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2010年10月

『プライド』(5)

やっぱり事後報告でしたか(笑)こちら
新妻さんにしちゃ珍しい。
お節介かと思ってBBSに書く直前で止めたのですが、
やっぱり書いとくべきだったかなぁ・・・

関連ページ
音楽座blog こちら
高野さんblog こちら

それなりにチケットが売れているものでパブリシティ系がちょいと動きがゆっくりな舞台「プライド」。

この日は音楽座ミュージカル・高野菜々さんがパーソナリティを務めるTOKYO FM・広島FM「Dream Theater」の二度目のゲスト。
二度目にして最多出演。この番組の第一回ゲストが新妻さんで、1年ぶりの登場ということになります。
高野さんといえば音楽座入りのきっかけが新妻さん(と広島コンサートでバックコーラスとして共演)なことを事あるごとに言ってくれるので、とても嬉しくなります。

2人とも音楽座ミュージカルでモーツァルト役をやったという共通点がありますが、新妻さんがそのことを知ったときに、「以前ファンレターをくれた女の子(広島で一緒に歌った女の子)」だということに気づいたというエピソードが、新妻さんらしくて流石だなぁと。菜々ちゃんの公演初日に新妻さんから花が贈られてて、家族一同大感激という話を聞いてると、心が洗われる気持ちがします。

今週と来週の2週連続出演で、収録自体は先週に2話まとめてされているようですが、内容的には10月24日の池袋コミュニティカレッジで話していた話とちょっとかぶるところもあり。
あの時のMCの方からの「映画と舞台の違い」を問われた時に新妻さん本人がきちんと認識したことなのだと思うのですが、映画をやったことで舞台の良さを知ったというか、また映画をやるならどう取り組めばいいかがわかったような印象があります。

この日、ラジオで初披露された「プライド」の劇中歌のうち、史緒と萌が銀座のクラブで最初に声を重ねるシーンで歌われる曲がこれ。

Bette Midler「Wind Beneath My Wings」(動画こちら
※1988年映画「BEACHES」(邦題「フォーエバーフレンズ」)の主題歌
グラミー賞最優秀レコード賞を受賞した曲で、
邦題は「愛は翼にのって」。

新妻さんがこの曲の歌詞に触れて「あなたが私の翼を運ぶ風」(you are the wind beneath my wings)というところに、”史緒と萌の「お互いを高め合う」共通の思い”に言及してましたが、なるほどなと。

原作を読んでいると、史緒と萌が正反対の性格であるが故に、史緒から萌への思いと、萌から史緒への思いって随分違うと思うのですが、それでも「相手を必要とする」思いだけは共通していて、それは萌でさえ打算ではないというところに、「プライド」という作品のすがすがしさがあるんだと思うんですね。

確かに、この曲を新妻さん・笹本さんでハモるかと思うと、背筋に電気が走るぐらい素晴らしいと思うのですが、ただ一つの懸念事項というのが、この曲、英語で歌うんでしょうか日本語で歌うんでしょうか・・・
新妻さんの英語には心配なんて欠片もあるわけもありませんが、
玲奈ちゃんは英語歌うとどうしても「日本人が英語頑張ってます」になるから(苦笑)、できれば日本語でハモって欲しいんだけどなぁ・・・

歌詞読んでると、史緒が萌へ上から目線で(爆)感謝してる曲にも思えてきて苦笑しちゃいますが。萌が史緒の影として存在するなんて、2巻の萌が納得できるわけないと思うんですが(笑)。

史緒が歌い出しで萌が答えて、最後はシンクロするような感じに持っていく様が想像できます。ちなみに和訳こちら

なんか動画見てるといかにも曲調的にフィギュアスケートで使われそうな感じの曲なんですけどね。(ちなみに笹本さん&新妻さんの共演を想像して一番最初に浮かんだ作品は「ワン・モア・ジャンプ」という作品でした(小学館漫画賞受賞作品・赤石路代先生)。
七瀬帝が笹本さんで一色緋夏が新妻さん。)

映画版(ステファニーが演じた史緒と、"結婚おめでとうございます"
満島ひかりさんが演じた萌)はそこにあたる曲が「A Song For You」だったことに思い出して、久しぶりに見てみましたが、選曲の指向がやはり似ていますね。銀座のクラブの豪華さに合った高貴な感じで素敵です。

そういえば、共演者紹介で蘭丸役の佐々木喜英さんを
「イケメンさん」と称していたのが新妻さんらしくて噴いちゃいました(「さん」を付けるところが)。
製作発表で初対面だったそうですが、4人の中では佐々木さんはまだ馴染んでいなかった印象があるので、そこはちょっと心配。
昨日発売の雑誌インタビューも見てきましたが、やはり稽古前ということもあり、自分以外との役(者)との関係性、というコメントは出てきていないので、どこまで打ち解けられるかが鍵かなと。

鈴木さんはさすがに年の功で、笹本さんと新妻さんの間に納まって手を伸ばしている写真(これ)の微笑ましさも含めて素敵でしたが。

笹本さんとの共演の話にも、今までで一番長く触れていたのですが「笹本さんと私(新妻さん)は持ち味が違うから、同じ役でも違う持ち味で演じることができるから、いつも同役に配役されるんだろうな」と言っていたのが印象的。
確かに年齢5歳も違う2人が3つも同役に配役というのは天文学的な確率ですね。

