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『青山郁代 2nd Live Sabrina』

2013.1.26(Sat.)15:00~17:10
ライブハウス二子玉川KIWA
2列目センター

青山郁代さんの2ndライブ、マチネに行って参りました。
こういった女優さんのライブハウスでのライブって、時折開催されていますが自分が行くのは初めて。

郁代さん自身の1stライブもその頃はまだちゃんとは存じ上げていなかったので(zorroで拝見してはいたのですが)今回、色々と新鮮でした。

この企画が発表されたとき、既にこの日の新感線「ZIPANG PANK」ソワレ(渋谷・東急シアターオーブ・18時開演)を取っていたので、どうなることか心配しておりましたが、ライブの中身もとっても充実していて、最後にお見送りご挨拶をいただいても滑り込みセーフで、ほっとしました。

セットリストが配布されておりましたので、自分の記憶の曖昧さと戦わずに済みます(笑)

Act 1(50分)
1.Journey to the Past/映画「アナスタシア」
2.アマンダ・セイフライドメドレー~コゼット役にちなんで
 2-1.ハニーハニー
 2-2.I have a dream
 2-3.Thank You for the music
3.1970's POP'S メドレー
 3-1.Good-bye My Love/アン・ルイス
 3-2.さらば恋人/堺正章
 3-3.なごり雪/イルカ
4.Sparkling Diamond/映画「ムーラン・ルージュ」
5.サバの缶詰/「オケピ!」
6.「マイ・フェア・レディ」より
 6-1.素敵じゃない?
 6-2.踊り明かそう
7.自由の地へ/「ジェーン・エア」

Act 2(60分)
1.「レ・ミゼラブル」メドレー
1-1.幼いコゼット/リトルコゼット
 1-2.プリュメ街/郁代コゼット&優一マリウス
 1-3.心は愛に溢れて/郁代コゼット&優一マリウス
2.恋のサバイバル/布施明(原田優一)
3.till I hear You Sing/田村良太(サプライズゲスト)
4.Sun And Moon/郁代キム&優一クリス
5.世界が終わる夜のように/郁代キム&優一クリス
6.ふたたび/「千と千尋の神隠し」

Encore
1.バラ色の人生/映画「麗しのサブリナ」

・・・時間の割には曲数が抑え目と思うじゃないですか。
でもこの時間ということは・・・つまりしゃべりまくるんですね、郁代ちゃん(笑)。

なんとなく予想はしていたのですが郁代ちゃんはMC比重多いタイプですか。むちゃくちゃ面白い。

ACT1は白のゴージャスなドレスでどことなくよそ行きな感じ。
特にM1はかなりお嬢様な感じで歌っていたのですがM2に行く前のMCで・・・

郁代ちゃん「今回初めましての方~」
(会場から何人か手が挙がる)
郁代ちゃん「ありがとうございます。優一さんのファンの方ですか」(笑)

という最初からすっ飛ばしモードで客席のモードを一気にリラックスに持っていったかと思えばもうしゃべるしゃべる。

一番面白かったのは「平成24年12月24日」のこと。

前日の23日はサイゴン(浜松公演)からの帰りで東京に戻り、25日はレミのエコール(週2回で昨日が最終日)とサイゴン大阪入り日。

郁代ちゃん「24日がぽっかり空いているんですよ。23日に洗濯とかしても24日丸々空いているんですよ。こういうときこそ公演入れるべきだと力説したんですけど(大笑)。家でおでん食べながらネットサーフィンやってました。一人が気楽ですよ。」に始まり、ものごっつう世間のそういう風潮にコブシ握って力説しておられました。

・・・あ、すごく同感です。自分ですか、仕事入れて残業してますよ、当たり前じゃないですか(爆)。

もとい。

そんなエピソードから一気に流れ込む「Sparkling Diamond」の流れが上手い。

姫が歌ってたことがある007の「ダイヤモンドは永遠に」とシチュエーションがそっくりで「男がいなくてもダイヤモンドがあれば私は生きていけるの」ってのを面前でやられると結構インパクト大です(笑)。

曲が終わって制作さんがダイヤモンドを回収していくときのふくれっ面(という展開)が面白かったな-。

1幕で新鮮だったのはラストで「好きな曲」とおっしゃられてた「ジェーン・エア」からの「自由の地へ」。
上から羽織った衣装がとっても印象的で。1幕の中でも突出して「意思の強さ」を感じさせる表情だったからかなと思う。

Act1は郁代ちゃんソロで流れますが、Act2途中からゲストの原田優一さんが登場。
コゼット&マリウスペアでの2曲はとっても素敵。

・・・が、歌が終わるとまるで別世界に(笑)

