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『SHIROH』を語る。(4)

ストーリー編その1。

●年齢不詳いっぱい
 今回の作品は、年齢不詳のオンパレードであります。

 筆頭は、泉見洋平さん演じるゼンザ。シローの仲間の一人ですが、何せシロー演じる中川氏でさえ3~4歳実年齢(22歳)より若返っているというのに、ほとんど同い年の設定を、10歳離れた実年齢(32歳)で演じるというのだから、さすがの役者根性。

 次は、吉野圭吾さん演じる板倉重昌。享年50歳で没、という設定を史実そのまま使っているため、全然そう見えない。演じる本人の実年齢は33歳。

 女性陣では、高橋由美子さん演じる山田寿庵。年齢設定不詳ぎみの役ですが、本人の実年齢は30歳(大阪公演では31歳)なのに、2幕「お蜜と寿庵」でポーズを取る姿は22~23に見える・・・・
DVDの副音声でいじられるのが今から想像できます。『花の紅天狗』の「亀は生きている」のように。)

 上川さんだって39には見えないし、秋山さんだって38には到底見えない。

 裏のびっくりは植本潤さん演じる益田甚兵衛(益田四郎時貞の父親)。
上川さんよりも、そして娘のレシーナお福(杏子さん)よりも年下の37歳。普通で考えてありえん

 まっとうに年齢とぴったりというのは、聖霊役のリオ(大塚ちひろさん)ぐらいなのではないだろうか・・・・。

●ライバル関係
 この作品のライバル関係で、一番先に浮かぶのは寿庵とお蜜の「女の対決」。
 軍師と隠密がお互いを不審の目で見つめる2幕前半「お蜜と寿庵」の直接対決は迫力が凄まじい。大人の余裕を見せるお蜜と、子供っぽさを残しながら必死に食らいつく寿庵のぶつかり合いが絶妙なバランス。

 翻弄し続けるお蜜と、間に入る(四郎にどつかれるまで突っ込まないが)シローと寿庵の最後の三重奏は聞き応え十分。
 図ってかそうでないのか、寿庵の声がいつも少しだけ大きく終わるのが、なんか意味深で好きであります。

1/11追記:CDでは珍しく、秋山さんの声のほうが大きい。

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