『Goro's Bar』(1)
TBS系 2006.9.21(Thu) 23:59~0:29
SMAPの稲垣吾郎氏がバーのホスト役のトーク番組。
この週と翌週の前後編で、ゲストは高橋由美子さんと杏子さん。
ミュージカルファンからは『SHIROH』共演者の組み合わせですが、由美子さんと吾郎氏とは堀越で同級生ということもあり、色々とブログ検索してると面白い感想目白押しなので、せっかくだからここにもちょいと駄文を。
由美子さんと吾郎氏とはテレビ朝日系『最高の恋人』(1995年春クール)で血のつながらない兄妹として共演していますが、この日の番組でもその話題は登場。BGMが『最高の恋人』の朝のご飯シーンだった細かさに笑いましたです。
なにせ第一声で
吾郎氏「久しぶりだね、由美子ちゃん」
由美子嬢「そんな呼ばれ方されてないですね、高校のとき」
と色気もへったくれもない由美子節炸裂(笑)
由美子さんは見かけによらず、昔から(この当時も含めて)チャキチャキの姐御系(*1)なのですが、『最高の恋人』ではそのキャラが吾郎氏との関係で激ハマリでして。「ちょっと抜けてる責任感の強い兄貴に、惚れてるしっかり者の妹」ってキャラがぜんぜん作りこみしてなくて成立してたのが、すごく印象深いです。
(*1)『小さな姐御』というあだ名を付けられたことがあります
当時もそうなのですが、男性キャラへの感情移入具合は、由美子さんが出ている番組の場合は、相手役の相性によるものが大きいので、あのほのぼのご飯シーンを見てると吾郎氏演じる兄貴が羨ましくて(笑)、そして妙にヘルメットが似合ってたことを今でも覚えてます(*2)。
(*2)建築会社の現場監督でした
つか由美子さんの場合、たまーに「演じてない、まさにまんま自然」と思える役を見ますが前年の『南くんの恋人』ちよみ役、『最高の恋人』透子役はまさにそんな感じがします。相手役との相性もあるのでしょうね。
その意味では舞台では「まんま自然」という役は少ない気が。思い出しても『アニーよ銃を取れ』のアニー役ぐらいかも(逆に作りこみの極致なのが『モーツァルト!』のナンネール役)。
同じ堀越で、通勤区間が(番組では触れられていませんでしたが中野坂上~)新宿~原宿間(由美子さんはデビュー以来事務所が原宿、吾郎氏はジャニーズの寮が原宿)ということで、アイドル当時、ずいぶん噂されたこのお2人の関係ですが、由美子さんのあしらい方を見てると「友達関係にはなるけど、恋愛関係に至る相手が少ない」と彼女自ら言う理由が分かる気がします。
ドラマでキスしたかどうか覚えていないのも彼女らしくて吹き出してしまいました。
「ないか、なかったっけ??(と腕組みしながら、思い出すようにうなづく)」
吾郎氏はショック受けてた風でしたが、確かに目の前でああいう反応だとそりゃショック受けるよなぁとちょっと同情(笑)。基本的に過去の作品あまり覚えていない人だから・・・
ちなみに記憶では吾郎氏とのキスシーンはなかったです(なにしろ兄妹役)。由美子さん演じる透子に惚れる大浦龍宇一さんとはあったけど。(*3)
(*3)彼女自身『SHIROH』の副音声で「ラブシーンには縁が薄い」旨の話をされています。「ラブシーンは苦手、でもそういうシーンがあまりないんですよ」というコメントでした。確かに映画『時の輝き』で山本耕史さんと、ドラマ『お願いダーリン』で森脇健児さんと、ぐらいかも。
最後のキャプチャーが
「同級生同士が兄妹役では、恋愛も芽生えにくいようです」でした。
自分は恋愛苦手なのに恋愛相談はプロフェッショナルな由美子さん、吾郎氏から「男でも頼りたくなる」とまで言われてますが、アイドル当時からひたすら相談受け役で、なんだかいつもお姉さん的な存在だったそうです(*4)
(*4)唯一の例外が、三浦理恵子さんだそうです(元アイドルで現女優)。
恋愛相談で「それでくっつけた人は何人もいる」と断言してるのはすごくかっこ良かった。
あそこで「何人『か』」って言わないってことはけっこう多いんだろうなぁ。
杏子さんが「自分の場合は別れる直前が多い」というのもなんかちょっと分かる気がする。
番組後半の恋愛相談用再現ドラマ。
埼玉県にお住まいの「Y・T」さん、「彼氏がガンダムオタクで困ってる」という話ですが、もーこれ後の話から推察するに由美子さん本人ですね。始まったときにアップで抜かれてる由美子さんの表情が
なんか仕組んでるときの表情(笑)。
ガンダムの台詞で構成されたミニドラマ、女性陣大ブーイングの中、ガンダムフリークの吾郎氏がマジウケ状態。「僕的には大OKです」だそうです(笑)。
ガンダムフリークではない私ですが結構この話、出来が良くて好きです。
ここで「そういう経験もありましたね」と継いでしまう由美子さんはさすが天然。いきなり恋人カミングアウトするとは思わなかった(*5)
(*5)アイドル時代に付き合ってたスタッフさんの話は週刊誌にも出たことがありますが、ガンダムオタクの話は初耳でした。が、「付き合った人は2人だけ」と言ったことはあります。
ちなみに次の「長野県のK子さん」は当然杏子さんの話だったわけです(二股をかけられた話でした)。
適度に爆弾発言もあってトークも面白かったし来週が楽しみ。
由美子さんと杏子さんの組み合わせも飲み友達モード全開でなんかゆったりした空気が流れてるし、トーク番組が苦手なはずの由美子さんがあそこまでリラックスしてていい表情だったのが印象的。
来週、由美子さんのヒット曲『友達でいいから』が本人の生歌で流れますが、この曲自体がリリースされてもう12年、由美子さんが歌手活動をやめてから7年。
20世紀最後のアイドルが21世紀初めてテレビで持ち歌を歌う
わけで、よくよく考えると今まで一度もチャンスがなかったのが不思議と言えばすごく不思議。
歌い出しがすごーくいい表情してたので大層期待しております。
・・・と、今週来週と当ブログはひたすら趣味に走ります
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