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『DRAMATICA/ROMANTICA Ⅴ』(4)

2012.10.29(Mon.) 18:50~22:02
愛知県芸術劇場大ホール 12列30番代後半(上手側)

ドラロマ最終章、終わってしまいました。

・・・ところが、この日、始まりませんでした(笑)。

開場18時、開演18時30分が本来のスケジュールでしたが、開場時間に行くとあの広い愛知県芸術劇場ロビーが人で溢れてる。
(ちなみに前回来たのは2ヶ月前の「アニー」のとき)

機材トラブルで開場が押しているとのこと。

東京方面から遠征のフォロワーさんとお話していて、結局、開場したのは18時32分。

開場時点では開演時間は告知されておらず、新妻聖子姫のtwitterが第一報(笑)。
「帰りの交通機関をご確認下さい」とかどんだけ冷静(笑)

ちなみに、東京方面の最終のぞみは22時1分名古屋発、大阪方面の最終のぞみは22時57分発。
前者の方々はアンコール曲途中で抜けざるを得なかったそうで、切ないですね。

しかもこのホールは県のホールで閉館時間が22時。
何とか無理言ってちょっと伸ばしてもらったみたいですが、大阪楽に比べればちょっとまとまった終わり方という感じはしたかなと。
大阪の場合はいつまでもやっていそうでしたけど。


最初の挨拶は感動的な内容で始まり・・・

彩吹さん「なんでドラロマの最終地が愛知なのか、ドラロマのテーマは『愛』なのですが、『愛』を『知る』から愛知なのですね」

と素敵なご挨拶。

Kimさん「ホテルから会場に来るまで歩いてきたら、街中を音楽が流れてる。そんな素敵な街でドラロマファイナルを迎えられるのが嬉しい」

とこれまた素敵なご挨拶。

知念ちゃん「朝起きたら『もう終わっちゃうんだ』って実感がぐわっと来て、落ち着かなくて。でも幕が上がって(客席の)皆さまを見たら、『あぁ間に合ったんだ』って」

井上君「厳密には間に合ってないですけどね(会場内笑)。20分押しましたので」

で返して一気に俗っぽく(笑)

新妻さん「みなさんこんばんは!愛知県稲沢市祖父江町出身の新妻聖子ですっ!(会場内大拍手)」

井上君「どこですかそれ」

新妻さん「日本一の銀杏(ぎんなん)の街です。銀杏の街からやって参りました(←どこかNHKのど自慢風)。いや普段は東京に住んでるんですけどね(笑)」

・・・正真正銘ホームグラウンドで、いつも以上に滑らか(笑)

挨拶に名古屋弁も繰り出して・・・

井上君「おー、名古屋弁が出ましたね」

新妻さん「ちょいちょい出していきますよ-」・・・と言ったは良いんですが意外にチャンスがありませんでした(笑)

何しろ押してますから、トークコーナー自体も少し急ぎ目でしたので。

ドラロマは過去5会場でやっていて、よく考えると実は、全会場制覇していたのですが(シアタークリエ→CCレモンホール→品川ステラボール→梅田芸術劇場シアタードラマシティ→愛知県芸術劇場大ホール)、なんか会場変わる毎に音響は良くなっていったような(笑)気がするぐらい、ここ愛知県芸術劇場大ホールの音響は素晴らしいです。

多分大阪から機材を東京に持って戻るのに、愛知に空きがあったから入った大楽なのだとは思いますが、「音響の良い劇場でファイナルを」という思いがあったようにも感じます。
クリエとドラマシティで使ってたセットを組み立てるというのも、横キャパの印象がかなり違うここ愛芸では調整に時間がかかったように思えますし。


もう一つのトークコーナーで印象的だったのがこんなやりとり

珍しく知念ちゃんの曲紹介が無事に終わり・・・

井上君「よくできました」
知念ちゃん「その一言が余分なんですっ(怒)」

という珍しいパターンが(笑)

