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『豊島区 新春コンサート』

2011.1.8(Sat.) 14:00~16:50
東京芸術劇場大ホール C列下手側

新妻聖子さん、今年の歌い初め。

ということで行ってまいりました「豊島区新春コンサート」。

会場に行って知りましたが、予想以上の公演時間。
1部・2部構成で休憩もあり。
曲目を見ると新妻さんの出番は1部後半に固まり、2部は出演がなさそうでしたが、せっかくだからということで最後まで聞くことにしました。

曲目。
第一部
 1.「歓喜の歌」ヴェートーベン交響曲第九番
 2.アメイジング・グレイス
 3.さくらさくら
 4.としま未来へ
 5.サライ
 (指揮者体験コーナー)

 (新妻さん登場パート M6~M9)
 6.虹の彼方に/オズの魔法使い
 7.翼をください
 8.アンダンテ
 9.Time To Say Good-Bye

第二部
10.さくらさくら
11.越後獅子
12.春の海

(オペラパート)
13.「歌に生き、恋に生き」
   プッチーニ、オペラ「トスカ」
14.グラナダ
15.「誰も寝てはならぬ」
   プッチーニ、オペラ「トゥーランドット」
16.「ヴィリアの歌」
   レハール、オペレッタ「メリー・ウィドウ」
17.「戯れの場、ふたりのワルツ」
   レハール、オペレッタ「メリーウィドウ」

今回の指揮者の坂本氏、初めて拝見したのですが面白いおじさんです(笑)。
あまりに面白くて、ついついオケのお姉様方が噴き出してるのまで見えました(笑)。

オーケストラのみなさん、「としまユングフェスタオーケストラ」とおっしゃるそうなのですが、「30歳以下」ということを指揮者氏が強調していました。

えーと、第1部のゲストのミュージカル女優さんはセーフですか?(爆)
てっきりその辺のネタをやるかと思いきや、さすがに言い出しはしなかった姫。

第1部で面白かったのは指揮者体験コーナー(毎年恒例らしいです)。
抽選で選ばれたのは小学5年生の男の子と、20代とおぼしき女性の方。

その女性と指揮者氏の会話。

「わたし年女なんですよ」
「そうですか、私も年男なんですよ」
「36歳ですか」(会場笑)

素人の方が面白いって本当だなぁ(笑)

男の子君はさすがに腰引けまくってますが、指揮の手をきちんと振らないからオケがぐだぐだに応えるとか、結構見てると面白いです。

で、もうお一方の女性なんですが、まぁこういうところに出ると女性の方が度胸があると申しますかですね、いや、そりゃたぶん、というか間違いなく合ってはいないんでしょうが、それでもあれだけ振れる度胸がすごい。

ちなみに曲は「カルメン」で、基本的に両手振っていればいいのですが(笑)、それでもあそこまで堂々とやられれば指揮者さんでなくとも「言うことございません」でした。
満場の拍手を送られてましたが、すごいです。

そしてその後、新妻さん登場。
ピンクのドレスがとても綺麗です。

M6「虹の彼方へ」は先日の歌謡コンサートだったかでも歌われていますが、英語になると説得力が倍増するあたりが新妻さんだなぁと。
「サウンド・オブ・ミュージック」のマリア先生ではないですが、なんか野原とか草原がイメージになるんですよね。

M7「翼をください」は初披露の曲とのことですが、もともとソロの予定だったところ、1部中盤に出ていた「ジュニア・アーツ・アカデミー」(小学生の合唱団)との共演となったとのこと。
指揮者さんいわくは新妻さんからの申し出で、みたいなことになってましたが。
なんか新妻さん的には子供たちを構いたい感じ満々なんですが、小学生に対しては完全な片思いみたいな感じでございまして。
歌のお姉さんへの道は遠いですね(笑)。

M8「アンダンテ」は初めてのオーケストラバージョン。
で何が起きるかといいますとですね、

アンダンテのアンダンテバージョンは無茶苦茶に歌い難そう(笑)

もともとオーケストラ向きじゃない、結構早めの曲ですから、音と歌声合わせるのがとても大変そうでしたが、それでもこの難曲をちゃんと聞けるだけにしちゃうんですからさすがは姫。

曲の説明を指揮者さんに求められて、映画の千華ちゃんの役どころをとりまぜてセルフアピール1分30秒(推定)は、まさに司会者いらずです(笑)

そういえば

新妻さん「歌詞は私。曲は私の姉・新妻由佳子が担当しております」
坂本さん「お姉さんと仲いいんですね」
新妻さん「ええ」
坂本さん「今日はいらしているんですか」
新妻さん「いえ。今姉は妊婦でして。
なんとか検診とかで来ておりませんで。
     代わりに母が来ております」
坂本さん「まさに新妻なんですね」
新妻さん「(笑)そうなんですよ」

