2011年もお別れ。
年末大晦日恒例の、一年間振り返り企画です。
(カウントは12/31 24時現在に更新しました)
※出演者はフルネームの場合は敬称略です。
●アクセス回数統計
2011年(平成23年) 49,433回(累計297,087)
2010年(平成22年) 65,508回(累計247,654)
2009年(平成21年) 30,085回(累計182,146)
2008年(平成20年) 32,944回
2007年(平成19年) 21,640回
2006年(平成18年) 30,996回
2005年(平成17年) 66,481回
30万回アクセスまでわずかながら届きませんでしたが、
いつもご覧いただきありがとうございます。
前年には及ばないものの、3回目の5万回アクセス超でした。
●日別アクセス数上位
今年は300回以上のアクセスが8回。
去年は400回以上のアクセスが13回ですから、かなり緩やかな年でした。
私自身、観劇の回数を絞ったこともあり、更新回数も減ったのも要因かと思います。
特に年後半の減速の自覚は自分でもあったのですが、ご贔屓の皆さまの出番が減ったのもあり、また無理して手を広げないようにしたせいもあって、新規開拓が少なかったのも要因でしょう。
7/1 387回 『百万回生きたねこ』up翌日
1/31 346回 『モーツァルト!』(30) up日
7/18 332回 『リタルダンド』(1)up翌々日
7/20 328回 『リタルダンド』(1)up5日目
6/20 323回 『DRAMATICA/ROMANTICA W』 up翌日
4/1 321回 ???
8/29 316回 『ブロードウェイミュージカルライブ2011』 up日
1/10 315回 『モーツァルト!』(29) up日
1/10はM!の大阪遠征、1/31はM!の金沢遠征です。
地方遠征でヒット数が高くなる傾向は今までと同じですね。
●キーワード検索/人物編
1位 笹本玲奈 1,215回(前年1位/1,070回)
2位 新妻聖子 1,059回(前年2位/610回)
3位 井上芳雄 439回(前年3位/366回)
4位 新妻由佳子 306回(前年4位/315回)
5位 高橋由美子 266回(前年5位/307回)
ここまで綺麗に去年と順番が同じだと不思議感さえ漂いますが・・・
記事量に見事に反映しているということなのでしょう。
後述しますが、見た回数は由美子さんと新妻さんが同回数、
玲奈ちゃんの観劇回数は前年に比べて半減しているのですが、それでも堂々のTOP。
●キーワード検索/作品編
1位 DRAMATICA/ROMANTICA 721回
2位 アンダンテ~稲の旋律~ 458回
3位 ブロードウェイミュージカルライブ2011 374回
4位 カミーユとロダン(GOLD) 299回
5位 プライド 281回
※舞台作品限定
1位 カミーユとロダン(GOLD) 299回
2位 プライド 281回
3位 リタルダンド 207回
4位 ゾロ(zorro the musical) 203回
5位 国民の映画 170回
作品別だと舞台作品が上位にこなかったので、別途舞台作品限定を作ってしまいました。
仮集計段階では「プライド」が舞台作品1位(総合4位)でしたが、ラスト3日で「GOLD~カミーユとロダン~」が一気の追い上げでひっくり返しました。
全般的に見ると、当blogで扱った舞台作品が、ムーブメントを起こすまでには至らなかったということなのでしょうね。
今年2011年は3月11日の東日本大震災があったせいか、「舞台」にとっては試行錯誤の年であり、また震災を作品に組み込むには間に合わなかったところもあるのでしょう(会期中に震災を迎えて、作品内で暗喩していたかのようなことになった「国民の映画」はある意味驚きでしたが)。
●観劇回数で見た2011年
舞台(製作発表、イベントを含む)は、27作品58回(去年27作品75回)。
作品数は同じで回数が減少していますが、舞台作品に限ると作品数は微減で、17作品487回(去年18作品59回)。基本的にご贔屓さんが出ない作品の新規開拓をしなかったこともあります。
リピート回数はさほど減ってはいませんが。
7回 リタルダンド(パルコ5回、大阪シアターBRAVA!2回)
5回 GOLD~カミーユとロダン~(クリエ5回)
5回 Rock Of Ages(東京国際フォーラム5回)
4回 モーツァルト!(梅田芸術2回、金沢歌劇座2回)
4回 レ・ミゼラブル(帝劇4回)
