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『プライド』(4)

2010.9.21(Tue.) 13:00~14:10
東京會舘12階ロイヤルルーム 「プライド」製作発表会見

私にもなぜか運が残っていたのか、今年東宝さん制作の作品をいっぱい観劇した影ながらの御礼なのか(爆)、分かりませんが、ありがたく行って参りました。

この日のオーディエンスは140名。全応募者数は2,000人を超えたそうで、「帝劇借りてやりたいと思ったけどエリザやってるし(笑)」という某演出家氏のコメントはさておき、東宝HP応募50名、「プライド・サポーターズクラブ」30名、ぴあ、イープラス、他レビューサイト各20名が、マスコミの後方席に陣取る形での会見です。

東宝さん系の抽選で当たったのは、「ミス・サイゴン」プレビューイベント(2008年、シアタークリエ)と「ルドルフ」の”笹本玲奈の小部屋”(2008年)に続き3回目ですが、製作発表は初めて。といっても今年のM!は製作発表の応募はしなかったので(理由は推してしるべしですが)、応募自体が実は初めてなんですけどね。

開始前にびっくりしたのが、壇上に掲げられたパネルに記載された「大阪公演」「名古屋公演」の文字。聞いてないんですけどーーー!

ちなみに 12/22が大阪・浪切ホール(岸和田市こちら)、12/23が名古屋・名鉄ホール(名古屋駅前こちら)となり、大楽は名古屋ということになります。

えーと、翌日の12/24がM!の帝劇楽なんですが・・・
12/19の(クリエ)楽を手配ミスで準備できてない私は12/23を目指せってことですか・・・(爆)

M!もいきなり金沢公演が追加(になったのにいまだにHP発表なし)、今回も製作発表で大阪・名古屋公演発表って、それはあまりいいやり方とは思えないけどなぁ。
楽を狙って大阪・名古屋から来る人だっているかもしれないのに、せめて先行抽選前に発表すべきことだと思うんですけどね。

それはそれとして。

席次は下手側から寺崎秀臣さん(演出)、一条ゆかり先生(原作)、佐々木喜英さん(池之端蘭丸役)、笹本玲奈さん(麻見史緒役)、
新妻聖子さん(緑川萌役)、鈴木一真さん(神野隆役)、大石静先生(脚本)の7人。

※寺崎さんの「崎」は本来は旧字ですが、環境により文字化けするので、今後も新字で記述します。

製作発表でまで五十音順にされたらどうしようと思っていましたが、歌姫お2人(笹本さん、新妻さん)がセンターで実に嬉しい限り。自分の席の都合上、背が低い(当然座高も低い)新妻さんが隠れちゃってちと残念でしたが、まぁそれは贅沢すぎる言い分ですね。

キャスト4名は下手側の佐々木さん、笹本さんが白色の衣装、上手側の新妻さん、鈴木さんが黒色の衣装ということでまさに好対照。そして原作の一条先生は真っ赤なドレス。

一条先生のドレスは演出の寺崎さんが突っ込んでいましたが、先生曰く
「白と黒どっちにしようかと思ったんですよ。でも製作発表の光景を想像して、絶対にかぶりそうだと思ったので、絶対かぶらない赤にしました。こちらに来て、『(かぶらなくて)あぁよかった』って(会場笑)」

進行は自己紹介→質疑応答→トークショー(今回の応募者からの質問への回答コーナー)→フォトセッション→囲み取材の順で約75分。

今回は『本来は歌をお聞かせできれば良かったんですけど、まだその段階にはありませんで』という新妻さんのコメント通り、歌なしでの製作発表。

・・・つか新妻さん、そのコメントは本来制作スタッフさんがして然るべきコメントなんですが、なぜあなたが(笑)。さすがとしか言いようがないです。

正直、この作品の最大の売りは2人の歌姫のガチンコ対決になるわけで、それがないというのはやっぱりちょっと寂しいなと。明日のワイドショーの売りが、なるほどそういう記事になっちゃうのもまぁしょうがないですね(こちら)。

