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『百万回生きたねこ』

2011.6.30(Thu.) 17:30~19:50
東京芸術劇場水天宮ピット最前列

”リーディング発表会”という触れ込みで、「白いねこ」役で笹本玲奈さんが出られるということで、半休取って行ってきました。

急遽決まった発表会ということで、公表自体が6月に入ってからという駆け込みスケジュールでしたが、この発表会の趣旨は『東京芸術劇場×ホリプロで制作を予定しているミュージカル(来年夏、東京芸術劇場中ホールで上演予定)の脚本を使い、脚本ブラッシュアップのためにお客さんからの意見をお伺いしたい』ということでした。

まぁ、事前にそう説明聞いてたら行ったかどうかは微妙ですが(爆)、企画としては嫌いじゃないです。ただ、先に言っておいてねそういうことは(爆)。

原作は絵本で私は未見ですが、未見の人を相手にするのか、それとも見ていることを前提にするのかは、原作物では毎回、観客としては戸惑う部分ではあるわけですが、”ミュージカルにする”を前提にして聞くと、音楽も一部しか付いていませんので、「いかにミュージカルは曲で肉付けされている部分が多いか」というのがよく分かります。

百万回生きた(それだけ死んで生き返ってるってことですが)猫が、それを自慢するかのように「白いねこ」に言うのですが「はぁ」とつれない返事。

あまりにその台詞しかないもんで、何回それ言うのか数えようとさえ思いましたが(笑)。

私は一度も死んだことがないけど、それがどうかしたの」みたいなキャラは、そう考えると玲奈ちゃん向きの役かもしれません(爆)が、いかんせん出番も多いわけではありませんし、今回は歌うシーンは1箇所しかありません。

あと少し気になったのは、後半、「ねこ」が「白いねこ」と結ばれるのですが、そこへの感情の移行が、脚本・演出・演技的にちょっと急に思えた部分はありました。
(あれ、いつのまに夫婦になってるのこの2猫・・・みたいな・・・笑)

玲奈嬢のご本人blogにも載っている白の清楚な衣装は最前列で見られてそれは良かったんですけどね(結局それか)。

70分間の本編終了後は、場所を移してのディスカッション。
実は昼の部はキャストの皆さんもいらしたそうですが、夜は制作の方と脚本3名(そのうちお一方が演出をされています)。

演出をされていない脚本の方が「演出をするわけじゃないから、『カーペットが空を飛ぶ』みたいなシーンもどうやるか考えずに済む」と冗談めかしておっしゃっていて会場の爆笑を誘っていました(笑)

3人の競作で、あまり各シーンの方向性の摺り合わせはされていないそうで、「原作のテイストをすっ飛ばして書く人もいれば、忠実な人もいる。それを揃えるのか揃えないのかはこれからのこと」と、演出氏と東京芸術劇場芸術監督・野田秀樹氏はおっしゃっていました。
(3人のテイストの違いが現れていたか、という質問に対する答えが会場内的には半々だったのは「へー」でした。ちなみに自分は余り感じませんでした。原作読んでいないせいもあるんだと思います)

ふと気にかかったのは、この作品もしや「白いねこ」は玲奈嬢がやるのでしょうか。
何となく可能性が低い気もしてきますが(そんなんさすがに質問では聞けませんし・・・笑)曲が付いていないから何とも言えませんが、無理して玲奈嬢がやる役でもないような気がしました。

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