「育ってきたバックグラウンドも目指しているところも多分違うと思うので」という表現は新妻さんらしいコメントだなぁと。
それにしてもなんなんですかその含んだようなコメントは(笑)。

「今回キャラクターの違う役で初めて共演が果たせるのは納得だし嬉しい」とおっしゃっていましたが、今まで同じ役ばかりやってきた玲奈ちゃんと今回共演するにあたっての、
それは新妻さんにとっての”納得”なのかなと。

ずっと一緒の役をやってきた玲奈ちゃんに対して、これからは違う役でやっていくんだなという、新妻さんなりの認識を今回ちょっと感じます。池袋CCの時も感じましたが、あえて「年齢が5つも違う」ことをここのところ言葉に出すようになったところに、言葉は変ですが「新妻さんにとっての笹本さんとの関係性の再構築」をちょっと感じます。

同じ時期にエポに入って今回、エポとファンテに分かれたというのは大きい気がします。
同じ役をずっとやってきたけど、年齢的には知念ちゃんが同年齢なわけで、この辺、見ている客からするとちょっとイメージがずれてる感じが。
自分なんかずっと、知念ちゃんと由美子さんが同世代、
新妻さんと玲奈ちゃんが同世代だというイメージで見てましたからね。(実はそれぞれ5歳前後違う)

今回に限って感じた話ではないのですが、新妻さんは「それが自分の本意であろうとそうでなかろうと、”納得”することで前に進める役者さんなのかな」と思ってしまいます。あまり表面に見せませんが、最近新妻さんを見てて思うのは、イメージと違ってけっこう頑固な役者さんじゃないかなと思います。
(ドラロマで「ラマンチャの男」を歌うために小林香さんとバトルしまくって、最後は勝ち取ったってエピソードを聞いて、さすがだなーと思ったんで。)

まぁ、「歌についての駄目出しを素直には聞けないタイプかもしれませんね」と言ってた過去もあるぐらいですから、そんなの今さらかもしれませんが(笑)

ちょいと追記2010/11/01
・最近「プライド」の原作を読み返しているのですが、ラストで微妙な気持ちになったのは、「史緒が成功した」ということではなく「萌がいなくなった」からなんだな、というのに気づいて。
邪推かもしれないけれど、二度と続編が書けないように(書かないで済むように)、一条先生が萌を退場させたんじゃないか、と邪推するぐらい。
「別に萌が生きていたって史緒の成功には関係ないじゃん」ということに気づきました。

そういえば、原作的には史緒の方が美味しい役だから、萌をやる新妻さんはモチベーションが大変だろうなぁ、とこの作品の舞台化発表時に心配したけれど、まさか開幕1ヶ月前の時点で史緒をやる玲奈ちゃんの方を心配することになるとは思っていなかったな。
あと1ヶ月、ようやく稽古が始まったあたりですが、日が近づく度に心配になるので早く気持ちを落ち着かせたい・・・

今月はMOZART!の初日も控えていますし、天候不順も続いていますので、演者の皆さまのベストコンディションを願いつつ、そして自分のコンディションも保つことを目標にしたいものです。

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『新妻聖子の広がる才能~ミュージカル・ライブそして映画へ』

池袋コミュニティカレッジ
2010.10.24(Sun.) 14:00~17:20

池袋に10年以上住んでいるのに一度も足を踏み入れたことのない、セゾン系公開講座プラザ、池袋コミュニティカレッジ。新宿の朝日カルチャーセンター(35周年)に次ぎ、30年の歴史を持つ老舗だそうです。

行って今後の予定をディスプレイで眺めていると、岡幸二郎さんが11月に公開講座をされるのですね(今年で3回目)。
”ミュージカルを一つの文化的ジャンルとして力を入れている”と話された池袋コミュニティカレッジ(以下、池袋CCと略します)の担当者さん談。ちなみにこの方、「聖子さんの大ファンです」と公言してました(笑)。呼び方が「新妻さん」ですらないその強者さ大好きです(爆)。

第1部は映画「アンダンテ~稲の旋律」の鑑賞会。
100分ということでしたがこの映画108分なので、やはりというか10分押しました。

この映画を見るのは3度目(有楽町の朝日ホール試写会、ポレポレ東中野で各1回)で実に9ヶ月ぶりですが、何というか元気な新妻さんを見慣れていて、かつ前髪が変わった新妻さんを見てしまったので(笑)、ちょっと雰囲気が違うように思えます。

第2部の司会者の方にも後で「感じが違いますね」と言われてましたが、前方席みなさん「前髪がね。」と心の中で呟いたような気が(笑)。

期せずしてセンター席が選べたので、実は上映してる作品の時間が見えたりするんですが(デジタルなので、というか単にDVDなのでは)意外に最後が駆け足なんですね、この作品。あと20分であのエピソードもこのエピソードも入れ込むのか!と思ったらまさに怒濤の仕上げでエンディング”千華ちゃんPV”へのなだれ込み。
久しぶりに見る”千華ちゃんPV”は凄く良かった。
そりゃ見ようとすればLive DVDで見れるんですけど、やはりあれは大画面で見てこそ。(ここのホールは中画面ぐらいですが。)

そして30分の休憩を挟み、司会者&新妻さん登壇してのトークショー。ここの司会者さんは先ほどの方とは別で、池袋CCのミュージカル講座を担当されている男性の方(ちなみに前任は小藤田さんだったそうです)。