ちなみにこの作品、アンサンブルはおらず出演者は4人だけです。
それが確定したのはつい最近らしいんですが(笑)

それについて寺崎さん、
「やっぱりこの作品のメインは4人の繋がりだと思う、と大石先生とお話しして、『4人で行こう』とお互い同意しました。あの世界観を4人の出演者だけで表現することに挑戦することに舞台化の意味はあると思う」、とコメントされていました。

この作品は去年映画化されています(麻見史緒役=ステファニー、緑川萌役=満島ひかり。マイレビューはこちら)が、一条先生いわく、実はテレビドラマ化の話もあったのだそう。
それを断った理由というのが、『歌の部分にゴージャス感を出したかった。昼ドラの枠だったので、それができるか不安があってお断りした』のだそうです。

で、今回なぜ舞台化をOKしたか、という理由については
『舞台ならそのゴージャス感が期待できるということと、私自身は舞台を見ないのでお2方を(あまり)存じ上げなかったんですが、担当さん初め周囲の皆から”ミュージカル界の2大歌姫が初めて共演する、それもこの作品で。凄いことなんですよ!”と力説された』のが大きな理由だそうです。

○キャストからの意気込みから印象に残ったことをそれぞれ。
(紹介順、ただし発言は複数回あったものからまとめています。またメモも取っていないので、発言が正確な言葉でない場合があります)

◆佐々木喜英さん(池之端蘭丸役)
「小学校の頃やっていたピアノをやることになりそうなので気合いを入れたい。
自分と等身大の役なので似ているところもたくさんある。
自分なりの蘭丸を作れるよう一生懸命やりたい。」

---「女装はしたことがありますか?」という質問に。
女装って普通するもんなんですか(笑)? ないですよ」

---「お祭りの時とかに女装しません?」という質問に。
どんな無茶振りですか(笑) お祭りの時にだって女装しないですよ」

一条先生から「カツラをかぶってドレスきたらまさに蘭丸」と絶賛されていました。

◆笹本玲奈さん(麻見史緒役)
「元々大好きな作品で、最初読んだ時には萌に感情移入していた。『舞台でやるなら私と(新妻)聖子ちゃんなんだろうな』と思っていた。史緒という役のハードルは高く、(勉強のために)マナー講座にでも通おうかと思っています(笑)。演技力、歌唱力、存在感どれをとっても高みが必要とされる、女優として憧れる役。自分に足りない部分を探しつつ、史緒を演じたい。」

◆新妻聖子さん(緑川萌役)
「お話しをいただいてから原作を読みました。自分がこれから生きていっても絶対言わない台詞がぽんぽん出てくる萌という役、その役を演じられる快感は役者という仕事ならではと思っています。黒い役に目覚めてしまいそうで(笑)、年末は真っ黒(な役)になりきりたいと思います(笑)」

---萌という役についてどう捉えていますか、という質問に。
『私の人生は萌みたいな人生です』という人がいたら困りますよね(爆笑)」

「女性の明るい部分と女性の暗い部分を全部持っている女性だと思っています」

◆鈴木一真さん(神野隆役)
「3人を振り回していたはずなのに最後は3人に振り回されるそんな役。
3人を見守っていると思いきや、先ほど脚本の大石先生に『(大石先生の)モチベーションが神野の活躍』ということを聞いて心から嬉しいです(笑)」


○一条先生からキャストへ、

史緒ちゃんには「もっと偉そうにしててほしい」とアドバイスしました。

---それに対して玲奈ちゃん
自分の役柄について触れる時に「一条先生からもお話しいただきましたが、史緒としての存在感、舞台の上で一人で立ったときの大きさというものを求められていると思うので、それを目指して頑張りたい」とのコメント。