ベッドミドラーメドレー説明にいたっては

知念ちゃん「そんなこんなを丸っとまとめました。丸っとの中身は(彩吹さん)お願いします」

という丸投げが定着しちゃったらしい(大阪以降ずっと)。


この日の大楽スペシャル、意外なことに彩吹さんの仕掛けでした。

ベッドミドラーメドレーのシーン、プリンスに仕掛けるところ、

スミス「名古屋だからシャチホコやってほしいなー(会場内やんやの喝采)」

ジョシュア「(シャチホコばりに華麗なジャンプ)(会場内やんやの喝采)

スミス「かっこいいーーーーーー!」

・・・気を良くしたのかジョシュア・オバマ氏、この日の最後のカーテンコールで捌ける時に、下手側でシャチホコジャンプをやりましたら、そのすぐ前にいた聖子姫に「な、何やってるのーーーー!」って身を挺して引かれてました(←用語おかしいw)。

メドレー終わった後のトーク

井上君「変なこと仕掛ける人(彩吹さん)いるし」

彩吹さん「(平然と)なんか名古屋らしいことやろうと思ってたんですよ。聖子ちゃんにも『何かある?』って聞いて」

新妻さん「(彩吹さんに)聞かれたんですけどシャチホコ以外だとドアラかなーって(会場内笑)」

・・・ドアラを井上君にやらせるって・・・光景想像してびっくり。姫、相変わらずリミッター外れてますな・・・。

何の話してたときか忘れましたが

新妻さん「出たとこ勝負で喋っております」

が大ウケでした。

そういや2幕の説明してるときに新妻さんが妙に手持ちぶさた。

井上君「気持ち入ってねぇなぁ(笑)」

みたいに相変わらず突っ込まれていました。

DRAMATICAに比べるとコンセプチュアルパートだから、緊張するというのもあるんだろうなぁ。
実際ラストの導入ソロは「今まで緊張したことがないぐらい緊張した」って言ってたし。



時は過ぎゆき(by Till I hear You Sing)この日のアンコールは
「Let Me entertained You」で会場内練り歩き。

愛知県芸術劇場大ホールは5階席までありますが、この日は1階席~3階席までを使用。
そいでもって王子&姫が何と3階席にダッシュで走っていってハイタッチ大会!

王子に至ってはその後2階席にまで回り込んで、危うく新妻さんの事務所の方とハイタッチしそうになっていました(笑)

皆さまのご挨拶。

新妻さん「どなたから参りましょうね」

井上君「あなたからに決まってるじゃないですか(笑)」

新妻さん「えー、考えてない(笑)。しょうもないことから申しますと2幕(ROMANTICA)の時に5人みんなで手を上に上げて手を合わせるじゃないですか。最初あれがめちゃくちゃ上にあって『いじめか?』って思いました(笑)」

井上君「そんな話なんですか。じゃぁ感動する方の話は」

新妻さん「全部吹っ飛びました(笑)。」

実際のところ皆さまそれぞれ素敵なご挨拶で、口々にドラロマに関われた感謝と、終わってしまう寂しさと、でも一期一会の美しさとを、それぞれの言葉で語っておられました。

そんなこの日、それでもやってくるこの日の客言葉byKimさん。

kimさん「今日のお客さまは動物の王様『ライオン』です!(拍手)」

井上君「そのこころは」

kimさん「先ほど会場内ですっごく響く笑い声を出していただいた方がいらしてとっても幸せな気持ちになったので、その堂々とした男らしい感じがライオンかなって」

それを受けて井上君が最大級の毒を吐いていたけど彼の名誉のために省略(笑)。

新妻さん「女性の方でしたけどね(ぼそっ)」←(笑)


この時点で恐らく21時55分ぐらい。もうあと1曲行けるか・・・ということで
「We are the World」を、演出の小林香さんを舞台に呼び寄せてのLast Song。