○「アンダンテ~稲の旋律」(映画)
「印象が違いますね」は先ほど書きましたが、ここでのエピソードいくつか。

・舞台と映画の演技の違い。
 舞台で演技するときはお客さんとの関係性でどこを出そうかというのが、目の前のお客さんとの距離感で判断できるから、ある点自分の演技プランでできる。ところが映画の場合、目だけ切り取られるか全身が映るか、引きかとか、すべて監督さんとカメラマン次第なので、とても大変、と。

・一発勝負。
 鍋をちゃぶ台返しするシーンを例に出してましたが、”本番一発勝負大好き”の役者(本人談)なので、テストで力を出し切って、本番に息切れしかねない状態だったのだとか。ちなみに、金田監督はしまいにはそれに気づいて「新妻、テストなしに本番ね」とか言われてたらしい。そりゃ見抜かれるか。

・休憩時は「ミス・サイゴン」。
 この作品の相手役はご存知の通り、新妻さんとは「ミス・サイゴン」で共演している筧利夫さん。筧さんに現場で挨拶したとき

「やー、聖子ちゃん売り飛ばしちゃいそうだよ
「おさえておさえて」
 だったそうです(笑)

 で休憩時は2人サイゴンやってた(歌ってた)そうで、

 筧さん「俺もミュージカルやってるんだよ!」
 ・・・が言いたかったそうです筧さん。

○「プライド」(2010年12月、シアタークリエ他)
 そういえばこの日の客層、半分強がミュージカル系の方(更にその半分は新妻FCの方)で、3分の1が舞台未見の方ですが、ここら辺からトークが完全にミュージカル系に移行していきます。司会者さんは専門的な方に持っていこうとするのですが、本人いわく「不真面目な方向にしますんで」と最初宣言していたとおり、相変わらずのフリーダム系で進行します。

・最初から心配でした。
 司会者さんから「ミュージカル界の2大ディーヴァ、待望の初共演!」のチラシのキャプチャを振られて曰く。「最初チラシ見たときから不安だったんですよ。これ絶対皆さんミュージカルだと思いますよね? ミュージカルじゃないんですよ(笑)」

 「すると音楽劇という感じですか?」という問いには「音楽劇でさえないんですよ。むしろストレートプレイに音楽が付いてくる感じです」だそうで。

※blogで頑なに「音楽劇」と書いているのは新妻さんのそういう判断によるものだそうです。

 稽古は今週から、玲奈ちゃんとの歌稽古からスタートするそうです。

・問う方も問う方だけど。
 麻見史緒と緑川萌、どっちが玲奈ちゃんでどっちが新妻さんか、これはこの作品の舞台化が発表されて以来、数限りなく論じられてきた話ですが、製作発表で玲奈ちゃんが言ってた「話が最初に出た時にはどっちが史緒でどっちが萌かはわからなかったんですけど」という話が、この日、新妻さんからも出ました。

 新妻さん曰く「史緒と萌どっちがやりたいですか」と聞かれたそうで(笑)。

 この手の2人なら皆さんが想像するのはガラカメ(ガラスの仮面)でしょうけど、あの2人はどっちもいい娘じゃないですか。

 でも、この2人どっちも性格悪いじゃないですか(会場内爆笑)。

 で、萌はそれに輪をかけて性格悪くて(笑)

 でもまぁ女優としてはこのエキセントリックさは演じてみたいなと、そう思って希望を出しました、だそうです。

 こうなると玲奈ちゃんがどっちの希望を出したのかに興味はあるなぁ。意外に2人とも萌だったんじゃないかな?と思うんですが。(玲奈ちゃんは原作読んだときは「萌に感情移入してた」と言ってましたし。)

 そういえば新妻さん、「玲奈ちゃんは5つも年下なので」と言ってたのが意外。玲奈ちゃんとの年の差をあえて口に出したのは初めてな気がする。
同志とはいえ、「違う世代として一緒に生きていく」ことを肌で感じているのかもしれません。

・舞台としては。
 何しろ4人芝居なので命懸けで期待に応えられるように頑張ります、と締めていました。そりゃ確かに外国にも行っちゃうし装置転換は大変そうだ(演出の寺崎さんもご自身のblogでおっしゃっていましたが)。

そういえば、「プライド」絡みの情報ですが

◇雑誌「Sparkle Vol.7」(メディアボーイ発行)
 池之端蘭丸役、佐々木喜英さんが登場。
 10月30日(土)発売予定。予価1,600円(ムック扱い)

◇ラジオ「Dream Theater」(TOKYO FM)
 音楽座・高野菜々さんが去年からパーソナリティを務めるラジオに、新妻さんが2週連続登場。
 高野さんの初回・2回目が新妻さんでしたので、今回が2度目(1年半ぶり)になります。
 何と作品の楽曲がここで初披露だとか。
 10月30日(土)、11月7日(土)それぞれ25時から。高野さんblog 

 というか、10月16日(土)、23日(土)は神野副社長役・鈴木一真さんがゲストだったそうで、実は「プライド」出演者で4週連続らしいんですが。

◇開幕前イベント
 11月14日(日)、18時~シアタークリエにて。
 応募ページこちら
 10月29日(金)18時まで、11月1日(月)発表です。

 現時点で行けることが確定しておりますが、体調だけは万全にしとかなくちゃ。

 そういえば、新妻さん&玲奈ちゃんがキャストに決まった時、「クリエなんて小さいところで大丈夫かなぁ。客の鼓膜が」と言われてたのをふと思い出しました(笑)。

○青空!(2011年1月~2月、赤坂ACTシアター他)
・モノクロチラシ。
 司会者さんがおもむろに取り出した紙。「チラシがまだということでモノクロで持ってきたんですけど」という言葉に対して新妻さん、「言って下さればカラーで印刷してきましたのに!」(笑)・・・どんだけ・・・