萌ちゃんには「もうイメージ通り。顔に力がある。とてもカツラが似合ってる。」

---それに対して新妻さん
『実は今日のために髪を切りました』という小ネタを用意してきたのですが、先ほど一条先生からのお話で『カツラ似合っているじゃない!』って先に言われたのでボツになりました(爆笑)

・・・新妻さん、あなた流石です。いつでも寄席ができますよ(笑)。

○笹本さん、新妻さんの初共演について。
これはやはり最初の方で「月刊ミュージカル」編集の方が質問されていました。
(ちなみに小藤田さんもいらっしゃいました。)

笹本さん「私と聖子ちゃんは多分ご覧になっている方からは『ライバル』という見られ方をするんだと思うんですけど、7年間ずっと一緒で、『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』そして苦楽をともにした『マリーアントワネット』で一緒に、2人で同じ役をやってきて、”ライバル”というよりは”同志”という思いが強いですね」

新妻さん「私は初舞台からずっと玲奈さんと同じ役をやってきて、先ほど彼女も言いましたがレミゼ、ミスサイゴン、そして日本初演で上演された『マリーアントワネット』、これは先日(ドイツ)ブレーメンで上演されましたが、日本ではまだ2人しかやっていない役なので、なおさら一緒に歩んできた感じがしていますし、彼女を信頼しています」

コメントを聞いていると、2人にとって『マリーアントワネット』ってとても大きな作品だったんだな、というのを実感します。2人の今の関係を形作ったのは多分この作品の”マルグリット・アルノー役”だったんだと思う。
どこかの未来で、玲奈マルグリット&新妻アントワネットで見てみたいものです。

製作発表話に戻って。

「いつか共演したいね・・・共演するとしたら姉妹かな・・・もう共演できないのかな」と言い合ってたときに決まったので嬉しかった、と新妻さんが言ったことに玲奈ちゃんが深く頷いていました。

玲奈ちゃんはこの作品をやると聞いた時の第一声が「聖子ちゃんとでしょ?」だったそうです。


そしてこの2人のエピソードについては、新妻さんから。

新妻さん「私と玲奈ちゃんは『初めて同じ板の上に立つ』ことになっていますが、実は1回だけ、『ミス・サイゴン』のイベント(※注)で渋谷の街中で立ったことがあるんです。」
笹本さん「(そうそう、と大きく頷く)」
新妻さん「その時、『一七歳で初めて~』という風にちょっと一緒に歌っただけなのに凄い快感でしたね」
笹本さん「3小節ぐらいの歌詞だったのに、一緒に歌ったときに『自分に足りないものはこれなんだ』ということが分かって。私の不安定なところを補ってくれて。その後、お互い感じた快感を2人で楽屋で話し込みました」

(※)参考までに、当時の記事。
○マイレポ こちら
 
○密着中 こちら
 
○なんとかより食い気 こちら

(*ちなみに新妻さんのblogはameba移行前のblogで現在はFC限定ページなのでリンクはありません。)

笹本さん「今回、ものすごい難しい曲ばかりで、一人で歌うとすごく不安になったりしてしまいそうなんですけど、あの時は3小節ぐらいでそう思ったぐらいなので、今回ここまでがっつり組めるとなると、あの時と同じように聖子さん(←発言のまま)が自分に足りないところを埋めてくれると思うと、とても心強いです」

新妻さん「ほーほーほーほー(←発言のまま・・・笑)
わたくし一人幸せに浸っておりました・・・(笑)
デモテープが届いて昨日、原作を全部読み返しながら聞いていたんですが、自分のイメージ的にストライクでした」

この辺、ずっと玲奈ちゃんは「聖子”さん”」とさん付け。
すごく新妻さんが居心地悪そうでしたが(笑)というか、てっきり「彼女から『さん』で呼ばれたのは何年ぶりかと思うんですが」ぐらい返すかと思ったんですが、やらなかったですね。

予想以上に笹本さんが新妻さんに依存する部分は大きいようです。

そして新妻さんは思った以上に笹本さんのことを高いレベルの同志(戦友)として認識してるんだなぁと。
あんなまで頼りにされてるとは思ってなかった、感じでした。
普段は玲奈ちゃんはそんなこと新妻さんには言わないんだろうし。
なんか不意打ちで「ありがとう」を言われたような感覚じゃないですかねあれ。

・・・そして”あの”渋谷マークシティの話。
さすが新妻さん、記憶力抜群!

