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高橋由美子ベスト盤「STEPS」(3)

コンプリートベスト盤発売記念、mybest語ってみましょう回。
完全に趣味に走ることを先に宣言しておきます。



とりあえず、ようやくPV集見終わりました。

正確にはライブ部分はまだなのですが、DVDからの再録なので、恐らくデジタルリマスターではないとするなら、内容は分かっているので今週末に持ち越し。

自宅のテレビは貧弱なので、実家に帰ったときに大画面で見た方が満足度↑なのは分かりきっているので。

ひとまずはシングル部門から。

【シングル部門myBEST】
1.笑ってるだけじゃない(22thシングル、1997年10月22日発売)
2.そんなのムリ!(15thシングル、1994年6月22日発売)
3.負けてもいいよ(19thシングル、1996年3月3日発売)
4.Fight!(2ndシングル、1990年9月21日発売)
5.Step By Step(1stシングル、1990年4月21日発売)

元気系としっとり系が少ないシングル部門。
次点は「yell」と「Good-bye Tears」。

彼女「らしい」曲2曲を上位に持ってきました。#1と#2。

「笑っているだけじゃない」は後期の曲ですが、これぞリアル高橋由美子と申しますか(笑)少なくともファンから見た彼女の一番リアルな面を見せているのがこの曲かなと。
彼女のアイドルに対する接し方というのが、まぁ何というか物言うアイドルでございましたから、一筋縄でいかない一本筋の通った様をはっきり見せている曲、というのが選曲理由。

#2は初めて聞いた時に「これ由美子さんの本音じゃないの?」とか思った記憶があるぐらいにインパクトが強かった曲。でも言いたい放題言っている割に後で後悔してる女の子、という設定がもろにシンクロでして(笑)。

#3は癒し系から1曲。このタイトルで出す勇気そのものに感服しますが、彼女の人としての大きさをよく表現している歌詞です。包容力の大きさとか、温かみのようなものが感じられる曲で、落ち込んだときにはとてもすーっと心に入ってくる曲。

#4はようやくアップテンポ系。今回のブックレットで実はこの曲は事実上アイドル部門のスタッフで作られたということが分かりましたが、今の今までアニメ部門での曲だと思ってました。時計を元に戻せるなら、この曲を赤い衣装で歌っていたときの由美子さんを生で見てみたいんですが。あの頃はイベント行くとか考えなかったからなぁ。

ブックレットでご本人も言及してるサンシャイン噴水広場でのイベント、1週間前にほぼ同期(1991年1月デビュー)の中嶋美智代さんが人を集めるだけ集めて中止にしたのに対して、由美子さんのイベントは定員ぎりぎりで何とか開催して、当時のアイドルファンは随分由美子さん贔屓に振れたのを思い出します。

#5はデビューシングル。2nd以降との歌唱力の違いにびっくりしますが、やっぱり忘れられない1曲。1990年4月にTBS系「東京イエローページ」で由美子さんを見ることがなければ、きっとここまでファンにはなっていなかっただろうなと思います。
最初を見ている思い入れって、ずっと引きずるものですね。

【アルバム・C/W部門myBEST】
1.ETUDE
  (6thアルバム「prelude」#3 1993年7月21日発売)
2.A Song For You
  (8thアルバム「Tenderly」#5 1994年7月21日発売)
3.風のプロローグ
  (3thアルバム「dream」#9 1992年3月4日発売)
4.セルロイドの夏休み
  (2ndアルバム「PEACE!」#7 1991年7月21日発売)
5.こんなにそばに居る
  (8thアルバム「アチチッチ~fire version~」C/W
   1992年10月21日発売)
6.天使か悪魔
  (8thアルバム「Tenderly」#7 1994年7月21日発売)
7.愛さずにいられない
  (17thシングル「すき・・・でもすき」C/W 1995年5月24日発売)
8.今度逢えるときには
  (13thシングル「友達でいいから」C/W 1994年1月21日発売)
9.泣いてもいいよね
  (8thアルバム「Tenderly」#4 1994年7月21日発売)
10.8分休符
  (8thアルバム「Tenderly」#8 1994年7月21日発売)