・舞台に立つ理由。
 司会者氏「1人芝居だと一挙首一投足が注目されるじゃないですか。大変じゃないですか?」
 新妻さん「私そういうの大好きです」
 司会者氏「役者さんの中には見られると緊張する人もいるみたいですね」
 新妻さん「信じられないです。世相ですかね。
      私、人に見られたくて舞台に立ってるのに(笑)」

 ・・・さすがとしか言いようがないと言いますか。

○国民の映画(2011年3月~、パルコ劇場他)
・舞台は1940年のベルリン、実在した(司会者さんいわく最近までご存命だったそうです)の女性映画監督の役だそうです(というかこの作品、実在の人物しか出て来ないそうです)。

・この役が来たきっかけは「nine the musical」で新妻さんが演じたルイーザを見た三谷幸喜さんが声をかけてくださったから、なのだそうですが、むしろそれは紫吹さん演じたリリアンな気もするんですが・・・

・ちなみにこの作品も「台本は上がってません、まだ上がる時期ではないのですが」
に加えて

「これから私がやる作品で台本上がってるのレミゼだけです(会場内爆笑)」

・・・そ、そーか(汗)。

○レ・ミゼラブル(2011年5月~、帝国劇場)
・エポニーヌはどこかで切りをつけなくては、と思っていてそれの最長が前回公演だったので、悔いなく卒業できたんだけど、すぐいきなりファンテーヌというのはお客さんに対して不誠実なのかと、ずいぶん迷った、とのこと。

・ジョン・ケアードにも相談したんですが、ファンテーヌの押さえておけばいいポイントはここだから、と言われて。
で、極めつけはその頃「キャンディード」をやっていたのですが

『プチ・クネゴンデ』のつもりでやればいいよ」(会場内大爆笑)

・・・ジョンさすがだ(笑)これをエピソードで出す新妻さんもこれまたさすが。

・そういえば司会者とのやりとりで一番笑ったのここ。
 司会者氏「レミゼは台本が上がっているそうですが」
 新妻さん「(ひとしきり絶句して)それ冗談ですよね?」
 司会者氏「(何か変なこと言ったかなと戸惑いつつ)ええ、冗談半分です」

 ・・・漫才ごちそうさまです(爆)。

・そういえばパート2
 司会者氏「レミゼはまだチケット発売されてないですか?」
 新妻さん「どうでしたっけ?まだですか?(と客席へ質問)」
 客席の一部「(首を横に振る)」
 新妻さん「まだだそうです。これは皆さんに聞くのが確実なんですよ(笑)」

 ・・・だから(笑)



ここからはミニライブとして3曲。
間にMCを新妻さん自身が挟みますが、そこで笑わせることも忘れません。

1.アンダンテ
2.On My Own/レ・ミゼラブル
3.Time To Say Goodbye/アルバムバージョン

#2は「いつかやる日が来るかもしれないけど、今は大切に蓋をして。ほとんど歌い納めになるかもしれないこの曲を」との前振りで、今となっては本当に貴重なエポニーヌでした。

#3は新妻さんライブ・コンサートでの定番送り出し曲ですが、この日は恐らく初のアルバムバージョン。実に貴重でした。つかこの3曲、普通の人じゃ間違いなく苦行。これ歌って普通だってんですからさすがです。

この後は物販購入者対象にサイン色紙贈呈&握手で終了。
池袋お土産を渡せて満足でした(自分用にも買ってきましたが美味でした)。

池袋CCの方のご案内で「購入者じゃなくてもサイン色紙もらえる」かのようになっていましたが、さすがにそれはストップがかかったらしく、ちょいと混乱していましたが、全体で見ればさすがは新妻さん、という完成度のイベントでした。

内輪受けに走っている部分のトークも一部あったとは思うけれども、新妻さんのトークは必ず「初心者向けの補足説明」をきちんと入れているから、こういった場所でも凄くわかりやすく溶け込める。
彼女の魅力は、リポーターをやっていたときの経験とか、異常な程にお客さんよりの感想とか、プロとアマチュアの部分を良い意味で併せ持ったところなのだろうなと、改めて思うのでした。

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『新妻聖子FC みんなのお茶会9杯目』

2010.10.17(Sun.) (14:00~)15:10~16:40
都内某所

イベントにせよ舞台にせよ、遅刻が嫌いな私ですが、
今回だけはどうしようもなく遅刻です。
半ば業務命令の某応用情報技術者試験というものを受けておりまして・・・
実は合格したんですけど。

