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2007年4月

『めぞん一刻』(1)

1ヶ月ぶりのご無沙汰です。

観劇の間が空いてしまって、次は今月末の『ハゥ・トゥ・サクシード』(大塚ちひろさん、三浦理恵子さん)までお休みのため、すっかりご無沙汰していました。

仕事の方もありえないぐらい忙しくて、ようやくちょっとだけ落ち着いてほっとしつつ、書いてます。

そんなこんなな日常の、ブログ復帰編初っ端は、先週に放送日の発表が出たテレビ版『めぞん一刻』(テレビ朝日系、5月12日21:00~23:06)の話なんぞを。公式HP

去年12月にロケの話がスポーツ新聞に載って以来、ずいぶんと間が空いた放送日決定ですが、とりあえずお蔵入りにだけはならずにほっと一安心。

世代的にはいわゆる”めぞん世代”からはちょっと遅れた自分なので、リアルタイムでは作品を見ておらず、今回のドラマ化をきっかけに文庫版コミックを大人買いして一気読みした、いわゆる”にわか”さん。
なので、ストーリーへの思い入れとかは、ホンモノのファンの方には敵わないので、その辺の話は薄めで。

まぁでもあちらこちらを見ていると出るわ出るわキャスティングへの賛否両論の嵐。

一番何も言われてないのは岸部一徳さん@四谷さんで、何気に好意的なのが新人で今回オーディションで選出されてる中林大樹君@五代君。
是非半々なのが岸本加代子さん@一之瀬さんと、高橋由美子さん@朱美さん。
否定的な方が多いのは伊東美咲さん@響子さんと、榮倉奈々さん@こずえちゃん。

五代君が新人で、響子さんも綺麗な女性だけど、演技方面ではあまり期待が持てない分(失礼)、脇の3人に演技巧者を持ってきてるから、何気に意外に物語としては成立しそう。

岸部さん、岸本さん、由美子さん3人ともどっちかといえば力技でねじふせちゃう演技プランの持ち主なんで、一刻館暴走3人組としちゃ、けっこううってつけな気がします。

では、以下、当ブログらしく趣味に走るとして。

朱美さんといえばスケスケネグリジェが代名詞になってますが、由美子さんのイメージはテレビ的には今でも『南くんの恋人』のようで、その点で衝撃を受けてる人が多いらしいですが・・・

テレビ的なイメージとは裏腹に、由美子さんの場合、舞台では下着姿とネグリジェを複数回(『AGATHA』『バタフライはフリー』『ミス・サイゴン』)着用したことがあるし、役柄的にも娼婦の役も複数回(『レ・ミゼラブル』『真昼のビッチ』)やってるんで、全然不思議でも何でもないんですが、そういったイメージは未だテレビ組の人にはないので、ある意味びっくりということなのかもしれません。

ただテレビでもそういう役やってないかというと実はそうでもなくて。
今回、朱美さんはスナックのホステスという、いわゆる水商売関係の仕事ですが、一度『ラビリンス』(日本テレビ系)で水商売経験のある看護婦、という役をやっていたことがあります。
とはいえ、いい作品だったけど数字は取れなかったから”清純派以外”という印象はないのかも。

基本的に”意外性大好き@本人談”な女優さんではあるので、過去にも前述の『南くんの恋人』とは似ても似つかない『ショムニ』とか『チョコラBB』とかで度肝を抜いてるから、今更驚くようなことでもないんですけれど。

そういえば、今回のめぞん、脚本の岡田恵和氏は由美子さん版の『南くんの恋人』の脚本家さん。
岡田氏自体はたいそうなめぞんファンで有名ですが、その点を加味してみても、あの朱美さん役にご自身の代表作の一つである作品のヒロインだった、ちよみ役の女優さんを持ってくるあたり、相変わらずただもんじゃないというか。

既に13年も経っていて、これだけ経っていて、しかもリメイクもされているのに、それでも役の印象がいまだに残っているというのもある意味印象的ですが、普通で考えれば脚本家さんとしても、『あのイメージを崩したくない』というものがあると思うんですね。
もちろん女優さんへの遠慮もあるでしょうし。

それでも朱美さん役に由美子さんを配役してくれたのは、凄く嬉しくて。推薦したであろう岡田さんにも、受けた由美子さんにも。

色濃く残ってる『過去のイメージ』を上回れる自信があるんだな、と。

岡田さんにしてみればこの役に由美子さんを配役したのは、過去の仕事も含めた冒険的な意味合いもあるだろうし、その冒険をしてまで配役したい魅力を、13年経った由美子さんにも感じてくれていたってことだし。

由美子さんにしてみても、ある意味自分のイメージを壊す挑戦のようなものを、相も変わらず自然体でひょいっとこなしちゃってますが、その決断力の凄さを今回も感じます。

「大したことないですよ」と言いながら実はとてつもなく大きい壁を壊しちゃってるような、そんなチャレンジ精神は、見習いたいものです。

作品のことに戻ってしまいますと、朱美さんってば面白いのは物語最後の方なんですよね。
響子さんが嫉妬に狂いまくるあたりに怒涛の突っ込みをしまくるところ、今すぐにでも見たいところなのですが、そんなところまでシリーズ化できるかどうか・・・・その辺りは本放送の反響を見ないと何とも言えないですね。

舞台を入れまくっていた由美子さんが今年、舞台を年末の『MOZART!』まで入れてないのは、恐らくこのめぞんの第2弾対策ではと睨んでいたりします。その分、スケジュールに余裕ができて7月にNHKのドラマにもゲストで出ますし、別の楽しみ方が出来そうです。

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