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『EVIL DEAD THE MUSICAL』(1)

2009.6.25(Thu.) 20:15~22:10(休憩15分)
サンシャイン劇場 2階席センター

この日は18時30分開場、19時開演。
ぎりぎりまで仕事で、劇場ロビーについたのは18時57分。
何とか間に合った・・と思って見回すと、なんだか様子が変です。
開演3分前のはずなのに、入り口前が人で埋まっているのです。

掲示を見てみると、「機材トラブルのため開場30分遅れ」とのこと。
が、結局待つこと1時間強。19時45分開場、20時15分開演とあいなりました。

当初ロビーだけ開場したため、ロビーが大混雑で入場制限する羽目に。

入り口側に折り返す形にパンフ売場がなっており、おそらく終演後の導線を意識したのでしょうが、ただでさえ花を写メで撮る人でごった返す中、パンフ買いごときで一汗かきました。

サンシャイン劇場だとキャラメルボックスのホームグラウンドということで何度か来たことがありますが、奥のスペースまで花置き場にしたがために、唯一のグッズとはいえパンフレットの売り場がちょっと手前になりすぎた感じがあります。

客層は予想通り女性が多く、7対3ぐらい。
あとは年輩の方をちらほら見かけるのが意外です。

少しのネタバレ含みます。
未見の方はご注意くださいませ。





「怖い怖いを通り越すと笑うしかない」

というキャップション通りのノリノリミュージカル。

けっこうえぐいシーンもあるのに意外にどん引きしない不思議。

小道具がチェーンソーだもんねぇ(爆)

なんかちょっと昔に唐沢さんとやってたようなバカップルの歌(非公認名称)があったりして、まぁ相変わらず由美子さんのところだけミュージカルだねぇとかいう当たり前の感想が出てくるのですが、恋人役となる諸星さん演じるアッシュと由美子さんの演じるリンダの相性はなかなかです。

パンフには「これで主役をあっくん(佐藤アツヒロくん)に取られたら笑える」とかいう河原さんのコメントが存在しますが(苦笑)。

なにしろかーくん(諸星さん)以外はどんどんゾンビになっていってしまうわけで、ご多分に漏れず、リンダも一幕のうちにゾンビになっちゃうので、カップルシーンは本当にごくわずかなんですが、この2人、ダイエーでバイトして出会ったという設定。

コミックソングを真面目な顔して歌うってのは由美子さんの得意技。
デュエットで歌う曲は事実上この1曲(「スーパーマーケット・ハーモニー」)だけですが、由美子さんが上手くリードしている感じでかーくんも歌いやすそう。相変わらずどんな人の相手役もできるんだなぁ。(そういえば、去年舞台でご一緒した前川清さんから花が来ていました。その時も20歳以上の年齢差だったっけ・・・)

リンダがゾンビになっちゃった後、この1幕の曲のリプライズが流れるんですが、何かちょっとじーんと来るような歌声でした。

2幕のヒロインは瀬戸カトリーヌさん演じる2役のうちの1役、アニーなので、リンダはアッシュには忘れられていて、壮絶なゾンビダンスを踊っているのですが(笑)、なんか「ゾンビになっても好きな時の気持ちは残っている」感じでちょっと感動。

ま、そんなはあるにせよ基本的には「ノリが全て」のショータイムという感じではあって、2幕の楽屋落ち・業界落ち・ネタツッコミが意外なほどに面白い。

右近健一さんも2役ですがこの作品でこの人とても貴重。この方の芸風は新感線の「花の紅天狗」で初めて見て以来、印象は全く変わらず。面白い役者さんです。

それにしてもこの日のお客さん、初見とは思えないほどノリもいいし拍手も次々出ます。開場遅れでお預け食らった反動かもしれませんが、雰囲気的には開幕さえ危ぶまれる感じではありましたから(今まで何百回と芝居を見ましたが開演が1時間以上遅れたことは一度もなかったですね)、より「楽しんじゃえ」意識が強かったのかもしれません。

アッシュの妹役、大和田美帆さんも初見ですが、ワイドショー的にこのお方の下ネタ歌が大きく出ていたので(ちなみに自宅で練習してたら、父親は「いいじゃないか」と言ってはくれたものの(笑)、おばあさまを呆然とさせたそうです)、イロモノ的に見られそうですが、どうして基本ができてる役者さんで、良い意味での賑やかしになっています。
ゾンビのインパクトがありすぎて、最初出てきたときの「内気な少女」なんか終わる頃には綺麗さっぱり忘れていましたですよ。

瀬戸カトリーヌさんも直前に体調を崩されたということで心配していたのですが、無事に回復されて何より。

上山竜司くんの遊び人ぶりも妙に堂に入ってるし。由美子さん演じるリンダに浮気しようとして罵倒されてる姿に苦笑。「空中ブランコ」でも共演していて由美子さん(演じる役に)妙に気がある感じだったからあれは倉持さん&河原さんの企み(あて書き)だったりして。

瀬戸カトの相手役の森本亮治くんもさんざん恋人に相手にされない内気ぶりで、「エキストラゾンビ」と自虐ネタで突っ走るかと思えば、意外に見せ場があるし。
あそこで満場の拍手を送る辺り客席も「わかってる」なぁ。本人も嬉しいでしょう。

G-rocketsのお3方もさすがの身のこなしという感じで、見ていて飽きないです。

んでラストシーンの由美子さんの扮装に笑いましたですよ。
さすがにゾンビでラストシーン迎えるとは思ってはいなかったけど、素顔で終わらないとは思ってなかったです。某所で「ドリフのコントを芸達者達がミュージカルにしてる」って表現がありましたが、まさにそれでした(笑)

ちなみに1列目の方、透明地のレインコートが無料貸出されていましたが、あれ、何かの役に立ったのでしょうか

公演は7月5日まで。

今のところあと2回見る予定ではあるのですが、今度の日曜日にミーマイの千秋楽と、この作品のソワレを組み合わせてしまったという・・・
なんか人間として間違ったことをしている気がしてなりません(爆)。

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