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『プライド』(1)

笹本玲奈さんと新妻聖子さんの初共演は、12月シアタークリエで。

http://www.tohostage.com/pride/index.html

キャスト表記が「五十音順」となっていて、色々な大人の関係が見えて苦笑い。

4月だけじゃなくて12月も帝劇(MOZART!←キャスト未発表だけど。)とクリエの往復やれってことかしらん・・・

以上、あまりに興奮して錯乱して昼間に更新(笑)

笹本さん自身がブログで「永遠に共演が叶わないかも」と書いていたこの組み合わせ、まさかの実現です。

この2人が組むとしたら”がらかめ”系だろうなーと思ってたら、やはし対決モード。

「何不自由なく育った」役柄が笹本さんで、「這い上がった」役柄が新妻さんというのも、2人の役者イメージそのまんまで、誰が考えたんだこのベストキャスティングって感じです。
新妻さんはそれでいて「お嬢様」的な雰囲気も出せる不思議な女優さんですが、今回の役柄は新妻さんの成り上がり系の仁義なき役柄が楽しみすぎます。

原作方面の方からすると、イメージ的には逆なんだそうですけどね。
え、笹本さんってそんなに成り上がり系かなぁ、新妻さんってそんなにお嬢様系かなぁ・・・・
そういうところを隠すか(新妻さん)、隠さないか(笹本さん)の違いはあるけれど。

”魂で歌う”萌のキャラはどっちかと言えばやっぱり新妻さんだと思うし、
「自分の歌には(萌に比べて)気持ちがこもっていない」と落ち込むキャラはどっちかと言えばやっぱり笹本さんだと思うし。
やー、でも黒キャラの萌は新妻Verと笹本Verと両方見たいなぁ。
史上初のWキャスト役代わりとか、この2人なら出来そうに思えるから怖い(笑)。

「2人のディーヴァ」というセールストークもことここに至っては納得だし、いやはや、年末まで頑張って仕事しよ(笑)

4月のクリエで由美子さん&笹本さんの「私的ご贔屓共演」も、実現しない組み合わせ(ちなみにこちらは本日スチール撮影→こちら)だと思っていたのに、まさか笹本さん&新妻さんの「私的ご贔屓共演」が来るとは。
クリエのイメージがここのところずいぶん変わりました。

そして色んな場所で常に比較される笹本さん&新妻さんですが、今回の共演を2人とも実に喜んで発表してて、なんだか嬉しい。
今回の物語じゃないけど、周囲は色々と大人の事情があるんだろうけれど、「誰より互いの実力を認め合う2人」って、リアルにこのお二人だよなぁとつくづく。

「私は貴方を越えてやる。私が認めるライバルはこの世の中で1人だけ、それはあなた」

とかいう少女漫画の世界、本当にぴったりですねぇ。

どんなキムとエポとの間とも違った、笹本さんと新妻さんとの間だけにある空気って、やはり「MA」のマルグリット・アルノー役の存在がとてつもなく大きいのでしょうね。

7ヶ月間のロングラン、当時のことを新妻さんは「7ヶ月間電話をしなかった。家族ともずっと筆談だった」と語っていますが、この2人だっただけに、「自分が先に倒れるわけにはいかない」という「プライド」こそが、あの作品を維持してきたエネルギーだったのだと思います。

主演ヒロイン格を別々にこなしてきた2人が共演するには、またとない題材なのは間違いないと思いますが、大人の事情を乗り越えさせるほど、芝居小屋を埋めるのは大変、ということでもあるのだと思います。

ちなみに、ここのところ両FCともずいぶんありがたい席をくださるので、今回も頼りにしてます、どっちが良席かなぁ(爆)

2009/1/31追記

悪い癖で、クイーンズコミックス『プライド』1~11巻を大人買い&一気読破。
最近完結したばかりなので、最終巻はまだコミック化されていないので(最終巻は2月19日発売予定)、終了直前までということになりますが。

えと、原作ネタバレあるので、真っさらで見たい方は回れ右で。






原作派の人が、絶対に史緒@新妻&萌@笹本だー!とあまりに叫ばれるので、自分の感覚を確かめながら読んでみました。

少女漫画大好きという自分の属性を差し引いても、ストーリーがとても面白いです。
ちょっと後半微妙だけど。

人物評で印象深かったのが、棘の抜けた萌が史緒に対して語った「彼女(史緒)は成功するまで努力できる人。それが彼女の一番の才能」(11巻)という言葉と、史緒の婚約者の母(史緒の義母)が婚約者に語った、「史緒さんには正論しか通じないのよ」(同)という言葉。

自分の感じる限り、この史緒像によりフィットするのは笹本さんだなぁ。
別に新妻さんが努力家じゃないって言ってるわけじゃ断じてないけど、四角四面で頑なだった史緒が協調性を得ていく過程とかは、イメージ的には笹本さんだな。
萌に新妻さんイメージが付いているのは、海外生活経験ありの帰国子女というのも多分に影響している気が。

