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『新妻聖子ライブ2012』(4)

2012.12.8(Sat.) 17:00~19:30
取手市民会館 3列20番台後半(上手側)

貸切公演含め8回の新妻聖子ライブ2012も、この日がツアーファイナル。

開場前に取手市民会館の横の利根川河川敷を歩いたのですが、強風吹きすさぶ中、風邪が悪化しそうになっただけでした(苦笑)。
バンマスの五十嵐さんがほぼ同場所で撮った写真をツイートされてましたが、夕焼けが強烈でした。

結局参戦は初日の関内を皮切りに祝日のティアラこうとう、土曜の中野ZERO、そしてこの日の取手と4回とちょうど半分。
ご本人的には今週の小平が絶好調だったようで、最後まで行くのを迷ったのを後悔しきり。

この日の最後はスタンディングで聖子さんも最後には涙声でお礼をされていて、舞台はともかくライブでそのパターンは実に貴重な体験でした。

とはいえ、この日の最初はなぜか口が回らず(by本人談)、しまいには「今日私千秋楽だからテンション変でしょ」ってバイオリン&コーラスの水谷美月嬢に問いかけて頷かれる始末(笑)。現実にちょっと変なテンションでしたがそれが面白い(爆)。

○しがみつく花
新妻聖子ライブの名物となった花すっとびはこの日も発動。実は「ラマンチャの男」で吹っ飛ばしたんですが、それを本人気づかずに次の曲紹介用にレミゼ話をしてひとしきり客席を感動させておいて・・・

「それではお聞きください、『レ・ミゼラブル』より『オン・マイ・オウン』です」
  ▽
え、なんでここに花が落ちてるのーーーーーー!(頭に手をやって花が存在しないことに気づく・・・会場笑)
  ▽
「本当によく花を吹っ飛ばすんですよ。先日も『私だけに』歌ってて吹っ飛んで客席の方(が笑いこらえるの)が大変だったようなんで付けません(笑)」
  ▽
「今のことは全て忘れてお聞きください」

・・・自由だーーーーー!(←作品違い)

ちなみにお知り合いの方いわく、前日の千葉はピアスが飛んだそうです。
どうやって飛ぶんですか(笑)。Hマネが呼ばれて拾ってたそうですが。

○新しい単位
2幕最初の「愛を止めないで~Always Lov'ing You」。
歌い終わった後「自分の歌い手としての裾野を広げてくれた曲」といった話をされた後、「この曲を聞いたことがある方でも私が歌っているのをご存じない方もいらっしゃって。よく『あぁ』って言われるんですよ。はい私が歌っておりました。」

「ただいま客席から『1あぁ』いただきましたーーーー!」(笑)

どんな単位だ(笑)

○絆
「姉妹は1日4回電話する」って話をされてましたが、実は「文明の利器」の「LINE」も駆使してるそうで年がら年中やりとりしてて「恋人かっ!」と(笑)

「「何食べた?」って聞かれてもどうもこうもないんですけどね」とばっさりやるあたりは妹の特権。

この日の曲紹介は「姉が妹の私をどれだけ好きかを4分30秒に亘って切々と綴った曲を私が歌います」(笑)という。

そういえば「sisters」でコーラスを水谷美月さんが付けていますが、上手側から聖子さんと美月さんが向かい合って「ララ~」とハモるシーンがあるのですが、聞く度に聖子さんがお姉さんで美月さんが妹さんに思えてきます。

○掴みが絶妙
そういえば改めて聖子さんのMCを聞いていて思うことですが、お客さんがちょうど不思議に思うところで種明かしをするんです。

1幕からなまら発音がいい英語の歌をいっぱい聞いて客席が不思議に思っているところに「タイのバンコクに住んでいたことがありまして」と明かして『1あぁ』。

「新妻」という苗字が珍しいと思っているところにウェディングソング話を『セリーヌ様のエディオンと似たような感じですけどね』って笑いを取った後にこの日は千社札ネタプラス、懐かしのこのネタ。

「私生まれて初めてのアルバイトが結婚式場の配膳係だったんですよ(この時点で既に会場内笑)