当初見込んだ時間より10分だけ長くなったものの、何とか会場に滑り込み。

会場入口の偉いおじさまに声をかけさせていただき、最後部の調整席へ座らせていただきました。

セットリストは一部、他blog様から引用させていただいております。

(1.top of the world)
(2.命をあげよう)
(3.私だけに)
4.SPAIN(I Can Recall)
5.アンダンテ

ちなみに( )で囲った前半3曲が聞けなかった曲。
3曲とも、一度はライブで聞いたことがある曲ですが、新妻シシィは聞きたかったです。

○SPAINの話
この日M4の「SPAIN」はネタをばらすための振りだったらしいのですが。

今年のよみうりホールライブ「LIVE MOMENTS」で披露されたこの曲、実はDVDでは捌けミスと入りミスをやってるんだそうです(笑)。

早く捌けすぎて「バンドメンバーが焦りまくってるのが映像に残ってる」だそうで、「皆さん帰ったら見てみてください」とのお勧めに従い見てみたのですが、よっぽど注意しないと分からないです。見た限り、パーカーションの方とベースの方がちょっと戸惑い、そしてコーラス2人が顔を見合わせてる(爆)。

そんな中でも強引に特別バージョンで飛ばしまくるピアノ・扇谷研人氏さすがです。ま、扇谷氏は終演後に新妻さんに「SPAINは大変だったねー」って言ったら「えっ、何でですか」って返事が返ってきて、本人全然気づいていなかったというオチでしたが。

入りミスの時にパーカッションの見せ場とかぶったのはさすがにわかりますね。
さすがにこれは噴いてしまった。



入った時間は、客席から希望者を壇上に上げてのキーワイドクイズ中。
3人+新妻さんで4文字の言葉を揃えるというクイズで、結局2組だけだったようです。
当選者には韓国お土産のお茶をプレゼント。

2組目はなんだか問題が奇妙にマニアックになって、

「飼い犬・天馬君の犬の種類は○○○○・スパニエルである」

みたいな(笑)→正解は「チベタン・スパニエル」
ヒントで山崎さん(新妻さんFC)が「チベット」ってまんまのヒント出してましたけどね(笑)

「天馬君はいつから新妻家にいるのか、西暦○○○○年からである」

のところで約1名、不正発覚(爆)。2を1に変えてました。
ちなみに正解は1996年。もう干支一回りしたのね。

ちなみにこの日のゲストは天馬君でした。こちら

新妻さんのコメントが奮っていて、「もう高齢なので、皆さんにお目通しを」だそうです。

この後プレゼントコーナー突入。

○「いけふくろう」ぬいぐるみサイン付。
1月の東京芸術劇場・ニューイヤーコンサートの打合せで豊島区の事務所に行った際、区の担当者の方に「凄いんですよこのマスコット!」と力説されたものらしく。
なんか本人引きまくってたらしいですが(笑)
仮にも全国2位の乗降客数を誇る駅を擁する自治体がそんな物言いはヤメて、と思う私は実は豊島区民(爆)。

ちなみに「池袋区」とおっしゃっていました、姫。

池袋って新しい地名で、山手線が出来たときに駅がなかったぐらいのところなんですよね~(目白の次は大塚で、赤羽に分岐するときに池袋駅ができたのです)。

○ドラロマTシャツ。
あげるの許可もらってないそうです(笑)
間違って前側に写真が付いている方をご自身の手元に残したそうで、この日のプレゼントは背中版。つまり、CCレモンホールで着てた方です。

○旭爪あかねさんの「稲の旋律」続編本「月光浴」。
前回楽屋に忘れられてプレゼントされなかったこの本。
この日持ってきたら、外カバーだけこの本で、中身は別の本だったそうです。
※ちなみに正確には続編が「風車の見える丘」で、最終章が「月光浴」のようです。

他、イリアスポスター、写真立て5種類とサクサク進行。

この辺のMCで凄かったのが、
「『キャンディード』とか『イリアス』とか、話してないですよね。でも言いたいことはほとんど全部会報に書きましたから、会報見てください!」
・・・・これで終わらせちゃったよ、つえーーー(笑)

○不意打ちお祝い会
本人が捌けた後は、内緒にしてたお誕生日お祝い会。
ピアノの扇谷研人さんをこっそり迎え入れ、会場で募った書き込み寄せ書きを渡し、バースデイケーキを渡すというわけで・・・

いきなり「Happy Birthday To You~」なわけですが、面食らっても声が裏返る程度で乗り切っちゃうのが流石新妻さん。

寄せ書き見て「ありがとうございます。掛け布団にして寝ます」ってあたりは、敷き布団じゃないからきっとセーフなんでしょう(爆)。

寄せ書きの企画元祖は玲奈ちゃんのピーターパン150回記念なんでしょうが、お2人とも仲々の反応でしたから、書く方からしてみれば癖になるかもしれませんね。
玲奈ちゃんはそういえば身体に巻いてたなぁ。
2人とも壁に貼るんだそうです。

今回、残念ながら私は到着が遅かったので書けませんでしたが。

それにしても今回、遅刻したにも関わらずスムーズに会場内に誘導くださり、終演後にお菓子にもご案内くださり(本来は開演前のみのお楽しみ)、FCのおじさま(というかもしかして社長様ではございませんか?)にはとてもお世話になりました。

アンケートにも書いたのですが、やることなすことプロなのに、温かみもちゃんとある新妻さんFC[s-presso!]。
や、別に宣伝のサクラではないのですが(笑)、そのありがたみをひしひしと感じる今回のお茶会でした。

150人以上いると思われる会員1人1人とツーショット撮影、疲れも見せず最後までこなされていた新妻さんの素晴らしさにただただ感服(というか終わった後「NHK歌謡チャリティーコンサート」のリハーサルって・・・どんだけ身体も喉も頑丈なんだか)。