玲奈ちゃんは自分からこういうことを言い出せる人じゃないから、ここは新妻さんGJすぎる。玲奈ちゃんも、このエピソードが出たことで緊張がほぐれて、新妻さんとシンクロし放題
(ただし他の人おいてきぼりだけど・・・爆)

笹本&新妻ペアにはこのエピソードは絶対欠かせないんで、言ってくれて本当に嬉しかったです。

製作発表って初めて参加しましたが、あんな重い雰囲気なのに、話術一つでマスコミ&オーディエンスを一気に引き込む新妻さんの力量は凄すぎる。何気に神野副社長役の鈴木一真さんも年の功で巧いこと堅い空気を和ませてくれて、本当にありがたかったです。

衣装は上手側黒、下手側白なのに、なんか空気は上手側の新妻さん・鈴木さんの方が明るいのが不思議すぎる。


今回の製作発表の凄いのは、「原作を知ってる前提」で話が出てくること。

寺崎さん:『「バラの騎士」のオクタヴィアン(女が男役をやる)を史緒が演じるにあたって(女装した)蘭丸を参考にするという発想はすごいですよね。』

一条先生:『史緒は「男性に免疫がない」という設定なので、その史緒が違和感なくやるにはどうしたら・・と逆算して蘭丸が女装になったんです。苦労した設定なのでお褒めいただいて嬉しいです。』

ちなみに舞台版は、新妻姫がblogで既に書かれております通り、何と最後(12巻)までやるそうです。本人いわく”慣れてる”らしいですが(爆笑)。こちら
で、脚本はまだ上がってないらしいです。

寺崎さんいわく「実はこの作品、ミュージカルじゃないんです。『ミュージカルの二大ディーヴァの共演』と謳ってはいますが、ミュージカルとは言っていないんです。全編歌というわけにはいかないのですが、歌が効果的に使われていますので期待してください」


1時間に亘った楽しい時間は終わり、お土産のクリアファイル(チラシをクリアファイルにしたもので、そこにチラシが入っていました)をいただき終了。

一般層向けにはちょっと押しの弱いものだったかもしれないけど、笹本さん&新妻さんW追いかけ組の自分にとってはありえないほどの夢のような空間で、この場にいられたことにただただ感謝です。

そして実はこの「プライド」、今回の当選は東宝ホームページ枠ではなく、サポーターズクラブ枠でして(当たった自分が一番びっくりでした)。当選発表が1日ずれていたので、あやうく今日の休暇申請を取り消すところでした。東宝さんフェイント過ぎる(笑)。

そんな立場になったからにはチケット水増し必須なんでしょうか東宝さん。
つかやっぱり名古屋には来るようにというお告げですか(笑)

2010/9/22追記
ぴあさんの記事の写真が良すぎる。記事こちら

萌が笑ってる(笑)とか
萌と神野、お似合いすぎ(笑)とか

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コメント

twitterでフォローさせていただいてましたが、こちらには初めてコメントさせていただきます。製作発表会の詳しいレポ、ありがとうございます!状況が目に浮かぶようで楽しませていただきました。

12巻まで全部やるという発表には驚きました。私は元々原作ファンでもあるので、映画も観に行きましたが、映画版は搾って上手くまとめた内容でしたので、あの内容をどう舞台で、しかも四人で全部やるのか非常に興味があります笑

