« 『回転木馬』(1) | トップページ | 『嵐になるまで待って』(3) »

のってけラジオ

2009.3.10(Wed.) 14:00~14:30 ニッポン放送

「淫乱斎英泉」がらみでの番宣登場が立て続けの
お半役・高橋由美子さん。

この日はニッポン放送「テリーとたい平 のってけラジオ」2時のゲストに生出演。

今回の舞台は所属の東宝芸能が制作ということもあるのですが、もう一人の女性出演者である田中美里さんが直前まで映画番宣の関係で飛び回っている関係もあってなのか、前の事務所では考えられないほどの登場回数の多さ。

この日を含めた3日間はフジテレビ「ごきげんよう」にも登場しており、「隙間産業」の舞台宣伝のためとはいえ、予想を上回るペースです。

これだけ番宣に出てチケットの売れ行きに反映しないと、今後が心配になるところなんですけどね。(役者さんとして知名度はともかく、動員力があるわけではないので)

このラジオでも言っていたのですが、テレビのバラエティは、台本がないと「何か面白いことを言わなきゃと焦ってしまい苦手」だそうです。
「ごきげんよう」は時に借りてきた猫のようですが(苦笑)、ラジオは相変わらず全く緊張しないようで、色々興味深い話が聞けたのでした。

○舞台の魅力とは?
 とにかく稽古大好き。
 (ちなみに稽古はだいたい、13時~21時ぐらい。)
 舞台の仕事が来るとどうしても受けちゃう。
 開演5分前の手に汗握る感じは中毒症状になる。

○過去の共演者で忘れられない方 BEST3

第3位 前川清さん
(2008年・新宿コマ劇場「星屑の街~新宿歌舞伎町篇」)
 歌と演技の落差がすごく、格好いい。
 歌の時はとてつもなく職人。
 
 演技がほわっとした感じ、
 自由に動くと面白いなとか自分で思うと、突っ走って自滅する(笑)
 その方向が全然悪い気持ちにならない。

第2位 松たか子さん
(2002年・日生劇場/帝国劇場「モーツァルト!」、2004年・帝国劇場「ミス・サイゴン」)
 舞台の後も仲良くさせていただいている。
 (由美子さんの)両親が大ファンで、娘を差しおいて松さんのために弁当を作ってきたりした(笑)

 女優さんとしても素晴らしい方ですが、
 清潔感あふれる方。人柄としても嫌みのない方。

 「由美子さん、本当に申し訳ないんですけど、
 先にお嫁に行かせていただきます」

 と電話をしたのは、やっぱり松たか子さんだったそうです(笑)

 ちなみに由美子さんの答えは「いってらっしゃい」だったそうで。
 こっちもやっぱり。

第1位 樹木希林さん
(1992年・松竹系映画「時の輝き」)
 芸能人になって初めてサインをもらった方。
 その時に添え書きしてもらった「一本道は一人で寂しい」という言葉がとても印象に残っている。
 「役者は所詮一人で、孤独と戦うのが役者だよ」と言われて感動して、それ以来大好きな方。

 役者をやってみて感じたのは、確かに一人の仕事という面もある。けれど、同じ作品に向かってみんなで作り上げていくのが「一緒の夢をみんなで追い求める」ことは温かい作業だと思う。
 その作品でお客様に感動を与えられて、お客様からの感動の気持ちを役者として受けられるのは、とても素敵な仕事だなと思う、と。

・・・・

由美子さんが舞台に思い入れがあるのは前からずっと聞いていた話ではあるのですが、最近よく口に出される「他の役者、スタッフとの共同作業」という言葉はとても素敵な言葉だなぁと思います。

由美子さんの舞台を見ていて何が安心できるかというと、彼女の舞台役者としてのコアを信頼しているから。

それというのは、

「共演者を蔑ろにして自分『だけ』目立つことは絶対にしない。
作品の役どころをはみだして、役と作品を壊すことは絶対にない」

ということ。

常に相手の役者と作品の全体像を意識して演技をしているからこそ、彼女の役に入り込むことで物語が深く理解できるように思えます。

それでいて「お客様」という言い方をされることは、少し前まではなかったように思います。
役者としての彼女は好きだけれども、お客としては置いて行かれていることを、感じないわけではなかったのですが(ほとんどカーテンコールのみの印象の問題ですが)、この辺はスタッフ兼任で舞台を作った、劇団HOBO結成の体験談が反映しているように思えます。

稽古が好きで、作品を作り上げることが大好きで、でも昔は「カーテンコールで拍手をもらうのは役者としてはおまけのようなもの」とまで称していた彼女(実は同じようなことは松たか子さんも言っていました)。
そんな割り切りを覚悟していたようなところはあったのですが、でも、改めて彼女から「お客様との感動のキャッチボール」が舞台の醍醐味、という趣の発言がされるのはとても嬉しいです。

○質問もろもろ
Q.アイドルとして人気が出た時は正直戸惑いがあった
A.YES。
  役者として活動していきたかったので、「かつぎられあげちゃった」(原語のまま)ので本人も家族も戸惑っていた。
  歌が売れた頃、団地に住んでいて、それでも大丈夫だと思ったぐらいのほほん家族だったけど、正月に親衛隊の皆さんが来て年始の挨拶をされた時には、さすがにオートロック(のマンションに)越そうと思った。

Q.アイドル時代からの仲良しがいる
A.YES。
  堀越時代からの友人が多い。

  舞台に進むのは大変じゃなかったですか?の問いに対して-
  舞台に活動をシフトしたのは全然違和感はなく、むしろ自分がやりたいことだったので全く問題なかった。
  むしろコンサートとかは抵抗あって。2時間30分を自分1人で持たせなきゃいけなくて。何か面白いこと言わなきゃと思ってしゃべってたので、プレッシャーでした(苦笑)。
  
  歌は覚えてましたか?の問いに対して-
  シングルとかなら覚えてましたけど、アルバム曲とかはレコーディング以来歌ってないとかざらだったんで、1週間ぐらいの練習じゃ30曲とかまず覚えられないですね。

  歌詞と違う詞で歌うことはしょっちゅう(笑)

  ファンの方は覚えておられるので、「『また』ちょっと違うこと言ってましたね」とか、しょっちゅう言われましたね(苦笑)

・・・
ミュージックステーションで「友達でいいから」を字幕と違う歌詞で歌いながら顔色一つ変えなかった武勇伝の持ち主ですからねぇ(笑)。

そういや「ごきげんよう」(3月10日放送分)で「歌詞が飛んだことがなかったのに、その時だけスコーンと歌詞が抜けて、『ららら・・・』でごまかしたことがある」(笑)と言っていました。
たしか、2004年の「ミス・サイゴン」(エレン役)の「キムとエレン」だった気がする。

Q.バラエティ番組で泣きそうになったことがある
A.YES。
  というか今でも。
  台本に添ってコメントするとかは大丈夫ですけど。
  他の人が話してるのに相づち打ったりしてるしかできなくて、「何か言ってくれ」って言われるんですけど、面白いことが思いつかない(苦笑)。

Q.「南くんの恋人」には忘れられない思い出がある。
A.YES。
  CG使ったはめこみ撮影だったので、ほとんど共演者と一緒に仕事できなくて。カメラマンとメイクさんとただひたすらに撮影を深夜まで。ほとんど一人芝居。
  楽しかったとかいうより「過酷」でした。

  ロケ行くと子供たちが集まってきてくれて。
  「いつ小さくなるの」って聞かれて、「今日は小さくならない日なんだよ」って答えてた(笑)。

Q.アイドル時代、事務所の目を盗んでこそっとデートしていた。
A.YES。
  こっそりどころか普通にデートしてた。
  相手が派手な人ではなかった(スタッフさんとはいえ一般人だった)のでなおさらかも。
  事務所からはNGって言われたけど、「そうですねー」って答えてそのまま無視してた。

Q.アイドル時代、共演者から言い寄られた経験がある。
A.NO。
  と思ったけど、相手に興味がなかったからそう思ってただけで、「あれって実はデートのお誘いだったりした?」みたいなものは多々思いだす(笑)。
  惜しいことしたなとも思わないけど(爆笑)。

Q.カラオケに行くと自分以外の曲で歌う曲がある
A.YES。
  松田聖子さんの「瑠璃色の地球」。
  お酒飲んで、(午前)3時ぐらいから歌いますね。(午前)5時30分の始発で帰る人を見送るまでとか。

  ・・・午前様ですねぇ。
  そういえば、G2プロデュースの特集頁で、キッチュさんがその辺をばらしてます。
  7時まで飲んでて12時には普通に稽古場にいる・・・元気だなぁ。

Q.一生独身でもいい
A.NO。
  面倒くさいのがイヤ(笑)
  これだけ一人でいるのに慣れるともういいかなとか思うけど、家族の手前、行きたいと言わないとなぁと。
  一番ネックになるのは「自分が外でお酒を飲むことに文句を言わない」

  結婚したらせめて1時30分には帰ります

  ・・・あはははは(笑)

そんなに由美子さんに思い出したテーマ曲1曲

部屋とYシャツと私@平松愛理さん

「飲み過ぎて帰っても三日酔いまでは許すけど、
四日目つぶれたとき恐れて実家に帰らないで」

そういや、由美子さんって男だったなぁ、中身(爆)。

2009/3/15追記
3/13付の新潟新報朝刊11面、由美子さんのインタビュー記事です。
いつのまにか主演になってますが・・・
「ちょい悪おやじ」とは言い得て妙です。
「YUMIKO_NIIGATA.jpg」をダウンロード

|

« 『回転木馬』(1) | トップページ | 『嵐になるまで待って』(3) »

コメント

ラジオは、由美子さん割と本音で
お話してくれますね。
テリーさんやたい平さんの、質問が
良かったのでしょう。
生の声は聞こえなかったですが
様子がわかってうれしい。
ひろきさんありがとうございました。

投稿: てるてる | 2009/03/14 22:28

こんばんわ。

時間が30分と長いので、どっかにアップロードしようにも大変なんです・・・(40MBぐらいあります)。
内容も濃く、東京ローカルなのがもったいない内容でした。

そういえば、先週の新潟日報の記事を載せてますので、ご参考まで。

投稿: ひろき | 2009/03/15 23:39

色々言って申し訳ありません。
データでほしいな というのは
わがままというものですね。
ミュージカル出演が決まって
うれしい限りですが、今回は
ジャニーズの人がいるからチケット
取るのが大変。

投稿: てるてる | 2009/03/16 19:52

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: のってけラジオ:

« 『回転木馬』(1) | トップページ | 『嵐になるまで待って』(3) »