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『レ・ミゼラブル』(2)

2009.10.8(Thu.) 13:10~16:20
帝国劇場2階席B席下手側

振り返るとすっかり2年ぶりのご無沙汰のレミゼ。
2009年レミゼMy初日。

すっかりエポニーヌ役を中心に公演を選ぶようになってしまっているのですが、30歳定年説がまことしやかに囁かれるエポニーヌ役。

現在4人いるエポニーヌ役の女優さんは、2年ごとに公演があることからすると、次回は笹本さん以外全員が定年を迎えるという恐ろしい事態。

最後になるかもしれない3人のエポニーヌは、もしかするとコンプリートしておかなきゃ後悔するのかも・・・・とか思うこの日の公演でした。

この日のお目当て、新妻エポニーヌの成長ぶりにただただ脱帽。
年々バズーカが抑え気味になってきていて(必要な時は別)、その分気持ちが伝わってくるようになったなぁと。
この日の「オン・マイ・オウン」は絶品以外の何物でもなく。
感情が表情の微妙な変化から読み取れる素晴らしさ。

ただ気持ちよく歌っているだけのエポニーヌから見続けているだけに、2桁回数近く見た彼女のオンマイの中でも、間違いなく一番素敵なエポニーヌでした。

他キャストで言うと、

今井バルジャンと岡ジャベールは実は何気に一番好きなキャストかも知れないという、ベテランの技を堪能。
(ちなみに今月の「ミュージカル」誌で対談してますが、キャラ萌えできて面白い(笑))

が・・・それ以外のキャストがちょびっと微妙。

というかトリプル・クアトロキャストの山のレミゼにあって、今年は、実のところエポ以外はキャスト見ないでチケ取りしました(←超怖い物知らず)。

なので、劇場に行ってから初めてキャストを知るのです。

2003年からレミゼを見始めて、当初はトリプル・クアトロ組み合わせ大会で、年に10回見たこともあったのですが、さすがに贔屓も出なくなってからは熱も引いて、むしろ宝くじ気分なのです。そりゃどうしても避けるキャストはいるんですけどね。

この日、シルビアファンテが実にお久しぶりだったのですが、とても珍しい光景を見ました。
ファンテーヌが工場から解雇され、娼婦に堕ちていくシーンで、男を誘惑する前に酒をかっくらうシーンで、何とグラスをはじいてしまい、机の下にころころと・・・
さやコゼが拾ってましたが。

「酒飲まなくても誘惑ぐらい出来るわよ!」っていつものシルビアさんの”オトコマエ”イメージが浮かんでちょっと噴いてしまいましたとさ(笑)。

コゼットは帝劇今年初の神田沙也加嬢。
何気に8月の「ピーターパン」以来なのでずいぶんの短間隔での再会ですが。
うーん、オペラグラス使う私にしてみるとあの化粧の濃さはさすがにありえない・・・
それに顔の輪郭がはっきりしすぎている感じ。同じアイドル系の顔の菊地コゼでは気にならないんですけどね。

というか、コゼットは不幸さがあってなんぼと思っているのですが、どうもサヤコゼは不幸を知らない感じというか、控え目さが足りないというか・・・なんか肉食系コゼって感じなんですよね(爆)。

昔はともかく、大人になったコゼットはバルジャンが何不自由なくさせてきたのに「お前、淋しい子よ。いつも悲しそうだ」と言われるのに、受けるコゼットが全然不幸に見えない。今の自分に満足してる感じが見えたのはちょっと違うかな、と思ったり。

この日の公演で残念だったのは、そのコゼットが一目惚れすることになるマリウス。

藤岡マリウスだったのですが、正直男性から見て魅力的なマリウスじゃなかったかな。

というかこの作品、男性の役は男性に憧れられなければならないし、女性の役は女性から感情移入されなければならないはず。藤岡君は5月の「この森で、天使はバスを降りた」以来ですが、益々のっそりしたというか、どっちかというと見た目がずいぶんバルジャンに似てしまったというか(苦笑)。
Myベストマリウスが山本耕史氏なので、ハードルが高いことは自覚していますけれども。

アンジョはサカケンでしたが、ことここに至ってもリーダー然して見えないというか、「背が小さい」以前にアンジョとしての人間が小さく見えて、歌声でカバーしきれない感じがちょっと残念なところ。

とはいえこの日、バルジャベエポのメイン3人が安定していたので、それなりの満足度は得られて何より。

そいでもって、カーテンコールではこの日誕生日の新妻エポを岡さんがぐいっとセンターに押し出して、客席と一緒に拍手で「Happy Birthday」。

何が起こったか分からなかった新妻さん、「えぇぇー」って感じで円陣の中で座り込んでしまったのですが、歌の終わりに合わせるかのように一気に立ち上がって客席を沸かせていました(意外な動き方でした)。

ちなみに、新妻さんのバースディケーキは、レミゼで共演している上野聖太さんのblogいわく、”食いしん坊の聖子ちゃんの為にケーキは二つ”だったそうで、こちらも爆笑してしまいました。

16時20分、終わった後は、もう一人のエポ、笹本玲奈さんが次女ホーデル役に昇格した「屋根の上のヴァイオリン弾き」に移動です。

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コメント

こんにちは。更新がないので、お忙しいのかなと思いながらちょっとだけ心配しておりました(^-^;
が、一気に2本!安堵いたしました。
誕生日ですものね、そりゃ行かれますよね
ちなみにシルビアさんのblogでのチーズトッポギに夢中の新妻さんも忘れずに(;;;´Д`)
お茶会のお話も耳にしましたが、新妻ファンテ、良かったそうで羨ましい限りです。

投稿: ぴらふ | 2009/10/12 15:26

ぴらふさん>
こんにちは。コメントありがとうございます。(二重になった分は削除させていただきました)
すっかりご無沙汰で、心配していただき恐縮です。
誕生日は新妻さん本人がチケット発売前に口走って気づいたんで(^^;)

あの日、新妻さん生誕祭の韓国料理屋さんとニアミスだったのですが、本人がFCイベントで語って曰く「今日は何食べてもいい!」と共演者に言われたそうです。新妻さんに何と危険なことを(笑)

で、新妻さんファンテは当然ながら英語でして、素晴らしかったです。色々かますびしいファンテの人材難は、新妻さんと辛島さん移行で解決じゃないでしょうか。

投稿: ひろき | 2009/10/12 23:03

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