投稿: NAIMEE | 2010/09/22 02:17

NAIMEEさん>
はじめまして。コメントありがとうございます。
せっかく製作発表に参加する機会をいただきましたので、ちょっと頑張って書いてみました。お褒めにあずかりとても嬉しいです。

東京以外があるのも驚きでしたが、原作を最後までやる方がずっと驚きでした。スタッフはギャンブラーだなと(笑)。原作が完結したときの原作ファンの反応を知っているだけに、ある意味”賭け”の気もしますが、賭けがよい方向に出ることを期待して待ちたいと思っています。

「プライド」についてはまた触れたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: ひろき | 2010/09/22 07:36

初めてコメントさせていただきます。
私は東宝HP枠で参加しました。
笹本さん&新妻さんにはまっている私にとっては大興奮の製作発表でした。
サポーター枠ってことは他にも特典がありそうですよね。うらやましいです。

投稿: tom | 2010/09/22 17:44

tomさん>
はじめまして。
コメントありがとうございます。

あの140人の中に笹本さん&新妻さんのペアお目当てという方がどれだけいらしたか分からないのですが-落選の方には本当に申し訳ないのですが-最高のひとときでした。

サポーター枠が一体この後どうなっていくのか皆目見当も付かないのと、一応私も霞食っては生きられないので(笑)、仕事との相談になりますが、出来る限り都合を付けたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: ひろき | 2010/09/22 21:45

こんばんは、素敵なレポでもう一度記者会見の光景が蘇りました。

玲奈ちゃんも新妻さんも輝くように綺麗でしたね。でも玲奈ちゃん、白いドレスであんだけ細いって一体…

個人的に印象に残ったのは、繰り返し巻き返し(爆)「ライバル役の印象」と聞く記者さんに、囲み取材のときに新妻さんが「本当にライバルではなく同志です。マルグリットの時には『玲奈ちゃんが、聖子ちゃんが倒れたら私がやるんだ』と互いに思いながらやってきた」という言葉と、それに大きく頷いた玲奈ちゃんでしょうか。この二人にしか分からない絆だなあと。

あと、ガチガチに緊張して背筋をずっと伸ばしている玲奈ちゃんと、体を前後に揺らすほど笑ったり、横にある飲み物を何度も手にとって最後は全部飲み干していた新妻さんが対照的で、なんだか笑ってしまいました。手が付けられてない玲奈ちゃんの飲み物まで貰っちゃったらどうしようかと(笑,ブログの読みすぎですね(笑

ちなみに、聖子「さん」になったのは、記者会見という公の場で、年上の人のことを話しているという事実を、途中で思い出したのかなあ、なんて失礼なことを思っておりました。。(爆

投稿: みみか | 2010/09/23 02:09

みみかさん>
コメントありがとうございます。お褒めにあずかり恐縮です。

囲み取材のところはマイクを使っていなかったので、後方席の自分は聞き取れないところもあったんです。「自分が倒れたら・・・」の発言は聞こえなかったのですが、2人とも”公演中ほとんど誰とも喋らずやってきた”と言っていただけのことはあるマルグリット役。2人の関係って極限状態での絆なんでしょうね。
相手が倒れたら自分も倒れてしまう、ということをお互い口に出さなくても分かっているんじゃないでしょうか。

新妻さん、やっぱり飲み物全部飲んでたんですか(笑)。なんか随分減ってるなぁと思ってたんですが。玲奈ちゃんが緊張の極致だったので、対照的でしたね。

玲奈ちゃんが聖子「さん」と呼んだのはあの間だけだったので、「いくら仲が良くても『ちゃん』づけはおかしいよね」と我に返った(笑)かもしれないですね。

予想以上に玲奈ちゃんが新妻さんに頼り切っていたので、この作品上、史緒が萌を背の高さ以外でも”見下ろす”ことがどう実現するのかが、一番の課題な気がします。一条先生が史緒(玲奈ちゃん)に「もっと偉そうに」と言っていたのは原作者だけのことはあるなぁと思いました。