●キャスト別よく見ました順
1位 高橋由美子 22回 5作品(去年28回)
1位 新妻聖子 22回11作品(去年25回)
3位 笹本玲奈 10回 7作品(去年41回)
ちなみにそれぞれのステージ数は、(イベントなども含む)
新妻聖子 125回11作品(うち舞台作品4作品)
(青空!、国民の映画、レ・ミゼラブル、GOLD)
高橋由美子 82回 5作品(うち舞台作品4作品)
(モーツァルト!、ハロルコ、リタルダンド、Rock Of Ages)
笹本玲奈 73回11作品(うち舞台作品3作品)
(日本人のへそ、レ・ミゼラブル、ロッキーホラーショー)
●2011年私的ランキング
<作品部門>
1位 リタルダンド(7月~8月、パルコ劇場他)
G2さんの作品はいくつか見ていますが、私的にはガマザリに
匹敵する大当たり。
由美子さん演じる吉野姫のいい女っぷりに惚れ直し、一路
さんとのバランスも良く、そして伊礼氏とここから長い
お付き合いが始まるとは思わず(笑)
2位 ハロルコ(2月、赤坂REDシアター、劇団HOBO)
タイトルがネタバレだったという斬新な試み。
おかやまはじめさんが由美子さんをどういう見方をしている
かがよくわかった(爆)
男性陣を振り回すだけ振り回して、でも悪気も悪意も感じさ
せずすっきり。
3位 GOLD~カミーユとロダン~(12月、シアタークリエ)
展開として冗長なところもありはしましたが、とにかく新妻
さんのカミーユの存在感に全て持って行かれた感。
見終わった後の疲労感が半端なかったですが、その分開放感
が待っている、ある意味麻薬みたいな作品(←経験なし)。
「好みが分かれる」という言葉の意味を深く感じました。
4位 青空!(1月、赤坂REDシアター)
新妻さんは「青空」で始まって「GOLD」で終わった2011年で
すが、実は1月が「相手役がいない恐怖」で始まって、12月
が「最後まで完走できるかの恐怖」で終わっているというこ
とに気づいて戦慄。よく壊れなかったなぁ。
5位 凄い金魚(3月、座・高円寺、ラッパ屋)
震災後、「これから舞台を見ていてもいいんだな」と思わせ
てくれた作品。
当然公演は震災前に始まっていたわけですが、きっとこう
いうのは偶然じゃなくて必然なんだろうなと思う。
<女性キャラクター部門>
1位 カミーユ・クローデル/新妻聖子
(12月「GOLD」、シアタークリエ)
強烈すぎるほど強烈、脳裏に焼き付いて夢にまで出るキャラ
クター。
演じる新妻さんとのシンクロがこれほどまでに魅力的に映る
とは。
演じるのは大変だったと思いますが、ぜひまた見たい。
それにしても新妻さん、毎年ハイリスク・ハイリターンの
典型を繰り返していますが、身体ともかく精神頑丈ですね・・・。
2位 ジャスティス/高橋由美子
(10~11月「Rock Of Ages」、東京国際フォーラム他)
登場時間が短い割にインパクト満点なキャラクター。由美子
さんの今後の方向性をいい意味で表現していたように
思います。
トークショーでのいじられ方もいまだかつてない遊ばれ方
だったし、
主演の方のハマり方・業界的なポジションからして再演の
可能性が高そうなのも(しかもキャス変なさそうなのも)
期待大です。
3位 吉野康子/高橋由美子
(7月~8月「リタルダンド」、パルコ劇場他)
一路さんと何一つかぶらないキャラクターポジションの
分担が凄い。
30代女性の微妙な感情を演じさせたら流石の完成度。
DVDで残ったのも何より嬉しいです。映像特典がなかった
話になってましたが(爆)。
4位 キャバ嬢/前田綾
(7月「TRAIN TRAIN Girl's Ver」、下北沢駅前劇場)
だって役名ないんだもん(笑)。綾ちゃんはキャラメルボック
ス「水平線の歩き方」の阿部知香子女医も鉄壁でしたが、
新役ということでこちらを。
妹の野口かおるさんの暴走から一歩も引かない猛獣使いぶり
はさすが。
そういえばその野口かおるさんをまさか「Oh!デビー」で
見ることになるとは思わなんだ。
5位 ヘレン天津/笹本玲奈
(3月「日本人のへそ」、シアターコクーン)
露出Yearの最初を飾ったこの役、RHSに比べればこっちが圧倒
的に良かった。
よく使われる「露出の必然性」とかいう(爆)。
でも実は一番いいと思ったのは天王洲の10周年コンサート
以来の「姐さん」姿だったりします。
<楽曲部門>
1位 GOLD~黄金~/新妻聖子(12月「GOLD」、シアタークリエ)
曲で選ぶなら入魂のこれが間違いなく筆頭。本編2時間30分、