・・・あぁ、新妻さんのテンポをきちんとわかってくれる司会者さんって素敵。

そういえば、「歌を意識した最初の体験は」の質問に、
かの『サウンド・オブ・ミュージック』のマリア先生の話をしていました。
多分、声優さんの話振って欲しい気満々だったのでしょうが、
司会者氏がご覧になっていなかったようで、ちょいと残念でした。

あともうひとつ漫談。

坂本さん「『アンダンテ』、これロビーで販売しているんでしょうか」
新妻さん「先ほどアナウンスで流れていましたので多分販売しているかと」
坂本さん「ということで素敵な曲ですので、会場特別2割増しで販売してますので」
新妻さん「いやいや2割増してどうするんですか
坂本さん「ということで定価で販売しております」

・・・打ち合わせがないからこその面白みですな。
姫が突っ込みがいがあって楽しそうでした(笑)。

M10「Time To Say Good-bye」はご存知、新妻さんコンサートの締め曲ですが

「さよならと言いますが旅立ちの曲です」

という言葉っていつ聴いてもいいよなぁと思う。
新妻さんの言葉の選び方には優しさと鋭さが同居してて好き。
なかなかこの2つを満たせる人っていないと思う。

アンダンテのアンダンテバージョンで苦しんだ反面、この曲はまさに本領発揮でした。
自分の座った席はスピーカーの前あたりだったので、スピーカーから歌が流れてくるのが実はちょっと違和感でしたけど、そんなのもはや関係がないほどの、新妻さん新年歌い初めでした。

そして2幕。新妻さんの出演はありませんが、せっかくだから聞くことにしましたが、それというのも・・・・

「プライド」だったり「夢コンサート」だったり、藤原紀香だったり(笑)

※「プライド」=オペラ「トスカ」より「愛に生き、恋に生き」。舞台でも音楽として流れていました。

「夢コンサート」=新妻プリマドンナの次に錦織健さんが歌った「グラナダ」。
(新妻さんの「ラマンチャの男」のすぐ次の曲でした。)

「藤原紀香」=プッチーニ「誰も寝てはならぬ」の曲の迷解説。「あのオリンピックの曲、藤原紀香でしたっけ(会場爆笑)、あ、荒川静香さんですか、全然違いますね(笑)」

「トスカ」はいっそのこと萌さんが歌ってくれてもとか、ソプラノの市川倫子様を前にして畏れ多いながらもそんなことを思ってみたり、錦織さんの時も思ったけどテノール(この日は井ノ上了央さん)素敵だわぁとか。

そんな感じで思ったよりずっと楽しめましたが、つかトークで20分ぐらい伸びてる気がするんですがこのコンサート(笑)。

指揮者(司会者)氏のコメントで一番大うけしたのがこれ。

「クラシックファンの皆さん、オペラ好きの皆さん、ミュージカル好きの皆さん、それぞれに我慢の時間があったかと思いますが」

えぇ(笑)

カーテンコールはこの日出演者全員のカーテンコール。
一幕だけで帰られたかもと思っていた新妻さんも一緒に登場し、「一月一日」(♪年のはじめのためしとて~」です)を全員で合唱。

新妻さんが何かカードもって隣の井ノ上さんに話しているなぁと思っていたら、

新妻さん「歌詞見ます?」
井ノ上さん「あ、大丈夫です」

というやり取りの末、新妻さんがカンペを持ちながら歌うという、新妻さん拝見歴8年の私にして初めてな(爆笑)貴重な光景を拝見しました。

「どーしよー、覚えてくればよかったなー」という、困り顔をしながら歌う新妻さん、というありえないほどの面白い(←こら)光景が、2011年新年笑い初めになるとは、想像だにしていなかったことでした。

ちなみに。
本日出演されていた方のblogこちら

歌穂さんがそんな風に言ってたのは初めて知りました。
たしかに、「可愛い」んですよね。

さてさて、これから東京発のムーンライトながらで大阪に入ります。
明日は『モーツァルト!』マチソワ。399回目、400回目を見届けます。

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コメント

出演者さんのブログ、ブログ主ご本人の言葉も、歌穂さんの言葉も嬉しいですね。
姫なら話しかけても、答えてくれそうだけど・・・と思いましたが。

可愛いですよ、そりゃ、もう、色んな意味で(爆)ある意味、「可愛い」と「面白い」が同義語になりつつありますが(再爆)

投稿: ぴらふ | 2011/01/09 13:57

「話し掛けた」ことがきっかけなのが高野菜々ちゃんですからね。

可愛いというのも年齢的には苦笑な気もしますが、話してる相手を味方にする雰囲気を持ってますよね。

投稿: ひろき | 2011/01/09 22:41

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