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『DRAMATICA/ROMANTICA Ⅴ』(1)

2012.10.14(Sun.) 18:00~20:55
シアタークリエ 5列目20番台後半(上手側)

掲示してあった公演予定時間は休憩(20分)含めて2時間35分でしたが、案の定20分延の2時間55分(笑)。
ドラロマ名物のgdgdトークの威力は絶大でした(爆)。

正式な上演時間は、1幕70分、休憩20分、2幕65分の合計155分。

3演目の今回。前回はシアタークリエではなく品川ステラボールで、「会場が横に広いので、『広いね広いね、どうやったら伝わるかな』とばかり言ってた」(芳)のに比べるとクリエは「素晴らしい劇場です」(kim)という話から始まるこの日の公演。

1幕が「DRAMATICA」、2幕が「ROMANTICA」となる2部構成は今までの2回と同様ですが、1幕は今までの2回から生き残った曲と新曲が混在の構成。

実はメンバー別に曲の生き残り率にずいぶんと差がありまして、とある方はソロ全部生き残りだったりして、それ以外の方は1曲以上必ず落としていて。で、これを「ドラロマ選抜」と名付けているミュージカル界の名言マスターさんがいらっしゃるのですが、その方含め2名ほど、「曲の生き残り率が低い」とパンフで愚痴をこぼしています(笑)。

全般的な印象としては、1幕のDRAMATICAは、今まで以上にパワーアップしてありえない領域に足を突っ込んでいる感。凄いという言葉しかありません。2幕のROMANTICAは、今までの、テーマが分散しがちだったウィークポイントを補って、すっきり整理された形になっていて見やすくなった感じです。

本日しばらくはトーク以外のネタバレはなしで参ります。

トークのネタバレも嫌な方はここで回れ右で!(でも間違いなく日替わりだと思います・・・笑)





(ネタバレ回避ポイント・パート1)



1幕のDRAMATICAは今までのドラロマの良さを活かしつつ、5人の3年のパワーアップを実感させる構成。

「3年分歳を取っていますが」(芳)と笑いを取りつつ、「3年間で実感したのが『女性ってスゴイ』」(芳)といいつつ、某トークシーンでわやくちゃになった女優陣相手に「ほら、女性は褒め合うんですよ」(芳)という、何だか黒一点氏の女性観察講座みたいになってました(笑)。

トークシーンで凄かったのは、ドラロマ名物のkimさん大爆発(笑)シーン。

今回の「Ⅴ」ってなんぞや、という話になって、新妻さんが澱みなく説明した後に、補足で知念ちゃんがすらすらと説明をするんですが、実は・・・

Kimさん「それ実は私のトーク担当(部分)だったんだけど・・・(笑)」
知念ちゃん「え、そうだったっけ、ごめんなさい。じゃぁkimさん付け足すことは」
kimさん「ヨケイナオセワ!」(会場内大激笑)

・・・客席は大爆笑、舞台上で崩れ落ちるメンバーたち。

要は「Don't Worry」って意味だったらしいんですが、日本人なら「お気になさらず」って訳すところ、そりゃ確かに直訳すればkimさんのこのコメントになりますわなー。

このトークコーナーが完全に「ドラロマが帰ってきた」スイッチが客席にも入りましたね。

ここまでの3曲はドラロマ初登場ではない曲なので、それそのものも「ドラロマテイスト」なのですが、やっぱりこのgdgdトークがないとドラロマじゃないよねー(笑)。

ちなみに、この日の自己紹介で面白かったのはそれもやっぱりkimさん。

「ただでもらった才能」(kim)って紹介してて、「神様からもらった才能でいいんじゃないの?」とひたすら突っ込みまくる(芳)氏のことを、右隣の某姫が右手で制して「もういい加減にしなさいってばっ!」みたいに突っ込んでいるのが笑えすぎた。

そういや女優陣、とにかく仲の良さ出まくりであちらこちらで抱き合ってました。多分全ペア1回以上抱き合ってるんじゃないかなぁ。一番多かったのはリトルコゼットペアこと新妻さん&知念ちゃんでしたけれども。

自己紹介では「さっきまでゲネプロやっていて実は今日は2回公演なんですけど」(聖)→「え、それ言っちゃうの?」(芳)→「(何事もなかったのように)今日は一日よろしくお願いします」(聖)という、いつもの漫談(笑)もありました。

そういやこのシーンでその後の曲紹介するときに知念ちゃんが「聖子姫」って言ってたのがちょいびっくりでした。その呼び方公式なんですか(笑)。

ちなみに小林香さんが「踊る新妻さんはドラロマでしか見られない」とパンフレットに書いてあったのも合わせ技で味わい深いです(笑)。

さて、ようやくセットリストです。

ここから本格的なネタバレゾーンです。基本的に観劇される方は回避推奨です。





(ネタバレ回避ポイント・パート2)



はい、よろしいですね?