#1は去年のライブにも今回のベスト盤(4枚目#8)にも入ってる珠玉のバラード。
由美子さんの曲から1曲選んで、と言われたらやっぱりこの曲です。
彼女の歌声の最大の魅力は”重さからくる説得力”だと思っています。
それに加えて押しつけがましさのない優しさ。深くすーっと入ってくる歌声に魅せられたのが、一番大きなファンでい続けている要因なのだと思います。
この曲、中野サンプラザのライブ映像の演出でもそうなっているのですが、とにかく闇が似合います。
真っ暗な場所でこの曲を聞くと、とにかく吸い込まれそうになります。

今でも、夜、彼女自身が鼻歌で歌いながら家へ帰るというライナーノーツでのエピソードがとても嬉しかったです(笑)。

#2もベスト盤入り(4枚目#9)した曲ですが、発売当時「この曲を最後に引退するんじゃなかろうか」と噂されながら、もう16年経ちました(爆)。

ライナーノーツで(失笑)と付いていて、これはこれで噴き出しましたが、本人名義作詞曲の3曲のうち1曲。若干20歳でこんな歌詞を書いていたことに驚きますが、由美子さんファンじゃない人がこの歌詞をベタ褒めしていたのを見て、とても嬉しかったことを思い出します。
ある意味「もう一人の高橋由美子が、アイドル高橋由美子を見つめている」曲かなと思っています。

#3、#4、#5はいずれもメロディーラインが大好きな曲。由美子さんの伸びる声質を最大限に活かしている3曲で、自分が本当に落ち込んだときに聞くのは実はこっちだったりします。イメージは北海道の原野というか、とにかく目の前に広がる絶景、という印象。

#6はタイトル先行の選択ですが、なんか「悪魔」って単語は由美子さんの個性には欠かせないと言いますか(笑)。基本「小悪魔」なはしゃぎ方がイメージに張り付いているからかもしれません。

#7、#8はC/W曲。両曲とも1曲目がテレ朝主演ドラマ主題歌で、売上ワンツーの作品ですが、曲として自分が好きなのは実はどっちもC/W。今回のベスト盤にも収録されています(#7は3枚目#2、#8は2枚目#8)。力みがない柔らかさの究極という、安らぎ系のミディアムバラード。こういうゆったり系の曲は癒されます。

#9はアルバム曲ですが、基本は強気系だった当時の由美子さんがこういうタイトル曲歌うとちょっとぐっときます(笑)。

#10はベスト盤収録(4枚目#10)。イメージは函館か長崎の坂道。曲調も独特ですが、この曲の歌詞もどこか「由美子さんを振り返る」的なところがあります。これ作曲、松浦有希さんなんですよね。松浦さん作曲の曲と言えば、同時代のアイドルグループ・ribbonの「virgin snow」って曲も好きでした。

【PV部門myBEST】
1.ふたりの距離
2.いつか逢おうね
3.アチチッチ
4.Good Love
5.yell

今回のComplete Bestにせっかく未発表も含めたPVがいっぱい入ったことでもありますし、PVの方も独立で。

#1、#2は女優さんらしいPVというか、「表情で語っている」系がとても印象的な出来。
歌わない系のPVですが、それだけに表情だけで魅せるのは素敵です。

#3はブックレットであれだけ言及されれば入れざるを得ません(笑)。
そうですか、あの富士の裾野の大爆発は本物なんですか。どこの東映特撮ですか(笑)。

この撮影に関しては良田Pが「彼女は主旨を理解して頑張ってくれた」と褒めてるのに、本人自ら「殺す気か?って思いました」って語ってるすれ違いが爆笑モノでした。
(軽口叩いても本人は納得してる、というのが前提になっているんですが、まぁある意味すごく「らしい」エピソードだなぁと)

#4は「だいすき」とどっち選ぼうか迷ったのですが、いきなりPVに出させられた外国人の皆さん大変だろうなーと。微妙なリズムの取り方してる皆さんが面白すぎました。

#5は2人の高橋由美子が出てくるという作りが面白かったので。
白と黒ならもっとある意味面白かったような気もしますが(違う意味で)。
というか、アイドル時代の由美子さんと今の由美子さんを対談させることができたら相当面白そうですが(笑)。

yellといえば、ブックレットで由美子さんが話されていますが、この曲が主題歌だった日本テレビ系「もう一つのJリーグ」で一回だけ共演したことがある俳優さんが、「ガイズ&ドールズ」で再共演だったのだそうで。