『最近の花嫁さんは変わった衣装着るねぇ』って言われたり、みんなからさんざんネタにされましたね(笑)。新婦さん『新妻』とか名札付けませんから(笑)」

幕間に歩いている方の会話聞いていると「どっちが本業なの?」って会話が聞こえてきて、歌手とMCの2択かなと思うぐらいに(爆)。

○小咄コーナー
「さくら」で原曲の編曲者であられる中村タイチさん(ギター)に振るという日替わりコーナー。

タイチさん「聖子さんで桜をテーマにした曲作りたいですね」
聖子さん「『新妻聖子ライブ20ほにゃらら』で披露しますか」
タイチさん「どんなのいいですか」
聖子さん「『チェリーブロッサム~』みたいな感じですかね(会場内局地的に笑い)」

聖子さん「一部笑い起きましたねー。すいませんねアイドルおたくなんで(笑)」

・・・相変わらず正常運転です(笑)。

MCでほんわかさせて歌でがつんと全力疾走。そのインパクトはやっぱり大きいようで、後方席とか幕間に聞いていると嬉しい会話がいっぱい聞こえてくるのもこのライブの愉しみ。

そんな中、聖子さんがほとんど最後のシーンで語った言葉。
「歌える場があることの喜び、自分が歌わせていただける全ての皆さまへの感謝、その気持ちが原動力。支えてくださる全ての皆さまに感謝」と話されていたことに感動。

そういうお人柄もあってか、この日千秋楽でバンドメンバー(ちなみにギターの中村タイチさん命名で「新妻組」ってことになってました(笑))の皆さまからの言葉では、皆さん声を揃えて聖子さん、そして歌の素晴らしさを絶賛。「聖子さんが歌っているときに演奏していて泣いた」というお方もいらして。

印象的なやりとりはバイオリン&コーラスの水谷美月さん。

聖子さん「それでは麗しの美月ちゃん-!」

美月さん「(新妻さんのライブは)2度目なんですけど、前回よりまた更にパワーアップされていて元気をもらいました」※ちなみに調べたら、1度目は草月ホール(2007年)でした。

聖子さん「パワーアップと言えば、そういえば私筋トレとか全然やらないんですけど、上腕二等筋が凄いんですよ。やっていいのかな・・・(バンドメンバー&客席からやんやの拍手)」

「うわーーーー」って声が上がるぐらいだったんですが、本人いわく「『ラマンチャの男』とかで「ぐっ」とかやるじゃないですか(身振り付き)、あれで鍛えられるらしくて(笑)」

「使う機会ないんですけどね。・・・・あ!今月からの『ミス・サイゴン』ツアーでタムを抱っこします(笑)」

というオチまで高度でした。

今回のライブ2012、結局4箇所見ることができましたが、歌の力業だけで持っていくのとは違う、横綱相撲的なものを感じました。確かに歌は凄いし、MCも練られていて満足度が高いのですが、それだけでなくて良い意味で聞く側にそっと品物として出している感じが今回はとても心地好くて。

「自分のベストをお見せしますが、どう持って帰っていただくかは皆さま次第、でもできることなら幸せになって帰ってほしい」ということが押しつけでなく感じられたから、今回のライブはとても心地好いんだと思う。

聖子さんを中心にスタッフが、バンドが固まって、それをお客さまが入ることで完成した今年のライブ。
スケジュールの都合とはいえ来年にライブが見られないのはとても残念ですが、この心地よさがまた次の機会に続けばいいなと思う次第なのでした。

あ、願わくばセットリストの配布だけはお願いします・・・。

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コメント

おはようございます。昨夜はこめんとありがとうございました(笑)

「そうそう!そうでした~」と思い出しながら読ませていただきました。
中村タイチさんはギターだったと思います。
ベースの方はカタカナ名+日本名の・・・

そして、4回も見られたひろきさんがライブでは珍しいパターンだと言われたラストの流れ。 あれが聖子さんライブの「形」かと思っていました。取手でもできてよかった♪と。

聖子さんのブログにセットリストが載っていたんですよ~!

投稿: おけい | 2012/12/09 09:34

おけいさん>
コメントありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。訂正しました。
ベースはスティング宮本さんでしたね。

知り合いでは6回見た人がいました今回のツアー(笑)。芝居上で涙されることは今回の「命をあげよう」初めとして多いのですが、ライブ上でというのは珍しく、むしろそこがレア感もあって感動でした。

あ、ちなみにタイトルは「ひとつ」です。
アルバム収録分もピアノ弾き語りバージョンですが、今回は後半部にバンドが入っているのでちょっと印象違うかもしれません。

投稿: ひろき | 2012/12/09 19:23

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