郁代ちゃんもしゃべるけど、優一君はそれに輪を掛けてしゃべるしゃべる。
そいでもってボケとツッコミの黄金比率が凄すぎる(大笑)。

優一君「この人(と郁代ちゃんを指して)天然じゃないですか」
郁代ちゃん「天然じゃないですよぉ」
優一君「・・・じゃ計算なの・・・?」
郁代ちゃん「天然でいいです」

ってのが一番のMVP(笑)

ちなみにどう天然だったかという話は

優一君「blogに『倒れるときは前のめり』ってあったから、稽古帰り初めて一緒になったとき、そのことを聞いたんですけど『そうなんですよぉ』って返ってきて絶句した」からだそうです。

そんな優一氏、実は一昨日(金曜日)に携帯をなくして大騒ぎ(主に連絡を取れない郁代ちゃんが)。

この日のリハーサルの終わった後本番前に二子玉川の携帯ショップに行ってiphone5をゲットしてきたそうな。

郁代ちゃん「さすが大先輩は凄いなと思いました。そうじゃなきゃいけないんだなって(笑)」

・・・

この日の衣装、自分的には2幕の青のドレスの方がしっくり来ていた感じがして好きだったんですが、優一御大はここでも爆弾発言を放り込みますことよ。

優一君「なんか新宿サブナードで買ってきた衣装みたいだね(笑)」

郁代ちゃん「ちゃんと表参道で買ってきましたっ

・・・そこは青山で買ってれば完璧だったか(笑)

優一君ソロが終わって、若干の衣装替えして返ってきた郁代ちゃんに

優一君「表参道って感じだね」

とちょっと手遅れのフォロー(爆)をしていましたが。

・・・

2幕のスペシャルゲストは今回のレミでマリウス役となる田村良太さん。
自分は2列目だったので、1列目上手側にある「関係者席」という表示とそこに座った方に想像は付いていたのですが、結構気づいていた方いらっしゃいましたね。

壇上に上がられて1曲披露。おー、オペラ座の怪人続編じゃないですか。なんでこの曲を私は日本人の歌うのを3人も聞いたことがあるんだろう・・・(玲奈ちゃん、芳雄君と来て3人目)。

郁代ちゃんと優一君で「このコゼット&マリウスペアで観に来てください」って言ってましたが、田村氏が上がったときは「優一さんじゃないときはこのコゼット&マリウス(田村さん)で観に来てください」ってW宣伝でした。「Till I~」良かったです。ノーマークだったんですが田村マリウスもちょっと気になるかも。

その後は待っていましたサイゴンデュエット。来たらいいなと思っていた郁代キム&優一クリス。終わってから郁代ちゃんは「私でも光景が浮かびましたか」って優一君に言ってましたが、いえいえ素敵でございました。当たり前ですが今までのキムのどなたとも違う色で新鮮。きっとキムの大変なところって、この2曲だけじゃなくてほとんど出ずっぱりということにあるのだろうなぁ、というのをふと思ったり。

・・・

最後の曲が始まる前に郁代さんが今回のライブについて語られていましたが、「無理な日程だけど、ここを逃すと(レミ終わりの)11月までライブが開けない。無理を承知で頑張ってみたい」とこの日の開催に漕ぎ着けられたことに言及されていて。
「できないできないってネガティブになるより、それこそ『前のめり』でやってみたいと思った」とおっしゃられたことに感銘を受けて。

すごく分かる気がするのが、生の舞台とかこういうライブとかって、普段日常を過ごす自分が「後ろ向き」になることに対して、前向きな人からエネルギーをもらう場だと思うんですね。

舞台上から見る客席もそう見えていたらとても嬉しいけれど、客席から舞台を見たときに、自分とは全く違うエネルギーや魅力をダイレクトに体感できることが日々のエネルギーになるんじゃないかと思えて。
前向きさの塊のような郁代さんのライブを見られて、思った通りの、そして思った以上の刺激を受けられたのは嬉しかったり。

それにやっぱり、こういった形でライブを開くということは周囲に後押ししてくれたり、助けてくれる人がいてこそなのだと思うのですね。いつも笑顔な郁代さんだからこそ、周囲も笑顔で後押ししている様があるように思えて、それが凄く心地好い感じがしました。

この回はお昼ということで、「ミス・サイゴン」で共演されていた杏珠ちゃんもお母さまとご来場。そのお隣には同じくサイゴンで共演されたさやさん(木南清香さん)、中央にはTMA同期でレミ出演の山岸さんもいらっしゃっているという話がご本人から。お知り合いの皆さまと、ファンの皆さまと、そして優一君ファンの皆さまと上手い具合に混じった(笑)色々面白い空間で楽しかったです。

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