« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年9月

『中川晃教コンサート 10th Aniversary』

2011.9.10(Sat.) 18:40~20:30
赤坂BLITZ 1階N列センターブロック

中川晃教さんの10周年コンサート。
前日が大阪(シアターBRAVA!)、この日と翌日が東京・赤坂BLITZでの公演です。

当初、この公演を知らなかったですが、大塚千弘嬢がゲスト出演、「あの曲歌うかも」との言葉に乗せられて、赤坂BLITZへ。

赤坂BLITZに行くのは本当に久しぶり。
東京メトロ千代田線赤坂駅とこんなにも近かったのですね。

会場の前をうろうろしていると、このお方とすれ違ったり(笑)

チケットを取ったのは3日前だったので、2階席の後方(正確に言うと3階席)で、それで十分だったのですが、諸々あって、結局は何と1階N列センターブロックという、とんでもない席になりました。

が、ふと気づいたこと。

「スタンディングがデフォだ、ここ(笑)」

幸い、通路がすぐ後なので、後ろを気にする必要はないのですが、前が立てば当然見えないわけで・・・
生まれてこの方、実は男性アーティストのスタンディングライブって初なんです(我ながら変な人だ)。女性なら何回かありますがアーティストというカテゴリじゃなかったな・・・というわけで、超アウェイ気分での参戦。

ですが、幸いというか何というか、デビュー曲の「I WILL YOUR GET KISS」をなぜか知ってる自分。この曲が最初に来ていたので気持ち的にすごく楽になれました。

あっきーの歌を聞くの自体が生では5年ぶり。とはいえ、その5年前の「女信長」の曲がこの日の曲目に入っていたのにもかかわらず、「どこかで聞いたことあるなこの曲・・」って記憶しか浮かばなかった自分の記憶も、最近相当いい加減だなぁと。

あっきーといえばシャウトが代名詞みたいなところがありますが、この日に曲を聴いて思ったのは、自分の好み的にはバラードかなと。

この日中盤に入ってきたミュージカルコーナー。
シンガーとしての彼のファンと、ミュージカル俳優としての彼のファンとが微妙に混じり合う空間にあって、前者の皆さまに遠慮しつつ楽しませていただきました。

まずは「僕こそミュージック」。
「モーツァルト!」1幕の曲ですが、もうホント懐かしいなぁという気持ちがじわーと湧いてきて、あっきーヴォルフも何度聞いたかもう覚えていないほどだけど、再び聞けると思ってなかったので、すごく感慨深かったです。手をひらひらするところは変わってなかったけど(苦笑)。ちなみに前日の大阪は同じ「モーツァルト!」から「影を逃れて」だったそうです。

そしてここでゲストの大塚千弘嬢の登場。呼び込みと曲のスタートが同時という、千弘嬢の緊張感をMaxに高める演出(笑)での、「愛していればわかりあえる」@モーツァルト!

曲目を言わないけれど、千弘嬢ご本人が「あの曲」と称していた曲、東京初登場です。

ちひろコンスタンツェは、名古屋・中日劇場、福岡・博多座限定の登板(2005年公演)だったため、東京初見参は実に貴重。
中日劇場で見たときに比べると、彼女の声は本当に通るようになったなーと、その違いは驚くほど。あっきーが合わせてた感があった中日劇場のときに比べると、どーんとぶつかり合える感じがこれまたすごく感慨深いです。

いきなりの登場で緊張していた千弘嬢も、この曲を歌い始めると水を得た魚。

昔、ちひろコンスのことを「あのアホアホぶりが素晴らしい」(注:褒めてます)と表現したことがあるのですが(爆)、やはり年齢も経たこともあって、少しクレバーな感じなのと、ちょっと声が太くなったかなという感じはしましたが、とても良いです。
でも多分コンスタンツェに戻ることはできないんだろうなぁと思うと、そこはかとなく切ない。

ちなみにここのMCで2人が話していたのですが、2人の出会いは「モーツァルト!」の共演の時が初めてではなくて、その前の「モーツァルト!」のワークショップだそうです。言い方を聞く限り、千弘嬢はコンス登板の前に既にワークショップに出ていたみたいですね。

あっきー爆弾MC編
あ「10年経ってもこうやって出てくれるのは嬉しいです。10年経っちゃうと会えなくなっちゃってる友だちとかいるしね。あ、僕のことじゃないですよ(笑)」