写真撮っていただいたときに「プライド」の話もちょっとだけできて嬉しかったです。

間近で見た前髪ぱっつんの新妻さんは、なんか年齢上がったのに若返ったような感じがしました(本人の前で言っていいものなのかわからないのですがその感想・・・笑)

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高橋由美子ベスト盤「STEPS」(3)

コンプリートベスト盤発売記念、mybest語ってみましょう回。
完全に趣味に走ることを先に宣言しておきます。



とりあえず、ようやくPV集見終わりました。

正確にはライブ部分はまだなのですが、DVDからの再録なので、恐らくデジタルリマスターではないとするなら、内容は分かっているので今週末に持ち越し。

自宅のテレビは貧弱なので、実家に帰ったときに大画面で見た方が満足度↑なのは分かりきっているので。

ひとまずはシングル部門から。

【シングル部門myBEST】
1.笑ってるだけじゃない(22thシングル、1997年10月22日発売)
2.そんなのムリ!(15thシングル、1994年6月22日発売)
3.負けてもいいよ(19thシングル、1996年3月3日発売)
4.Fight!(2ndシングル、1990年9月21日発売)
5.Step By Step(1stシングル、1990年4月21日発売)

元気系としっとり系が少ないシングル部門。
次点は「yell」と「Good-bye Tears」。

彼女「らしい」曲2曲を上位に持ってきました。#1と#2。

「笑っているだけじゃない」は後期の曲ですが、これぞリアル高橋由美子と申しますか(笑)少なくともファンから見た彼女の一番リアルな面を見せているのがこの曲かなと。
彼女のアイドルに対する接し方というのが、まぁ何というか物言うアイドルでございましたから、一筋縄でいかない一本筋の通った様をはっきり見せている曲、というのが選曲理由。

#2は初めて聞いた時に「これ由美子さんの本音じゃないの?」とか思った記憶があるぐらいにインパクトが強かった曲。でも言いたい放題言っている割に後で後悔してる女の子、という設定がもろにシンクロでして(笑)。

#3は癒し系から1曲。このタイトルで出す勇気そのものに感服しますが、彼女の人としての大きさをよく表現している歌詞です。包容力の大きさとか、温かみのようなものが感じられる曲で、落ち込んだときにはとてもすーっと心に入ってくる曲。

#4はようやくアップテンポ系。今回のブックレットで実はこの曲は事実上アイドル部門のスタッフで作られたということが分かりましたが、今の今までアニメ部門での曲だと思ってました。時計を元に戻せるなら、この曲を赤い衣装で歌っていたときの由美子さんを生で見てみたいんですが。あの頃はイベント行くとか考えなかったからなぁ。

ブックレットでご本人も言及してるサンシャイン噴水広場でのイベント、1週間前にほぼ同期(1991年1月デビュー)の中嶋美智代さんが人を集めるだけ集めて中止にしたのに対して、由美子さんのイベントは定員ぎりぎりで何とか開催して、当時のアイドルファンは随分由美子さん贔屓に振れたのを思い出します。

#5はデビューシングル。2nd以降との歌唱力の違いにびっくりしますが、やっぱり忘れられない1曲。1990年4月にTBS系「東京イエローページ」で由美子さんを見ることがなければ、きっとここまでファンにはなっていなかっただろうなと思います。
最初を見ている思い入れって、ずっと引きずるものですね。

【アルバム・C/W部門myBEST】
1.ETUDE
  (6thアルバム「prelude」#3 1993年7月21日発売)
2.A Song For You
  (8thアルバム「Tenderly」#5 1994年7月21日発売)
3.風のプロローグ
  (3thアルバム「dream」#9 1992年3月4日発売)
4.セルロイドの夏休み
  (2ndアルバム「PEACE!」#7 1991年7月21日発売)
5.こんなにそばに居る
  (8thアルバム「アチチッチ~fire version~」C/W
   1992年10月21日発売)
6.天使か悪魔
  (8thアルバム「Tenderly」#7 1994年7月21日発売)
7.愛さずにいられない
  (17thシングル「すき・・・でもすき」C/W 1995年5月24日発売)
8.今度逢えるときには
  (13thシングル「友達でいいから」C/W 1994年1月21日発売)
9.泣いてもいいよね
  (8thアルバム「Tenderly」#4 1994年7月21日発売)
10.8分休符
  (8thアルバム「Tenderly」#8 1994年7月21日発売)

#1は去年のライブにも今回のベスト盤(4枚目#8)にも入ってる珠玉のバラード。
由美子さんの曲から1曲選んで、と言われたらやっぱりこの曲です。
彼女の歌声の最大の魅力は”重さからくる説得力”だと思っています。
それに加えて押しつけがましさのない優しさ。深くすーっと入ってくる歌声に魅せられたのが、一番大きなファンでい続けている要因なのだと思います。
この曲、中野サンプラザのライブ映像の演出でもそうなっているのですが、とにかく闇が似合います。
真っ暗な場所でこの曲を聞くと、とにかく吸い込まれそうになります。

今でも、夜、彼女自身が鼻歌で歌いながら家へ帰るというライナーノーツでのエピソードがとても嬉しかったです(笑)。

#2もベスト盤入り(4枚目#9)した曲ですが、発売当時「この曲を最後に引退するんじゃなかろうか」と噂されながら、もう16年経ちました(爆)。

ライナーノーツで(失笑)と付いていて、これはこれで噴き出しましたが、本人名義作詞曲の3曲のうち1曲。若干20歳でこんな歌詞を書いていたことに驚きますが、由美子さんファンじゃない人がこの歌詞をベタ褒めしていたのを見て、とても嬉しかったことを思い出します。
ある意味「もう一人の高橋由美子が、アイドル高橋由美子を見つめている」曲かなと思っています。