萌が史緒の歌について「媚びることなく誇り高く歌う」語った台詞は萌(笹本)→史緒(新妻)イメージだし、史緒が萌に言った「自分もきちんと持ってるのに、自分を見なくて他人ばかり見てる」台詞は史緒(新妻)→萌(笹本)イメージだし。
「史緒にはかなわない」とずっと思っていた萌が、「史緒が萌の歌を聞いて落ち込んでいた」ことに心底驚いていたシーンは、史緒(新妻)→萌(笹本)イメージだし。

おおまかなストーリーを聞いたときに、印象でぴったり、と書きはしたものの、改めて読んでみると、当たり前だけど役と役者はイコールじゃないわけで。

多分、シーン毎に史緒@新妻&萌@笹本と、史緒@笹本&萌@新妻がシャッフルするような印象でした。

で、この作品の2人を取り巻く神野副社長(史緒の婚約者)と、ピアニスト(史緒と萌とのユニットを組んでいる人)のキャストですが、やり手副社長は岡さん以外に思いつかず、”女装が大の得意”のピアニスト蘭丸は新納さん以外に思いつかない(笑)

ママさんは香寿さん以外に想像できなかったりして。あの親切なおばさんは阿知波さんかな。2人とも「MOZART!」なんだろうけど。

ちなみに「シオ」って役名を聞いて最初に思い出した役名は「志緒」でした。
日テレ系で榎本加奈子さんでドラマ化されたことがある赤石路代先生の「P/A」(プライベート・アクトレス)。
笹本さんにやって欲しい役だったりします。


2009/2/7追記
勢いに乗って(苦笑)、映画版も鑑賞。

満島ひかりすごいっ。
ステファニー歌すごいっ。

映画版は原作よりずっとイメージが湧きやすくていいです。
後半が駆け足で、史緒と萌が「お互いに自分に足りないものを相手から得ていく過程」がすっぱり削られているのはちょっと残念ですが。

ふと映像見ていて、笹本さんは以前は殻に入った歌い方してたなぁとか、新妻さんは一人突っ走る歌い方だったなぁ、と2人の東宝デビューの頃を思い出して。
2人が変わるきっかけは笹本さんはWIWで新妻さんはマドモアゼル/モーツァルトな気がする。
2人の関係が変わったのはMAじゃないかな。
2人のマルグリットは、出会った頃の史緒&萌にそっくりな印象。

新妻マルグリットを横目に、「気持ちが伝わらない」と悩む史緒は笹本マルグリットとかぶるし、
笹本マルグリットを横目に、「何が何でも」と突っ走る感じは新妻マルグリットとかぶる。
そういえばこの役は、直線的で深みが薄い新妻さんより、ストーリー性のある笹本さんの方が好きだったなぁ。

お互いが一番近いところで居続けた分、まさに史緒と萌のような立場をたどってきたように思えて。
何か、今年だから2人がこの役で共演する意味があったんじゃないかなと思えました。

2人って今まで一度だけサイゴンのイベントでデュエットしたことがあるんですが、声質はかなり合っていた(笹本さんも2008/8/11のblogで「声質の相性がいい」って書いてました)ので、ますます期待度UPです。

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コメント

お久しぶりですhappy01
往復…やれってことでしょうねぇdash
でも、今年も楽しくなりそうですねtulip
そして「五十音順」大人の世界って難しいですよねcoldsweats01

投稿: なんねる♪ | 2010/01/28 20:17

なんねるさん、お久しぶりです。
早速のコメントありがとうございます。

や、「五十音順」にするだけで物事が進むぐらいなら、大人の世界としては簡単な方です(笑)

だんだんクリエが好きになります(^^;)

投稿: ひろき | 2010/01/28 23:30

玲奈ちゃんと由美子さんの共演に続いての、玲奈ちゃんと新妻さんの共演。ひろきさんもさぞや興奮されておられるだろうと思っていましたが、やはり。
かくいう私も昨夜は寝つけないくらいの興奮ぶりでした(苦笑)

私は諸事情でFCに入っていないのです。もしも新妻さんとちーちゃんの共演が実現すれば、真剣にS-presso入会を考えようと思っていましたが、これはやっぱりもう入れってことですね、たぶん(ちなみに現在の私の三人の比重は、大塚≧新妻≧笹本なのです)。

投稿: ぴらふ | 2010/01/29 07:54

ぴらふさん、こんにちは。
予想通り(?)取り乱していてすいません。

『ガイズ&ドールズ』も予習で映画版を見ましたが、『プライド』もAMAZONに注文しました(笑)。何気に少女漫画好きなんで。

比重に等号が入っているのがとても素晴らしいです。私はこの3人なら新妻≧笹本≧大塚、ですね。
大塚さんと新妻さんの共演は来年あたりにはありそうな感じですね、こうなると。