17年ぶりの再共演、ということだそうですが、男性で17年前から活躍されている方というとかなり限られるわけで、誰でしょ? 中本雅俊さんか井上高志さんかな?と思っているのですが、当然のことながらプロフィールにも載ってないんですよね。

2010/10/7追記
インタビュアーさんから教えていただいたのですが、正解は井上高志さんだそうです。良かった当たって。


・・・・というわけでようやく感想完結ですが、最後に4枚目のボーナストラック「瑠璃色の地球」についての感想を。

ライブの時も感動したけど、やっぱり歌い続けているのは大きいんだなぁとつくづく。
ほぼ10年ぶりのレコーディングということでしたが、この10年間、舞台で歌わなかった年は2001年しかないわけで、ある意味「慣れ」ているのは流石だなと。

ミディアムバラードとかは今でも十分通用すると思うので、ぜひ歌手としても活躍を期待したいものです。

改めて今回の企画に関わった皆様に深い感謝を申し上げて、今稿の締めとさせていただきたく。

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コメント

由美子さんの歌は癒し系と、元気付けられ系色々な人に、愛されていたのでは
アイドル時代をほとんど知らない私は
再認識しました。ライブでの盛り上がりは
半端じゃなかったですもの。今回のCD発売は20年のいい記念であるとともに、新たに
アーチストとして再出発の年とになるといいと思います。

投稿: てるてる | 2010/10/04 18:24

喜んでいただけたようで、とにかくホッととしています。

いつもBOXの企画に携わるときは、
「ファンの方に『よかった』と言ってもらえるものを・・・」
ということを最優先に考えているつもりですが、
発売されるまでは正直ドキドキものなのです。

今回は由美子さんがお忙しい時間の合間を縫って、最大限の協力をしてくださったので、
かなりのボリュームのインタビューを掲載することができました。
また「映像は可能な限り、入れましょう」という提案を快く受け入れて、
二層式にしてくださったビクターさんにも感謝ですね。

投稿: hama | 2010/10/05 01:56

てるてるさん>

実はアイドル時代の曲もご存じだと思っていました。ミュージカルから由美子さんを見始めた方に、アイドル時代のことを知っていただけるのはとても嬉しいです。

歌うのは大変、とご本人はおっしゃっていますが、「歌う楽しさ」を知っているわけですから、本島さんがブックレットで語っていただいている通り、ぜひ「歌う」ことはまた始めて欲しいものです。

投稿: ひろき | 2010/10/05 02:12

hamaさん>

コメントありがとうございます。
何度もお邪魔しまして失礼を致しました。(それでもコメント回数は絞ったつもりでしたが・・・笑)

今回の企画で、”お仕事”という側面に+αとして由美子さんのことに関心をもっていただき、インタビュー・構成をしていただいき、より充実した内容として受け取ることが出来ましたことを、ファンの一人としてとても嬉しく思っております。

もちろん由美子さんご自身、そしてビクターさん初め多くの関係者の皆様のご尽力で世に出されたことに感謝しながら、大切に聞かせていただきたいと思っています。

本当にありがとうございました。

投稿: ひろき | 2010/10/05 02:22

色々な人のブログを、たどってみたのですが
アイドル時代の由美子さんのファンの方たち多いですね。
今回のCDもったいなくて封も切ってないという人もいたりしますね。
これだけたくさんのファンもいることですから、あいどる風のライブじゃなくても
由美子さんの歌で癒されている人もいるのだから、ライブをやるべきで
やってほしいと思いました。

投稿: てるてる | 2010/10/05 20:58

てるてるさん>

恐る恐る封を切ったのは本当で、ビニールはがれないようにカッターで丁寧に切りました(笑)。

由美子さんが歌に対して恐る恐るなのは、アイドル風から離れた後期の曲が、思い入れほどには支持を得られなかったことがあるんじゃないかと思います。

もちろんライブも歌手活動もやって欲しいのですが、今回の結果がそのままペイできるだけの状況に即直結するわけでもないので。

でもいいきっかけにはなりそうですよね。流れには逆らわない方ですから。(いっぱい悩むようですけど。)

投稿: ひろき | 2010/10/05 23:01

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