#3、#4、#5はいずれもメロディーラインが大好きな曲。由美子さんの伸びる声質を最大限に活かしている3曲で、自分が本当に落ち込んだときに聞くのは実はこっちだったりします。イメージは北海道の原野というか、とにかく目の前に広がる絶景、という印象。

#6はタイトル先行の選択ですが、なんか「悪魔」って単語は由美子さんの個性には欠かせないと言いますか(笑)。基本「小悪魔」なはしゃぎ方がイメージに張り付いているからかもしれません。

#7、#8はC/W曲。両曲とも1曲目がテレ朝主演ドラマ主題歌で、売上ワンツーの作品ですが、曲として自分が好きなのは実はどっちもC/W。今回のベスト盤にも収録されています(#7は3枚目#2、#8は2枚目#8)。力みがない柔らかさの究極という、安らぎ系のミディアムバラード。こういうゆったり系の曲は癒されます。

#9はアルバム曲ですが、基本は強気系だった当時の由美子さんがこういうタイトル曲歌うとちょっとぐっときます(笑)。

#10はベスト盤収録(4枚目#10)。イメージは函館か長崎の坂道。曲調も独特ですが、この曲の歌詞もどこか「由美子さんを振り返る」的なところがあります。これ作曲、松浦有希さんなんですよね。松浦さん作曲の曲と言えば、同時代のアイドルグループ・ribbonの「virgin snow」って曲も好きでした。

【PV部門myBEST】
1.ふたりの距離
2.いつか逢おうね
3.アチチッチ
4.Good Love
5.yell

今回のComplete Bestにせっかく未発表も含めたPVがいっぱい入ったことでもありますし、PVの方も独立で。

#1、#2は女優さんらしいPVというか、「表情で語っている」系がとても印象的な出来。
歌わない系のPVですが、それだけに表情だけで魅せるのは素敵です。

#3はブックレットであれだけ言及されれば入れざるを得ません(笑)。
そうですか、あの富士の裾野の大爆発は本物なんですか。どこの東映特撮ですか(笑)。

この撮影に関しては良田Pが「彼女は主旨を理解して頑張ってくれた」と褒めてるのに、本人自ら「殺す気か?って思いました」って語ってるすれ違いが爆笑モノでした。
(軽口叩いても本人は納得してる、というのが前提になっているんですが、まぁある意味すごく「らしい」エピソードだなぁと)

#4は「だいすき」とどっち選ぼうか迷ったのですが、いきなりPVに出させられた外国人の皆さん大変だろうなーと。微妙なリズムの取り方してる皆さんが面白すぎました。

#5は2人の高橋由美子が出てくるという作りが面白かったので。
白と黒ならもっとある意味面白かったような気もしますが(違う意味で)。
というか、アイドル時代の由美子さんと今の由美子さんを対談させることができたら相当面白そうですが(笑)。

yellといえば、ブックレットで由美子さんが話されていますが、この曲が主題歌だった日本テレビ系「もう一つのJリーグ」で一回だけ共演したことがある俳優さんが、「ガイズ&ドールズ」で再共演だったのだそうで。

17年ぶりの再共演、ということだそうですが、男性で17年前から活躍されている方というとかなり限られるわけで、誰でしょ? 中本雅俊さんか井上高志さんかな?と思っているのですが、当然のことながらプロフィールにも載ってないんですよね。

2010/10/7追記
インタビュアーさんから教えていただいたのですが、正解は井上高志さんだそうです。良かった当たって。


・・・・というわけでようやく感想完結ですが、最後に4枚目のボーナストラック「瑠璃色の地球」についての感想を。

ライブの時も感動したけど、やっぱり歌い続けているのは大きいんだなぁとつくづく。
ほぼ10年ぶりのレコーディングということでしたが、この10年間、舞台で歌わなかった年は2001年しかないわけで、ある意味「慣れ」ているのは流石だなと。

ミディアムバラードとかは今でも十分通用すると思うので、ぜひ歌手としても活躍を期待したいものです。

改めて今回の企画に関わった皆様に深い感謝を申し上げて、今稿の締めとさせていただきたく。

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『笹本玲奈ディナーライブ』

2010.10.2(Sat.) 19:00~21:00
大手町マンハッタンブルー(東京サンケイビルB2F)

名前はまだないこのライブ。
今後に向けて、この日のアンケートで名前を募集するらしいです。

アンケートに「crystal stage」って書いてきました。
選ばれたら褒めてください(笑)。

今日もライブがあるのでセットリストはネタバレです。
お気にされる方は早速回れ右で!





