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『バンデラスと憂鬱な珈琲』(5)

2009.11.23(Mon.) 14:00~15:50
世田谷パブリックシアター 1階K列上手寄り

えと、バンデラス病です(笑)

この日5回目は、知人から譲って貰った、けっこう良い席での観劇。
この辺の列だと、メガネかけてオペラグラスなしでも何とかいけるので有り難いです。

補助席10席出して、そのうえ立ち見席20席出して、超満席状態での祝日マチネ。
立ち見席は開演30分前でも何とかなったみたいですんで、案外「劇場にさえ行けば見られる」状態のようで、見る方からすれば有り難いものです。結構あっという間なので着席必須とも思わないですし。

前回からちょうど1週間ぶりのこの作品。

日替わりネタを中心に。

○克実さんスタートダッシュ失敗
Act1「決断」で、中村倫也さん演じる将校に言っていわく

「ほら密談するのに別の用語を使うだろう?」
「マクドナルドで045・・・・あっ」

会場内で笑いが起こるのは、リピーター確定です(爆)。

克実さん、ネタ舞台でネタを先にばらしちゃいけません。

ここのシーン、大統領夫人(これ演じるは小池さんですが、由美子さんと勘違いしていた人がいてびっくり。似てないと思うんだけど・・・)が克実さん演じるダズラー元帥のことを将校に「だってこの人がかっこいいから・・・」って言って克実さんが満面の笑み、盛大に噴き出してしまう。

で何が良いってここでの中村倫也さんの突っ込み(「何にやにやしてるんですか!」)、これこれこの突っ込み!と拍手したくなるぐらい絶妙に上手いです。

○村杉さん変幻自在
Act4「駅」で、確かこれ前回からあったシチュエーションなんですが、
バイト@段田さんで埒があかずに、西口に回ってバイト@村杉さんに鼻であしらわれるバンデラスこと堤さん。

あそこで両手広げて「バンデラーーーーース!」ってやるのが大爆笑。
16日もやってたから確実に17日のWOWOW映像にも残ってるから、また爆笑したい。
(放送日時は未定)

○堤さん満面の笑み
シーンがどこだったかすっかりど忘れしたんですが、「にかっ」って感じの堤さんの満面の笑みが脳裏に焼き付いて離れない(注:私は男です。ノーマルです(笑))

たしか今まではこの満面の笑みなかったはず。
次回確認してこよう。

○ようこそここへ
act8「ダイナー」の由美子さん乗車ローラースケート。

16日に見たあたりから、ほとんど下手端っこまで行くのがデフォルトになってますが、かつ、カウンターまでコーヒーカップ持って行くときのよろよろ&堤さん誘導の長さが伸びる伸びる。

ローラースケート全然滑れないのかと思いきや、カウンター内に行く時は普通に滑れてる。なんかその運動神経に安心してみたりして。

ダイナーは由美子さんのかけ声が絶妙なのもポイント。
「おっ、かっこいー」
ぜんぜんバンデラスに気がないのがまたいい(笑)

○日替わり台詞
act9「鬼軍曹」で、由美子さん演じるマチルダと、小池さん演じるルイーダが堤さん演じるバグス軍曹に言葉責め(笑)する場面。

バグス軍曹のタイプはマチルダ<ルイーダだそうでございますが、この時のマチルダの突っ込みが日々変更中。

当初は「図星かよ」だったのですがこの日は「当たりかよ」。

この「かよ」パターン、何か妙にツボです。


席の関係もあるのか、この日の席は最後の歌の歌詞がかなりはっきり聞こえてこれも高ポイント。記憶力が減退したのか、ほっとんど覚えてないけど。

由美子さんのソロ、「Good-Bye ダンカン、気にするな」は前後の歌詞と繋げてみると味わい高すぎて噴いてしまった(直後の「君は君でよくやった」ってのが絶妙な馬鹿の仕方で・・笑)。

Act12の村杉さん退場後のオイチ(由美子さん)はこの日は上手側を見やりつつ、意味ありににやっと笑いつつ、で、定番の結局「どろん」だけで終わらせる・・・
オイチはオチキャラなのになんでか愛おしい。ちょっぴりぶかぶか気味な衣装も(爆)。

それにしても、あんだけ言いにくい台詞だらけなのに、この日は台詞で噛むこともなく。
このクラスの劇場なのに普通にマイク使ってないんだもんねぇ。
皆さん良く声通ること。


劇場ではパンフレットの他に、シス・カンパニ-代表、北村明子氏著の新書「だから演劇は面白い!」を販売中。
初日・2日目は見過ごして、9日に行ったら売り切れだったのでネット書店で買ったのですが(16日以降は劇場で再度発売中)、内容が凄いです。
この方、手がけた舞台全部黒字にしてるらしいんですが、色んな意味で衝撃的なアクティブさでした。

ちなみに役者さんのアサインも基本はこの方が「見たいと思う」かどうかだそうで、由美子さんのどこに目を付けて今回呼ばれたのか、ちょっと聞いてみたい気がします。

堤さんとの野獣郎、克実さんとのショムニ、どうもそのどっちでもないような気がしてしょうがない今回の役どころなんで。

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コメント

ひろきさん
バンデラスの由美子さんの
ポジションどうとらえていらっしゃいますか?
小池さんの演技を褒める書き込みが多い
登場順も後ろから2番目
微妙な感じで、本音を言うと
由美子さんファンとしてはいい感じはしません。空中ブランコ的扱われ方です。

由美子さんは、さりげなく演じている感じで さらりとしすぎかな

でも、オイチとおばあさんのかわいらしさは 見事。

投稿: てるてる | 2009/11/24 22:35

てるてるさん、こんばんわ。

登場順の話は以前も書いたことがありますが、小池さんとの順番をうやむやにするための「トメ前」(今回は段田さんがトメ)なので、特段、格下ではないです(クレジット上2番目と同格なので、堤さんと段田さんが対、克実さんと由美子さんが対です)。

今回は空中ブランコとは違って、「由美子さんはいいけど小池さんはもっといい」状態だから、純粋に小池さんの力量に拍手を送らざるを得ないかなと思ってます。
活きの良い若手にどう食われないようにするかは、もうこの年代になったら常について回る課題ですから。

コメディに不得手な部分がネックになってるのと、単純に「小池さんを暴れさせた分、由美子さんで締めないとどうしようもない」ってところもありますし。

あと一押し欲しかったかなと思うけど、それは脚本とか演出の問題というより、由美子さんの側の課題という意味合いをより感じるので、今回は正しい意味で「良い勉強をさせてもらってる」という認識をしています。

ミュージカルシーンのリードボーカルにせよ、オイチにしろおばあさんにしろ、初日に比べても明らかに良くなってますしね。何気にダイナーのうらぶれママさんも評判良かったりしますし。

ただ今回の役で次の仕事がもらえるかというと、ちょっと厳しい面はあるかもしれないですね。そこはちょっと心配しています。

小池さんは来年秋の新感線には呼ばれるでしょうけど、多分由美子さんは出ないと思うので、変な比較のされ方するのも面倒だなぁと(M!に出なければ新感線でしょうが)。

投稿: ひろき | 2009/11/25 01:47

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