セットリストです。

○が初演から継続、◎が再演から継続、●がファイナルで初登場の曲、☆が初演とファイナルで登場の曲です。
ボーカルは、I(井上)、N(新妻)、K(Kim)、A(彩吹)、C(知念)で、ソロと明示されている曲はソロにしていますが、コーラスが入るケースもあります。香盤表がない(爆)ので、所々記憶頼りでアバウトです(←前回も同じこと書いてた)。

第1部 DRAMATICA

○ 1.Le Bien Qui Fait Mal(MOZART L'Opera Lock)=5人
◎ 2.Penser L'impossible(MOZART L'Opera Lock)=I&N
○ 3.Cinema Italiano(ナイン)=C&A&I

(トークコーナー)

☆ 4.Listen(ドリームガールズ)=K
● 5.Bette Midler Mix(映画:フォー・ザ・ボーイズ)
 ● 5-1.Stuff Like That There=A&C
 ● 5-2.Billy-A-Dick=A&N&I
 ● 5-3.BoogieWoogieBugleBoy=A&C&K
● 6.Till I Hear You Sing(Love Never Dies)=I
● 7.River Deep,Mountain High(A New Day)=N
● 8.Ⅴ medley(13作品22曲、順不同)
 ● -1.Circle of Life(ライオンキング)=K
 ● -2.夢やぶれて(レ・ミゼラブル)
      =N(ファンテーヌ)&C(ファンテーヌ)
 ◎ -3.恵みの雨(レ・ミゼラブル)=N(エポニーヌ)&I
 ◎ -4.彼を帰して(レ・ミゼラブル)=I
 ● -5.闇が広がる(エリザベート)=I&A(ルドルフ)
 ● -6.ただのロマンスじゃない(ルドルフ・ザ・ラストキス<初演版>)
      =I(ルドルフ)&A
       with それは私=C(ステファニー)
 ◎ -7.ラマンチャの男(ラマンチャの男)=N ※短縮バージョン
 ● -8.その目に(ジキル&ハイド)=C(エマ)&A
 ● -9.種を蒔こう(キャンディード)
      =I(キャンディード)&N(クネゴンデ)
 ● -10.メモリー(CAT'S)=K(グリザベラ)
 ● -11.お前は私のもの(ファントム)=A(キャリエール)
 ● -12.Tonightほか計4曲(ウェスト・サイド・ストーリー)=5人
 ● -13.セル・ブロック・タンゴ(CHIKAGO)=5人
 
 ・・・ようやく半分到達。思い出したら追記します。
 (※情報更新/ご協力ありがとうございます=わかばさま)

(トークコーナー)

○ 9.Kissing You(映画:ロミオ+ジュリエット)=C
○10.The Show Must Go On(ムーラン・ルージュ)=5人

第2部 ROMANTICA

● 1.The Sky And The Dawin And The Sun(ニュー・ジャーニー)
    =5人
● 2.Bring Me To Life(フォールン)=N&K
◎ 3.Ⅴ(ベートーヴェン交響曲第7番第2楽章)=5人
○ 4.Angel(シティ・オブ・エンジェル)=I&A
◎ 5.回廊(アルビオーニのアダージョ)=N&I
◎ 6.True Colors(シンディ・ローパー)=女性4人
● 7.Hallelujah(ヴェリアス・ポジションズ)=C&I
● 8.Let Me Live(メイド・イン・ヘブン)
○ 9.The Prayer(セリーヌ・ディオン)=I&K
☆10.The Rose(ベッド・ミドラー)=A&C
☆11.Joyful Joyful(映画:天使にラブソングを2)=K→5人
☆12.Lullaby(アウェイク)=5人

アンコール




もう初っぱな3曲が大好物と来たもんで、これじゃ遅刻できないじゃないですか(別にする気はない)。
「オープニング曲は健在です」と新妻さんがプロフィールページのセルフコメントで書いていたので、実はここはばれてたんですが(笑)、やっぱりこの曲じゃないとねオープニング。

で、M2がまさかのアレ、再演から生き残りました!
王子と姫の禁断の恋!
強がる姫の精一杯の恋する気持ち、いじらしさ。
それが妙に新妻さんの印象と被る、漫談コンビが産み出した奇跡(をい)。

