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『ぼくの妹』(2)

2009/05/25(Sun.) 21:00~21:54 TBSテレビ系

第6話にして初めてオンタイムで見られなかったこの週。
前週の第5話以上に笹本玲奈さん@大河原春奈さん大活躍でとても悔しい(笑)。

というかこの前日、彼女は来週の第7話の撮りをしていたらしいんですけどね(→本人blog)。何という泥縄的スケジュール。まぁ、ミーマイの稽古まっただ中ですから、日曜日にしか撮れないんでしょうし、今までは2週間前撮影でしたから、彼女の追加場面撮りでしょう。

この回久しぶりに登場した感じのある大河原理事長こと、若林豪さん。

先日あった春奈の友人の手術の件でお礼を言われる江上先生でありますが、その横でとてつもなくはにかんだ表情の春奈さんはとてーも可愛いです。何だか誇らしげにはにかんでる感じが流石だなぁと。彼女は元々表情演技は上手い方でころっころ変わる動物みたいなところがあるのですが(飼ってるウサギとかがいかにもそんな感じ(笑))、いつもは劇場でオペラグラスやらS席前方やらでないと見られない表情演技が満喫できるのはとても嬉しいです。

理事長の話は「とある重鎮の孫を見て欲しい」って話だったわけですが、去り際に「詳しい話は春奈から聞いてやってください」とか理事長さんは言い残して行ってまして。
この台詞聞いたとき「あれ?」と思ったんですね。「聞いてやってください」って何?

この重鎮は政財界にもパイプがある、とは春奈さんご自身が後に言っているのですが。

そこから導き出される答えは一つ。

春奈さんが江上先生の株を上げるために父である理事長に根回ししたということなのですね。だからこそ「聞いてやってください」という言葉になるわけで。暗に「春奈からの頼みなのですよ、実は」って言ってるわけです。うーむ、恐怖の策士(笑)。

「これに応えてくれれば父は何でも、物でもお金でも、お渡しするとのことです。でも、野心とかそういうものには興味ないですよね、江上先生は」と微妙にブラフをかけつつ、江上先生から「花畑を売りたい」という話を引き出す、うーむ、なんという有能セクレタリー(笑)。

というか玲奈嬢の表情見てると「全てを知った上で自分を頼るように引き寄せてる」ようにしか見えません(笑)。さすがに全部を知ってるということはないのでしょうが、小悪魔ぶりをお嬢様キャラで隠しつつ、江上先生ゲットの外堀を埋めまくる春奈さん恐るべし。

つかもともと玲奈嬢の性格が小悪魔的なところがあるから(爆)、奇妙に役と役者がシンクロして、完全に役を掴んだ感じがあります。

郊外へのドライブ(春奈さん談)の運転席が春奈さん、助手席が江上先生というのも実に不思議な話で、春奈さんがリードしているのを見せるのに一役買ってますね。
先週見たときに、笹本さんって免許持ってたっけ?と不思議だったのですが、オチはこういうことでした。(→こちら

今週、一番興味深かったのは当ドラマ現状のメイン4人揃い踏みとなった花畑ビニールハウス前のご対面式。
現場を兄に押さえられたこともさることながら、春奈にまで直撃されてとてもバツが悪そうに「何でこんなところにまで・・・」と思う妹・颯だったわけですが・・・
最初に颯と春奈が対面したときに比べると、役柄としての勢いというのか、ずいぶん颯が押されているように見えます。

「ロマンチックね、花畑でデート?」と春奈が先制攻撃かけて、颯が何とか「お2人は?」と返したところで、春奈が満足そうに「デート。」と返すあたり、なんか春奈さん勝利モード満々です(爆)。

ま、そんなことやってて九鬼と颯が駆け落ちしてくのを呆然と見送る盟を気にもせず、メジャーでビニールハウスのサイズを測って「やっぱりダメね、900万じゃ売れないわ(爆)」とのたまう春奈さん。空気の読めなさは監督さんも心配するほどです(笑)(こちらの#13)

そうはいいつつ結局来週は春奈さんが無担保で900万貸すようですんで、さすがお金持ちのお嬢様はスケールが違いますねぇ。

そんな手練手管で盟の外堀を埋めつつある春奈さんですが、もう一つ印象的だったのは、例の子供に診療しに行ったシーン。子供はずーっとゲームをしていて、しびれを切らした盟はゲームモニターの電源を切って立ち去ります。

そこの春奈さんの表情なのですが、特に最初の子供を見ているシーン、つまり盟を待たせている気もなくゲームをやってるときの目が恐ろしいほど憎悪に満ちていて。
「先生が来てくださったのに、気にもせずゲームをやり続けているなんてどういうことよ」という言葉を目は語っているのでございますが(爆)、何しろ盟は重鎮のお孫さんを結局泣かせてしまったわけで・・・

春奈さんの野望はちょっとばかり挫けてしまったわけですが、さてこれで父親を懐柔する方向に向かうか、それとも父から飛び出して盟の元に転がり込むか(第5話の宣言参照)、全く違う2つの選択肢が出来てしまいました。

何にしろ脚本がどんどん迷走し出していて、颯と九鬼のシーンでどんどん画面が暗くなる中、ほぼ唯一明るいキャラとして突っ走る春奈の存在は脚本家的にはとてもありがたい存在なはず。しかるに来月に入ればミーマイ本番となってロケが困難を極めるわけで・・・なおさら袋小路に入りそうなこのドラマなのでした。

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