どう反応していいか困ってました、ちーちゃん(笑)。

ミュージカルコーナー3曲目、デュエット2曲目はミュージカル「WiZ」からの曲。
さっきの「愛していればわかりあえる」のガチぶつかりぶりも相当なもんだったのですが、この曲でのちーちゃんの力強さは本当に凄かった。まぁ、シルビアさん相手にガチ対決してるぐらいの立場だから(わたし×ダンヴァース夫人)、今となっては当たり前なのだとは思うけれども、いや正直、あっきーとガチで歌でぶつかれるのは、実現するかどうかはともかく、このお方しかいないと思ってたので、すごく意外で、でもすごく嬉しかったです。

あっきーが「ミュージカルスター」と紹介して照れていらっしゃいましたが、どうしてどうして、その言葉に恥じない歌声で、10周年コンサートのゲストとしては上手いポジションだったんじゃないでしょうか。

あっきーがちーちゃんと並んだときに「結婚記念日みたい」とか言ってたのはファンの方は”あっきーのいつもの暴走”で片付けられたみたいだし(ちーちゃんは生きた心地しなかっただろうけど)。

難しいですよね、記念のコンサートのゲスト、しかも男性アーティストに若い女性のゲストともなると、ともすれば「何でゲストがいるの・・・?」って思いを抱く人、いて全然不思議じゃないですからね。

なんか5年ぐらい前にアートスフィアでやったコンサートの時も、そんな話がありましたね(苦笑)。

主役であるあっきーを立てつつ、歌いきった千弘嬢に拍手。

この日客席にいらしたこのお方は、一緒に歌いたくてたまらなかったみたいですが(爆)、そこでちーちゃんを呼ぶあっきーが興味深いです。(まぁ共演者から呼ぶことになればコンスタンツェで呼びやすいのは間違いなくちーちゃんですから、深い意味はないのでしょうが。)

それにしても、もっと興味深いのは、このブログの読者である旨をFCブログで宣言している某王子が、嫉妬に狂いそうなことなんですが(をい)。
みんな罪作りだなー(笑)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

『おとぢから!』

2011.8.31(Wed.) 19:00~21:00
中野ZERO大ホール
1階10列下手側

「東日本大震災復興応援コンサート」と銘打たれたこの公演。
中野ZEROに行くのはキャラメルボックス「ミス・ダンデライオン」以来1年5ヶ月ぶりですが、あのホールがほとんど満員。

全部で21曲、休憩なしのノンストップですが、実際にはメドレーが入っているため、曲数は36曲(インスト含む)

【セットリスト】
1.アメイジング グレイス(全員)
2.Time To Say Good-bye(花代)
3.女神の扉(吉岡)
4.遠い空に(インスト)
5.となりのトトロ(インスト)
6.日本の四季(林・小林・伊東・吉岡)
6-a.花
6-b.おぼろ月夜
 6-c.こいのぼり
6-d.茶つみ
6-e.夏の思い出
6-f.もみじ
6-g.村まつり
6-h.雪の降る街を
 6-i.ゆき
6-j.ふるさと
7.日本の歌メドレー(インスト)
7-a.あんたがたどこさ
 7-b.ソーラン節
 7-c.串本節
 7-d.馬子歌
 7-e.八木節
8.涙をこえて(アンサンブル)
9.上を向いて歩こう(林)
10.見上げてごらん夜の星を(光枝)
11.ショーほど素敵な商売はない/アニーよ銃を取れ(インスト)
12.ビート&ソール(アンサンブル)
 12-a.サークル・オブ・ライフ/ライオンキング
 12-b.ビー・アウア・ゲスト/美女と野獣
 12-c.Dancing Queen/マンマ・ミーア
13.I am changing/ドリームガールズ(高谷)
14.I'm Frying/ピーターパン(笹本)
15.二人の世界/夢から醒めた夢(伊東・花代)
16.友だちはいいもんだ/ユタと不思議な仲間たち(光枝)
17.オペラ座の怪人/オペラ座の怪人(岡・吉岡)
18.心の声/マリー・アントワネット(笹本)
19.全ての山に登れ/サウンド・オブ・ミュージック(伊東)
20.ワン・デイ・モア/レ・ミゼラブル(全員)
21.You never walk alone/回転木馬(全員)

前半は日本の歌をテーマにした約1時間、後半はミュージカル曲を歌い繋ぐ1時間。
別のコンサートかと思うぐらいでしたが、演奏はエレクトーン奏者3名が交代して、ほぼエレクトーンのみ(M7を除く)。

日曜日のBWMLに続き、恐ろしいほどに四季率が高いのは偶然ではないのだとは思いますけれども、四季体験していない自分にとっては、初めて聞く曲も出るわけなので興味深いものがあります。