投稿: ひろき | 2010/09/23 09:39

はじめまして
いつも楽しくて詳しい、そしてマニアックなレポートを楽しみにしています。
闊達な新妻さんと固い玲奈さんの雰囲気が、まるでその場にいるようによく伝わってきました。
新妻さんは萌という役を早くも掴みかけてるようですね。新妻さんのコメントを見るだけで萌という役が魅力的に見えてくるのは流石です。
対して玲奈さんは、まだ史緒へのアプローチの仕方に迷いというか、見えてないようですね。
レミゼのコゼットやガイズのサラのように、アクションよりも雰囲気で見せる要素の強いキャラクターなので、役としては、こちらのほうが難しそうです。しかし、こと演技に関しては「北島マヤ」な彼女ですから、初日には相当なところまで仕上げてくるでしょう。
あと勝手ながらアメンバー申請させていただいてよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。

投稿: ゆうひ | 2010/09/24 01:45

ゆうひさん>
いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。

「プライド」の原作に登場するママさんの人物評で、「人付き合いが苦手」な史緒、「人の気持ちを読むのが上手」な萌、というくだりがあるのですが、今回の製作発表を見る限り、史緒は玲奈ちゃんだし、萌は新妻さん以外の何物でもなかったです(笑)。

萌役はアクティブで攻撃的な役なので、役へのとっかかりという意味で新妻さんの方がやりやすいとは思います。
玲奈ちゃんはご自身でも「最初読んだときは萌に感情移入した」と言っていましたし、史緒の立ち位置がまだ測れていない印象を受けました。そんな彼女ですが、一条先生からのアドバイスは随分参考になったようですし(一条先生が発言された一部の内容だけでも史緒@玲奈ちゃんの完成度をぐっと上げる内容だったように思えます)、今までの彼女の実績からして、新妻さんと切磋琢磨して相当のラインまで持ってくると信じています。

アメンバー申請については承知いたしました。お待ち申し上げます。

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: ひろき | 2010/09/24 02:21

製作発表についてはお話させていただいたので、ちょっと横道にそれます
会いたい人がことごとく夜の部ということで泣く泣く諦めたサイゴンイベント、何か「アイスクリーム」の印象がやたら強かったことを思い出しました(笑)
あと、さとしさんの替え歌も笑えます。
余談ですが、新妻さんのブログも読み返したのですが、この日周辺のブログがまた飛ばしてるというか面白い。トークショーを観た友人談とか。

萌の方が印象に残りやすいとは思うけれど、史緒がしっかり立っていないと成立しない。現時点では新妻さん一歩リードな印象は受けましたが、玲奈ちゃんとて負けてはいないだろうし、リアル史緒萌の関係のように高め合っていけることを期待します。

投稿: ぴらふ | 2010/09/24 07:41

ぴらふさん>

確かに「アイスクリーム」と「渋谷マークシティ」が記憶の両輪でした(笑)
「もっと女優らしく」って言われてちょっとしょげつつ、でもそれ以降も全然変わらない新妻さんは頼もしいです。

そういえば、新妻さんが正式名称とかしっかり言うのは、運良ければそこも伝わるというのと、そこだけ切り取っても使える、時間ぴったりにPRするところとか、就職活動の経験とかが影響してるかもしれませんね。

最近の舞台上の玲奈ちゃんは良い意味で「頼る」ことを覚えたような気がします(ガイズの由美子さんに対してそういう面を感じたので)。でもそれは「負け」じゃないし、より高みを目指すためのプロセスに過ぎないと思うし、それによって本人もやりやすそうだし。

同志でありながら年上の新妻さんに頼るのはむしろ当たり前の感覚のような気もします。それで緊張から解き放たれて、より玲奈ちゃんの良さが出せるように思うので、楽しみです。

投稿: ひろき | 2010/09/24 13:19

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