手拍子最高潮だった曲途中まで、そしてどこからともなくみんながVサインで左右に腕を振り・・・
壮観でした。

客席から見てただけで壮観なんだから、舞台から見ていたらそれはそれは凄い光景だったんだろうなぁ。



『DRAMATICA/ROMANTICA』、最後はちょっとばたばたしたのが少しだけ残念だったけれど、大阪楽とまた違った最後を見届けられて、やっぱり嬉しかったし、観客の一員としての感想だと、とってもいい終わり方だったんじゃないかなと思う。

今回の「Ⅴ(クインクエ)」の初日を見たときに思った感想は、この日まで変わらなくて。

この5人の力量ならある意味『DRAMATICA』を演じ歌いきることは、初演時点である程度完成されていたかと思うのですが、今回は『ROMANTICA』を演じきれるぐらいに5人それぞれが大きくなっていて。

正直、2幕の『ROMANTICA』ってコンセプト先行というか、ストーリー仕立てにしても今まではどことなく付いていくのが大変、みたいなところがあったのですが、今回は多少そういう面があったとはいえ全体的にはきちんとストーリーが固まっていて、しかも歌がきっちりストーリーに溶け込んでいて。それをやれた時点でドラロマの使命はある意味終える時期だったんじゃないかなと、そう思ったんじゃないかなと、ずっと感じていたりしました。

最後なので、キャストの皆さまへの感想を。

●知念里奈さん
 誰一人欠けてもゴレンジャーにならないとはいえ、実は一番の潤滑剤は彼女だったんじゃないかと思うぐらいに重要な位置を占めていたと思います。Ⅴでは「必ず失敗するフリートーク」という商品を開発されていましたが(苦笑)、癒し系がとってもナチュラルでした。井上君と同年代なのに母親のパートを歌えるぐらいに変幻自在。ソロパートがほとんど変わらなかったという意味で、ドラロマにとって一番ポジションが最初から固まっていたのは、実は彼女だったのかもしれません。

●Jkimさん
 ドラロマ初見でその歌声に圧倒された記憶は今でも覚えています。知念ちゃん同様ほわほわ系グループですが、彼女の魅力はハートそのものですよね。言葉が少しぐらい拙くても、発せられる歌声にも言葉にも嘘がなくて、心に気持ちがいっぱいで。特にⅤではパワフル系全開で、Ⅴメドレーでもある意味、隙間ポジションを華麗に埋めていただいて、聞きたい曲が聴けて嬉しかったです。

●彩吹真央さん
 初演から一番大きく変わったのは間違いなくこの方でしょう。宝塚出身の素敵さを自然に出されるようになっていて、初演で見たときには立ち位置に迷っている感じも受けたことが嘘のよう。凛々しく格好良く、時に一番男性らしく見えたりしました。個人的には、宝塚の男役出身の方は苦手に感じることが多いのですが(逆に娘役出身の方はなぜだか逆)、ドラロマで見続けてなんだか抵抗感が薄くなった感。

●井上芳雄さん
 女性4人に囲まれて、それでいて確固たる立ち位置を築きながら全員を立てる、なかなかできるもんじゃありません。ドラロマ見るたびに井上氏の偉大さを感じます。たまに吐き出す毒は、日々溜まっているストレスをちょっとずつ吐き出しているようにも思えるのですが(笑)、間違いなく彼がいたからのドラロマでしょう。

●新妻聖子さん
 気づいたら必ずセンターポジションにいるのが面白かった(笑)。基本的にソロ属性な彼女にあって他の歌い手さんと歌声を重ねる喜び(聞き手としても)ってドラロマが原点だろうなと。「ラマンチャの男」はじめ新しい曲の方向性が見えたのが嬉しかった。知念ちゃんと逆で、曲が毎回のように違ったのはある意味毎回チャレンジによる新しい世界を指向していたようで、ありがたかったなと。それにしても、あそこまで王子との漫談が進化するとは思っていませんでした(爆)。

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