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『新妻聖子ライブ2012』(1)

2012.11.17(Sat.) 17:30~19:50
関内ホール 8列30番台(上手側)

毎年恒例のホールワンマンライブ初日。
このライブ含めて、年末までに私は新妻さまに6回お会いすることになるのですが、我ながら何なんだろう(笑)。

セットリストは終演後にぴらふさんのご協力をいただいて組み立てましたが、いくつか曖昧なので、最終的にはSinger様の公式発表をお待ち下さい(爆)。⇒公式発表に基づき更新しました(11/19)。

※ゴーヤチップスさんからも追加情報いただきました。

では、セットリスト。
そう言えば、去年は休憩無しの2時間一本勝負でしたが、今回は休憩を挟んだ2部構成。ま、それは確かどこにも書いてはいなかったのですが。

<1幕>
1.おかえり
2.アンダンテ

アメリカンポップスメドレー
(feautring at「魅惑のスタンダードポップス」)
3.ダイヤモンドは永遠に(映画「007/ダイヤモンドは永遠に」)
4.恋はあせらず(ザ・スプリームス)
5.キューティーパイ

6.さくら(カバー)
7.I've never been to me ※朗読+歌

8.ラマンチャの男(「ラマンチャの男」より)
9.On My Own(「レ・ミゼラブル」より)
10.私だけに(「エリザベート」より)

二幕
11.愛を止めないで~Always Lov'ing You~
12.Sisters
13.ひとつ(弾き語り)
14.ピエタ(訳詞:小林香さん)
15.River Deep,Mountain High(「A New Day」より)
16.ありがとう
17.GOLD(「GOLD~カミーユとロダン~」より)
18.Time To Say Good-bye

アンコール
19.命をあげよう(「ミス・サイゴン」より)
20.私の星

今回の選曲はライブの常連曲が多いのが特徴で、この日に生で初めて聞いた曲って、1幕のM3からM7までに集中。

MCが相変わらず長いのも特徴。2幕始まる前にスタッフさんが水の横に四角形の物体を置いて・・・時計(大笑)。
見ちゃおられませんでしたが(暗いし)でも2幕は若干巻き気味に回されていました。

M1.「新妻聖子ライブへ『おかえり』の意味を込めて選曲した、と聖子さん談。
  衣装は聖子さん自身が企画された「ゴージャス」な衣装。
  ご本人曰く、ホントに蛇(の生地)使っているんだとか。
  ここで言っていたわけではありませんが、ヒールの高いこと(笑)、本人がネタにしていました。
  というか普通にそれで足に痣を作ったそうな(爆)。

M2.「生きること全てに上手くいかない女の子が」・・・と、あの2時間近い映画をわずか1分でまとめる才能はやっぱり元レポーター故か(爆)。今回、曲構成もご自身だったそうで、ここにこんな無茶曲持ってくるのはご本人の意向なのですね。
  「ハードルを自分で上げてそれがモチベーションになるんでしょ?」ってジョン・カビラさんに指摘されて「そうですね」って返事してたのもむべなるかなと。

  ここで聖子さんが話していた「ちょっといい話」。

  「最近思うんですけど、コミュニケーションってキャッチボールみたいですよね。
  直球で受けるばかりだと突き指もするし、身体にも当たる。私はどっちかというと直立不動でデットボールを受ける人生なんですが、とんでもないボール投げる人もいるじゃないですか(笑)(←思い当たる人が2人ほど)。そうなるとやっぱり足を曲げて受けたりとかが必要になるわけで、そういうことを気にしてトークできるようになってきたかなとは思います」

  なるほど。先日のジョン・カビラさんとの「ザ・プライムショー」でもそうでしたし、「DRAMATICA/ROMANTICA Ⅴ」でもそうでしたが、今までの突っ走り型トークだけじゃなくて、緩急自在な感じにトーク技術が進化している感じを強く受けます。特に井上君の上手さからずいぶん盗んでいるような感じがします。

M3~M5.『魅惑のスタンダードポップス』の司会について触れて、「ご一緒していた井上順さんからアメリカンポップスとダジャレを学びました(笑)」ってあたりが秀逸。
  聖子さんの歌った曲の中の上位に確実に入る「ダイヤモンドは永遠に」が初めて生で聞けて感動。
  彼女の姫属性と申しますか、あの「上から睥睨する感じ」にこれほど合う曲もそうそうないと思う。
  ま、ある意味ラマンチャもシシィもそうなんですけどね(爆)。

  ここの曲紹介で「男が逃げだそうとダイヤモンドの輝きは永遠なのよ、私はダイヤモンドされあればいいの」みたいにコメントしてましたが、そりゃ正しいんですがまったくもぉ・・・(笑)。

M6.目黒川に花見に行って感動した話をひとしきり。「季節はめぐる日本の四季で、桜が咲いて、散って、蝉が鳴いて、蝉が死んで、あ、それは言わないで良かったか、冬が来て、春が来て・・・その”季節の移り変わり”に一番いい曲だと思って選んだ」とのこと。ちなみに、今回のバンドメンバーの中にこの曲の編曲をされた方がいらっしゃるそうです。

M7.この曲が始まる前にこの曲についての序説を朗読でされていたのですが、メロディーとは似ても似つかない女性の壮絶な人生を歌った曲。曲とのフィット感といい、壮絶を演じるなら聖子さん、ってことで新たな持ち歌候補かもしれません。

M8.「あまりによく歌うので持ち歌と勘違いされる」(笑)。「1200回達成おめでとう」とか言われるそうで(爆)
  「この曲のように勇ましく生きていきます」って宣言がらしすぎましたけど。

