゃんと拾った(笑)

香寿さん「今回はミニスカートで踊るシーンがあったのですが(『スーザンを探して』)、新境地を開いてしまおうかと思います(笑)」

伊礼さん「クリエには『GOLD』と『アンナ・カレーニナ』、『ハムレット』で出させていただいたんですがどっちも暗い役で。自分の役、悩んでるか苦しんでいるかとかばっかりなんで、今回新しい面が出せて営業に繋がったかなと」(会場内笑)「で告知ですが次は『アンナ・カレーニナ』で出ますのでよろしくお願いします」・・・と相変わらず抜け目なく。

岡田さん「楽しかったです。次こんなライブコンサートがあるならぜひ今度は客席で見たいです」←ステージ上みんなから「え、出ないの?」って突っ込まれる

シルビアさん「どうも、変な外国人です(笑)。そこにも変な外国人がいます(マテと伊礼氏を指して)。こういうコンサートってあっても1日2日とかなんですけど、今回は長かったのでじっくり作れて良かったです」

真治さん「さっき『プリシラ』の時に『今年自分は結婚します』って言ったんですけど相手募集中なんです(笑)。そこから始めなきゃいけないんですがハードル下がってます(笑)。皆さん対象外と思わないように(笑)。○○○で対応が良いのはそこも含んでいますからね!(笑)」・・・面白すぎる。
「それはさておきミュージカルが好きな皆さんがこうして集まって、こういった形で盛り上がれたのは素敵だったと思います。今年もミュージカル界をみんなで盛り上げていきましょう。ありがとうございました。」

ちーちゃん「そこまで締まっちゃったら、私話しにくい(笑)。今回のフェスティバルは日替わりメンバーでしたけど、私、ビアさん、なっちゃん、かなめさんはレギュラーチームということで頑張りました。年末年始こういった形で舞台の上に立たせていただけるのはスタッフの皆さま、キャストの皆さま、そして足を運んでいただくお客さまがあってこそです。あと告知ですが、3月日生で入野君と『屋根の上のヴァイオリン弾き』に出ます(入野君は反対側で手を上げてました)。劇場に来ていただいて温かい気持ちで帰っていただける作品ですので、ぜひおいでください。本当にありがとうございました。」

・・・入野君がパーチックだったんだ、認識してなかった。

カズさん「私は舞台に立って20年経つのですが、このフェスティバルに参加して分かったことが2つあります。まずこの世界にいる人はみんな『変』です!(会場内&舞台上大爆笑)!。この人もこの人もこの人もみんな『変』!(笑)だからこそこういう形で舞台に立てているのかもしれません。もう1つの話なのですが、今回楽屋が男性(プリンシパル)一緒だったのですが、最初はドンソクさんがほんとしゃべってなくて。自分ら日本語か英語しかないので。でもそんなの気にせず話しかけていったんですよ。そうしたらだんだん笑顔が出るようになって。マテは最初からこんな感じですから関係ないんですが(笑)、それで改めて思ったのは最後の曲にもありましたけど『愛は国境を越える』んだということを感じまして。言葉なんか要らないんだ、と思ったんです。本当に今回はありがとうございました」

※参考までにカズさん参考blog→こちら
 
愛咲さん「皆さんのお話を聞いていて何をしゃべろうかずっと考えていたんですけど・・・今石井さんも仰られたのですが、自分も一昨年(言葉の通じない)ハンガリーに行ったときのことを思い出して、『言葉は要らない、心で通じる』ことを今回改めて感じました。ありがとうございました」

・・・よくよく振り返ると涼風さんが自分のことを話忘れてますね(笑)

・・・・

ラスト、マテが出演者皆さまと抱き合っていたのですが、男性は基本ががしっと抱き合って健闘を讃え合う、なのですが、女性陣はハグしに行ったお相手の方がちーちゃん、愛咲ちゃん、ビアさん。
そしてかなめさんには手を取って紳士なご挨拶。そして、たーたんには手を取ってそこにkiss(びっくりしてました)、んで、なっちゃんには頭の上に指を・・・(笑)

ちゃんとコンサート内のマテとの距離感と合っているんですよね。そこがさすがだなと。

つまるところ、最後のダンスはマテが持っていきました(爆)

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