特に2幕1時間15分の精神攻撃を解き放つ曲。というかこの曲
をラストにもってくるフランクホーン氏というかナン・ナイ
トン氏ってどんなSかと思っちゃうわけですが、むしろあれ
だけの紆余曲折を経たからこそ歌える、そして感動させられ
る曲なのでしょうね。
無論、新妻さんが絞り出すエネルギーの強さがあってこそ
ですが。
因みに、この曲の邦題はご本人曰く「我が人生に悔いなし」
でした(@ティアラこうとう)
2位 Any Way You Want it/高橋由美子
(10~11月「Rock Of Ages」、東京国際フォーラム他)
あんなに格好良く&ゴージャスに歌わせてくれてスズカツ
さんありがとーという曲。
アップテンポな曲調もどハマリで、CD出して欲しかった-。
日本語版を日テレ系「スッキリ!」で流したいぐらい(笑)。
3位 Don't Stop Believin'/笹本玲奈
(8月「ブロードウェイミュージカル2011」、新国立劇場)
シェリーは玲奈ちゃんがやってくれればと何度思ったことか。
これ、著作権の関係でDVDにも残らない、本当にこの時
だけの曲なんですよね。
偶然か分かりませんが玲奈ちゃんが歌った歌ってその確率が
高い気がする。
某天王洲で某氏とデュエットした曲もDVDには残らなかっ
たなぁ。
4位 Penser L'impossible(MOZART L'Opera Lock)
/井上芳雄&新妻聖子
(6月「DRAMATICA/ROMANTICA W」、品川ステラボール)
もはや普通のカップルとして扱われない(by小林香女史)、
バトル系デュエット。
とにかく2人して負けず嫌いなもんだから、なんと生き生き
してることか。
去年念願のカップルをやった(サイゴン以来2度目だったん
ですけどね)んだから、今度は王子と姫の敵対関係、この
作品じゃなくても見てみたい。
でも王子、姫にグルメで張り合うのは無謀ですよ?(苦笑)
5位 人生を取り戻す/新妻聖子&石丸幹二
(12月「GOLD」、シアタークリエ)
ほとんど歌ってるのカミーユですが、舞台でのデュエット
筆頭でこの曲。
「成し遂げていないこと」はカミーユソロだし。
こういう正面衝突系(爆)デュエットを待ってました。
お相手が石丸さんだったから、
新妻さんもついついエネルギー全開になって
後半しんどくなったんだろうなぁ。
番外 つぐない/高橋由美子(3月)、新妻聖子(10月)
・・・をい(笑)。
持ち歌じゃない曲をここまで違ったテイストで聞けたのは
けっこう興味深い体験でした。
由美子さんは「ハロルコ」、新妻さんはFCお茶会。
某曲と決選投票になって必死で「つぐない」以外に入れて
抵抗して敗北したのも貴重な思い出(笑)
<男性キャラクター部門>
1位 ポール・クローデル/伊礼彼方
(12月「GOLD」、シアタークリエ)
いくら姉がふ●だらでも、「あなたが私のただ一人の味方」
と言われたい(笑)
2位 昭和の男・藤原君/伊礼彼方
(7月~8月「リタルダンド」、パルコ劇場他)
個人的にですが、先輩の女性の下で働いてきた経験が長い
ので、ああいうのはツボ一直線。
3位 散髪屋ご主人/本間剛
(2月「ハロルコ」、赤坂REDシアター)
男は女に振り回されたいものなのです(程度問題)。
4位 幸一/岡田達也
(6月「水平線の歩き方」、サンシャイン劇場他)
母親に褒められるって、男にとってはいつになっても嬉しい
物なのですわ。叱られるのも。
5位 ロニー/川平慈英
(10~11月「Rock Of Ages」、東京国際フォーラム他)
ジャスティスはまともに相手してなかったけどさ(爆)
・・
というわけで部門まで増やしての2011年完結編。コメント書くのが存外に大変だったので来年やる力が残っているか分かりませんが(爆)、結構面白かったです。
ただ、楽曲部門はそれなりに困った(数が挙がりすぎて)のですが、他の部門は意外にも候補自体が少なく、それは今年の観劇の仕方をある程度反映したのかなと思います。
来年はご贔屓さん皆さまとも、それほど作品数が多くないようなのでゆっくりできそうです
(むしろ飛び込みが多そうな予感もしますが)。
個人的には仕事でなまじっか昇格なんぞというものをしてしまったので仕事の忙しさが半端なく。平日ソワレの行きにくさが尋常じゃなく、来年も苦労させられそうです。
来年もどうぞよろしくお願いします。
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