Wキャスト役代わりもご賛同いただけて嬉しいです。なんかこの2人は頑丈というイメージが付いてしまって(実際聞いてると特に笹本さんはガラスぽい脆さがありますが)限界を見てみたい願望に駆られてしまいます。

投稿: ひろき | 2010/01/29 22:19

こんにちは。
あれ、意外ですね。玲奈ちゃんの方が上かと思っていました。あと、玲奈ちゃんとちーちゃんの間のイコールも(笑)

「頑丈」ってちょっとわかります。健康面でも玲奈ちゃんは喘息とか聞きますが、新妻さんはすこぶる健康そうなイメージだし(笑)

投稿: ぴらふ | 2010/01/30 13:57

ぴらふさん、こんにちは。

確かに当blog的には笹本≧新妻のイメージですよね。

2人ともとても努力家なのはそうだと思うのですが、笹本さんは本人のせいではないですが、恵まれた環境(主に事務所)でデビューできたことが心の片隅にちょっとだけ気になってるんですね。

由美子さんもそうなのですが、這い上がってきた境遇だと、その人自体に感情移入しちゃうんです、自分の場合。
「どんどんいい女優になる」プロセスを見てきた分、いざとなると判官贔屓してしまうという感じで。

ちーちゃんも”恵まれた環境”グループなはずなんですが、同期に長澤まさみさんがいてのデビューでしたから、どっちかというと判官贔屓グループなのです。

FCに入るときに新妻さんFCは即決でしたが、笹本さんFCは3日3晩悩みました(笑)。

そういう意味では、玲奈アントワネットと新妻マルグリット、玲奈史緒と新妻萌って、あらゆる意味で正しいと思うんです(力説)。

投稿: ひろき | 2010/01/30 15:00

見つけちゃいました、追記。
またもや、語りたガリータな私を刺激させていただきまして・・・。

実は、ひろきさんほど深くはありませんが、同じようなことを自分のところで書こうと思っていたのです。

発表されたキャストでぴったりという意見と、逆なんじゃという意見があり、どっちもわかると思いまして。おまけに他キャストも想像したりしてました。蘭丸くん重要なんだけど、探し中(笑)副社長は個人的には岡田浩暉氏とかいいと思いました(某昼ドラのイメージで)。

ちなみに、マンガはすぐに読み終わる&ハマると厄介(爆)なので、あまり買いませんが、「P・A」は好きで持っていたりします。

投稿: ぴらふ | 2010/02/02 07:29

こんにちは。

さすがにネタバレで(2)を書くのはためらって、追記にしてしまいました。
史緒と萌、笹本さんと新妻さんがあまりにシーンごとにシャッフルしたんで、そういう読み方はちょいと疲れました。(が、楽しかったです(笑))
全編通して今までの役で思い返すと、笹本さんは「回転木馬」のジュリー、新妻さんは「MA」のマルグリットが比較的近い印象です。

副社長に岡田浩暉氏は面白いですね。某昼ドラは見ていなかったのですが、お噂はかねがね(マリウスと似ても似つかぬさま、との評判は耳にしておりました)。
蘭丸君は年齢的に2人とほぼ同級生、と言っても実際は2人は6歳違いですけど・・・20代なら浦井君とか田代君ですかね。なんかしっくり来ないんですよね。

投稿: ひろき | 2010/02/02 22:47

読んでいて、二人の成長や変化の過程を見て来られたひろきさんをうらやましく思いました。
私が意識して二人を観始めたのは「MA」が最初で、何が違うんだろうと思いながら二人のマルグリットについて考えていた時、「新妻マルグリットは白、笹本マルグリットはグレイのイメージ」という意見を書いてた人がいて、「なるほどなぁ」と思ったのを思い出しました。

投稿: ぴらふ | 2010/02/08 13:00

コメントありがとうございます。
2003年から二人を見てきて、確かにプロセスがあってここまで大きくなった2人だから、以前よりずっと愛着があるのかもしれません。

当時、この2人が同役をやると好きな役が1作品ごとに入れ替わっていました(笹本エポ→新妻キム→笹本マルグリット)。マルグリットで言うと「怒り」が新妻さんで、「迷い」が笹本さんだったイメージです。

新妻さんは当時のマルグリットのまま萌をやるなら想像付いてしまうんですが、「骨唄」の栞役と「アンダンテ」の千華役で良い意味で裏切られたので、今年で良かったなと。
笹本さんの史緒はちょっと前でもできた気がするけど、役者としての新妻さんが一気に伸びてきた今年にやるからこそ、笹本さんとの対決はとても充実したものになる気がします。

投稿: ひろき | 2010/02/09 01:21

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