【セットリスト】
第1部
 1.Cinema Itariano/映画「nine」より
 2.早く王様になりたい/劇団四季「ライオンキング」より
 3.鉄道猫/劇団四季「CATS」より
 4.彼らの心は天国に
  /劇団四季「ジーザス・クライスト・スーパースタ-」より
 5.Till I Hear You Sing/(日本未公開作)Love Never Dies
  ※「オペラ座の怪人」の続編

第2部
 6.もう一度/竹内まりや
 7.ただ泣きたくなるの/中山美穂
 8.tomorrow/ミュージカル「アニー」より
 9.チャイナ・ドール/ミュージカル「マルグリット」より
10.Good Morning Baltimore/ミュージカル「ヘアスプレー」より
11.Wild Flower/superfly(フジテレビ系ドラマ「GOLD」主題歌)

アンコール
12.so close/映画「魔法にかけられて」より

※曲名を修正しました。tomさん、ありがとうございました。



10周年記念で一昨年、天王洲銀河劇場でショー形式の「jewel」はありましたが、ライブ形式は初めて。12卓×10人掛けでしたので、2日間で240席ということのようです。

開演直前に笹本さんのお母上がご来場され、円卓ではなく別の椅子で鑑賞されていました。

黒のシックな装いで登場(似合ってます)した玲奈嬢ですが、このライブの特徴はと言えば、何と言ってもトークが長い長い。

当人自ら「トークショーは苦手で、塩田さんみたいに喋る人に頷いているだけなんですよ(失笑)」とか言ってるのに、でも結果からすると120分(うち休憩15分)で12曲だから、逆算すると45分のセルフガールズトーク。
2幕で振り返って「トーク長すぎで予定より押してるんです」とか言ってましたが。

というか、表で書けない話ばっかりするのやめい(笑)。

ミュージカル曲とJ-POPで合わせて12曲。
ことごとく自分の演じた役は外して、かつ東宝作品も全て外れたので、1幕なんぞまさかの劇団四季メドレー(ちなみに四季会会員だそうな)。

何しろ1曲目からしてまさかの曲ですからね。

シアタークリエ「DRAMATICA/ROMANTICA」で知念ちゃんリードボーカルで、井上くん&彩吹さん、新妻さん&金さんと全員登場でやったあの曲を1人でやるわけですから、やっぱりちょっと弱い。

「ノリノリで始めたかった」と本人談の選曲理由ですが、相変わらずチャレンジャー気味なところはあります。歌唱についても本調子ではないのか、力任せに出している感じがするかな。新妻さんだといくら鼓膜に突き刺さるような高音でも、クリアに入ってくるんだけど、玲奈ちゃんが大音量でやるとその辺が少し聞きづらいのが玉に瑕。

2曲目は「今年の想い出と言えば一番印象深いのは8年ぶりの『ピーターパン』なのですが」と、その曲歌うと匂わせながら、しかしながら「(8月の)FCイベントで『これで最後』って言ったので歌いません(会場内笑)」ってことで少年曲として選んでました。

全編通していいなーと思ったのは#6の「もう一度」。

玲奈ちゃんの歌い方って基本、真面目なので、特に英語曲とかは緊張しまくってるし、それに比べると、まさに伸び伸び歌ってる感じのこの曲は凄い良かった。

作品からもミュージカルからも役からも離れて1人の女性として歌う彼女の姿は、新鮮でしたし結構良かった。ただ、#7の中山美穂さんの曲を歌ったときにより強く思ったけど、玲奈ちゃんの声がどうやって深みを増していくのかってのはこれからの課題なのかもしれません。実はアイドル時代の美穂さんは苦手な方だったのですが、玲奈ちゃんがこう歌うと、美穂さんって凄かったんだなぁと感じます。

この2曲は特に「包容力」のような空気を問われる曲だからこそ、特にそう思ったのかもしれませんが、どちらかといえば「鋭さ」が特徴的な彼女の歌声。
多分、この後彼女がミュージカル女優をやっていくときに壁に当たるのは、この声質ゆえの「冷たさ」が声に現れるからのような気がします。
何というか、攻めには強いけど守りには弱いというイメージなんですよね。

ちなみに、この「もう一度」は10年来連れ添っているKマネージャーのご推薦選曲だそうです。

さっきもちょっと書きましたが、トーク長めで結果的に曲数が絞ってある上に、持ち曲を全く入れなかったわけで、この構成は正直ちょっと違和感があります。

”彼女の新しい面を見せる”と言う側面にはあるにせよ、彼女の魅力はやはり今まで演じた役の上での面というのもあるわけで、持ち曲とそれ以外のミュージカル曲、J-POPで3分の1ずつぐらいがちょうど良かったような気がします。

○トークからいくつか。

◇「ヘアスプレー」の選曲理由
この曲、むちゃくちゃノリノリの曲なのですが、これ、去年1人でウィーンに旅行に行ったときの、自分を奮い立たせる曲だったのだとか。

心細くて寂しくて、せめてテンション上げようとして聞いてたらしい(笑)

この時の一人旅に全然良い思い出ないんだとか。

とかいって「一人で行けるわけないじゃん!」とみんなに言われた手前、引くに引けなくなって「意地でも一人でやってやる!」とか思ってたらしいですが、ウィーンに着いて早々にバッグひったくられて、半泣きで父親に電話したそうです(お父上は元添乗員)。
※バッグに入れてたのは地図と予定表ぐらいだったので、大惨事にはならなかったそうですが。

◇レミゼの話。
「自分以外のエポニーヌはみんなお母さんになってしまって」。

初日から千秋楽まで全部聖子ちゃんで、「セット売り」だなぁと(笑)

たっちんとも知念ちゃんとも組みたかったんですけどね。
でも聖子ちゃんと楽しみです、と。

・・・本人の口から「セット売り」発言出ました(爆)。


何はともあれ、かなり浮上した様子の玲奈ちゃんが見られたのは、正直ほっとしました。

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