M3の知念ちゃんが超キュートでこの曲だけはもう完敗モード(←何と戦ってるんだ)。

M5はドラロマ初のコントシーンなんですが、ところはオーディション会場の控え室。戦時中のアメリカが舞台なのでそれぞれ皆さん芸名を付けてるんですが、新妻さんが「セイコ・スコット」という名前。

I「なんでこの名前にしたの?」
N「(ミス・)サイゴンのクリスが忘れられなくて。Christopher Scott・・・(笑)」
I「忘れなさいよ」←クリス経験者が断言すると色々面白い(爆)

戦時中の慰問女優さんオーディションってことでサイゴンだったのでしょうね。

M6は「オペラ座の怪人」の続編として作られてなぜか日本未上陸・・・な曲ですが、これ実は私初聴じゃなかったりするんですね。その時歌ったのは女優さんなので、本来の男性声で聞けて良かったな-。

M8はメドレーですが、うん、何というか自分の記憶力の減退を如実に感じる(笑)
この時期にまさかのファンテーヌデュエットもびっくり。恵みの雨と彼を帰してはよくよく振り返ったら2回連続なんですね。幻の組み合わせなのに見覚えがあったのはそれでか。

初演版のルドルフ・ザ・ラストキスも懐かしかったし、ここのマリー役にKimさんを持ってきているのが色々GJ。この曲、前回もあった「3人デュエットを2曲でやる」なのですが、知念ちゃんがステファニーだったことをようやく思い出した(爆)。
ここ、やっぱりルドルフ&マリーの声にかき消されちゃうんだよな。

時間の制限の都合上、超短縮バージョンになりましたがそれでもインパクト大なラマンチャ。持ち歌じゃないのに(笑)。

ジキハイもなぜか2日連続聞いてるんですが(爆)、あそっか、エマも知念ちゃんの持ち役でしたね・・・。

そんな怒濤のDRAMATICAに比べると、今までは微妙な印象があった2幕のROMANTICA。

前回の曲から半分しか変えていないということで、ある程度前回時点でまとまりはできていたということのようで、今回は今までに比べてずいぶんすっきりと話が通った印象。

DRAMATICA偏重だった部分があるドラロマが、ファイナルのⅤにしてROMANTICAもしっかりまとまったという意味で、やりたいことがある程度形にできたというのが、今回ファイナルとする理由なのかも、というのが初日の感想でした。

初日は恒例だそうなのですが演出の小林香さんが壇上に上げられてご挨拶されていました。

なお、基本的に完売のこの公演ですが、初日の当日券は7番目まで当選番号が発表(但し、席数より多く当選番号数が出るので購入できるとは限りません)ということで、毎回5席前後のようです。

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コメント

はじめまして、dachoと申します。
ドラロマでtwitter検索して、たどり着きました。
(twitterのフォロバもありがとうございます)

自分も同じ回を観たのですが、
同性のレポというのが珍しく、ついコメントを。

実は、“till I“(出演者的呼び方を真似てみたり)が初試聴ではない、
というので、何処で聞いたのか気になって、過去のレポを検索しました。

てっきり、この出演者のコンサートかと思ったら、
別な方でちょっとビックリ。え、そっち?的な。
ちなみに、英語だったのでしょうか?
すいません、軽い『Love Never Dies』ヲタなので。

初コメで長々と書いているうえ、質問まで失礼しました。

投稿: dacho | 2012/10/21 18:33

dachoさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

「till I~」はどこで初めて視聴したかを諸々の理由によりあえて書かなかったのですが、検索までしていただいてご面倒をおかけしました。

彼女が歌われたときは英語です。なんでヒロインじゃなくてヒーローの曲を歌うんだろう^^;(それでいて結構嵌っていたんです。彼女は長身ということもあり騎士属性な人な)ので印象に残っています。
さすがに今回の井上氏や、オリジナル版ほどのロングブレスは当時は無理でしたが・・・。

投稿: ひろき | 2012/10/21 21:23

お答え、ありがとうございます。

なるほど、英語でしたか。
では、今回用に演出家が訳したのですね。

かなり貴重な日本語訳なため、二回目に観劇した時に、
耳コピしようとしましたが、ちょっと無理でした。

流石にこの一曲のために遠征までは
出来ないのですが、名古屋の特別カテコが気になります。

再演の千秋楽の時のような、一曲目からやり直しではなく、
クリエ千秋楽で披露した曲を歌うのだとは思いますが…。

色々と遠征レポも楽しみにしています。

投稿: dacho | 2012/10/26 02:07

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