日曜日に続き印象深かった曲をつらつらと。

M17。あの岡さんが歌声を絞っていないもんだから、凄いです。さすが怪人。
ただ岡さんがすごいのは端っから分かっていましたので、負けず印象的だったのはクリスティーヌ役をやった吉岡小鼓音さん。実は初見だったのですが、岡さんの迫力に押されながらもそれはあくまで役の上での話で、痺れるぐらい素晴らしかったです。まぁ四季に無知な私がこの方がそもそもクリスティーヌ役者さんということを知らないという時点でごめんなさいですが。

M11。この曲がインスト(林アキラさんの演奏)だったことに、半分の心の落ち着きと、実はこの曲、玲奈ちゃんで聞きたかったんだけどという、ご贔屓さん関係図からは微妙な発言をしてしまったりしますが、この調子だとこの役、もしかすると由美子さんが日本ファイナルキャストかなぁ。なんで他の人に引き継いで再演されないんだろ。作品知名度はあっても、興行的には苦戦してましたけどね、当時。

M18。来ました、本人談「革命」。声の伸び絶好調ですよ、玲奈ちゃん。本編ではなかったシャウトもかましつつ、日曜日の「自由を求めて」に匹敵するパワフルさを感じさせてくれました。ラスト、左手を高々と挙げてのガッツポーズが、それこそBWML同様むちゃくちゃ男前でさすがでした(爆)。ただこの曲、アンサンブル6人がバックにいたのですが、6人じゃ玲奈ちゃんの全力の前じゃ足りなくて・・・。
新妻さんがNHKで歌ったときも、サブリナさんがクリエで歌ったときもそうでしたが、この曲こそ大アンサンブルをバックに歌わせてあげたい、というか聞きたい。

M10。ミュージカル界広しといえど、「味」を感じさせることに関しては光枝さんの右に出る人はそうそういないと思われます、さすがの熟練の味。つかなんでここまでお歳召してあんなに声出るんですか。
ちなみに一列に出演者が並んだ時、客席から見て、玲奈ちゃんの左隣が光枝さん。
娘&お爺様ペア再びby「ウーマン・イン・ホワイト」

M14。封印解除きたー(笑)。去年の「ピーターパン」大阪千秋楽で封印された曲がまさかの復活。本人いわく「少年」。ドレス姿の少年はちょっと違和感ありましたが(爆)、それでもなんでも玲奈ちゃんのパワフルピーターパン再び。

そして白眉はM20です。サプライズゲストの今井清隆さんを客席から呼ぶ岡さん。しかも「早く早くっ時間がないっ」と急がせる岡さん(笑)。

今井さん「今日は客席から見るつもりだけだったんですけど」
岡さん「でも服きれいになってますよね」
今井さん「(あっけにとられる)」
岡さん「でも靴変わってますよね」
今井さん「(あっけにとられる)」
笹本さん「(笑)」

・・・という、1分ほどのレミゼコントが終わり(笑)。

で、何が起きたかと言いますとね

レミゼキャスト
今井バルジャン、岡ジャベール、笹本エポニーヌ、高谷マダムテナ

レミゼアンサンブルキャスト
宇部洋之アンジョルラス(2011年帝劇公演のフイイ役)+土倉有貴さん((2011帝劇公演のジョリ役)が物販コーナーにおりましたが呼ばれて参加)

レミゼ未体験キャスト
神田(恭兵)マリウス、光枝テナルディエ、木村花代コゼット

という組み合わせ+他出演者でお送りする「ワン・デイ・モア」。

というか、キーヨ&岡さん&玲奈ちゃんの組み合わせの時点でかなり鉄板ですが、神田マリウスと花代コゼットも素晴らしく、ほぼ本公演に勝るとも劣らない素晴らしい出来で、会場中がショーストップ状態。

玲奈ちゃんの「今日も一人よ」、「振り向きもしない」、「目もくれないわ」はもう大好きで大好きでしょうがないんですが、この日の声の伸びは帝劇のどんな公演よりも凄くて(会場のせいもあるのでしょうが)、もう至福の時間でありました。


最後は出演者皆さまからのメッセージを一人ずつ言って終了。皆さま短い言葉の中にも、今回のコンサートが「応援」であること、そしてみんなが一緒に頑張っていこうというメッセージを込めた、暖かさが皆から感じられて、とても素敵なエネルギーをもらえました。出演者のみなさん、そして企画の林アキラさん、岡幸二郎さんに最大限の拍手を。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »