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ビッグアップル

高橋由美子さんがデビュー以来所属してきた事務所が、今年9月末で消滅し、親会社のヒラタオフィスに吸収合併されたことが分かりました。

とはいえ、公式のHPでは両会社とも何も起きていないように思えるわけですが、ご本人も10月4日付ブログで公表しており、今まで所属されていたタレントさんも何人か書かれております。

同じく10月4日付の東京スポーツ(東スポ)にも写真付きのベタ記事が載ってまして、今日知ったもんで前日の新聞をコンビニ廻りして探しました。

まさか東スポ探してコンビニ10軒以上はしごする日が来るとは(笑)

ちなみに東スポの記事では「高橋由美子の所属事務所移籍騒動を追う」というタイトルで、「経営者が同じなので単純に合併です」という事務所(ヒラタオフィス)のコメントと、「広告と映画に強いヒラタオフィスと、舞台とドラマに強いビッグアップルが相互補完するのでは」(某芸能プロダムションの人のコメント)というように載ってました。

まぁ只の吸収合併なのに「騒動」と見出しを付けるのはさすが東スポですが(笑)、中身は実は至って普通でした。

噂としては先月下旬から聞いてはいたのですが、10月3日現在でも会社登記は直っておらず(おおむね2週間以内に届けることになっているそうで、即日登記は必要ないそうです)、公式な確認は出来ていないのですが。
ちなみに登記上は「株式会社 ビッグ・アップル」だそうです(登記簿による)。

ビッグアップルに所属されていたタレントさんは、①ヒラタオフィスへ移籍、②退社してフリーになる方に分かれるようで、今時点で分かっている方をリンク付にて。

①ヒラタオフィスへ移籍
高橋由美子さん 
あゆみさん(「藤間(とうま)あゆ美」さんに改名)
宮平安春さん
小川淳史さん 
荻野なおさん 
 ※当初はフリーでしたが、最終的にヒラタオフィス所属に。

②退社してフリーへ
千葉ひとみさん 
成海亜紀さん 
米倉憲将さん
吉乃奈穂さん

ビッグアップルは1985年設立で、高橋由美子さんがデビュー以来ずっと所属してきた事務所。1988年初夏に事務所に所属(初仕事は当時、役所だった郵政省関東郵政局の電子郵便ポスターで、1988年9月)していますので、20年を若干越えてビッグアップルがなくなったことになります。

この事務所は20年の間に何人か2番手の方が入れ替わっておりまして、井上晴美さん、村田和美さん、仲根かすみさんと入られた期間があったのですが、最近では桐山漣さんが売れ出していますが、実質上、高橋由美子さんが支えてきた事務所ということで、それが同一グループ内の吸収合併とはいえ、名が消えるのはやはり寂しいものがあります。

端的に言ってしまえば、支えきれなかったのだなぁ、と思ってしまって。
昨期も赤字でしたし、必然の帰結と言えばそうなのですが、少し前から事務所の規模の割には妙に人が増えているなぁと心配していたので、ある意味、心配が的中したと言いますか。

この辺が邪推になってはしまうのですが、今年、由美子さんは東宝に呼ばれていなかったので、割の良い(と思われる)東宝仕事がないのは事務所的には厳しかったのではないかと。
大河があるのに4・5月に舞台を入れたのは、あそこで稼いでおかないと事務所的に成り立たないんじゃなかと、実は勘ぐっていたりしました。

その辺はわざわざ今まで書いていなかった話なのですが、由美子さんの場合、自身の意向だけで出番を決められないという、厳しい現実があったのではないかと思えて仕方がありません。

大河は影響力が大きい反面、いわゆるギャラ的な物は二の次の仕事だけに、大手であれば大河専属という関わり方もできますが、中小であるとなかなかそこまでのことが物理的にやりようがないと思われるのですね。

由美子さんは事務所を支える女優として、大河に専念できる「贅沢」を許されなかったということなのでは、と実は思っていました。

ヒラタオフィスグループとして、大河の主役を所属の宮崎あおいさんが演じている以上、その側でお世話する役に由美子さんをあてがうのは、女優としてのランクを上げることとして講じられた戦略だったと思うのです。

が、事務所的に大河を優先させられなかったことで、「ビッグアップルに由美子さんを縛り付けておく訳にはいかない」ことをグループとして悟らざるを得なかったのではないかと。

今後のことを考えると、舞台中心にやってきた方針は、恐らく少しくの方向転換があるものと思います。

だからこそ、由美子さん自身が劇団の旗揚げに自ら関わったという、今までではちょっと考えにくいようなことが起きたのではと。演出される立場だけでなく、芝居に能動的に関わる願望も抱いたのでしょうが、「自主的に劇団に関わっているのであれば、その時は(好きな)舞台をやっていられる」という気持ちがあったのでは、と邪推ながら感じます。
その辺が事務所の意向でなかったからこそ事務所が公にリリースしてないというか、半ば黙認だけど応援してないとかいう微妙な空気が流れてたりする気がするわけで。

そういえば今まで、バラエティには出ない方針だったり(知ってる人がいるときにしか出ない、と本人が言ってました)、映画はとことん避けてきたり、苦手な分野には避けて通ってきた感もある由美子さんではありますが、むしろそちらの方の「贅沢」はなくなるかなと。
逆に言うと、テレビを初め、出る機会が多くなるような気がします。

それが果たして良いことなのかどうか、今のところ分かりませんが、どちらかというと高橋由美子さんの女優としてのポジションを考えると、実はプラスに働く可能性が高いのではないかと思っています。

由美子さんの場合は今まで割合に「好きなことをやってきたことが評価」されてきた反面、「好きでなくてもやった方がいいことを避けてきた、もしくは(事務所の余裕がなくて)やりようがなかった」一面もあり、その辺りの微妙なバランスの変化が、今後女優を続けていく前提では、プラスに出る方向性の方が強い気がします。

”弱小事務所なのに頑張ってる”ところは、由美子さんが気になる一つの要素ではあったのですが、現実、こうなってくるとそうも言ってられないので。

何はともあれ、「篤姫」登場時は宮崎あおいさんと同事務所という、実に分かりやすすぎる結論になりました。
来期(2009年4月~9月)の朝ドラの主役は同じくヒラタオフィスの多部未華子さんなわけですが、元アイドルのローテーション役と化した「母親」役に、まさか入ったりしないですよねぇ。そもそも、大河の後に朝ドラってあり得そうなので。

2008/10/28追記
多部さんの母親役は、本寿院様(高畑淳子さん)でした。なんか噴いちゃう。

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