M9.ある意味デビュー曲のこの曲。
 「200回以上もやって、自分を世に出してくれた曲とはいえ、自分は今はこの作品と距離を置いているので、この曲とどう接して良いか分からなかった。今回改めて歌と向き合ってその素晴らしさと、その歌を歌わせてもらえる幸せをかみしめている」だそう。

 そう思うとこのタイミングでレミゼの歌を歌えるってある意味凄いと思う。役との距離がきちんとできていないと飲み込まれてしまう曲なのだろうし。

M10.これが一幕最後という相変わらずの無茶ぶり(笑)。
 「最初はメロディーが好きで歌ったけど、歌詞にあまりに『私が』『私は』『私に』って”私”がいっぱい出てくるのに共感しまくってしまって」(大笑)・・・この曲が彼女にはまる理由が今さらながらに心の底から理解できました(爆)。

ここで休憩。

開演前も結構なCDの売れ行きでしたが、休憩中もかなり捌けて特に『MUSICAL MOMENTS』の出方が凄い。直前の「私だけに」も絡めて宣伝している辺りさすが。で、意外なことに今回は聖子嬢は全くと言っていいほど販促しなかったという事実。で、それにもかかわらずこの日、このCDはほぼ完売らしい。因みに終演後は「私の星」を話題にして「ありがとう」を売り込んでいました。なるほどねー。

M11~14.ストレートの赤ドレスで登場な2幕。なのですが、なぜだかドレス前方がぱっくり分かれてそこには黒のズボンが。
 これ、「歌っている途中に男性と女性が行き来する曲」の1人2役用の用途としてリクエストしたんだそう。
 それが衣装さんにとってどんなに無茶な話だったかご本人にはちゃんとご自覚があるようでしたが(笑)。
 主に「ピエタ」でその1人2役用として使われていました。

 で、もう一つの用途が久しぶりの弾き語り「ふたり」。
 2008年の新妻聖子ライブ(品川ステラボール)で初めて披露された弾き語りが、今年久しぶりに登場。
 もの凄い緊張していたようでしたが、今回はバックのバンドメンバーの演奏も重なって「もう一回録りなおしたいぐらい素敵」とバンドメンバーに拍手を贈っていました。
 ちょっと失言して1秒で取り消してたのが笑いました。

M15.今回の目玉の新曲・・・というか当初から公表されていたドラロマからの複写曲。ここに来るかー。って感じですがここまで「ややのり」だった客席もこの曲に関しては火が付きまくってました(笑)。
 ここで聖子さんは「セリーヌ・エディオン」ネタを出していましたが「それでもセリーヌ・ディオン様に付いていきます」と断言してました。はい、漢前モードですね。

 ちなみにこの曲、ドラロマではコーラスは彩吹さん、知念ちゃんでしたが、今回のライブ、コーラスとしての専門の方は付かれていなくて、ヴァイオリンの水谷美月さんが女性コーラスも担当しています。綺麗で素敵なコーラスですが、とってもチャーミングな方で、可愛い方大好きな新妻聖子様のお眼鏡に既に叶ったらしく、「その衣装可愛いね-」って言われていました(爆)。

 「コーラス増やすねっ」って言われて慌ててる美月さんのblog
 →こちら

M16.実はしばらくこの曲載せてませんでした。ご本人の公式発表で初めて気がつきました(笑)

M17~18.終盤にこれが来るのが新妻聖子ライブの真骨頂。というか小林香さんと同じ属性でしかないですよねこれ。
 「GOLD」が上演版歌詞ではなくて、プレ歌詞(製作発表段階の歌詞)だったのが凄く嬉しかった。
 上演版の歌詞が妙に「女性の自立」に向かいすぎたのがちょっと好きじゃなかったんですよね。
 カミーユの人生を単純化しようとすること自体がカミーユの望みじゃなかったと思うし、聖子さんがカミーユについて語るときの「周囲はどう思ったか分からないけれど、彼女が一生を終えるときに掴んだ輝き」って表現、その距離感がとても心地好い。

アンコールは2曲。
M19.「この曲を聞かなきゃ帰れない!」ってみなさん思っていますよね、という振りとともにこの曲。
 「この役があるから自分は舞台から離れられない」って言ってました。
 その意味でエポとキムが並んだ構成じゃなかったのが何より良かったかな。
 別の”大切な気持ち”が別々に感じられたから。それはカミーユとキムの間に1曲入っていることでも感じたけど。

 この曲、水谷さんのヴァイオリンの導入部がすっごく好き。

M20.今回の新曲の中では一番好きな「私の星」がアンコールラストに。
 「おやすみなさい」って言葉が本当にライブの締めにベストマッチ。
 すうーっと入ってくる感じがとても素敵。

 この日のラストの方のMCで言ってた、別のいい話。
 「”さよなら”って手を振って別れますけど、でも”またすぐ会えるよね”って思って手を振ってる。特に楽しかったときほど、その時のことを振り返って嬉しくなって、またすぐ会いたいって思うと思うんです。そんなお別れに、今日がなればいいなと思います。またお会いしましょう」って締めが絶妙でした。

 この日の会場はまさしくそんな気持ちで満たされた、そんな終演でした。

・・・・

そういえば、この日新作舞台の発表。

2013/4/18(木)~2013/4/24(水)シアタークリエ
「トゥモロー・モーニング」
新妻聖子さん&田代万里生さん ほか

「結婚前日のカップルと離婚寸前のカップルが」と書かれているので2人は前者かな。
後者はベテランさんになりそうな予感。

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